ルークは胸を押さえて、とても息苦しそうにしています。ローラの目をまともに見られないようです。
「僕は、際限なく続けられてしまう…。ローラが途中でバテたら…やめるつもりだったんだけど…。タイミングを見失って…」
「そうだったんだ?ルークが満足するまでさせてあげようって思って私も頑張ってたよ」
「君が全然バテないから…調子に乗ってしまって…。結局、朝までずっと…。後悔してる…」
「私がルークの為に出来る事って他にないと思うから、好きなだけしたら良いよ?」
「君はただ…そばにいてくれるだけで…癒されるから…何もしなくて良いよ?」
「私にもやれそうなアルバイト探してるから、見つかったらやっても良いかな?ルークの負担軽くしてあげたいの。ローンの支払いの為にやりたくない仕事やらされてるから…」
「うん、でも前の仕事に戻ったらチップがなければローンが支払えなくなるし、チップはあまり意識し過ぎるともらえなくなるから…」
「バニーガールの仕事は結構貰えるみたいだけど、チップとかもらえる自信ないなぁ…」
「バニーガールだけはやらないで…」
「可愛くないと雇ってもらえないと思うよ?」
「むしろローラなら可愛くてすぐ雇われると思うけど、お願いだからやめて…」
「ルークが嫌ならやらないよ。安くても普通の仕事探すね」
「夜の街の仕事はセクハラが酷いからね。我慢料が高いって感じかな」
「ルークも夜の街で働いてたけど、セクハラされてたの?」
「僕は大した事はされてないけど、バニーガールの子から悩み相談は受けてた」
「ルークは夜の街で働いてもモテそうだよね」
「結婚してるってお客さんには内緒で働かないとダメだし、バニーガールはシングルマザーも多かったから…」
「なんか大変そうだよね。バニーガールの仕事って…」
…つづく
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一応、新シリーズだけど本編の第3部・第298話。