ルークは溜息をつくとソファーに腰掛けて、足をガタガタと動かして貧乏揺すりしています。
「今日は僕…仕事は休みだから、お父さんには休み明けに説明に行くよ?」
「ところで…今日はイチャイチャしないの?」
「排泄を長時間我慢し過ぎて、膀胱炎になってるっぽくてここが痛むから、したくても出来ないよ?」
「膀胱炎になっちゃったの?なんだかすごく痛そう…。病院行かなくて大丈夫かな」
「病院に行くほど酷くもないから、ほっといたら治るさ?」
「でも、せっかくのお休みなのにイチャイチャ出来ないね」
「ローラは嫌だったんだろ?もう無理強いはしたくないんだ…」
「ううん、嫌だと思った事はなかったよ?昨日はちょっと嫌だったけど…」
「あれは僕じゃなくて中身はマキャヴェリだったからな…。むしろマキャヴェリの方が良かったとか言われたらショックだよ」
「胸の揉み方もお尻の触り方もルークの方が上手いなぁって思ったよ」
「本当に!自分が上手いかどうかはわからないけど、僕が小さかった頃、お父さんたちと一緒の部屋で寝てて、夜中にこっそりお母さんとやってたの見てたから見よう見まねだよ?」
「ルークのお父さんが上手なんだね!ゲイザーもいつもじっと見てたから上手くなりそう…」
「ゲイザーまであんまりそう言う事が上手くなられてもなぁ。僕、ハグする時にお尻に手を回す癖があるだろ?あれはお父さんがいつもそうするから…」
「あの触り方されるとついエッチな気分になっちゃうんだよね。やっぱりルークのお父さんはテクニックがすごい!」
「僕はローラの方がすごいと思うけど?我慢してたはずなのに元気になってきてつらいよ…」
「あっ、本当だ…。大っきくなってるからつらいの?」
「ローラはリリム姉さんに男を堕とす技を色々と仕込まれてるみたいだけど、僕を困らせる事をわざと言ってるの?」
「ん?わざと言うって、何が…。私、よくわかんない」
…つづく
Tweet |
|
|
0
|
0
|
追加するフォルダを選択
一応、新シリーズだけど本編の第3部・第293話。