No.682150

真・恋姫無双~白き牙を持つ者~ #126

tokkeyさん

この物語はオリ主メインの外史です
視点は基本オリ主となっています
その他にご都合主義・チート・独自ルートで書いています
苦手な人はご遠慮ください
大丈夫な人は駄文にお付き合いください、更新は日曜日予定です

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2014-04-28 00:08:31 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:2690   閲覧ユーザー数:2461

~ 第126話 †官渡の戦い2† ~

 

 

僕は今麗羽(れいは)様に付き従い南下している

総勢10万ほどの大軍だ、これを賄うための食料確保が大変だった

僕がひっそりと貯めてた備蓄を全部出しても足りないほどだ

麗羽様がしっかりと普段から内政をしていればこんなことには・・・

幸い、北の公孫賛様の領地を手に入れる事ができたから賄えたかな

あの人は普通だけど、普通に内政するから堅実で潤ってたんですよね

それはさておき、今南下中なのですが問題が発生しました

この大部隊をみたら撤退をするかなと踏んでた箇所がありました

袁紹軍を監視目的で作られた比較的新しい砦が一つ

 

誤算ですね・・・

 

僕たちの部隊が展開しても撤退するつもりはないようです困りました・・・

僕は隣にいる麗羽様を見ます

麗羽様はその砦を見て一言呟きました

 

 

「華麗に!雄々しく前進しなさい!!」

 

 

その言葉に絶句です

いやいやいや!麗羽様!?そんなことやっちゃだめですって!!

 

 

「れ、麗羽様ダメですよ!」

 

 

僕は必死で彼女を止める、【そんなこと】をしてまっては袁家として駄目だ

そこに副官である斗詩(とし)さんと猪々子(いーしぇ)も擁護してくれた

 

 

「麗羽様、豊(とよ)君の言うとおりです」

 

「そうだぜ姫、そんな弱いもの相手してもアタイ面白くないぜ」

 

「あら?なぜですの?

 私の進軍の邪魔ならどかしてよろしいのではなくて?」

 

「麗羽様、相手の人数が多ければそれでも問題ありません

 今回はあまりにも相手の人数が少ないのが問題です」

 

「斗詩さん猪々子さんわかります?」

 

麗羽様が二人に聞いてみるが斗詩さんはなんとなくと言った感じで

猪々子さんは分かるわけがないといった感じで腕組みしている

 

「我々は袁家です、名族です

 そのような人達が何十倍も差があるような相手を攻めることは恥になるからです」

 

「言われてみればそうですわね

 私としたことがそのような恥を晒すような事はこの前だけでよろしいですわ

 あの忌々しい男という獣・・・董白(とうはく)許すまじですわ!!」

 

ふぅ・・・なんとか進軍をやめてくれてよかった

僕としては袁家の威光とかどうでもいいんですが

あの人からもらった書簡ではなるべく進軍遅らせるようにあったし

これで臨時収入をもらって・・・うん、問題はないはず

笑いが出そうになるのを堪えながら僕は麗羽様に迂回を進言し

今後について考え始めた

 

 

 

~砦内部~

 

 

私と風(ふう)は物見ができる場所でその光景をみていた

10万の大軍というのは恐怖でしかない

こちらもそれだけ集めれればいいが、700人ほどしかここにはいない

その者達も攻めてこられた場合を考えいつでも逃げる準備はしていたが

逃げる必要はなさそうだ、向きを変えて迂回してくれた

 

「これでなんとかなりそうですね」

 

「風は何も心配していませんでしたよ?」

 

「華麗に!雄々しく前進しなさい!と言われた時固まっていただろう?」

 

「グー・・・zzzZZZ」

 

「寝るな!」

 

「おおう・・・現実逃避をしたいあまりに寝てしまったのですよ」

 

「私も同じ気持ちだったから強く言えませんね・・・」

 

「どなたか知りませんが袁紹軍にも多少まともな人がいてよかったのです」

 

「そうですね、まともな人が残ってた事が幸運ですね」

 

「幸運と言えば、この後は曹操様と合流ですよ稟(りん)ちゃん」

 

「ようやくですか・・・それにしても良かったのですか風は」

 

「なにがですか稟ちゃん」

 

「白(はく)殿の事です、正直な所私に付き合う必要は無かったのですよ」

 

「おに~さんですか~・・・風にも分からないのです

 ただもうあの人とは会えない気がしますので、稟ちゃんと一緒に最後まで付き合いますよ~」

 

「そうですか・・・風がいると心強いので助かります、これからもお願いしますよ」

 

「グー・・・zzzZZZ」

 

「そこで寝るな!」

 

「おお?!稟ちゃんがあまりに珍しい事言ったのでびっくりして意識が飛んじゃいましたよ~」

 

「風!!」

 

「さてさて、早く愛しの曹操様の元へいきましょー」

 

「こらっ!風!」

 

 

そんな会話をしながら私は、ようやくお仕えする事ができる曹操様を思って・・・ぶはっ(鼻血噴出)!!

 

「稟ちゃ~ん・・・首トントンしますよ~」

 

「ふがふがっ・・・」

 

今行きます!曹操様!

 

あとがきっぽいもの

 

間に合わなかったorz

いつも誤字指摘などありがとうございます

グレイウィークに突入しましたね、遊びすぎなどでお金の使い道には気をつけましょう!

 

さて、今回は砦でのお話です

麗羽様は何も考えてないので突撃してそのまま行くつもりでしたが

豊君のナイスフォロー?!によって稟ちゃんと風は生き延びましたよかったよかった・・・

そして、稟ちゃんといえばお約束のあれですよあれをしないと気が済みません!

 

次は戦う前の状態になると思います。駄文ですが次回もよろしくお願いしますm(_ _)m


 
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