No.85387

真・恋姫†無双~江東の花嫁達~(リクエスト四)

minazukiさん

リクエストSS第四弾!
今回は絢風 悠様からのリクエストです。

冥琳が主役です。
愛する夫と娘と過ごす穏やか日常。

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2009-07-19 22:36:44 投稿 / 全9ページ    総閲覧数:21316   閲覧ユーザー数:15290

(リクエスト四)

 

 冥琳は夢を見ていた。

 

 紅蓮の炎の中で命を削りながらも祖国のために采配を振るっていた自分。

 

 呉の柱石として、また亡き盟友のために舞うその姿は死すらも彼女を美しく昇華させていく。

 

 全てをやり遂げた時、彼女は心から愛した男の腕の中で穏やかな眠りについていた。

 

「冥琳」

 

 彼女の名を優しく呼び声が聞こえてきた。

 

 ゆっくりと目を開けると、彼女の夫の顔があった。

 

 冥琳は夫の膝を枕にして眠っていたことを思い出した。

 

「すいません、旦那様」

 

 すぐに起き上がろうとしたが、夫は彼女にそのままでいるようにと言った。

 

「循はどうしていますか?」

 

「ここで眠っているよ」

 

 彼女の横で穏やかに眠っている娘を見つけ、冥琳は微笑を浮かべた。

 

 平穏な日々の中で冥琳は妻となり母となった。

 

 一人の男によってもたらされた平和な世の中。

 

「旦那様」

 

「うん?」

 

「旦那様は今の違う自分の夢を見たことありますか?」

 

「今の自分と違う夢?」

 

 妻の髪を指で梳きながら考える夫。

 

「覚えてないな」

 

 夢よりも大切なものが彼にはたくさんあった。

 

 だから夢を見るのではなく現実で感じていることが彼にとってすべてだった。

 

「冥琳はどうなの?」

 

「私は時折、今の自分とは全く違う自分を夢の中でみます」

 

 そしてその夢の話をすると、夫は何も言わずただ彼女の髪を優しく指で梳き続けるだけだった。

 

「私は旦那様に命を救われたと思っていますよ」

 

 呉の独立から赤壁が終わるまで、ほとんど休むことのない日々を送っていた冥琳の微かな変調に気づいたのは彼女の夫だけだった。

 

 当時は大都督と一軍師に過ぎなかった二人の関係。

 

 何度も断られても決して引くことなく、彼女に療養するようにと言い続けた。

 

 その時、無理にでも政務をし続けていたら彼女は病によって身体を蝕まれ、今を生きていなかったかもしれなかった。

 

「旦那様が私だけではなくこの呉そのものを救ってくださいました」

 

「俺は当たり前のことをしただけだよ」

 彼はそう言って笑う。

 

「旦那様はもう少し自慢してもよろしいのですよ?」

 

 それだけのことをしたことを誰もが知っている。

 

 それでも彼女の夫は自慢することもせず、平和になったその全ての源は三国の王とその臣下達によるものだと思っていた。

 

「俺は自慢できることといえば雪蓮や冥琳、それに蓮華達を奥さんにしたことぐらいかな」

 

 多くの側室をもちながらも誰一人として軽い気持ちで接することなく本気で愛していることは冥琳も知っていた。

 

 誰もが彼と過ごす時間が一番の幸せだと思っていた。

 

「このところ、少し頑張りすぎていませんか?」

 

 髪を梳かれる気持ちよさに全身の力を抜いて、冥琳は夫の有り余る元気さに苦言を漏らした。

 

 この一年で彼の妻達のほとんどが懐妊した。

 

 雪蓮は改めて呉の種馬の実力に笑っていた。

 

 それでも誰もが愛されたという証ができたことが何よりも嬉しかった。

 

「仕方ないだろう。皆、同じぐらいに好きなんだから」

 

 その言葉は一つだけ嘘をついていた。

 

 彼も気づいていないが、正室である雪蓮だけは別格なのだと冥琳達は知っていた。

 

 一見、同じように愛されているように見えても、ほんの些細な違いが雪蓮と自分達にあったのだが言うつもりはなかった。

 

(私達を愛してくださっているのは事実だから)

 

 そう誰もが納得していた。

 

「そういう冥琳はどうなんだ?」

 

 循が産まれてから夫と一緒に眠ることはあるが、それ以上を求めていなかった。

 

「私は旦那様とこうして過ごしているのが何よりも幸せです」

 

 抱かれて彼を全身で感じる幸せもあるが、彼女にとって今は親子三人でのんびりと過ごせる時間が大切だった。

 

 ほんの数年前まで考えられなかったことに冥琳は自分にとって支えてくれる人の存在の大きさを感じていた。

 

「冥琳」

 

「はい」

 

「俺は冥琳がこうして生きていてくれることが嬉しいよ」

 

「旦那様?」

 

 身体を起こした冥琳が見たのはどこか遠くに感じる夫の姿だった。

 

「だからこれからも生きて欲しいんだ」

 

 まるで別れをを告げられているような錯覚に陥る冥琳は彼に口付けをした。

 

 情熱的でも愛情が篭っているのでもなく、ただ貪るようにして唇を重ねていく。

 

「冥琳?」

 

 唇を離した冥琳の表情は悲しみに満ちていた。

「私はもう旦那様がいないと生きていけません。だから一人にはしないでください」

 

 それはかつて彼女の盟友が大切な人を失いかけた時に感じたものと同じ気持ちだった。

 

「どうしたんだ、冥琳?」

 

 状況がわかっていない夫は今にでも泣きそうな妻を慰めるように彼女の頬を優しく撫でる。

 

「私や循を残して逝かれるのかと思ったから…………」

 

 今まで感じたことのない不安が彼女を弱くさせていく。

 

「大丈夫だよ。俺はちゃんとここにいる。今は冥琳の目の前にこうしてね」

 

 そう言いながら不安な妻を優しく抱きしめる。

 

 冥琳は子供のようにしがみつき、必死になって不安な気持ちを消そうとした。

 

「昼夜と いふわき知らず 我が恋ふる 心はけだし 夢に見えきや」

 

 どこまでも優しく温かみのある声で奏でた言葉に冥琳は顔を上げると、そこには夫の穏やかな笑顔があった。

 

「昔、といってもこの時代からすれば随分先なんだけど、俺のいた世界の先人が作った万葉集って歌集があって、その中にある歌だよ」

 

「まんようしゅう…………ですか」

 

 天の国にもそのようなものがあるのかと冥琳は不安の中から少し興味を示した。

 

「でもね、その大部分が恋の歌を詠っているんだ」

 

「こい?」

 

「これがまた恥ずかしいのなんの」

 

 授業で習ったそれを今になって思い出した彼は冗談交じりで言った。

 

「歌で自分の想いを伝えるなんて恥ずかしいなあって思っていたよ」

 

「そうですか?」

 

「でも今は凄いなあって思うんだ」

 

 彼は抱きしめている愛妻に自分の気持ちを歌で伝えたことが嬉しかった。

 

 そして彼の言葉に冥琳は瞼を閉じて自分を包んでいた不安が消えていくのを感じた。

 

 親子三人で過ごせれば幸せ。

 

 それ以上に彼女は心の中で自分がもっと愛し愛されたいと思っていた。

 

「旦那様」

 

「うん?」

 

「その万葉集というのを教えていただけませんか?」

 

「それはいいけど、あまり覚えていないから全部ってわけにはいかないよ」

 

「それでもかまいません」

 

 彼女はその歌にこめられた想いを感じたかった。

 

「冥琳」

 

「はい」

 

 その後は言葉など必要なかった。

 

 お互いが顔を近づけていきやがて自然と唇が重っていった。

 唇を離すと、周循が目覚めたのか声を漏らす。

 

「循を起こしたかな?」

 

 二人は我が子を優しく見守り、冥琳がゆっくりと抱き上げていく。

 

 それに喜びの表情を浮かべる周循。

 

「循は冥琳によく似ているな。特に目の辺りが」

 

「私は旦那様のように優しく強い子に育って欲しいと願っています」

 

 先に産まれた雪蓮の娘、孫紹は日々、元気に育っているだけにそれに負けないぐらい元気に育って欲しいと心から願う冥琳。

 

「なんだか紹や循をみていると嫁にやりたくないっていう父親の気持ちが良くわかるよ」

 

「ならこの子が嫁ぐ時は大変ですね」

 

 娘を嫁にしたいのなら俺を倒してみろと言いかねない夫に思わず笑みをこぼしていく冥琳。

 

「雪蓮や冥琳のように美人なるんだから嫁にはやらんぞ」

 

「旦那様」

 

 我慢できなくなり笑い声を上げる冥琳につられて夫も笑った。

 

 そしてその笑いは自分達の娘にも伝わり、周循も喜びの声を上げる。

 

「循、お父さんとお母さんがいつまでも一緒にいるからな」

 

 彼はそう言って指を差し出すと、驚きの光景が生まれた。

 

 突き出した指を周循はその小さな手一杯に握った。

 

「あぅ」

 

 小さな手がそれを揉むようにして何度も握っていく。

 

「循…………」

 

 冥琳は目を細め、熱いものがこみ上げていくのを感じた。

 

 それは押しとどめることなど不可能だった。

 

「冥琳?」

 

「えっ?」

 

 気が付けば彼女は涙が頬を伝って流れ落ちていた。

 

 幸せなはずなのに涙を流してしまうことに戸惑い始める冥琳だが、彼女の夫は微笑むを向けていた。

 

「冥琳、今幸せ?」

 

 その言葉は冥琳が婚儀の日、白のウエディングドレスで身を包んでいた時、彼女の盟友からも同じ事を聞かれた。

 

 愛する人と共に生きることが出来る喜びもあって、その時の冥琳は、

 

「幸せよ」

 

 と答えた。

 

 だが、今の彼女はその時に感じた幸せよりも遥かに大きな幸せを感じていた。

 

 だから、自然と答えも決まっていた。

 

「はい。私は三国一の果報者です。あなたという愛する人と添い遂げて、循を授かりこれ以上ないぐらい幸せです」

 彼女の幸せに満ちた表情に彼は周循に指を握られたまま、顔を近づけていき、流れ落ちていく雫を口で吸い取っていく。

 

 そこには淫靡さなど全く感じさせない、愛し愛される男女がいた。

 

「俺も冥琳を奥さんにできて凄く果報者だよ」

 

 そして産まれた周循は大切な宝。

 

「あぅ」

 

 周循はようやく満足したのか指を離して、両手を伸ばして父親を求めた。

 

「循も旦那様のことが大好きのようですね」

 

「だといいんだけどな」

 

 その言葉の通り周循は誰よりも父を愛し、母の英知と父の優しさを兼ね備え新生呉国を支えることになるがそれはまた別の話。

 

「さあ、循を抱いてください」

 

「ああ」

 

 彼は娘を抱き、愛しそうに頬を触れ合わせる。

 

 それに喜ぶ周循。

 

「でもあれだよな」

 

「どうかなさいましたか?」

 

「冥琳の血が流れているということはそれも受け継ぐってことだよな」

 

 何気なく頭に浮かんだ彼は妻の豊かな胸を見た。

 

「旦那様」

 

「な、なに?」

 

「そういうのはどうかと思われますよ」

 

 思いっきり腕をつねられる夫。

 

 冥琳は笑顔だが目は現役時代を思い出させるかのように鋭かった。

 

「じ、冗談だよ。なあ循?」

 

 周循はそんな情けない父親を笑っていた。

 

「まったく、旦那様らしいといえばらしいですね」

 

 穏やかさが戻った冥琳は苦笑する。

 

 夫から周循を戻してもらい愛しく抱くと、小さな声で歌を歌いはじめた。

 

 それは雪蓮の子守唄とどこか似ており聞いているものを穏やかな気持ちにさせていくものだった。

 

 周循もそれを聞いているといつしか眠りについていた。

 

 我が子を抱き、子守唄を奏でる冥琳の姿を月と詠が見かけ、自然と自分達のお腹に手を当て、瞼を閉じていた。

 

 そして産まれてくる我が子を想い、自然と笑顔が浮かんでいた。

 

 風が吹き、冥琳の長い髪は揺れていく。

 

 春風は彼女のこれからの幸せを暗示するかのように、穏やかに過ぎ去っていきまた新しい息吹が彼女達を包みながら空へ舞い上がっていく。

 夜になると、久しぶりに冥琳は夫の腕の中でその身を捧げた。

 

 周循の世話をしてみたいと風、葵、琥珀からの提案に冥琳は感謝をし、娘が産まれてから初めて抱かれた。

 

 心地よい気だるさが包む中、冥琳は目を覚ましてゆっくりと身体を起こした。

 

 隣では彼女の夫が深い眠りについていた。

 

 自分の中にまだ彼がいるような感覚を覚えながらも冥琳は寝台からおりて夜着を肩に羽織った。

 

 椅子に座り、置いてある酒瓶に手を伸ばし杯へ注いでいく。

 

 月明かりが部屋の中を薄明るく照らしていた。

 

 そこへ部屋の入り口がゆっくりと開き、雪蓮が酒瓶を持って入ってきた。

 

「お邪魔かしら?」

 

「本音をいえばそうなるわ。でも貴女だから特別に許してあげるわ」

 

「そう、ありがとう♪」

 

 雪蓮は椅子に座って持ってきた酒瓶を机の上に置く。

 

「よく眠っているわね」

 

「さっきまで起きていたのよ」

 

 何度も交わりその度に快楽という媚薬に酔いしれた二人。

 

「まったく、底なしよね」

 

 自分の杯に酒を注ぎ、軽く口をつけながら自分達の夫の精力の強さを愚痴る。

 

「その底なしにここまで幸せを与えてくれたのよ」

 

「そうね」

 

 二人は小さく笑う。

 

「ねぇ、冥琳」

 

「なにかしら?」

 

「今、幸せ?」

 

 雪蓮から二度目のその言葉に冥琳は頷いた。

 

 そして自分の左手の薬指にはめられている指輪を見下ろした。

 

「私は貴女と共に孫呉の夢を追いかけた。それが全てだったのに気が付いたらそれ以上のものを見つけたわ」

 

「私もよ」

 

 共に目指した高み。

 

 何だかんだと文句を言うこともあったが常に二人は同じところから同じものを目指して駆け抜けた。

 

 そしてたどり着いた場所に二人が愛している男が立っていた。

 

「そうだ、雪蓮」

 

「な~に?」

 

「こんな言葉をしているかしら?」

 

 冥琳は夫から聞いたあの歌を口にした。

 それを静かに杯を置いて聞いた雪蓮。

 

「どういう意味なのかしら」

 

「簡単に言えば私たちはあの男に愛されているということよ」

 

「なるほどね」

 

「驚かないのね」

 

「だって私達が愛している男よ?今更、驚くことでもないでしょう」

 

 理由になっているようでなっていないのではないかと冥琳は思ったが、それは些細なことだった。

 

「みんな、同じことを思っているわよ。だからこそ、こうして私達が目指した理想が現実になったのよ」

 

「そうね」

 

 酒をお互いの杯に注ぐと、それを軽く掲げた。

 

「ところで久しぶりに抱かれた感想はどうだった?」

 

「貴女に同じ質問をしたらどう答える?」

 

「もちろん、決まっているじゃあない。最高よ♪」

 

「なら私も同じよ」

 

 二人は酒を呑み、そして微笑みあった。

 

「そういえば眼鏡を外している冥琳を見るのも久しぶりね」

 

 長い付き合いの中で冥琳が眼鏡を外した姿をほとんど見たことのない雪蓮は、今の彼女の顔を見て意外な感想を持っていた。

 

「旦那様が外した顔も好きだと言われるのよ。そんなことを言われたら外したくもなるわ」

 

「ふ~~~~~ん、すっかり骨抜きにされているわね」

 

「貴女もでしょう?」

 

 やれやれといった感じで冥琳は苦笑する。

 

「じゃあ、今から私と代わって♪」

 

「ダメよ」

 

「え~~~~~、いいじゃない。私達、断金でしょう?」

 

「それとこれは別よ。そんなに旦那様に愛されたいのなら今度の時にでもたくさん甘えたらどうなの?」

 

「ぶーぶー」

 

 不平を漏らす盟友に冥琳は笑いを噛みしめる。

 

「ま、いいわ。今度、たっぷり愛してもらうから♪」

 

 それだけを言い残して雪蓮は椅子を立ち、部屋を出て行った。

 

 一人残された冥琳は最後の一杯を呑み終えると、立ち上がり寝台に戻っていく。

 

「冥琳」

 

「旦那様?」

 

 もしかして起きていたのかと思い、顔を近づけると眠っていた。

 

「大好きだよ」

 

 顔を間近にしてそう言われた冥琳は頬を紅くする。

 

「私も心から旦那様を好いておりますよ」

 

 そう言って彼の頬に口付けをする。

 

「だから、いつまでも私を想っていてください。そうしたら、もう違う自分を見ることなく目の前の幸せを感じていられますから」

 

 夜着が肩から流れ落ちていき、愛する男を愛しく抱きしめていく。

 

「ありつつも 君をば待たむ うちなびく 我が黒髪が 霜の置くまで」

 

 それは彼から教えてもらった万葉集の一つ。

 

何を待つか、それは冥琳の心の中にそっとしまった大切な宝物。

(万葉集より)

 

「昼夜と いふわき知らず 我が恋ふる 心はけだし 夢に見えきや」

 

(夜も昼も私はあなたを想っているのですそんな私の想いが夢に出てはきませんでしたか)

 

 

ありつつも 君をば待たむ うちなびく 我が黒髪が 霜の置くまで

 

(このままいつまでもあなたを待ち続けましょう豊になびく私の黒髪が白くなるまで)

(座談)

 

水無月:今回は冥琳を主役にさせていただきました。

 

雪蓮 :でも一刀の名前がほとんど見えなかったわね?

 

水無月:あえてぼかしてみました。そうすることで冥琳の素直な気持ちが伝わるかなあって思ったのですよ。

 

冥琳 :恥ずかしい限りね。

 

雪蓮 :でもいいじゃあない。それだけ一刀のことが好きってことなのよ♪

 

冥琳 :そうね。(照れくさそうに)

 

水無月:雪蓮や冥琳のウエディングドレス姿は想像するだけでも綺麗だなって思いますよ。

 

雪蓮 :私が真紅で冥琳は純白ね。

 

水無月:蓮華は何色が似合うでしょうね。

 

雪蓮 :それはそれぞれの想像ってことでいいんじゃあない?

 

水無月:そうですね。というわけで次回もリクエストSSです。

 

雪蓮 :お楽しみ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

思春 :ところで蓮華様、それはいったい?

 

蓮華 :これ?なんでもこの中に想い人の体毛を入れて飾っておけば願いが叶うそうよ。(藁人形)

 

思春 :(蓮華様、どう見ても呪いの人形にしか見えません)


 
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