前回のあらすじ
事故が原因で精神が入れ替わってしまった一刀と桂花…そこに現れた覇王・曹操…
一刀と桂花の運命はいかに!!!
※一刀の台詞は桂花の声で、桂花のセリフは一刀の声で想像しながらお読みいただければうれしいです。
それではどうぞ…
「あら?珍しいじゃない。貴方達が一緒に居るなんて?」
我らが覇王…華琳様登場!
「華琳!!」
「華琳様!!」
今の状況をもっとも見られたくない人に見つかってしまった…
「…?……とりあえずいいかしら?」
いつもと違う反応に違和感を覚えながら問いかける
「なんで、貴方達はこんなとこで一緒に居るのかしら?」
普段のこの二人なら出会ってもすぐに分かれるのが当たり前・・・それがなぜ一緒にいるのか…
ましてや、いつもと名前の呼び方が違う…
「華琳様!!聞いてください!この全身精液まみれ種馬男がいきなり!!」
桂花が一刀を指差しながら華琳に詰め寄る……一刀の体で…桂花の体を指して…
「…?なにを言ってるのかしら一刀・・・?」
「違うんです!私が桂花であそこにいる私の体の中にいるのがあの男なんです!!」
「だから・・・どういうこと?」
一生懸命に説明しようとしているが…うまく伝わらない…
しかしこの光景・・・華琳に一刀が必死に目に涙を浮かべながら言い寄っている…なんとも摩訶不思議な光景…
「あ~…ちょっといいか?」
今まで黙っていた一刀はとりあえずこの状況を打破すべく華琳に話しかけた。
「とりあえず・・・桂花、落ち着け……それに華琳ちょっといいか?」
「……?なぜ、貴方が私のことを呼び捨てにしているのかしら?」
いつもなら必ず「華琳様」っと様を付けるはずの桂花が「華琳」と呼び捨てにするなんて・・・
「まぁ、まずは話を聞けって・・・今この体の中に居るのは俺なんだよ・・・そして俺の体の中に居るのが桂花なんだ・・・・・・」
「・・・・・・?どういうこと?詳しく話しなさい」
一刀はとりあえず今までの経緯を華琳に伝えた
「ふ~ん。つまりこういうこと?頭をぶつけた拍子にお互いの精神と体が入れ替わって。今は桂花の中に一刀が、そして一刀の中に桂花がいるってこと?」
「………そうだ…」
「馬鹿げてるわね…」
華琳は今の事態を確認して呆れる…
「…それで元に戻れる方法はあるの?」
「わからん…」
「ちょっと!ふざけないでよ!一生このままなんてい言わないわよね!!」
桂花が捲くし立てる
「だから落ち着けって!っていうか俺の体で女口調で話すな!気持ち悪いわ!!」
「確かに・・・気味が悪いわね……」
「そ、そんな…華琳様ぁ~」
桂花は愛しの華琳様に「気味が悪い」と言われ落ち込む…端から見れば一刀が落ち込んでいる・・・
「ああ…すまないわね。大丈夫よ桂花・・・」
落ち込んでる桂花に話しかける
「華琳様~!!」
感激のあまり華琳に抱きつく桂花…ここに他の人間が居たのならこう見えている。泣きながら華琳の腰辺りに抱きついている北郷 一刀…春蘭とか秋蘭がいたら大変なことに……
「あ~桂花…ちょっといいか?」
「なによ!邪魔しないで!」
いいところを邪魔されて不機嫌な桂花…
「いや…あのさ…今、お前の体が俺の体ってこと忘れてないか?」
「………あ……」
そうなのだ今は中身は桂花でも体は一刀!つまり愛しの華琳様にあの全身精液まみれ孕ませ男が抱きついているのだ!!
「じょ…冗談じゃないわ!美しく気高い華琳様が穢れちゃうじゃない!!」
慌てて離れる…
その頃、華琳は顔を真っ赤にさせ俯いていた……
「(落ち着きなさい華琳!体は一刀だけど中身は桂花なのよ!)」
普段の一刀ならまずこんなことはしないだろう…しかし!今は桂花なのだ!!!
「(…ちょっと待ちなさいよ……体は一刀でも中身が桂花ってことは……じゅる♪あらやだ涎が…)」
――――超ドSッ娘華琳様参上
「そうね・・・とりあえずはこのままでいいんじゃない?それと桂花・・・」
「はい!」
「・・・今夜、閨に来なさい……」
「はい!!///」
「ちょっと待てーーーーー!俺の体になにするつもりだ!!!」
「それは・・・普段できないことを色々と…ゲフンゲフン」
「やめてくれ~~~~~~~~~~~~~~~~!」
一刀の絶叫が昼下がりの城に響き渡る………続く
→あとがき
どうも~続き書いてみました~ちょっと苦しいかも・・・・・・
やっぱり華琳のドSと桂花のドMは必需品wwっと思い書いてみました……
まだ2作目ですがちょっと先が思いやられる感じです……まだ続きは書いていく予定なので
がんばって書いていきたいと思います。
感想&コメントお待ちしております。
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第2幕更新~色々と苦しい展開…
今回は、一刀+桂花+華琳で他のメンバーはまだ出てきません。
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