No.689253

星降る夜に 18

白蓮さん

雷神対江東の虎の戦いがここに始まる激闘を制するのは一体どちらか・・・・・

2014-05-25 21:07:37 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1250   閲覧ユーザー数:1087

 

華雄「どこだ!!!出てこい!!!」

 

愛紗「噂通りの猪だったか・・・・・」

 

華雄「さっき私をこけにしたのはお前だな!!!」

 

霞「待ぃな!!!華雄、そいつは貰うで」

 

華雄「何をいっておる!!!こいつは私が!!!」

 

霞「ええやないか!!!華雄は岳に修行して貰うときずっと一緒やったやないか!!!うちなんて、一緒すら居てないのに!!!ズルいやろ!!だから、こいつは譲ってもらう!!」

 

華雄「何だか理不尽すぎるが・・・・・まあいい、岳と一緒だったのは事実だしな。」

 

愛紗「(私もご主人様に二人きりで稽古を付けて・・・・・)」

 

妄想モード

 

岳「違うよ愛紗・・・・・こうだよ」

 

愛紗「あ、ありがとうございます。ご主人様」

 

岳「いつでも教えてあげるよ」

 

愛紗「ご主人様・・・・・」

 

妄想モード解除

 

愛紗「・・・・・/////////ボンッ」

 

霞「???関羽?どないしたん???」

 

愛紗「はっ!?な、何でもないぞ!!うん!!」

 

鈴々「にゃ~鈴々はお兄ちゃんと稽古をしたいのだ!!」

 

霞「そいつは無理やな、岳があんたらの仲間にならん限りな」

 

愛紗「それなら簡単だ!!ご主人様を倒してもらって帰れば言い話だ!!」

 

霞と愛紗はそれぞれの偃月刀を手にして構えた。

 

霞「うちに勝てないんやったら、岳には勝てんで・・・・・」

 

愛紗「ならば、ここで倒していく!!」

 

勢い良く霞に斬りかかっていく!!だが、岳の修行をしていた霞には通じない。

 

霞「今度はこったから行くで!!」

 

目にも止まらない速さで圧倒していく。

 

愛紗「くうっ!?・・・・・まだだ!!」

 

霞「ええな!!ゾクゾクするわ!!」

 

鈴々「愛紗だけはズルいのだ。華雄!!鈴々と闘うのだ!!!」

 

華雄「お前だけでは話にならん。趙雲も一緒に掛かってこい!!!」

 

星「2対1で勝てるのか?」

 

華雄「猛将の強さを教えてやる!!!」

 

星「なら、そうさせてもらうとしようか!!鈴々!!いくぞ!!」

 

鈴々「にゃにゃ!!分かったのだ!!セコいけど仕方ないのだ!!」

 

華雄「修行の成果を見せてやる」

 

鈴々の怒涛の攻撃と星の神速の攻撃が華雄を襲う!!しかし、華雄は平然としていた。

 

華雄「岳の強さはお前達よりも速く重かったぞ!!」

 

バスケットボールの修行により、視力の使い方を学んだ華雄は槍の動きだけでなく、相手の目線、手の動き、足の速さから敵の動きを掴んでいた。

 

華雄「(しかし、これ程までとはな・・・・・)」

 

修行の成果は自分で思っていたよりも遥かに高かった。

 

鈴々「にゃ!!」

 

星「くっ!?・・・・・参った」

 

あっという間に勝ってしまった。今の華雄は猛将を越えていた。

 

華雄「岳の指示でな、殺すなと言われている」

 

大斧を首もとから引く華雄はそう言いながらもどっていった。一方、霞は―――

 

愛紗「はぁぁぁぁーーー!!!」

 

霞「そりゃぁぁぁぁーーーーー!!!」

 

何度も何度も打ち合っていた。だが、愛紗は息を切らして、霞は平然としていた。だがここで、ドゴンッとでかい音がなった。

 

霞「撤退かいな!!!勝負は持ち越しや!!!」

 

愛紗「ま、待て!!!」

 

愛紗の静止は聞く意味もなく去っていった。

 

愛紗「まだまだ弱い!!!こんなんじゃあ!!!・・・・・守れない!!!」

 

鈴々「愛紗・・・・・」

 

星「我々はこれからだな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遡る

 

岳「半端じゃないね、歴将は!!!」

 

祭「そう言いつつ一撃も当たらないがな!!!」

 

岳「負けたくないんでね!!!」

 

雪蓮「負けてくれたら、私の事好きにしてもいいわよ♪」

 

岳「魅力的だけど遠慮するよ。誓ったしね」

 

雪蓮「ぶーぶー」

 

岳「いや、拗ねる所じゃないだろう!!!」

 

蓮華「・・・・・これって、戦い?」

 

思春「さあ?どうなのでしょうか」

 

水蓮「全くお主といると退屈せんわ!!!」

 

岳「でも、そんなこと言いながら、貴方は俺の攻撃を一撃も食らってないよね♪」

 

水蓮「いい忘れてたが・・・・・もうそろそろ目覚める」

 

岳「???」

 

祭「策殿!!!下がるぞ!!!」

 

雪蓮「分かっているわ!!!」

 

岳「・・・・・鬼か蛇かどっちでもないか」

 

水蓮「あははは♪虎よ♪」

 

岳「???・・・・・!!?」

 

気が付くと目の前に剣があった。それをギリギリでかわす。

 

岳「ガチでヤバイなこれは・・・・・!!!」

 

水蓮「あははは!!!楽しいわね!!!」

 

岳「ぐっ!!!・・・・・はっ!!!」

 

水蓮「ぐっ!!!あははは♪いいわね!!」

 

一撃浴びても効果はなし全くどっちが化け物か分からん。

 

岳「けど・・・・・これなら」

 

岳は体に纏っていた雷神力を消した。

 

祭「諦めたかのぅ」

 

雪蓮「でも。母様止まるかな?」

 

祭「加減は出来ますぞ」

 

それは、殺しはしなくても痛め付けるとかわりないでしょ

 

水蓮「・・・・・」

 

岳「・・・・・」ボウゥゥゥ

 

岳の右目からは緑の炎が燃え上がったいた。これ迄とは別人のように。

 

岳「今まではただ体に力を纏っていただけだった。けどこれは、中にその力を貯めて使う技。今までよりも強いぜあんたみたいにな!!!」

 

岳はその纏っていない体で水蓮に突っ込んで行く。誰もが死んだと思う瞬間である。しかし、岳は死ななかった。

 

岳「身に秘めた力が強さだ」

 

水蓮「見事ね。負けちゃった」

 

水蓮の首もとには岳の刀、時雨が向けられていた

 

岳「殺しはしません。約束であり、作戦でもありますから。」

 

水蓮「お主は本当の意味で強いのかものぉ~」

 

岳「まだまだですよ」

 

ドゴンッと合図が鳴る。

 

岳「撤退か・・・・・それでは、また会いましょう」

 

水蓮「次は負けんぞ・・・・・」

 

岳「楽しみにしています」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回

「岳の悪戯の罠発動!!!

最悪の罠と虎牢関での戦い」

 

岳「ねばねばに、ドロドロに、つめたぁ~いに、あと・・・・・」

 


 
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