No.794880

リリカルなのは〜DXM〜

ツナまんさん

新作デス。

なのはとは名ばかりの魔法少女モノ、始まります。

注:オリキャラでます。なのは以外にもでます。

2015-08-08 18:11:46 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:1129   閲覧ユーザー数:1111

phase.0 『 偶然✖️必然 』

 

「ハァ、ハァ、ハァ…」

 

深夜の街中を1人の少女が、息を切らして走る。此処が何処かは彼女自身にも解らない。ただ、逃げる為に時空まで越えたのだ。ここまでして捕まるわけにはいかなかった。白いローブに身を包み、些か目立つその格好も幸か不幸か、人気が無い為に気にはならなかった。

 

(それにしても、静か過ぎる。まさかっ!)

 

彼女がそう感じた時には既に遅く、目の前には彼女を追っていた者達が道を塞いでいた。

同じ頃、一人の少年が家路を急いでいた。

 

「やべぇ、遅くなっちまった」

 

この辺りは0時を過ぎると何処も店仕舞いしてしまい、人通りが無い。というか外に出る人間は皆無と言っていい。親父の実家のツテで此処の高校に通っているが、どうにもこの決まりだけは慣れないものがあった。

 

「…なんだ?この感じ」

 

ふとした違和感。人気を感じないだけじゃ無い。何か異質なもの…。

 

「あっちか…」

 

見据えた先に足を向ける。

 

「ロボ子じゃ無ぇし、組長やコウモリ娘でも無いか」

 

どちらかといえばチカ嬢に近い何か。

 

「厄介事でなければいいが…無理だよなぁ」

 

頭を掻きながらもどうするか…

 

「考えても仕方無ぇか。まっ、行けばどうにか解るか」

更に、同じ頃…、

 

「まったく、管理局の連中は何を考えておるのだ。夜中にいきなり連絡しおってからに」

「仕方ありません、それが此方の世界で過ごす間の条件ですし、オリジナル達は別件で動けないようですし」

「う〜…、ボク眠い〜」

(…zzz)

 

4人の少女達も、少年と同じ場所を目指していた。

 

偶然その世界に居合わせた彼等は、出逢うべくして今、出逢う…。

 

あとがき

 

ツナ「待ち切れずに書いちゃったぜい!」

一刀「…なあ、これ本当にリリカル物なのか?」

ツナ「うん?」

一刀「分かった…、本当にリリカルだけか?」

ツナ「・・・」

一刀「何!その沈黙!」

ツナ「今回のテーマはラブコメ+バトル+カオス、デス」

一刀「テーマが不穏過ぎる!?」

ツナ「いやいや、『Re:道』は悪と覚悟で書いてるつもりですしね。次回辺りは空気も出るかなぁ〜」

一刀「不安だ」

ツナ「では、一応今回はお約束で締めましょう」

一刀「アレか」

 

ツナ「リリカル!本気狩る!一刀刈る!!!」

一刀「俺なんか悪い事したか!?」


 
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