No.989893

聖ビーストテイマー・ナタ297

リュートさん

一応、新シリーズだけど本編の第3部・第297話。

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2019-04-12 22:24:05 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:114   閲覧ユーザー数:114

ルークは深く溜息をついて言います。

 

「ローラは自分の魅力がわかってなさ過ぎる。君より素敵だと思える女性は他にいないんだ」

 

「ルークの方が自分の魅力、わかってないんだよ?他にいくらでも良い相手がいたでしょ!」

 

「わかった。僕らは合わせ鏡なんだ。僕は君を大事に想ってるし、君は僕を大事に想ってるのに、お互いの気持ちがすれ違ってる」

 

「私はルークが辛いと、自分も辛くなるの。自分が辛い時より辛いんだよ」

 

「僕もローラが辛いと辛くなるんだ。君を傷付けたくないと思ってるのに、傷付けてしまってごめんね…」

 

「私は何も傷付いてないよ?どうして謝るの」

 

「君は性的な行為を望んでいなかったのに、僕は自分の欲望を満たす為だけに君を抱いてしまったから…」

 

「だから!それも違うって言ったじゃない?」

 

「僕の為に嫌々合わせてたんだろ?」

 

「最初は嫌だと思ってたけど、してみたらそんなに嫌じゃなかったよ」

 

「初めての夜も…本当はもっと優しくしたいと思ってたのに…随分と酷い事をしてしまったから…反省してる」

 

「大丈夫だよ。ちゃんとリリムお姉さんに教えてもらった特訓しておいたから」

 

「どんな特訓をしたのか、あまり考えたくないけど…」

 

「でもそのおかげで初めての時も私、上手く出来たよね?」

 

「多分、普通の女性にあんな事したら耐えられなかったと思うんだけど、ローラはタフネスのステが異常なほど高いんだよ…」

 

「そうなの?私、何の取り柄もないと思ってたのに…」

 

「僕の性欲…お父さんやリリム姉さんと同じくらいだから…ほぼ無限なんだ…」

 

「ルークって全然性欲ないように見えるんだけどなぁ」

 

…つづく


 
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