No.795567

リリカルなのは〜DXM〜

ツナまんさん

此処からは原作キャラも介入していきます。

注:オリキャラでます。尚、独自設定等によりキャラ崩壊も予想されます故、ご了承ください。

2015-08-11 09:05:52 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:1013   閲覧ユーザー数:994

phase.1 『 属性✖️人外 』

 

「いい加減に諦めて戻りなさい、マキナ」

 

黒いローブの集団の中から、1人の女性が出てくると少女の名を呼んだ。自分の名を呼んだその女性をマキナは、睨みつけた。その瞳からは、明らかな拒絶の色を含んでいる。

 

「そう…。では、此処で死になさい

 

彼女が腕を突き出すと、それに合わせて他の黒ローブも同じように腕を突き出しその掌に光が集まり始める。

 

「さようなら、マキナ」

「クッ…」

 

マキナが目を閉じると同時に十本の光が一斉に放たれた。

直後の爆発の後、マキナがいた場所には何も残っていなかった。

「いきなり、『死ね』ってのは、随分穏やかじゃ無ぇなぁ」

 

黒ローブ達の後方からそんな台詞を吐く。見れば、先程まで黒ローブ達に囲まれていた筈のマキナを抱きかかえた少年がいた。

 

「貴方は何者ですか?」

「お前等にとっての邪魔モンってとこだな。しいて言えば『不良少年(ワルガキ)A』だな」

「遊びで訊いている訳ではありませんよ?」

「こっちも遊んでるつもりは無ぇよ。早くしねぇと面倒になるしな」

「ふむ、どう面倒になるのか教えてくれるか?橘」

 

橘と呼ばれた少年近く、しかし地上よりやや高い所から声がした。視線を向けるとそこには黒いゴスロリ姿の銀髪の少女が電柱の上から見下ろしていた。

 

「アンタが来るのが面倒なんだよ!何をwktkしてんだ!」

「ん?喧嘩なら混ぜて貰おうかと思っただけだが?」

 

尻尾を振ってシャドーを始めた少女に怒鳴ると、少女の方はさも当たり前の様にそう答えた。

美作アリス、彼の通う学園のクラスメートであり、3年逸見組の組長(クラス委員長)である。ちなみに人ではなく、ライカンスロープと呼ばれる人狼の少女である。

 

「まぁ、いいか…。組長!この子連れて離れてくれ!」

「加勢しなくていいのか?」

「流血沙汰になるかもしんねぇぞ?」

「よし!此処からならお前の家が近いな」

 

言うが早いか橘の隣に着地すると彼が抱えていた少女を受け取る。というか切り替えが早すぎる。

 

「屋根伝いに行くつもりか!?」

「安心しろ。私にパンチラは無い!」

 

アリスは決め台詞と共に颯爽と跳躍していくが、目下彼の心配ソコではなく彼女に抱えられた少女の方なのだが。

 

「逃がすか!」

「させるか!」

 

アリスの去った後を追おうとする黒ローブ達に橘が立ち塞がる。

 

「邪魔だ!」

 

取り巻きと思われる黒ローブが拳を構える。

だが、それよりも速く、黒ローブの腕が肩から切断される。

 

「遅ぇよ。ってか、やっぱ、人じゃねぇんだな、ソレ」

 

距離を取る黒ローブ達にそう返す。腕を落とされたにも拘わらず、血が一滴も流れないということは、つまりはそういう事だろう。

 

「私のゴーレムを生身で…」

「生憎、俺の蹴りは下手な斧よりよく斬れるからな、『斧刃脚(ふじんきゃく)』って呼んでる」

 

これでも彼は、父親以外にも多くの人間に師事を受けている。その中で一番しっくり来たのが無手の格闘技だった。

 

「何ならもう少し面白いモン見せてやろうか?『猛虎…」

 

その時だった。一筋の閃光がその場に飛来した。

「何だ!?ってかあいつ等も居ねぇ!」

 

爆発を間一髪で交わした時には、黒ローブ達の姿は既に無く、入れ替わる様にその場には少女が4人いた。

 

「今度はなんだよ」

「私達は、時空管理局の要請で違法転移者の調査と確保に来ました。宜しければ、貴方の所属と名前をお聞かせ願えますか?」

 

さっきの黒ローブ達と違って、一応話は通じるらしい。知らない単語も混ざってるが…。

 

「花房学園3年逸見組、橘 竜胆(たちばな りんどう)。あんた等は?」

「私はシュテル…星光の殲滅者(シュテル・ザ・デストラクター)

「なんか、記号みたいだな」

「率直に聞きます。貴方が違法転移してきた魔導士ですか?」

「魔導士って何だ?生憎、魔女の知り合いは居ても魔導士ってのは初耳だな」

「そうなのですか?」

 

こっちの答えに疑問符を浮かべているらしい。というか、俺と話してる奴以外の3人は殆ど興味も無いらしい。

 

「…では、その魔女というのは?」

「何か楽しい事でもしてるの〜?」

 

シュテルが魔女について聞こうとした時、少し間の抜けた口調で語りかける声がした。

其れこそが、彼女が聞こうとした件の魔女。

この、海山(みやま)の魔女にして我等が影番である。英 盟依(はなぶさ ちかえ)が、空飛ぶ掃除機でやって来たところだった。

あとがき

 

ツナ「俺ツレはハッキリ言って多くのインスピレーションを頂いた作品です。つなまんもその一つで盟依の好物だったりします」

狐燐「唐突に語り出したね。というかこの時点で人外多く無い?」

ツナ「だって舞台にしてる『俺ツレ』がそもそも人外ラブコメですしね。魔女に人狼に空気まで」

狐燐「空気まで恋愛対象って凄いね…」

ツナ「もうリリカル物でマテリアルズって決めたら此処以外に考えが出て来なかった」

狐燐「もうソレ病気だと思うよ?」

ツナ「まっ、『俺ツレ』はアンドロイドのアプリでやってたんですけどね。挿入歌がカッコよかった。

狐燐「ハイハイ、で?次回は?」

ツナ「マテリアル学校に行く。枝豆しばかれるの二本立てで」

狐燐「二本立てっていっても内容だけだよね?後枝豆って何!?」

 

ツナ「では、また次回!」

 

 

 

ツナ「後、次越えたらキャラ紹介の予定です!」

 


 
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