CD印刷前提のもののようですが、CDの「円」が構図にあまり反映されていないように感じます。単刀直入に申し上げると、「四角い紙に描かれた絵」が二枚並んだだけに見えてしまうので、勿体無いです。
また、ミクの右脚がキャラ名にかぶさっているのが勿体無く、逆に脚がボーダーに干渉していないのも勿体無く感じられます。髪は干渉していますが、これだけだと左右一体感が出るほどではないのですね。
絵柄は非常に魅力的だと思います。もっと「円」と左右の連携を意識すれば、より映える絵になるのではないかと思います。
（例えば、ミクの腰から下に捻りを入れて右脚を奥に引き、左脚もしくは両脚を向かって右側つまり円に添って伸ばす等。顔も俯かせるよりものけぞらせる方が円を強調する構図になると思います）

上の方がおっしゃられているように、やはり構図の問題だと思います。

構図は絵の魅力を構成する最も重要な要素の一つですので、ラフの時点で完成させるのがベストです。

後々描き足すこともままあることですが、絵の印象を大きく変えるほどの修正をいれることにならないように描きこむ前にいろいろ考えるのが良いと思います。

本描きする前にスケッチブックか何かにラフイメージをいくつか用意してやってみるのもいいかもしれませんね。

現段階での構図の問題をざっくりですが描いてみました。
すごくわかりにくいですが＾q＾ゴメンナサイ




構図が最初から決定するにこしたことはないのですが
良いパーツを生かして構図を後から形成して行く事ももちろん可能です。

その際、使うパーツと全体をまとめる「流れ」を意識しましょう。
流れの始まりはだいたいが「見せたい情報」から「見せたい情報」です。
基本的にメインとなるキャラ、とくに顔の場合が多いです。

今回の円の図形は外へ開く構図というより中央へ向かう力が強くなる図形で
図に対しての直線はそれを分断する力があります。
（大きかったり強い色だと効果は上がり、地平線とかパカっと変化を求める時効果的だとおもいます）


円を強く意識するのであればメインとなるものはなるべく中央、もしくは次に見せたい情報へ『視線誘導』するようにしてみたらいかがでしょうか？
視線誘導は顔の向き、体の向き、髪の毛や小物の流れなどなどで表現できます。
現在の絵はその流れがあっちゃこっちゃにいってしまっているので。
現在の絵で第一に修正するとしたら今は外側を向いて居るミクちゃんの目線を外側から内側（リンちゃん達の方を見る）にすることです。
これだけでたぶんぐっとかわるとおもいます。

今回の円を意識したCDのレーベル風にするのであれば
ミクちゃん（顔）→タイトル（文字情報）→リンちゃんテトちゃん→ミクちゃん（足）　というように円を巡る視線誘導が可能だと思います。
寂しいかな？と言うときは流れにそって円ツールやシェイプツールでお花を大小ポンポン☆と並べるだけでも結構まとまったりします。

説明下手で分かりにくかったらごめんなさい
検討外れなことをいってそうで、不安なのですが
参考になりましたら幸いです。

　私からは視点を変えて少しだけ。

　ミクの体の軸と茶色のボーダーの軸（というか垂線）が平行なので平凡な構図に見えるのかなぁと思いました。どちらかの軸を回してV字型になるようにするだけでも印象は変わると思います（その分余白ができるので、ミクのアイデンティティのひとつであるツインテールをフル活用するとか）。

　あと、市販のCDの他に参考にしてほしいものをひとつ。時計の文字盤です。
　視認性重視の壁掛けや目覚まし時計よりはデザイン性重視の円形の腕時計がいいですね。日本製よりは外国製のほうが奇抜なデザインで面白いです。
　文字盤の背景色と微妙に異なる色の同心円を複数配置したデザインになっていたり、半径の異なる円を秒針・クロノグラフという形で配置していたりするので「円形」の構図の参考になるかもしれません。

　簡潔に書こうとして逆に言葉が足りなくなってしまったみたいですいません。メカ屋で三次元屋なので二次元の話をうまく説明できないようです。
　かえって混乱させてしまったようなら私のアドバイスは忘れてくれていいです。

　さて、なぜ時計の話を出してきたかというと、CDのラベルも見ようによっては「工業デザイン」の一種だと考えられるからです。プレーヤーにセットするための中心の穴は無視できませんし、12センチという大きさも厚さも変えることができません。そういう制限の中でデザインをすることは工業デザインの一形態とも言えます（あくまでも個人的な意見です）。
　時計、特にアナログ時計の場合、長針と短針があるという基本は変えることができませんし、360度で60分又は12時間という原則も24時間計を採用しない限り変えることができないので、その制限の中でデザインを考えなければなりません。その制限を逆に利用したのが有名なディズニー正規品のミッキーマウスの時計です。文字盤にミッキーが描かれていて、長針と短針がミッキーの腕になっているという奇抜なデザインです。
　ネットで時計の写真を見ることはできると思いますが、できれば実物を見てもらいたいです。写真ではわかりにくい微妙な凹凸や素材の反射や光沢をうまく利用して文字盤の柄を生み出していることがわかると思います。どこにお住まいかによっても違ってくるのですが、家電量販店はもとより、ロフトのような雑貨店やセレクトショップはあえて奇抜なデザインのものを選んで入荷しているので目の保養になります。

　工業畑の人間の発想ですので、理解しにくければ読み捨ててくれて構いません。

絵は上手いと思うので問題なし！(笑)

あとロゴかミクか・・でキラキラ光ってるものがあれば
いいかな～と感じます、うるさすぎない程度に

みなさん色々言ってるけどチトきびしすぎる
ような・・(汗)

私も絵を投稿しているのでよかったら見て
やって下さいませ～

こんばんは。お上手なイラストですので、気になったトコロを僭越ながらコメントします。
他の方々が言う通り、キャラクターや色彩はお上手ですね。コメントは構図になりますね。

これまでのコメントではCD模様に言及されていますけど、ソレ抜きでも少々不安定な構図だと思いました。

中心付近が空白になっているとの指摘がありますが、センター外しの構図はポピュラーなモノです。キャラクターの身体や顔、視線などが中心に向かう様に描くと格好良くなると思いますよ。プロの漫画の表紙やイラストを色々と観れば例があるでしょう。
しかし、このイラストの場合はミクとリン・テトコンビが画面中央に背を向けているんですよねえ。これで、２枚のイラストを繋ぎ合わせただけの印象になっちゃうと思われます。
試しにミクだけの絵とリン・テトコンビの絵に分割してみたら、漫画本の表紙と裏表紙みたいな感じになって、結構ヨイでしょ？ミクはジャンプしているポーズですので、画面の上に配置してもOKですね。

mmlu様の他のイラストを拝見してみたら、「みき頑張るの！」と「天上の謳声」も同様に、キャラクターが画面中央に背中を向けているので、ちょっと、もったいないと思いました。なんだか絵が寂しく見えるんですよ。
この様な中央に背を向ける構図は、例えばファンタジーで主人公が冒険に旅立つシーンとか、学園漫画で主人公が家や学校から出て行くシーンに使用されるのが常套手段でしょうね。その場から「去る」と言う印象になってしまいますので。

と言うわけで、レイアウトの修正案を描いてみました。
ミクとリン・テトコンビの配置を左右逆にし、リン・テトコンビを反対方向に傾けてミクとＶ字の構図にして、画面に弾みを持たせてみました。これでミクの身体を画面中央に向かわせています。
ミクの右足も切れてしまって勿体ないと思いましたので、描き足しました。
画面の下も切って横長にしています。いかがでしょうか？
まあ、構図に気をつけたら、あまり画面をゴチャゴチャさせずとも動きのある賑やかな絵になると思いますよ。

本当はリン・テトコンビも正面に向けたかったんですけどね。背中向きの場合は、ステージ上にして客をバックにしたら格好いいと思いますよ。