所変わって連合受付の所では
桃香「すいません、平原の相の劉備です。連合に参加しました。」
劉備達が受付に参加の手紙を渡していた
兵士「お待ちしておりました。あなたで最後ですので、早く会議の場に行ってください。」
桃香「はい、じゃあ誰がいくの?」
朱里「そうですね・・・桃香様と私がいきます。」
愛紗「妥当だな。それじゃあ私達は兵士達を纏めて待っているとしよう」
桃香「いってきまぁ~い」
麗羽「おっほっほっほっ!!」
桃香「なんだろう?」
朱里「多分、袁紹さんかと・・・・・」
桃香「急がなきゃね♪」
袁紹「あら?あなたは?」
桃香「は、はい!!劉備と言います。こっちは軍師の孔明です。」
朱里「よ、よろしくお願いしましゅ!!」
麗羽「まあいいですわ。それぞれ知らない人だらけですし、紹介をしましょう」
白蓮「幽州の公孫賛だ」
華林「陳留の曹操よ」
美羽「建業の袁術じゃ。こっちは客将の孫堅たちじゃ」
水蓮「どうも」
冥琳「よろしく頼む」
翠「私は馬超、母様の代で参加してる」
桃香「どうも、平原の相の劉備です」
麗羽「そして私が・・・・・」
華林「あなたはいいわ、知っているもの」
麗羽「わ、分かっていますわよ。隣の御方場が」
李儒「どうも、十常待の李儒じゃ」
曹操「思えば、何故彼がここにいるの?」
李儒「陛下が私めを捕まる時に逃がしてくれたのだ。その後袁紹に連合の話をしたのだ。目的は陛下の救出と董卓の頚だが、もうひとつある。それは・・・・・」
岳「俺の頚だろ?"元"十常待さん」
全員「!!!!!!????」
全員が驚き入り口付近を見た。そこには居ない筈の天の御使いの岳が立っていた。
李儒「き、貴様!!「黙れ」なんだと!!!」
岳「前陛下を殺し、董卓にその罪を着せたくそ野郎に話すことはない」
李儒「嘘をいうでない!!!殺したのは董・・・・・」
岳「それ以上喋るならその喉引きちぎるぞ」
李儒「・・・・・」
岳今発しているものは殺気なんて生温いものじゃないと、そこに居る人達は心の底から思った。
岳「さて、久しぶりだね。華林、無理してないか?桂花も疲れてるように見えるけど」
華林「そうね。桂花は貴方に・・・・・」
桂花「華林様!!!」
華林「ふふっまあ無理はしてるみたい。」
岳「休めよ桂花。あと、華林もな。目の下に隈ができてるよ」
華林・桂花「よ、余計なお世話よ/////////」
岳「桃香は元気そのものみたいだね。愛紗が気掛かりだよ」
桃香「あぁー!!!ひっど~い!!!私だって頑張ってるんですぅ!!」
朱里「そうですね。頑張ってはいますが、たまにサボることがあります」
桃香「しゅ、朱里ちゃ~ん!!」
岳「ははっやっぱりね。程ほどにね?」
桃香「ううっがんばりますぅ~。」
岳「頑張って、孫堅さん傷はどうですか?」
水蓮「お陰さまだ。今まで病気のように体が重かったのだが、何かしたのか?」
岳「はい色々直しておきました。あ、間違えた。治しておきました」
水蓮「だからか・・・・・」
岳「とにかく、元気で何よりです」
水蓮「うむ」
岳「さて・・・・・」
岳は袁紹と李儒に向き直って真面目な顔をして言い放った
岳「連合を解散をするつもりはないだろうから行っておくとするわ。皇帝陛下はお怒りだ。李儒、お前は捕まえたら自分の前にだしてと言われてるんだよ。捕まったときのために何かしておけばいいと思うよ」
李儒「ふん、無駄な・・・・・」
岳「それにさ、お前がなんと言おうとお前は死ぬけどな」
李儒「なっ!!・・・・・」
岳「俺達が負けても今の皇帝はお前の思い道理にはならないよ。そもそもさっきお前は"元"十常待って言っただろう。もう十常待は廃止になったしな。今は三大将軍になった。」
李儒「う、嘘じゃ」
岳「まあ、"敵"の俺の言うことには信じなくてもいいよ」
桃香「敵何ですね・・・・・」
華林「・・・・・」
少し落ち込んでいた岳の知り合いは更に暗くなった
岳「???桃香はともかく華林は落ち込まなくても良いだろう。」
華林「???どういう意味?」
岳「今の話が本当かどうかはともかくさ、皆は退くに引けないだったら、自分の道を進んでよ。それに、俺を負かせば華林の家臣になるかもだよ」
華林「!!!???」
岳「負け犬は勝った獅子に従う・・・・・ね♪」
華林「ふふふ、良いわねあなたを手にいれるならこの状態が一番だと言うことね」
岳「そいうこと♪まあ、倒せればね」
桃香「私達も頑張る!!!」
岳「おおう、が、頑張れ」
はてさて、どうなることやら。李儒はともかく月がやったと言うことはまだ確証が持てないしなぁ~
岳「まあ、帰るわ俺」
李儒「逃がすわけ無いじゃろが!!!兵共!!!奴を殺せ!!」
兵士の何人かが岳に襲いかかるが、岳にたどり着く前に岳の覇気に圧倒されて倒れた。
岳「殺したきゃ自分で来な!!李儒」
李儒「くっそう!!!お前達やらんか!!!」
華林「貴方に従う事はもうないわ。」
岳「お前自身の信頼は最初から無いんだな。」
そう言って、岳は戻っていった。その後李儒はと言うと。
李儒「なんのつもりだ!!!袁紹もなんとか言え!!!」
華林「今の貴方には何処かに行って貰うわけにはいかないし、それに十常待が廃止になったのだのも、貴方はただの雑魚よ」
李儒「くっそう!!!覚えとけよ曹操!!」
華林「覚えとく意味はないわ。この連合が負けようが勝とうが貴方に生きる選択肢はない」
そう言って、李儒は捕縛されて連れていかれた。
華林「あいつは李儒は否定したけど、董卓の事は否定しなかったわ、できなかったと言うべきかしら?」
桃香「・・・・・」
華林「???どうしたの?劉備、貴方がこの連合を抜けても今更何も言わないわ」
桃香「いいえ、それではご主人様との約束が守れないもん。それにご主人様に付いてきてもらうために勝たないと。だから、連合にはいます」
水蓮「私達もだ。あの男が欲しくなったのもあるがな」
美羽「妾もあやつが欲しいのじゃ」
馬超「私は董卓のことが気になるし残るよ」
白蓮「私もだ」
麗羽「まだ、董卓がやってないとも言えないのですから。負けるわけにはいきませんわ!!」
華林「麗羽、私達が作戦を決めるわ」
麗羽「分かりましたわ。勝てる作戦を立ててくださいまし。大将は私がやっても?」
華林「ええ、でも何故?大将は重荷になるわ」
麗羽「連合を組んだのは私、だったら、責任は追います」
華林「・・・・・変わったわね。」
麗羽は明らかに変わっていた。岳の真実を受けとめ自分で歩くために前を向くことに決めたのだ。今の彼女は輝いていた
麗羽「作戦をたてしだい、出陣します」
全員「応!!!」
霞「このど阿呆!!!連合にいく馬鹿がおるか!!!」
岳「ここにいる!!」
霞「じゃかぁしいわ!!!そんなこと言うとると違うねん!!!」
岳「心配してくれてありがとう♪」
明らかに違う受け取りをしている岳が霞の頭を撫でた
霞「うっ/////なんや、怒る気無くすやんか」
華雄「そういきり立つな、霞」
霞「あんただけには言われたないわ!!!」
雫「まあまあ、それでどうでしたか?」
岳「李儒はもう終わりだろうな。勝とうが負けようが」
華雄「ふん、言いきみだな」
岳「だが、連合は止まらないだろう。月がやってない証拠はないし、今までの連合とは違うだろうな。」
雫「けど、負けない」
岳「ああ、そうだ」
こちらも、予測はしていたようだ。どちらが勝つかはまだ分からない
岳「(この戦いで試すか)」
桂花「作戦を言います。奴等を引き釣り出すことです。氾水関に籠って居られては勝てませんから。そして、その要は華雄です。奴を引き釣り出せば、その後連合の中に誘い込んで袋叩きにする。挑発は少数精鋭がいいので、ここは劉備と孫堅が、その後の叩きは我ら曹操軍と袁紹軍がやります。その間に孫堅か劉備が氾水関を制圧しておく」
桃香「じゃあ、私達は制圧はいいです。代わりに華雄さんを愛紗ちゃん達に倒してもらいます。そしたら、少しだけど、名前が上がりますから」
水蓮「我らが制圧だな。承知した。」
麗羽「喧嘩があってはいけませんからね。それでは、この作戦でいきましょう」
霞「・・・・・暇や」
岳「戦わないだけましだろう」
華雄「いや、そう言うことではなくてだな」
岳「分かってるよ。刺激が足りないんだろう?」
霞「そうや!!!岳とは帰ってきても一回も戦ってないし!!!訓練ばっかやし、終わっても月の為に作戦練ってる!!!だから刺激が足りん!!!」
岳「はいはい」
華雄「あしらいが上手いな」
霞「ん?」
兵士「申し上げます!!!連合が動きました!!!」
岳「御苦労様、持ち場に戻っていいよ」
兵士「はっ!!!」
霞「それにしても、岳の作戦は結構なもんやな」
岳「つっても、ただ戦って逃げるだけ何だけどな」
華雄「罠がいやだな」
岳「でも、楽しそうでしょう?」
霞・華雄「もち!!!」
岳「おっ!!誰かこっちに来たぞ」
あの凛々しい姿と荒々しい姿は愛紗と鈴々か・・・・・
愛紗「やい!!!臆病者華雄!!!劉備軍の関羽が相手をしてやる。それとも怖くて戦えないか?猛将も大したことないな。」
鈴々「やぁーい、バーカバーカ!!!弱虫ーー!!!」
な、なんて典型的な挑発だよ。普通この程度では挑発といわな・・・・・
華雄「あいつら~!!!出るぞ!!!」
岳「て、ど阿呆!!!」
華雄「何をする!!!離せ!!!」
岳「あんな典型的な挑発な乗るな!!!見え見えだろ」
とか言いつつ、これは予測していたことなのだ。岳はわざと 大袈裟に華雄を止めてその怒りを出来るだけ力に変える用にするため、待っていたのだ。
華雄「そ、そうだな・・・・・」
岳「(多分、この後にはあの人が・・・・・)」
水蓮「聞けぇい!!!雑魚将華雄よ!!!」
ほら来たわ、予測道理だな。はっきりいって、岳の作戦は簡単だが予測がかなりできているのだ。だから、簡単かつ筒抜けなのだ。
水蓮「戦うため江東の虎、孫堅が来てやったぞ!!!私と闘ったときはまだ良かったくせに負けて弱く臆病になったのか?情けないな!!!」
つうかさ、言われすぎじゃね?華雄はそんなに弱くないし、後あんたらと一緒にすんな。それに今の華雄は・・・・・
華雄「ええぃ~!!もう絶対出るぞ!!!」
岳「はいはい、出てもいいから話を聞きなさい」
華雄「早くいくぞ!!!」
岳「話を聞かないならずっと、戦いの時もずっと頭をなで続けるぞ?」
華雄「聞きます」
霞「素直なんはいいけど。流石にそれは恥ずいな」
岳「まあ簡単だしいいじゃん、まず、撤退の合図には従う事。後絶対殺さないこと。そしたら、ご飯が減るからね。」
霞・華雄「応!!!」
雫「私は合図をしたらいいんですか?」
岳「ああ、頼むな」
華雄「華雄隊!!!無念を晴らすぞ!!!」
兵士達「応!!!」
霞「うちらは、華雄の援護や気合い入れろや!!!」
兵士達「応!!!」
岳「俺達は霞達とは違う方向に行く!!!後絶対生きて帰るぞ!!!」
兵士達「っ!!!?・・・・・応!!!」
岳「さあ、開戦だ!!!」
兵士「門が開きました!!!」
愛紗「ご苦労、まず第一段階だな」
鈴々「早く闘うのだ!!!」
水蓮「ふっ血の気が多いことだ」
門から張の旗と華の旗、そして――――"戟"の旗があった。
愛紗「あの戟と言う旗がご主人様の旗・・・・・」
鈴々「にゃ~お兄ちゃんと闘いたかったのだ!!!」
水蓮「今回は私たちのようだ」
愛紗「では、武運を!!」
水蓮「そっちもな!!さて。下がりながら応戦するぞ!!」
岳「読み通りだな。俺の相手は孫呉か、華雄達は桃香達だな。そして、中に入れようとしている」
本当何者なのかな?何でこんなにも作戦を読めるのか不思議で仕方ないわ!!
岳「・・・・・俺の最初の相手は貴方ですか」
水蓮「二つ違うな一つは最初ではなく最後だ二つ目は―――」
雪蓮・祭・思春・蓮華・そして水蓮。
水蓮「貴方ではなく貴方"達"だ。」
岳「驚いたわ、まさか江東の虎が数で来るとはね」
水蓮「うちにきて欲しいからな」
岳「???どいうこと???」
水蓮「もう連合は関係ないのさ。ほとんとがお前を手に入れるために動いている。強さも賢さもかなりの物だ。だから、お主には娘達の婿になってほしくてな。」
蓮華「なっ!!?聞いていませんよ母様!!」
水蓮「言ってないもの」
岳「非公認なのに実行そようとしたんだ・・・・・なんか孫権さんがしっかりしてるのがわかる気がする。」
蓮華「母様!!敵に同情されてしまったではありませんか!!」
水蓮「貴方がね・・・・・久しぶりに私の獣も暴れそうだわ」
祭「不味いのぅ堅殿が暴れては直ぐ終わってしまう」
雪蓮「そうかしら?終わりそうにないけど?」
蓮華「思春以外は常識人が居ないのですか!?」
岳「ねぇねぇ。えっと、甘寧さんだよね。孫権さんってさ、もしかしなくても苦労人?」
思春「・・・・・見ての通りだ。何時も振り回されている」
岳「・・・・・おいたわしや」
蓮華「ぜぇ・・・ぜぇ・・・」
雪蓮「そんなにならなくても、美人が台無しよ」
蓮華「美人じゃないです!!」
岳「いや、そんなこと言ったら世界中の女の人に失礼だと思うけど」
蓮華「お前まで遠回しに美人というな!!」
岳「えっ?だって、事実だし。甘寧さんもそう思うよね」
思春「そこは同意だな」
蓮華「これは戦いじゃないの!?」
水蓮「蓮華を弄るのはこのくらいにして」
蓮華「やっぱり、悪ふざけだったのですね!!!」
水蓮「はいはい、彼を倒したら聞いてあげるから」
岳「そう簡単にはいかないよ」
岳は感じていたあの男―――戟の力を。
岳「こんな感じかな!!!ふっ!!・・・・・」
その力は正に雷神の如く!!!背中に雷神の天輪を背負って、上半身ははだけて、身体中を電気を纏う。一撃は雷の如く!!!走るときは雷神の如し、その目には緑の炎が宿っていた。
岳「これが、戟と俺の力だ!!!」
祭「これは不味いかものぅ」
雪蓮「でも、あの子が欲しくなっちゃった!」
水蓮「同感だな、蓮華、思春と一緒に下がってなさい」
蓮華「私も!!!・・・・・」
思春「蓮華様・・・・・」
蓮華「分かってるわ!!!でも・・・・・」
岳「大丈夫さ、殺すことはないよ」ニコッ
敵である孫権にまで伝説のスキルを使ってしまう岳てあった。戟と一体になったので、より一層カッコ良くなったのである。
蓮華「そ、そうか/////その約束守れよ!!!」
岳「勿論!!!」
水蓮「私も行くわよ!!!」
次回
「激闘の末!!!果て無き思い。
暴獣の江東の虎VS雷神・岳!!!」
水蓮「あはははは!!!楽しい・・・楽しいわねぇ!!!こんなに楽しいのは久しぶりよ!!!」
岳「獣を飼っているだけあるな」
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始まる氾水関の戦い。ただ平和を求めている月、それを支える多くの将達
ここで、新たな歴史が生まれる。