この作品はキャラ設定が崩壊しています原作重視の方はご注意ください
時代背景がめちゃくちゃです
一刀くんがチートです
それでもいいかたはどうぞ
魏・玉座にて…
華琳「それでは呉に攻め込むと言うことでいいわね、では皆準備にかかりなさい」
その言葉に魏の武将達が頷き自分のやるべきことに取り掛かるために去っていく、そんな中、稟と風がその場に残っていた
華琳「どうかしたの??」
その問いに答えるのは風
風「いえ~稟ちゃんが今回の呉攻めにあまり乗り気じゃないみたいで」
華琳「あら、なぜかしら稟」
稟「はい、袁紹は滅ぼしましたがまだ北の地盤の安定はできていません、さらに劉備の勢力も力をつけてきていますから、そちらの動きも少々気になりますから、ですから今は軍備を整えることの方が先決かと」
華琳「そうね、稟の言うことももっともだとは思うのだけど、それは呉にもあてはまるのよ、いま呉を叩かなければ必ず将来我ら魏の前に立ち塞がる障害になるわ」
風「それに呉には『江東の虎』こと孫堅、『小覇王』こと孫策、そして…」
稟「『江東の白狼』こと北郷一刀ですか…彼の戦力は単騎で一国を潰せるとまで言われてますからね…」
華琳「そうよ、それ以外にも呉は優秀な将兵を抱えているわ、これだけの国が国力を備えさすのはさすがにまずいわ」
稟「そこまでお考えなら私からは何も言いません…しかし最近、軍の規模を無理に拡大しましたから、少々性質の悪い兵もいるようで…」
華琳「なら今回の行軍で訓練ついでに叩き直すとしましょう」
稟「そうすると被害も増えると思いますが」
風「それはそれで仕方ないかと…戦に犠牲はつきものですからね」
稟「わかりました、では私も出陣の準備に取り掛かります」
そう言って稟は玉座から去ってゆく
風「しかし稟ちゃんの言うとうり性質の悪い連中がなにかやらかさないと良いのですが」
華琳「そうね…」
その時華琳はなにか嫌な予感を感じたが
華琳(覇王たるものがこの程度で揺らぎはしない…)
そう思い歩みを進める、その頸には死神の鎌が添えられているとも知らずに…
呉・一刀の部屋
雪蓮「一刀♪今時間大丈夫??」
そう言いながら雪蓮は一刀に抱きつく
一刀「別に問題ないけど、とりあえず離れない?歩きにくいし」
雪蓮「仕方ないな~、それじゃあ後で城門前で」
一刀「わかった」
その後二人は城門前で集合した
一刀は雪蓮に行き先を聞いたが雪蓮は
雪蓮「内緒♪」
と言って教えてくれなかった
そして雪蓮と一刀は森の中を少し進んだところで止まった、そこには小さな墓があった
一刀「これは?」
雪蓮「私達の先祖の墓よ、たまにこうして墓参りに来てるの」
そう言って雪蓮は墓の前に座り込み持ってきていた水を汲んだ桶から軽く墓に水をかけ磨き始める
一刀「手伝うよ」
そう言って雪蓮を手伝う一刀に雪蓮は微笑んだ後一緒に磨き始める
墓磨きが終わると雪蓮の前で手を合わせて目をつぶる、その間一刀は周辺の警戒をするがそこで違和感を感じる
一刀(なにかがこちらを見てる?…いや僅かに殺気もあるな…)
そう思いながら「双虎牙戟」に手をかける
それと同時に一刀の向かい側がわずかに光、矢が飛んでくる
一刀「雪蓮!!!」
一刀は叫びながら雪蓮を突き飛ばす、しかし…
雪蓮「がっ!!」
その矢はしっかりと雪蓮の左胸に突き刺さっていた
一刀「雪蓮!!!…貴様ら…」
一刀はゆっくりと立ち上がり草むらの中に隠れている奴らに向けて殺気を向け氣の斬撃を放ちすぐに絶命させるが
雪蓮「か…ず…と…」
雪蓮の苦しそうな声に正気を取り戻す
一刀「雪蓮、少し待っててな…」
そう言って一刀は「双虎牙戟」で自分の掌を切り血を吸わせる、すると「双虎牙戟」から漆黒の氣が溢れる、一刀はそのまま「双虎牙戟」の切先を雪蓮の傷口に当てて氣を流し込む、すると傷口はすぐに塞がり雪蓮の顔色もいつもどうりになった
雪蓮「ありがとう一刀、でも少し眠いわ…」
そう言いながら目をこする雪蓮を一刀は愛おしそうに見つめ
一刀「寝てていいよ…俺が城までおんぶしてあげるから」
その言葉を聞き雪蓮は嬉しそうに笑った後、寝息をたてる
そんな所に蓮華が兵士と思春を引き連れて駆けつける
蓮華「一刀!曹操が攻めてきたわって…姉様!!」
一刀「安心して、寝てるだけだから、それよりそこに雪蓮を暗殺しようとした馬鹿の死体があるから回収しといて」
その言葉を聞き蓮華は兵士に死体を確認させて回収させる、
蓮華「これは…曹操の兵!?」
一刀「とりあえず一旦城に戻ろうか」
そして一旦雪蓮を城に運んだ後すでに出陣した陽蓮達と合流する
一刀達が合流したときにはすでに呉と魏は向かい合うように対峙していた、数は曹魏が50万、対する呉は25万
呉・本陣
そこには、陽蓮、蓮華、冥琳、薫、琥珀、思春、詠、恋、霞、華雄、そして一刀がいた
陽蓮「一刀、雪蓮のことはいくら感謝しても足りん、ほんとにありがとう…」
そう言って陽蓮は頭を下げる、それに蓮華も続く
冥琳「私からも礼を、一刀がいなければ私は半身を失うところだった」
そう言って冥琳も頭を下げる
一刀「気にしないでいいよ、俺には雪蓮を救える力があった、だから救った、それに愛しい人を助けるのはあたりまえだろ?」
琥珀「一刀らしいな~」
恋「……(コクコク)」
詠「そうね、ぼくも月がそんなことになったら何が何でも助けるし」
霞「せやな~、けど今回はさすがに許せるもんじゃないな~」
そう言いながら霞は自分の愛刀「飛龍偃月刀」握り締める
華雄「そうだな…暗殺とはなんとも小賢しい真似をする」
薫「いかがいたしましょうか陽蓮様…」
陽蓮「愚問だな…地獄を見せる…それ以外何があるんだ??」
冥琳「まったくですね、それでは策の説明を…といってもとても簡単です、陽蓮様と一刀に先陣に立ってもらい敵に突撃をかけて孫呉に手を出すことの愚かさ認識させて、敵兵が怯んだところに我らが追い討ちをかけます」
薫「我らの軍は今、雪蓮様が暗殺されかけたという報を受け士気が下がるどころか上がっています」
詠「これだけ士気が高ければよほどのことが無いかぎり曹魏の兵にも負けないわ」
華雄「わかりやすい策だな…好きに暴れていいんだろ?」
冥琳「もちろん、董卓軍の皆は呉に来てから初めての本格的な戦だ…期待してるぞ」
霞「もちろん、期待してもろうてええで」
恋「……雪蓮傷つけた奴…コロス」
琥珀「もちろんあたい達も殺るけどな~」
蓮華「母様、今回はさすがに私も前に出ますよ」
陽蓮「当たり前だ、家族が殺されかけたのにじっとしているような奴に育ててないからな。思春!!しっかり守れよ」
思春「御意!!」
一刀「ほら、陽蓮、曹操が待ってるよ…行ってらっしゃい」
陽蓮「あぁ、すぐに戻るさ…」
華琳「よくぞ逃げ出さなかったな、孫堅よ!!!」
そう言う華琳に陽蓮はとてつもない覇気をぶつけ叫ぶ
陽蓮「黙れこの卑怯者が!!!」
その虎の咆哮にさすがの華琳も怯むがすぐに体制を立て直す
華琳「卑怯者とはずいぶんな言い草ね、場合によってはただじゃおかないわよ…」
そう言って華琳も覇気を出す
陽蓮「ふん、よく言う、先ほど貴様の部下によって我が愛娘の孫策が暗殺されかけた」
華琳「なっ!!」
その言葉に華琳は一瞬自分の耳を疑う
陽蓮「なんとかその場に居合わせた者によって一命は取り留めたが…これが貴様の言う覇道か…曹操よ?」
華琳「何を言う!!そもそもそのこと事態が事実かさえ怪しい!!」
陽蓮「あぁ、確かにそうだな、帰ったら部隊の人数を確認するといい、まぁもっとも帰るまで貴様の兵が皆無事だとは思わんがな…」
そう言って陽蓮は自陣に戻る、最後に
陽蓮「覚悟しろ曹操…貴様は『江東の虎』とその一家を怒らせた」
そう付け加えて…
魏
桂花「華琳様!部隊の数を確認しましたが最近吸収した部隊の人数が3人ほど足りません!!!」
華琳「なんてこと…いくら私の指示ではないしろ、暗殺なんて…」
そう言いながら華琳は唇をかむ
秋蘭「華琳様、我らはここで立ち止まれません、いくら華琳様の覇道に汚れがつこうとも、大陸の未来を考えれば華琳様が立たねばならないのです」
華琳「この私に汚れた道を今一度行けと言うの!!」
稟「汚れの無い道などありません、華琳様」
風「それでも突き進んで行ってほしいから風は華琳様を支えるのですよ~」
そう言って一人一人華琳の前で改めて臣下の礼をして告げる
春蘭「私の太刀は華琳様の進む道を切り開くために!」
秋蘭「我が弓は華琳様の行く先の壁を打ち抜くために!」
桂花「我が才は華琳様の道を成就させるために!」
季衣「ぼくの反魔は華琳様の道にある壁を壊すために!」
稟「我が智は華琳様の道を飾るために!」
風「風の志は華琳様の道を支えるために!」
凪「我が拳は華琳様の道を貫き通してもらうために!」
真桜「うちの槍は華琳様の道を豊かにするために!」
沙和「沙和の双刀は華琳様の道を広げるために!」
流琉「私の葉々は華琳様の道をより輝かすために!」
全員「「「我らが魂は華琳様とその道の先にいる笑顔の民にために!!!」」」
春蘭「だから華琳様、もう一度行きましょう」
桂花「我らはいつまでも華琳様と共に」
しばしの沈黙の後
華琳「ありがとう皆、もう一度私についてきてくれるかしら?」
全員「「「応!!!!」」」
華琳「ほんとにありがとう…全軍!!突撃!!!」
その号令と共に魏は進みだす、自らの主の覇道を信じて
呉
陽蓮は呉の兵士達を集めていた
陽蓮「聞け!孫呉の英傑達よ!我らが家族、孫策は敵の卑劣な手により命の危機に瀕した!なんとか一命は取り留め今は城で休んでいるが敵はそれだけでなくおれらからこの地を奪おうとしている!!!」
その言葉に兵達から安堵の息が漏れる、同時に怒りも湧いてくる
陽蓮「皆のものこの敵の悪行を許せるか!?俺は許せん!!奴らに地獄を見せ血祭りにあげてもこの怒りは収まらないだろう…」
兵士達は静かに待つ、自分達に主の一言を、陽蓮はゆっくりと振り替えり曹魏の大軍勢を見つめ叫ぶ
陽蓮「おれに続け!孫呉の英傑達よ!おれらの愛するべき者を傷つけた奴らの腕を引き千切り、足を砕き、喉を抉れ!」
兵士達はその手に持つ武器で地面を叩く、それは地響きとなり大陸中を揺るがす、まるで孫呉の怒りを表すように
陽蓮「剣を取れ!槍を握れ!弓を引け!叫べ!魂の感じるままに!神をもおれらを前に恐怖をいだこう!!!」
そう言って大きく息を吸い込み
陽蓮「全軍!!!突撃!!!!」
虎が吼えると同時に両軍が進みだす、魏は全軍が進むのに対し、呉は二人と二匹の影が突出する
その影は魏に恐怖をもたらす者達
凪「真桜!沙和!敵から二人ほど飛び出してる、あれを叩くぞ!!」
沙和「あれは孫堅なの!!それと…北郷一刀!!!!」
真桜「あと…あれは虎?なんでや?」
凪「いまはそんなこと…くっ!!」
凪の言葉はそこで途絶える、前方からいつの間にか真正面に来ていた陽蓮に吹き飛ばされたからだ
真桜「凪!!」
沙和「凪ちゃん!!」
そう叫んだ二人はすぐに言葉を失う、先ほどまでかなり前方にいた奴らが目の前にいるだけでなく、一刀と二匹の黒虎に関しては自分達の隊をほとんど壊滅に追い込んでいたのだから
陽蓮と一刀の思いは重なり言葉となる
陽蓮「おれらは許さない…」
一刀「俺らの愛すべき人を傷つけ…」
陽蓮「愛すべき土地を奪おうとしている…貴様らを…」
一刀「よく覚えておくといい…貴様らが勝負を挑んだのは…」
陽蓮&一刀「「神をも喰らう虎の子だということをなぁ!!!!」」
どうもkarasuです
いかがだったでしょうか?大佐達が楽しんでいただけたら幸いです。
報告です、なんと天の御使い・董√3の支援ユーザーが100逝きました!!(ドンドン、パフパフ♪
私の作品を支援してくださったユーザーの皆さんほんとにありがとうございます。これからも支援してくださったら嬉しいです
ほんとにありがとうございます!!!もうこれ見たときついつい叫んでしまって親にすごい目で見られましたよ
内容についてですが、とりあえず一刀くんがチートな強さを見せ付けた回でしたね。やはり皆さんチート一刀くんが好きなんでしょうかね?
切り替えましょう
次回は意外性の拠点で行きます!!
そこで大佐達に謝らなければならないことがありました、前回の拠点の選択肢に二喬と董卓軍を入れ忘れてました、ほんとにすいません…
今回はしっかり入れて行きたいと思います!!
1陽蓮 2雪蓮 3蓮華
4小蓮 5思春 6冥琳
7穏 8明命 9亜莎
10祭 11琥泊 12薫
13??? 14二喬 15月
16詠 17霞 18恋
19華雄 20ねね
次に大佐達に協力を仰ぎたい、黒虎の名前をいままで一切考えてなかったんだ!!でもこれからも黒虎ってのも味気ないから…
一応自分でも考えたんですがしっくりくるものが無くて…
そこで思いついたんですよ!!大佐達に名付け親になってもらおうって!!!審査方法はとっても簡単♪私が気に入ったものを選ばせてもらいます♪
すいません…ほんとは大佐達と一緒に選びたいのですが次回の拠点にて発表したいと考えてまして…
なるべく多くの大佐からのコメント、黒虎の名前をお待ちしております、友録なども気軽にどぞ♪
遅くなりましたがHIRO大佐;董での後日談は考えてませんが、こっちの呉でのほうは一応考えてありますので、もしよろしければそれまでお付き合いいただければと思います
ここまで読んでくださりまことにありがとうございます。これからもほそぼそと続けさせていただきたいと思います。
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なんとか更新のペースを維持できてるのでしょうかね?
生暖かい目で見ましょう