高い高いしてたゲイザーをベビーベッドに降ろします。
「あれはこれからずっと一緒に住む家なのにお互いに嫌な思いしたくないから、ちょっと無理してでも条件の良い家がいいかなと思って…」
「私に働かないで家にいて欲しいって言った事も話したら、良い旦那さんじゃない!って言われるんだけど、私は複雑な心境だった…」
「でも僕が聞く限り、それがイヤミとは取れないんだけどなぁ」
「その時、黒いオーラが出てたんだよ…」
「なるほど、嫉妬されてしまったのか…」
「オーラが見えるようになる前から、なんとなく嫌な感じがする…って言うのはあったんだ」
「ヴィッキーにもそう言うのがあるみたいだから、心眼がなくても見抜ける能力は元からあったのかもね」
「誰からも嫌われたくないって思うんだけど、いつも誰かに嫌われちゃうんだ」
「全員に好かれるのは無理だと思う。人には好みって言うものがあるから、僕が嫌いな人を好きだと言う人もいるし、僕が好きな人を嫌いだと言う人もいる」
「誰も傷付けたくないから、私が我慢すれば良いのかな?って思って、胸触らせてあげた事もあったんだけど、だんだん要求がエスカレートして来て、エッチな事させろって言われたり」
「ちょ、ちょっと待って!それ、誰に言われたの?許せない…」
「うーん、誰か言ったらルーク、その人に何かするよね?」
「いや、何もしないけど…。誰か教えてよ?」
「教えたくない。ルークが犯罪に手を染めるのだけは嫌なの…」
「犯罪には手を染めないよ?合法的に追い詰めるかもしれないけど…」
「そう言う事するから言いたくないんだよ…」
「何か嫌な事があったら僕に相談してって何度も言ったのに…」
「ルークと付き合う前の話だし、言ったら何するかわかんないから言わなかったの」
…つづく
Tweet |
|
|
0
|
0
|
追加するフォルダを選択
一応、新シリーズだけど本編の第3部・第257話。