(リクエスト五)
このお話は未来のお話。
「母上、お茶とゴマ団子をお持ちしました」
そう言いながら部屋に入ってきたのは今年十五になり、長い黒髪を一つに束ね、母と同じ眼鏡をつけた周循。
「あら、いらっしゃい」
そこにいたのは彼女の姉で桃色の髪をそのまま伸ばしている孫紹だった。
「姉上、どうしてここにいるのですか?」
いつもならば祭と華雄が師範となり妹達と一緒に武芸の鍛錬をしているはずの姉がなぜ自分の母親の部屋にいるのか理解できなかった。
「冷たいわね~。お姉ちゃん、泣いちゃうわよ」
「気持ちの悪いことを言わないでください」
ため息をつき周循は机の上にお茶とゴマ団子を置いた。
「冥琳様なら今出かけているわよ」
机の上のゴマ団子に目を光らせる孫紹に周循は軽く咳払いをした。
「そうですか。では出直して来ることにしましょう」
お茶とゴマ団子を持って帰ろうとする周循を孫紹は慌てて止めた。
「なんですか?」
「循ちゃん、お姉ちゃんとしてはその美味しそうなゴマ団子を食べたいなあ~」
当然、誰が作ったかまで知っている孫紹に周循はもう一つため息をついた。
「もし食べさせてくれるのならこの本を貴女にあげるわ」
そう言って手に持っていた本を周循に差し出した。
使い古された一冊の本。
古書や珍しい本などがあれば興味を示している周循にとって魅力的なものだった。
「仕方ないですね」
誘惑には勝てない周循は再び机の上に置いて姉の前に差し出した。
「さすが循ちゃん♪」
嬉しそうにゴマ団子を頬張っていく孫紹を見て苦笑いを浮かべる周循。
手渡された本をさっそく開き、中を見るとそこには信じられないものが書かれていた。
急いで本を閉じて両手にゴマ団子を持った姉を思わず睨みつけてしまった。
「あ、あ、姉上!」
「うん?」
「こ、これは母上の大切になさっている日記ではないですか!」
「そうよ」
だからどうしたといった感じで孫紹は二つのゴマ団子を食べ終わり、三個目に手を伸ばしていく。
「これを読んだなんて知られたら絶対にお仕置きをされますよ」
「バレなきゃあいいのよ。大丈夫。ゴマ団子もらったから責任は私が持ってあげるわよ」
その言葉を聞いて周循は三度目のため息をつき、仕方ないといった感じで本を開いていった。
「あぁん、もう紹ちゃん可愛い♪」
雪蓮はまもなく二歳になる愛娘の柔らかな頬を指で突付いていた。
毎日のように同じことを言う雪蓮は、孫紹という娘がそれほどまでに愛しい存在だったが、その育児方法はとても他人が真似できるものではなかった。
常に愛娘を腕に抱き、どこへ行くにも一緒だった。
そこまでなら別にどこにでもいる母親なのだが、それ以上のことをしてしまうのが雪蓮だった。
一刀が手作りの木馬に乗せていると、
「本物のほうがいいわ」
と言って自分の愛馬に孫紹を前に乗せて手綱を二人で持って何里も走らせたことがあった。
危ないからと一刀が止めようとしたが、大丈夫の一言で雪蓮は乗せてしまった。
それ以来、遠乗りをする時は必ず孫紹もつれていった。
赤子からすれば馬上から落ちればただでは済まなかったが、雪蓮の血を受け継いでいるのかそれとも天性の勘というものだろうか、一度も落馬することはなかった。
馬から下りると上機嫌だったので一刀も強く反対することはできなくなった。
だが、雪蓮の勢いはそれだけでは止まらなかった。
赤子をあやすときなど両手を伸ばして高い高いをして、そこから勢いをつけて上空に放り投げることなどよくあることだった。
その現場を見ていた冥琳は心臓に悪い光景を何度も見ていた。
「雪蓮!」
「なによ?」
「下に落としたら間違いなく孫紹様は怪我をするわよ?」
「大丈夫よ。きちんと受け止めているし、仮に落ちたとしても私の娘よ」
「自分と同じように考えたらダメよ」
と言った感じで何度も冥琳が注意をするがまったく聞こうとしない雪蓮。
あまりにも危ないために夫である一刀に相談をすると、
「俺が言っても聞かないと思うよ。それだけ紹のことが好きなんだから」
さすがの一刀も注意しても素直に聞くとは思っていないらしく、雪蓮のやりたいようにやらしてあげるのが一番だと冥琳に言った。
「旦那様、もしそれで孫紹様が怪我でもなさったらどうなさるおつもりなのですか?」
「その時はきちんと怒るよ。それに怪我をさせないように雪蓮だってきちんと考えていると思うし」
雪蓮のことを信頼しきっている一刀が言うのであれば信じるしかないと冥琳は思った。
「それよりも冥琳だって循に無茶なことをさせたらダメだよ」
「私はそんなことをさせていませんよ」
と言いつつも、なぜか兵法や政治についての本を読み聞かせていた。
自由に遊ばせるべきではないかと何度か一刀から言われたが、将来のためだといって冥琳は周循にいろんなことを聞かせていた。
そして冥琳自身、知らず知らずに教育ママになっていった。
勘と勢いだけで突き進む雪蓮と、己が知識を総動員して育てている冥琳。
まさに両極端の二人の育児だが、その中で妙な共通点があった。
それは彼女達の夫であり、娘達にとって父親である一刀の存在だった。
大都督として毎日多忙な日々を送っているが、仕事が終わると屋敷に戻って子供達と遊ぶことを何よりも楽しみにしていた。
それは一刀だけではなく孫紹、周循からしても同じことだった。
どういうわけか一刀がいると二人の娘は母親よりも父親のほうに行こうとする。
そして抱いてもらうと母親達が嫉妬するほどの笑顔を見せては一刀を喜ばしていた。
「もう~~~~~紹ちゃんったら」
さっきまで自分の腕に抱かれていた孫紹は自分から抜け出して一刀のところにいた。
「循も旦那様のことが好きなのですね」
娘に嫉妬してしまう冥琳。
一刀はそんな二人の娘に好かれていることが嬉しくて、笑顔がまったく絶えなかった。
「二人ともママ達に似て美人になるよ」
普段なら嬉しい言葉なのだが、この時ばかりは何ともいいがた気持ちだった二人はため息を付く。
「なんだよ、二人とも。元気ないぞ」
「だって一刀が紹ちゃん達を独り占めしているからよ」
「私も少々寂しいです」
親バカを全身で表している一刀に対して不満をぶつけてくる二人の妻。
「そんなこといったって、俺なんか仕事が終わってからでないと紹と循に会えないんだぞ。この時ぐらいは独占させてくれよ」
甘えてくる愛娘に顔が緩みっぱなしの一刀。
孫呉の王である蓮華が産休に入ったために政務を代行している一刀にとって、娘達の笑顔を見ることが明日への活力になっているだけに雪蓮達も強くは言えなかった。
「ねぇ一刀」
「うん?」
「今から私と閨に行くのと紹ちゃんをそのまま抱いているのだったらどっちがいい?」
「紹を抱いてるほうがいい」
即答で返してくる一刀に雪蓮は拗ねる。
「え~~~~~~。今なら一刀の好きなことさせてあげるわよ?」
「ごめん。今は紹や循とこうしているほうがいい」
普段であれば間違いなく飛びついてくるはずが、今は娘達のほうが妻達より勝っていた。
「冥琳もなんとかいいなさいよ」
自分一人ではどうすることもできないと悟った雪蓮は強力な援軍を頼んだ。
だがその援軍である冥琳は一刀の気持ちを理解しており、雪蓮には協力できなかった。
「仕方ないでしょう。旦那様は私達よりも短い時間しかあの子達といられないのだから」
だからこういう時ぐらいは娘達を譲ってもいいのではと雪蓮に言う。
そう言われたからといって雪蓮が大人しく引き下がるはずがなかった。
「そういえばさっき、恋が探していたわよ」
雪蓮は悪知恵を回転させて嘘を言う。
「恋?ああ、ここに来る前に会ったよ」
恋も自分のお腹に一刀との子が宿っていることが嬉しいらしく、一刀に何度もお腹を触ってもらっていた。
「じ、じゃあ蓮華達が呼んでいたわよ」
「蓮華達?今は寝ているはずだけど?」
まもなく臨月を迎える蓮華と思春は無理をしないようにと一刀は風達に見てもらっていた。
そしてここに来る前にその様子を伺ってきているので呼んでいるわけがなかった。
「う~~~~~ん」
他に何かいい手がないか考える雪蓮。
「そこまでして孫紹様と遊びたいの?」
冥琳は呆れたように考え込む盟友を見る。
「だってだっていっぱい遊びたいの~」
これでは身体だけが大きな子供ではないかと冥琳は内心で思った。
「旦那様、これでは身体が大きいだけの子がもう一人できてしまいます」
自分はいいのでせめて孫紹だけは雪蓮に戻してほしいと言いい、一刀は渋りながらも孫紹に母親のほうへ行くように言った。
だが孫紹は雪蓮のほうにいこうとせず、一刀から離れようとしなかった。
「紹ちゃん、ママのところにきて~」
両手を広げて満面の笑みを見せる雪蓮だが、孫紹はただじっと見ているだけで動かない。
「か~ず~と~」
一刀を睨みつける雪蓮だが、こればかりはどうすることもできなかった。
下手に引き離そうとすれば大泣きされるのは間違いないので、どうしたものかと考える一刀。
「仕方ない。これしかないか」
本当ならば恥ずかしくてあまりしたくないことなのだが、この状況では後で雪蓮に間違いなく何かをされかねなかったので諦めて最終手段をとることにした。
「雪蓮、冥琳。俺の横に来てくれるかな」
言われるままに二人は一刀を挟むように座った。
そして一刀は雪連の方に孫紹を半分のせ、冥琳の方に周循を半分のせた。
「少し窮屈だけど、こうすれば問題ないだろう?」
一刀を中心にしてそれぞれの娘を抱くことができる。
雪蓮も冥琳も笑顔になり、娘を抱きながら頭を一刀の肩にのせた。
「さすが一刀♪」
「これならば循と離れることなく、また旦那様に触れられますね」
「紹も循もこれなら問題ないだろう?」
不思議そうに見上げる二人はにっこりと笑顔を見せた。
「これって私達の成長を記しているのではなくてただの惚気じゃないの?」
「私もそう思います」
残ったゴマ団子を仲良く二人でわけて、食べながら日記を読んでいた孫紹と周循。
本の前半はほとんど子供だった自分達のことよりも、それを介して夫婦愛を語っているようにしか思えなかった。
「しかし姉上」
「な~に?」
「姉上が今の性格になったのは雪蓮様のせいですよね?」
母親譲りの天真爛漫な性格は成長するごとに周りにも多少なりの影響を与えていた。
そしてそれに振り回されたのは誰でもない周循だった。
「仕方ないでしょう?赤子の時に本物の馬にのせられたのだから」
赤子からのっているため、姜維こと葵もその手綱さばきには驚いていた。
「葵ちゃんにも負けないわよ♪」
義理の母とはいえ童顔の葵を自分達と同じような感覚を持っていた。
「ところで循はパパのことが今でも大好きなのよね?」
「ゲホッ…………」
思わずゴマ団子が喉に詰まりそうになった周循はお茶を飲んで一息ついた。
「そうよね。パパ大好きだもんね♪」
「…………」
言い返そうとするが何を言っても無駄だと思って周循は本を見た。
「姉上」
「うん?」
「父上は今の私達を見てもこの頃のように愛してくれているのでしょうか」
会えない時間が長ければ長いほどその思いは募っていくばかりだった。
そして誰よりも父親のことを想っている周循にとってそれは不安や悲しみといった感じが消えなかった。
「大丈夫よ」
「え?」
姉を見ると優しさを含んだ笑みがあった。
「私達全員のパパなのよ。愛してくれているに違いないわよ♪」
「姉上…………」
「だから続き読もうよ♪」
この姉がいるからこそ周循は寂しさを消すことは出来なくても和らげることが出来た。
「はい、姉上」
そんな姉をもって感謝する周循。
そして二人は続きを読んでいく。
一刀は両手を広げて青空が広がる庭の中にいた。
そこには二人の愛娘と二人の愛妻が彼の腕を枕にして眠っていた。
仲良く寄り添って日光浴をしているその様子は蓮華や月達に見られ、後日、自分達の子供が産まれたときに同じことをせがまれた。
「ふぁ~」
穏やかな日差しの中で欠伸をして、左右を見ると幸せそうに眠っている雪蓮達がいた。
(二人とも疲れているのかな)
育児のほとんどを任せているため、疲れがたまっていると思い申し訳ない気持ちになっていた。
「しょうちゃん」
夢の中でも孫紹の育児をしている雪蓮。
「じゅん」
冥琳も幸せそうに周循の名を呼んでいる。
「二人ともありがとうな」
家族をしっかり守ってくれている二人が一刀にとって嬉しかった。
「あぅ」
目を覚ました周循は一刀に手を伸ばしていく。
頬に小さな手が触れると喜ぶ周循。
冥琳は周循のために毎日、紫苑から送られた文を頼りに自分の知識で育てていることを本人から聞いた時、いくら感謝してもし足りなかった。
「いつもありがとう、冥琳」
それに応えるかのようにさっきよりも冥琳の表情は幸せが溢れていく。
「雪蓮もありがとう」
雪蓮の方を見て同じように感謝をする。
口元が微かに動いたが起きる様子はなく、雪蓮も幸せを溢れさせていた。
すると孫紹が目を覚まして一刀の頬に手を伸ばしながら声を漏らした。
「ぱ……………ぱぁ」
一刀はその言葉を聞き、思わず起き上がってしまった。
その結果、雪蓮と冥琳は幸せな夢の世界から追い出されて目を覚ましていく。
「一刀どうしたのよ?」
「い、いま、紹がパパって言ったんだ」
「ぱぱ?なによそれ?」
「教えただろう。父親のことだって」
目を擦りながら意識を回復させていく雪蓮は孫紹を見た。
「ぱぁぱぁ」
両手を伸ばして一刀を求める孫紹に三人の親はお互いの顔を見て喜びに染まっていく。
「今の聞いたよな?」
「ええ」
「たしかに聞きました」
一刀は孫紹を抱き上げる。
「パパだぞ♪」
「ぱぁぱぁ」
嬉しそうに言う孫紹に一刀は可愛くて我慢できなくなり抱きしめてた。
「一刀、私も私も♪」
孫紹を一刀から渡してもらうと雪蓮はさっそく自分のことを呼んでもらおうと張り切る。
「紹ちゃん、私が貴女のママよ♪」
すると、
「ま…………まぁ」
少し聞き取りにくそうだったがそれを聞いて雪蓮は孫紹を抱きしめた。
「紹ちゃん♪」
初めて自分のことを母親だと言ってくれた喜びが雪蓮を包んでいく。
それを見ていた冥琳は少し羨ましそうにしていた。
「大丈夫だよ、冥琳。循もすぐに言えるようになるよ」
自分の気持ちを察してくれる一刀に冥琳は頷いた。
「紹ちゃん、もう一度よ。ママよ♪」
「まぁまぁ」
雪蓮は最高の笑みを娘に向けた。
「一刀、ちょっと出かけてくるわね」
そう言い残して颯爽と屋敷の中に入っていった。
「もしかしなくても自慢しにいった?」
「そのようですね」
雪蓮の行動力に呆れる二人。
蓮華などが聞けば羨ましがることは間違いなかった。
「まったく、あそこまで大袈裟にすることかしら」
そう言いつつも冥琳も自分のことを母と呼んでくれた周循を自慢しに蓮華達に見せにいったことはしっかりと本人が知らない間に日記に記されることになった。
「蓮華!紹ちゃんがね」
嬉しそうな大声が一刀達のところまで聞こえてくる。
「なんだか悔しいから俺達も行こう」
冥琳に手を差し出すと、彼女も頷き周循を抱きながら手をとって雪蓮の後を追いかけた。
「循、母は待っていますからね」
「あぅ」
母の願いを聞くように周循は笑顔だった。
読み終えた二人は静かだった。
「なんだか照れくさいわね」
孫紹は自分の記憶にないことを知りくすぐったく感じていた。
そして周循は閉じた本を両手でしっかりと持ち抱きしめた。
「私達は父上や母上達にこんなにも愛されていたのですね」
時には厳しく、喧嘩もすることがあった。
だがその中には彼女達が初めて知った両親の愛情の深さがあった。
「姉上は知っているでしょう、私が一度だけ父上を恨んだことがあるのを」
「ええ。あの時ほど貴女が怖いとは思わなかったわ」
「でも今になってわかりました。ただ憎かったからではなく、本当は傍にいて欲しいと思っていたんですね」
この日記に綴られている彼女達の父親はどこまでも優しく、自分達を愛してくれていた。
それに負けないぐらい母親から厳しくも優しく、そして愛されている。
「私は果報者です」
それは彼女の母親がかつて愛する夫に伝えた言葉。
「パパはママ達と私達みんなを愛してくれているのよ。きっとそれは今でも変わらないわ」
たとえ近くにいなくてもその想いがある限り自分達は自信を持って言える言葉があった。
「パパの娘として産まれてよかったわ」
「私も父上の娘でよかったです」
二人はお互いの顔を見て笑いあった。
「あら、随分と賑やかね」
その声に笑いが萎んでいく二人。
ゆっくりと入り口に顔を向けると笑顔で立っている雪蓮と、少々怒っている冥琳がいた。
「あ、あれ、私達どうしてここにいるのかしら?」
「あ、姉上、ゴマ団子を教えてもらいにいきましょう」
二人は本をゆっくりと机の上に置いて窓から逃げ出した。
その様子を笑う雪蓮とやれやれと呆れる冥琳。
「まさかしまい忘れた一冊を見られるとはね」
「私達の親バカぶりがばれちゃったわね」
机の上に置かれている本を手に取り、冥琳はさっき周循がしたように両手で抱きしめる。
「大丈夫よ。私や冥琳、それに一刀の想いはあの子達に伝わっているわ」
「そうね」
過ぎ去りし時の中にあった確かな幸せ。
娘達が産まれるたびに大袈裟なほど喜び、そして妻達に感謝していた最愛の夫。
「せっかくだからこの日記を肴にして一献どう?」
「そうね。たまにはいいわね」
二人はそう言って静かに笑みを浮かべ、そして過去にほんの少し振り返ることにした。
「紹、循。パパはずっと一緒だからな」
その日の夜、孫紹と周循は大好きな父親と共に過ごす幸せな夢を見た。
(座談)
水無月:出産に続きまさに未知の経験です!
一刀 :育児か…………。
雪蓮 :かなり大変よ。
水無月:そうですね。ニュースなど見ていると育児疲れなどが原因で色々と悲しい出来事が起こっていますからね。
雪蓮 :我が子なら親が守らないとダメね。
冥琳 :過保護過ぎるのもどうかと思うわよ?
水無月:何にしても、私達も結婚して子供が産まれたら本作のように愛情たっぷりに育てたいですね。
一刀 :それが出来ないのなら子供を作るな!だな。
水無月:お、たまにはいいこと言いますね。(だから最近、天気が悪いのか)
一刀 :たまにはってなんだよ!
水無月:いえいえ。さて次回もリクエストSS第六弾。
雪蓮 :随分ときたわね。
水無月:実は次のリクエストが私としては最も難しいと思っています。まさに一言で言えばデンジャラス!(芸人じゃあないよ)
雪蓮 :とりあえず次回もよろしくね♪
蓮華 :ところで一刀。
一刀 :なんだ?
蓮華 :ぱぱやまま以外で父母の呼び方はあるの?
一刀 :おとん、おかん。
蓮華 :それはなんだか嫌ね…………。
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リクエストSS第五弾!
今回のリクエストは斑鳩様からのリクエストです。
一刀、雪蓮、冥琳の子育て日記。
そしてその日記を読んだ二人の娘。
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