アドバイスラウンジ - あまみちさんの質問

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投稿:あまみち 12/04/09 06:25 50pt. 受付終了

はじめまして。amamichiと申します。アドバイスラウンジを初めて利用させていただきます。
いままでは独学のみでイラストを描いておりましたが、他の方々の意見もいただきたいと思い、投稿させていただきました。

厚塗りで個性を出そうと思い、いまのようなイラストに至っています。
一般的なアドバイスはもちろん、「ここはこうした方がわたしは好きです」といったような私見でも構いません。よろしくお願いします。

また、このイラストでも人物にパースを使っていますが、パースについて質問があります。
パースの消失点について、いろいろなサイトや書籍を読んだのですが、「二点透視法の消失点はどこに置けばよいか」ということを明確に書いたものがありませんでした。
アイライン上に置くのはわかりますが、二点間の距離はどうすればよいのでしょうか?(近すぎると建物の角の角度が鋭角に見えてしまい、遠すぎると鈍角に見えてしまいます)
目測で置くのでしょうか?
よろしければ、ご回答お願いします。質問の意図が伝わらなかったり、ここで質問するのは不適切だと思った場合は、無回答で構いません。

回答一覧

1. 回答: 匿名希望 12/04/09 15:00 

○パース
「二点透視法の消失点はどこに置けばよいか」
に対しての回答は「任意」になります。
理由はこの2点の距離によって画面の視野が決まるからです。
視野は表現方法や好みによって変わるものなので、一概に決めることは出来ないのです。
逆説的に、正解も無いので見た目で違和感がなければ大丈夫という事でもあります。

大体の目安として、画面内の地面、手前側に正方形を描き、
手前2辺の交差角度が90度以上あれば、あまり違和感がないと思います。

○イラスト
背景のパースに関する部分だけ。
キャラは3点パース風なのに背景は2点パースです。
壁と棚が平行に並んでると思うのですが、
壁の板目は手前に来るはずの画面左側が小さくなっています。
棚の奥行きがありすぎる気がします。

返信: あまみち 2012-04-09 22:22:16

パースについて、コツを教えていただいてありがとうございます。

イラストは確かに背景がいろいろと歪んでました。立体的なイメージや、キャラとのマッチングをもっと気をつかわなければいけませんね。

ご指摘ありがとうございました!

2. 回答: えいくん(1) 12/04/09 20:32  お礼 12pt.

えいくんさんの最近の回答

  • 12/04/09  はじめまして,上のお二方と違う観点から消失点について説明します. 描写し…

はじめまして,上のお二方と違う観点から消失点について説明します.

描写しようとしている箱の回転具合によって,二つの消失点の「視円錐」に対する位置は決まります.次に「キャンパス」に対する消失点の位置は,パースの掛かり具合で決まってくるのですが,これを決めるのがキャンパス内に収める視円錐の範囲になってきます(画角などといわれますね).

これは手順を踏んで作図すれば正確に決められる(私は「パース!マンガでわかる遠近法」という書籍で覚えました)のですが,2点はともかく,3点透視図法になったり混在させると面倒なので,消失点と視円錐の関係を表示するツールを自作して使っています.アナログだとパースのショートカットがあるようです(上に書いた書籍の巻末に少し付録でついていました).


無論,慣れれば感覚で違和感無くできるようですが,正確を期したい場合は理屈を大体知った上でツール等を使うことをお勧めします.楽できますし

返信: あまみち 2012-04-09 22:43:52

えいくんさん、画像付きでの解説ありがとうございます。

視円錐なる概念は初めて知りました。確かにこの視円錐を意識すると、消失点をより正確に決めることができそうです。

上記の書籍を探してみます!

3. 回答: common(17) 12/04/10 00:03  お礼 12pt.

工夫した構図を使っていますね。木目や床の石が埋め込まれている様子、刀剣の刃が欠けているところや、地図や倒れた瓶、常備されているらしい食料などのディテールに気を配った作品だと思います。

現状でも良く描けていると思いますが、なんとなく描いてしまっている部分を意識して一歩進めるとより良くなります。

例えばこのキャラのポーズでは右腕が見えていませんが『このポーズは右腕が見えないから描かない』ではなく、『両腕が見えていたほうが安定感があるからポーズを変更しよう』と考えてみるのです。

いつものような全体に均一に光があたるライティングでは、この作品のような世界観には合わないのではないかと考えてみるのです。ならば光源を限定して光量も絞ってみましょう。

色はどうでしょうか。金色だから黄色で、木製品だから茶色で塗っていませんか?
固有色にとらわれず、もっと自由に色を置いてもいいのです。

添付画像では上記に加えて(色はついてないですけどね!)、奥の棚やチェストが無理なく構図に収まるように手前のパースを変更してみました(オリジナルのテーブルのパースに従うと棚やチェストを構図に収めるのは至難です)。

添付画像を見て、たしかになんとなくだったと納得する部分があったでしょうか?
この『なんとなく』に気づくのは(特にその場で気づくのは)難しいものです。周りに理解のある人がいるのなら、どんどん作品を見てもらい、意見を聞くのも良いと思います。

返信: あまみち 2012-04-10 06:21:23

わたしの描いたイラストをここまで描き直してもらえるとは……。
嬉しいと同時に驚きました!

右腕を描かなかったのは、わたしのどこかに楽しようという意識があったからかもしれません。
手足は表情以上にキャラを表すという話を思い出しました……。
猛省します!

色については、確かに実物そのままの色で塗ってました。
木材に緑とか混ぜれば、もっと雰囲気が出たかも知れません。
次はもう少し冒険してみます。

光源やポージングも、訂正後のほうが妖艶な雰囲気が出てますし、パースも自然です。
実のところ、人物を描いた後に背景をなんとなく決めて描いてました……。
描く前に、背景をもっと熟考するべきでした……。

反省することだらけでしたが、それだけ技術を改善する余地があるということですよね。
もちいぬさん、ありがとうございました!

4. 回答: (4) 12/04/12 01:45  お礼 12pt.

初めまして、こんにちは。
個性的で素敵なイラストだと思いながら拝見しました。
よろしくお願いします。

パースについて専門的なことはよくわからないので
人物についてコメントを。
画像つけましたのでご参考になれば幸いです。

他のイラストもそうですが、体の大きさに対して頭が大きいです。
一度本などで人物のプロポーションを確認されるといいかなと思いました。
年齢やデフォルメの度合いで何頭身で描くかを設定して、
測りながらあたりを取ると大狂いはしないと思います。
座っていてもパースがかかっていても基本的には真正面向きで立ったときと同じです。

何かに寄りかかっているポーズ、動きのあるポーズ、体を斜めに傾けているポーズなどの場合は
重心がどこにあるかを考えながら描いてみると良いです。
左手の位置をもう少し右側にしないと、後ろに倒れそうなのがわかるでしょうか?

人物のパースについて私がやっている確認方法ですが…
(これが正しい方法というわけではないのですけど)
直線や四角い物体なら消失点を設定すれば大体パースがとれますが
人物などの曲線のみで構成された複雑なモチーフの場合は、
水平に切ったときの断面が同じ高さでは同一平面上にあるように見えるか、で確認しています。
線よりも面の方が目で見て直感的に気づきやすいので、
下書きやチェックのときに使えますし、離れた場所にある物でも分かりやすく、
3点透視などの複雑な構図にも有効だと思います。


一般的な話として人物デッサンについて書きましたが、とても個性的な絵柄だと思うので
このままの絵柄を突き詰めていってしまっても独特の世界観が作れそうだな…と個人的には思います。
コメントしていてなんですが、この通りに描いてしまうと普通になってしまいそうで
書き込みするか悩みました。(デッサンやパースの正しい絵が絵として良いという訳でもないと思うので)
一例として考えて頂ければと思います。

イラストを描き直してしまった後ですみません。
頑張ってください!

返信: あまみち 2012-04-12 07:04:50

霞さん、修正及びアドバイスありがとうございます。

頭の大きさを言われたとき、どきっとしました。
ラフの線画と、色を塗った後では、塗った後のほうが何故か頭が大きく見えてしまいます。色を塗り終わった後に気付いて、頭部だけを縮小するときがあるのです。
次はラフ時点でかなり小さめに描いてみます。

重心については考えたことありませんでした。
そういうパラメーターもあるのですね。
今度ポージングを決めるときには気をつけてみます!

パースの確認は、そのような方法もあるのですね。
わたしが投稿したイラストで確認してみると……
胴から胸までがずどんとなってて、腰でいきなり角度がついてしまってます……。
何か恥ずかしくなってきました。反省です!

ご指摘ありがとうございました。がんばります!

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