No.92830

恋姫ランドⅩⅩ 蜂蜜物語Ⅵ「左慈 旅立ち」

さん

左慈のその後………
何というか…ゴメン

2009-09-01 16:14:37 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:8858   閲覧ユーザー数:7336

 

 

ドドドドドドドドドド

 

 

左慈「ふう、今日はこの位でいいか」

あの日から滝に打たれ続けていた左慈、ようやく煩悩が薄れてきたようだ。

左慈「待ってろよ北郷一姫、この煩悩さえ無くなれば貴様など……」

 

??「さっさとするのじゃ!」

??「そうですよー、早くしないと日が暮れちゃいますよ」

??「えー、アタイ野宿はいやだぜ」

 

左慈「ん、何だ?」

 

??「いつまでのろのろしてるんですの」

??「まだ病み上がりなんだぜ、あまり無理させないでくれよ」

??「そんなの関係ありませんわ、早くしろと言えば早くすればいいんです。

   おーほほほほほほほ」

 

左慈「何!い、今の声は!?」

 

??「ご主人様ーー、私が優しく抱いて運んで差し上げるわ♪」

??「激しく拒絶する!!」

??「まあ、い、け、ず」

??「しかし、本当に無理は禁物だぞ。一刀殿はまだ万全ではないからな」

 

左慈「ほ、北郷!それに貂蝉だと!そうか、ここは奴が降りた外史だったのか。

   ちょうどいい、奴で鬱憤をはらして…」

??「おお、左慈ではないか。久しいな」

左慈「どわっ!き、貴様は卑弥呼!なぜ此処に」

卑弥呼「何、馬鹿弟子の様子見とご主人とやらを一目見ようと思ってな」

 

貂蝉「あら~、そこに居るのは左慈ちゃんじゃない。久しぶりね」

華佗「知り合いか貂蝉?」

貂蝉「ええ、結構因縁のある相手よ」

華佗「なら丁度いい、ここで一休みしよう」

麗羽「仕方ありませんわね」

美羽「ならば七乃よ、蜂蜜水じゃ!」

七乃「はいは~い」

貂蝉「貴方もどうぞ」

左慈「ふざけるな!誰が貴様らとなれ合いなんぞ」

卑弥呼「ならば此処で我らと一戦交えるか?」

左慈「う、クソッ!」

 

 

 

 

美羽「コクコクコクッぷはあ~、やっぱり蜂蜜水は最高なのじゃ」

七乃「ああ~、可愛らしい♪はいおかわりですよ」

美羽「おお、気が利くの七乃」

七乃「はい、一刀さんも「蜂蜜」水をどうぞ」

一刀「あ、すいません」

そう言って一刀は受け取ったがソレが妖しく光っていた事に気付かなかった

 

 

 

一刀「う、ううう…か、体が熱い……」

美羽「か、一刀、どうしたのじゃ?」

麗羽「一刀さん、七乃さん!貴女は何を飲ませたんですか?」

七乃「え、わ、私はただ「蜂蜜」水を作っただけで……」

美羽「なっ!七乃!!そ、その「蜂蜜」は!」

七乃「え?はっしまった!こ、この、この「蜂蜜」は!」

 

猪々子「大丈夫か、一刀?」

斗詩「しっかりしてください」

そう言って一刀の体を支えると…グニャリッ

斗詩「ぐにゃりっ?」

猪々子「なーーーーー!?」

斗詩「か、一刀さんが、じょ、女性に……」

華佗「…う、美しい」

 

左慈「…な、な、な、何で……?」

左慈は一姫になった一刀を見て愕然とした。

 

一姫「そ、そんな、何で?何でこんな事に?」

美羽「な、何故であろうかの~。の、のう七乃」(汗)

七乃「そ、そうですわね~、美羽様」(汗)

 

猪々子「む~~、アタイより大きい」

斗詩「でも奇麗」

麗羽「そ、そうですわね。私の従者に相応しいですわね//////」

美羽「なんじゃと!一刀、いや一姫はわらわの従者じゃ!」

七乃「そうだそうだー!」

華佗「い、いや、ぜひ俺と共に医療坂を…」

 

卑弥呼「ふむ、モテモテじゃなご主人」

貂蝉「それにしても……」

 

左慈「あわあわ、ううう//////」

 

貂蝉「何赤くなってんのよ左慈ちゃん」

 

左慈「ち、違う。俺は、俺は、そうだ、もう一度滝に…」

一姫「そんな、こんな事って……」

ウルウル、ジワァ、ポロリッ

 

左慈「~~~~~~~~~~~~~!!//////」

 

貂蝉「惚れたわね」

左慈「ち、違ーーう!そんな事はない!グビグビッ」

あせった左慈はソレを掴んで一気に飲んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        美羽・七乃『あっ』

 

 

 

左姫「な、何で、何でこんな事に…」

ウルウル、ジワァ、ポロリッ

 

華佗「この蜂蜜が原因か」

七乃「は、はい」

貂蝉「ご主人様達は元に戻るの?」

華佗「いや、俺の見た限りでは完全に女性化してしまっているようだ」

一姫「そ、そんな……」

左姫「元には戻れないのか?」

華佗「いや、何処かに必ず元に戻る方法があるはずだ。俺が必ず見つけてやる」

  (一姫殿はもったいないがな)

 

麗羽「仕方ありませんわね、付き合いましょう」

猪々子「お、さすが姫。いいとこあるなあ」

美羽「なら、わらわたちも付き合おうぞ」

七乃「はい、美羽様」

一姫「みんな…」

斗詩「気にしないで下さい、仲間なんですから」

 

 

猪々子「と、その前に……」

麗羽「あ、そうでした。忘れるところでしたわ」

美羽「うむ、せっかくの機会じゃからの」

ゴクゴクッ

 

一姫「な、そんな事をしたら!」

美羽「心配はいらぬ、わらわたちは発散させれば元に戻れるのじゃ」

一姫「は、発散て……もしかして…」

美羽「わらわが一番じゃ~~~♡」

一姫「いやぁ~~~~~!」

 

左姫「あ、あわわ」

麗羽「では、貴女は私が」

左姫「やめろ~~~~~!」

 

 

 

こうして一姫達は元に戻る為の方法を探す旅に出た。

 

そして左姫も共に旅だった。

 

前へ歩け左姫、前へ進め左姫、みんながお前を応援してるぞ。

 

がんばれ左姫、負けるな左姫、君の未来はきっと、

 

 

薄明るい……

 

 

では別の外史にズーム・イン!

 

 

あとがき

 

乱D「さすがに悪い気がしてきた……」

 

干吉「・・・・・・・・・・」

 

乱D「来たのか干吉、何というか…悪かったよ」

 

干吉「お、おお、おおおおおお」

 

乱D「干吉?」

 

干吉「そうか、そうだったんだ。左慈が私を拒んでいたのは私がガチだったから。

   しかし今の左姫はまごう事なき女性、つまり私はガチじゃない!

   はははははははは!今行きますよ、左姫ーーーーー!」

 

乱D「逝っちまいやがった。……俺しーらね」

 

乱D「それから最近更新遅くてごめんなさい。言い訳になるけど話は頭に浮かぶんだけど

   それが文章になかなかならないんです。少しずつですけど書くのは書いてるので……

   とにかくがんばります。」

  

 

 

おわる

 


 
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