麗羽「そうですか・・・・・負けてしまいましたか。」
華林「岳にも逃げられたのよね。困ったわ・・・・・」
桃香「すみません・・・・・」
水蓮「すまん、手に入れられなんだ」
連合は董卓軍に負けてしまった。かなりの被害が及んだのだ。桃香と水蓮の所は殆ど殺られた
麗羽「こうなれば、私が出るわ!!!」
華林「麗羽?」
あの馬鹿な麗羽が自分から行くと言ったのだ。それは不思議でならなかった。
麗羽「私の軍が一番兵力が強いですわ。なら、私が行くのが当然」
あの男の存在が麗羽をここまで変えてしまったのだ。恐るべし岳!!!その後連合は2日後氾水関に出ていった。
麗羽「董卓軍の者達よ!!!この袁紹が来てやったぞ!!!」
・・・・・・・・・・し~ん
麗羽「???何でですの?」
斗詩「麗羽様、実はさっき董卓軍は虎牢関に引き上げたそうで・・・・・」
麗羽「何ですって!!!」
当然である。賊でも2日もあれば次の場所に移動する
麗羽「きぃ~!!!腹が立ちますわ!!!皆さん入りますわよ!!!」
麗羽が扉に触れたとき――――悲劇が始まった。
麗羽「手、手が離れませんの!?」
悪戯その1"扉でかたま~る"である。扉に触れると手が離れなくなります。
岳「あっはっはっはっはっ!!!いやいや!!!普通は大将が触らないだろ!!!あっはっはっはっはっ!!!」
見上げてみると岳が笑っていた。
麗羽「あ、あなたの仕業ですの!?」
岳「この先も沢山あるから楽しんでね♪」
桃香「ご主人様!!!これとって~」
岳「頑張れ桃香。頑張ったらご褒美に接吻してもいいよ(冗談半分)」
桃香「頑張る!!!o(`^´*)」
桃香はそう言うと手を外した・・・・・って、ええぇーーーーー!!!
岳「・・・・・(なんも言えねぇ)」
桃香「ご主人様!!!ご褒美!!!」
殺気より恐い視線を送ってくる桃香であった。
岳「そ、それはあとでね!?まあといかくさ、頑張ってね♪」
桃香「ご主人様~!!!」
これからは桃香の事もちゃんと考えておかないと・・・・・
桃香「む~#絶対接吻してもらうんだから!!!」
そう言って走り出した桃香だか・・・・・
桃香「あれ~!?」
見事に落とし穴に落ちてしまった。悪戯その2"臭い強烈落とし穴"。簡単に言えば強烈な香水の臭いなのだ。
桃香「うぇ~ん!!いい臭いだけど、きつすぎるよぅ。」
愛紗「大丈夫で・・・・・なっ!!」
どしん!!という音が響いた。悪戯その3"どこでも縄"だ。城や外にも巻かれている縄である。極端に見えないために気が付くと転けているのだ。
愛紗「桃香様!!大丈夫ですか!!」
桃香「ご主人様に接吻してもらうまでは、諦めないもん!!!」
愛紗「そ、それだけは譲りません!!!」
ここに本人非公認の接吻争奪戦が勃発した。
雪蓮「中はどうなんだろう?」
冥琳「色々触るなよ、雪蓮は勝手に動くからな」
祭「酒じゃ!!!うまそうだのぉ~」
冥琳「祭殿!!!勝手に・・・・・」
祭「ゴクッゴクッ!!!・・・・・ブハッ!!?」
冥琳「祭殿!!!?」
祭「これは・・・・・!!」
冥琳「まさか、毒ですか!?」
祭「酒かと思いきやお酢だった!!」
冥琳「紛らわしいので止めてください!!」
雪蓮「そんなに言わなくても・・・・・あ!!おつまみだ!!モグモグ・・・・・ブハッ!!?」
冥琳「今度はなんだ!!?」
雪「味がしないし、何より固いわ!!?」
悪戯その4"ちゃんと確かめ~る"。本物であるとは限らない
冥琳「作った方もそうだが、騙される方もどうなんだ・・・・・」
水蓮「はっはっはっはっ!!!まあいいではないか。毒では無いのだから」
華林「ここはどの辺りかしら?」
桂花「そうですね・・・・・城壁辺りかと」
春蘭「師匠の作った罠は修行になるな!!!」
秋蘭「姉者は前向きで可愛いな~」
流琉「秋蘭様!!あっちになにかあります!!!」
彼女が指差した方向は・・・・・
季衣「ね、ねぇ春蘭様、あれって危険じゃないですか?」
春蘭「・・・・・逃げましょう!!華林様!!」
華林「分かってるわよ!!」
彼女達を襲ったもの。それは――――――
華林「なんで大きい岩が転がってくるのよ!!!」
悪戯その5"ピタゴラスイッチ(死への階段)"であった。城壁から扉の下までピタゴラスイッチが行われます。残酷なピタゴラスイッチですが、命は保証します
桂花「あの馬鹿岳!!なんでこんなものを用意できるのよ!?」
春蘭「師匠に不可能はない!!」
秋蘭「姉者は可愛いな~♪」
流琉「なんでこうなるの~!!」
季衣「訓練よりも疲れるよ~!!」
華林「全く大変な目に逢うわね今日は!!」
華林達は最後まで生き残りました。今日も空は青いです
一方その頃、岳は――――――――
恋「・・・・・(うるうる)」
岳「うっ!!・・・・・(負けるな俺!!)」
岳は月と詠に接吻したことを覚えていた恋に迫られていた。なんでも「恋も岳と接吻する」ということらしい。
岳「恋?また今度に・・・・・」
恋「・・・・・(うるうる)」
岳「ううぅ~~わ、分かったよ・・・・・」
恋「・・・・・(パアァ~~~ )」
恋の顔は笑顔一杯だった。ま、眩しすぎる。岳はなんでキスなんか欲しいんだ?と思っていた。岳は董卓軍の将達が自分に惚れている事に気がついていない。
恋「・・・・・ん」
岳「はいはい・・・・・って!!唇なの!?」
そう岳は唇には一回もキスをしたことがないのだ。当然と言えば当然だが、
岳「男は覚悟だ!!」
結局折れてしまいました。
恋「ん、ちゅる・・・れろ、ちゅぱ」
岳「(し、舌まで入れるの!?)」
恋「・・・・・ぷは・・・・・満足/////////」
岳「おきに召したようで何よりだよ。」
恋って以外と大胆なんだな。覚えておこう。
恋「・・・・・また・・・今度する」
岳「・・・・・どうにでもしてくれ」
このあと他の皆にもせがまれたが、流石の皆もなんな恥ずかしいことを人前でやるのは無理なので、約束で手をうったのだった。
岳「・・・・・」
あれから3日位経つので流石に疲れたのか。膝の上で恋は寝ていた。
岳「桃香達はどうなったんだろう?苦戦してるのかな?」
恋「・・・・・ん、んん・・・・・スゥースゥー」
岳「恋の寝顔は可愛いな♪癒されるよ。」
寝返りをして寝ている恋の頭を撫でながら先を見つめていた
そして。それから2日経ち、ようやく連合軍がやって来た。ここで、董卓軍と連合軍の全総力戦が行われる。だが、それ以前に連合軍は
連合「どよ~ん」
滅茶苦茶暗い進行をしていた。岳の質の悪い悪戯の所為である。
岳「予想以上にテンション低いな」
霞「天紹?誰や?袁紹の知り合いか?」
岳「違うよ、う~ん雰囲気みたいなもんかな」
霞「ふ~ん」
岳「さてと、決着といきますか!!」
次回
「全総力戦全面戦争勃発!!!
蒼天の覇者と英雄達!!あの空の向こうへ」
岳「前の蒼天の鎧とは違うぞ!!!」
岳「最初はいきる意味なんて無かったんだ。」
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戟の力を使っていた岳だが、まだまだ本気を出していなかった。春蘭に出した蒼天の鎧が一番強いと言われるとそうでもないのだ。岳の力は一体何処までの引き出しを持っているのか?そして始まる岳の罠。連合は防ぐことが出来るのか?