昔あるところにおじいさんとおばあさんが住んでました。
おじいさんは山へ山狩りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
おばあさんが川で洗濯をしていると大きな桃が流れてきました。
「うまそうな桃じゃがあれは運べそうにない」
おばあさんはその桃をあえて見逃しました。
すると大きな桃はなぜかだんだん小さくなっていきました。
要するに持っていけと言うことです。
おばあさんは仕方なくその桃を持って帰りました。
そして山から帰ったおじいさんと一緒に桃を食べたのですが……、なんと年齢80歳くらいだったのが一気に20歳くらいに若返ってしまいました。
二人は若々しさを取り戻したのです。そしてその夜二人は…。
約1年後、二人の間に子供ができ、桃のおかげで生まれたから桃太郎と名付けました。
それからさらに20年近くの時が経ちました。
そんな時に鬼が都で暴れ財宝を持ち逃げするという事件が発生。
「鬼退治に行く」
「行くのか」
「ならこれを持っていきなさい、20年以上漬けていた桃の酒じゃ」
「酒か……いいだろう」
桃太郎はその桃の酒をもらい、鬼退治に行きました。
その道中喉が渇いた桃太郎は桃の酒を飲みました。すると……。
「うううううおおおおおおおお!!」
桃太郎は元から筋肉質な体をしていたがさらに筋肉質な体になり、そして青いオーラを使えるようになりました。
「ふはははははは!」
桃太郎は青いオーラを纏いながら空中を横回転して鬼ヶ島まで飛んでいきました。
「ふはははははは!」
桃太郎はその空中横回転しながら青いオーラで鬼たちを瞬く間に倒してしましました。
「た、助けて……」
鬼の親玉や鬼たちは命乞いをしましたが……。
「敗北者に死を」
桃太郎は命乞いを許さず鬼たちを殺していきました。
「死をくれてやる」
桃太郎は鬼たちを殺し、財宝をそのまま奪ってしまいました。
「ふははは、これで帝国ができるぞ!」
桃太郎が大いに笑っていると……突然後ろから片足を上げて移動してくる鬼が現れ、桃太郎をつかみそのまま目にも見えない連打を食らわせ桃太郎を殺してしまいました。
「笑止!」
桃太郎を殺した鬼は財宝を取り戻すこともせずそのままどこかに去っていきましたとさ。めでたし、めでたし。
え? これ桃太郎なベガを豪鬼が粉砕しただけだって? うんそうだね、それしたかっただけよ。
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ふと昔見た「ドラえもん 名作劇場」を思い出し、そんなノリで書いたものです。
一部昔テレビで見た情報やどこかの漫画であるような展開やMADなどであるようなセリフなどもあったりします。