No.92504

恋姫無双~異聞録~

鴉丸さん

天の御使いと守護者改め

「恋姫無双~異聞録~」よろしくお願いしますw

2009-08-30 23:01:08 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:7150   閲覧ユーザー数:5771

 

―――Side 刑天―――

 

 

刑天「ここか・・・」

 

 

刑天は、新たな外史に降り立った この外史での刑天の仕事は「孫策の暗殺阻止」とこの外史のどこかにいる「玄崩」という神仙の討伐だった しかし―――

 

 

刑天「狂骨が修行のため、この外史に来るのが遅れるのはいい・・・だが―――」

 

 

狂骨は、まだ仙人として未熟な部分があるので太公望が、自分の管理している外史で修行させてからこの、刑天がいる外史に送り込む事になっている

 

 

刑天「時間がずれているぞぉー!」

 

 

天に向かって、「太公望のダボがー!」と叫んでいる刑天 そう、実は太公望が間違えて黄巾の乱が起きる大分前・・・つまり、孫堅が生きているころに到着してしまったのだ それを知った太公望たちは―――

 

 

―――崑崙山―――

 

 

太公望「あ・・・」

 

 

狂骨「どうした?」

 

 

太公望「いや、刑天を送る時間を間違えちゃった・・・テヘッ♪」

 

 

狂骨「なあ・・・こいつ潰してもいいか?」

 

 

貂蝉「お好きにどうぞ~」

 

 

狂骨「フンッ!」

 

 

太公望「ゲファ!」

 

 

狂骨「刑天・・・ドンマイ」

 

 

こんな感じだった

 

 

―――Side 刑天―――

 

 

刑天「まあ、悩んでいても仕方ない この時期に来れたのなら、孫策たちと仲良くなれるという事にしておこう」

 

 

とにかく、ポジティブに考えようとする刑天 そして、建業に向けて歩き出した

 

 

刑天「・・・というか、狂骨が太公望に染まる事はないとは思うが、その分苦労させられそうだな」

 

 

刑天は、親友の苦労を想像して・・・泣いた

 

 

―――Side 美蓮―――

 

 

美蓮「だ~もう!鬱陶しいわぁ!」

 

 

祭「落ち着かんか!ぬおっ!?儂は味方じゃあ!」

 

 

美蓮率いる呉の部隊は反乱を起こした区星軍との戦闘をしていた しかし、段々イラついてきた美蓮により傍にいる祭まで被害が及んでいる

 

 

美蓮「敵が多いわぁ!」

 

 

祭「伊達に反乱を起こしたわけではないか・・・」

 

 

予想していたよりも、大軍に膨れ上がっていた区星の軍は呉に善戦をしていた

 

 

祭「このままでは、まずいぞ!」

 

 

実際、区星軍に圧されてきている呉軍は後しばらくもすれば、完全に劣勢に陥るところまで来ていた

 

 

美蓮「せっかく、娘もそれなりに成長してきたって言うのに!「手を貸そうか?」はあ!?」

 

 

美蓮が振り向くとそこには、大剣を背負い悠然と立つ男がいた

 

 

 

 

―――Side 刑天―――

 

 

刑天「(騒ぎを聞きつけてきてみれば・・・僥倖というやつか?)」

 

 

歩いていたら、剣の音とかが聞こえたので走ってきてみたら、孫堅たちが戦っていた

 

 

刑天「(建業まで、道案内ができたな~)」

 

 

美蓮「・・・誰?」

 

 

刑天「ま、流れ者の仙人さ とりあえず、こいつらを鎮圧してから話さないか?」

 

 

美蓮「ま、いいわ」

 

 

祭「美蓮!?」

 

 

美蓮「大丈夫よ、祭 敵なら、わざわざ話なんてしないから・・・それに、『仙人』について聞きたいし♪」

 

 

祭「あ~・・・まあいい お主、名前は?」

 

 

刑天「刑天・・・それ以外の名は捨てている」

 

 

こうして、不死の闘神の新たな外史が幕を開けた

 

 

美蓮「つまり・・・あなたは、その罪人を殺すためにここいるの?」

 

 

戦闘が終わり、天幕に呼び出された刑天は美蓮と祭にある程度の事を話した

 

 

刑天「ああ まあ、奴は狡猾らしくなかなか尻尾を見せんので芳しくは無いがな」

 

 

祭「仙人か・・・というか、不死とは・・・」

 

 

二人とも、最初は驚いたが、さすがは英傑といったところかすぐに落ち着きを取り戻した

 

 

刑天「別にいいもんでもないぞ?周りの人間がどんどん死んでいくから、同じような境遇の奴がいないと狂うからな」

 

 

祭「そうか・・・」

 

 

ちなみに、不死ということを分からせるために自分の首を斬りおとし、以前やった「首なし男」をしたが、その反応は―――

 

 

美蓮・祭「「・・・・」」

 

 

口をパクパクあけて放心状態でした 

 

 

美蓮「とにかく、事情は察したわ・・・そうね だったら、うちに来ない?あなたが探しているその罪人の情報も集めてあげるから」

 

 

その提案は、渡りに船だった 二人に明かしていないもう一つの目的「孫策の暗殺阻止」がやりやすくなるからだ

 

 

刑天「ああ・・・では、これからよろしく頼む」

 

 

美蓮「ええ 私の真名は美蓮よ よろしく」

 

 

祭「儂は、祭じゃ・・・まあ、よろしく頼む」

 

 

―――Side 雪蓮―――

 

 

建業では、雪蓮や蓮華たちが自分の母親の帰りを待ちわびていた 

 

 

小蓮「母様、いつ帰ってくるかなぁ?」

 

 

蓮華「多分・・・もう少ししたら?」

 

 

雪蓮「お土産何かしら?」

 

 

まだ、少女 長女の雪蓮でさえ未だに、15を超えたくらいなのだ 母親が恋しいのは当然である

 

 

小蓮「あ、きた!」

 

 

そういって、指した方向には自分の母親とその親友 そして、知らない男がついてきた

 

 

雪蓮「・・・お土産は、男の人?」

 

 

蓮華「え?」

 

 

刑天は、お土産ではないです

 

 

 

 

―――Side 刑天―――

 

 

刑天が、呉に来て一月がたった そして、今の刑天は―――

 

 

小蓮「けーてん!あそぼー!」

 

 

蓮華「シャオ!刑天は、私のお勉強をみてたの!」

 

 

雪蓮「たまには、遊ばないと~」

 

 

刑天「はいはい・・・もう少しで、蓮華の勉強が終わるからな そしたら、皆で遊ぼうな」

 

 

父親やってます♪

 

 

祭「う~む・・・ここまで早く慣れるとは」

 

 

美蓮「いや~来てくれて助かったわ」

 

 

刑天「お前ら・・・」

 

 

最初は、警戒していた三人 しかし遊んでいるときに、以前倒した区星の軍の生き残りが襲撃して三人が襲われそうになったときに、狂骨から教えてもらっていた某クロックアップする蠍型ライダーの技を使った(能力を使いポイズンブラッドまで再現して) そして、懐きました

 

 

刑天「(いや、仲良くなったのはいいんだが・・・ここまで来ると・・・)」

 

 

どこで選択を間違えたのか、悩む刑天 そして、夜

 

 

美蓮「う~・・・刑天、あんた飲んでるのん!?」

 

 

祭「水飲んどるのか!?」

 

 

刑天「いや、飲んでる飲んでる(絡み方がおっさんだな・・・)」

 

 

刑天は、絡んでくる美蓮たちを適当にあしらっていた しかし―――

 

 

美蓮「とりゃあ!」

 

 

刑天「んな!?」

 

 

飛びついてきた美蓮に押し倒される刑天

 

 

刑天「何を!?」

 

 

美蓮「祭!」

 

 

祭「ふっふっふ・・・」

 

 

縄をもってにじり寄ってくる祭 逃げようとするが、美蓮に抱きつかれて動けない 別に、本気出せば動けるのだがなぜか動けない

 

 

刑天「(・・・まずい!)」

 

 

美蓮・祭「「ふふふふふふ」」

 

 

妖艶な笑みで迫ってくる二人を見て刑天は思った

 

 

刑天「(・・・オワタ)」

 

 

 

 

翌日―――

 

 

蓮華「けいてん・・・つかれてるの?」

 

 

いつものように、三人に勉強を教えていると蓮華が聞いてきた

 

 

雪蓮「そういえば、母様と祭が機嫌よかったけど・・・」

 

 

美蓮「ふふっ・・・あなた達も大きくなったら分かるわよ♪」

 

 

どこからか、現れた二人がそういった

 

 

祭「フフフ・・・」

 

 

小蓮「もしかして・・・」

 

 

蓮華「・・・」

 

 

雪蓮「刑天!私も!」

 

 

何が起こったのかを想像して、雪蓮が行動に移そうとした

 

 

刑天「貴様ら、煽るな!」

 

 

美蓮「あら~?刑天ってば、幼女趣味でもあるのかしら?」

 

 

刑天「・・・俺からすれば、お前らも十分幼女なんだが?」

 

 

肉体年齢は20代前半、しかし精神年齢はすでに千年を超えている刑天 こいつにかかれば、90のおばあちゃんでも幼女なのだw

 

 

刑天「まあいい・・・それより、出撃じゃないのか?」

 

 

美蓮「あ、そうだった じゃあ、皆お留守番よろしく!」

 

 

三人「「「は~い」」」

 

 

祭「では、行こうかの?」

 

 

刑天「(切り替えはえ~)・・・了解した」

 

 

しかし、この戦闘で呉は大事なものを失うのだった 美蓮という柱を

 

 

 

 

「いわゆる後書き」

 

 

刑天「なあ、神様(作者)」

 

 

なんでしょう?

 

 

刑天「このページなんだ?」

 

 

いや、劇中で出てきた解説とかをこんな感じでやっていこうかと・・・

 

 

刑天「・・・本気か?」

 

 

・・・皆さんの、反応次第で・・・

 

 

刑天「・・・そうか では、質問だが」

 

 

はい

 

 

刑天「なぜ、あの状況で俺や狂骨、一刀は勝てないんだ?」

 

 

・・・お約束ですよ?

 

 

刑天「・・・じゃあ、次の疑問なんだが、今回俺ライダースラッシュ使ってないか?」

 

 

うん 最初は、君の「水」を生かした技を調べていたんだけどライダーで水系統の技を使うのが少なくて、そしたら『あ、これいける!』と思いついたが今回の技なんだ

 

 

刑天「これからも、技使うのか?」

 

 

特撮全般と自分が好きなアニメとかゲームから引っ張ってくるよ?

 

 

刑天「あまり無茶するな」

 

 

とりあえず、次回は「奴」が来る!お楽しみに!

 

 

刑天「ばればれの気もするが・・・まあ、次回お会いしましょう」

 

 

次ページに、刑天の紹介をw

 

 

 

 

刑天

 

武器:処刑刀『餓虎』

    

能力:斬ったものの命を喰らう(氣や火といった実体の無いものも可)

 

その他の能力:五行の『水』を操れるので、致命傷が致命傷にならない(気脈を乱されない限り)さらに、液体ならどんなものでも作成可能 さらに、毒とか酒とかは体内に入ったら中和されるので酔ったりとかは無い 

 

人物:太公望の、うっかりにより本来来るはずだった時代よりも前に来てしまい、いつの間にか呉の中枢にいる 

 

紹介は、どんどん増えていくと思います

 


 
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