ナタは大きく溜息をつきました。
「割り勘にしたの?その後、お礼のキスでもしてあげたのかしらね!」
「キスなんてしてないよ?」
「良かった…。そこだけアークと違ったのね」
「お父さんはキスしてあげてたの?」
「あの雑誌に書いてなかった?」
「そんな事は書いてなかったと思うんだけど」
「あっ、あれは別の号だったかも?」
「別の号は保管されてないからわかんないや」
「絶対に真似しちゃダメだからね!」
「うん!サルバドールはミッシェルにキスしようとしてひっぱたかれたんだってー」
近くでこっそり聞いていたサルバドールが飛び出して来ました。
「なんでそれをお前が知ってんだよ!まさか見てたのか?」
「ううん、ミッシェルがそう言ってたんだよ」
「お前、ミッシェルとはキスしてなかったんだよな?」
「誰ともしてないよ?デートしたらするものだって知らなかったから」
「やはり脳みそはまだお子ちゃまだったか…」
「僕はまだ子供なんだ。当たり前だろ?」
「ミッシェルの態度を見てたら、もう体の関係もあるのかと思ってたぞ?」
「体の関係って…何の事?」
…つづく
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どうしても書きたくて書いた裏の続き、第40話。