~ 第125話 †官渡の戦い† ~
その日、政務をしていた曹操(そうそう)に早馬による伝令が届けられる
袁紹(えんしょう)南進開始する と
その報を聞き、曹操は主な武官・文官を集めた
「桂花(けいふぁ)このまま南進された場合戦うならどこの場所がいいかしら」
「はっ!我らも北進し、大河挟み睨み合う形に持っていくのがよろしいかと」
「となると・・・官渡の辺りね?」
「その通りです華琳様、兵の量では確かに我々は劣りますが
それ以外で我々が劣ってる部分はございません
なればこそ、さらに勝利を確実にする為には大河を渡り疲弊してきた所を討つのが上策です」
「しかし、思った以上に南進してくるのが早かったわね・・・
私達も急いで北進しても大河に着く頃には向こうは渡りきるのではなくて?
それに途中にある城には我が軍の者達が多数いるわよ?」
「それなのですが・・・
動きを予想しいつでも退却できるように指示しておりましたが拒否されました」
「なんですって・・・無駄に命を散らす馬鹿が我が軍にいたというの?」
「場所はここなのですが」
荀彧が板状の上に広げてある地図を指さす
その場所は袁紹軍が真南へと進軍するであろう予定行軍上にある城であった
それを見て顔を顰める曹操
「桂花・・・兵はどれだけ常駐しているのかしら」
「おおよそ700人ほどだったかと・・・」
「それで、その拒否をした人物というのは誰なのかしら?」
「戯志才(ぎしさい)と副官の程立(ていりつ)です」
「その二人はなんと?」
「袁紹の性格からして、見かけも貧相かつ
兵士の数もまともにないような城を大軍で攻めるという
優雅で華麗ではない事はしないと」
荀彧の報告を聞いて、一瞬目を丸くさせた後に曹操は笑いだした
「あははははは!!面白い事を言うわね!
確かに麗羽の性格ならその通りになるわね」
「か、華琳様?」
「迂回をして進軍するでしょうから、その二人を合流地点に来るように早馬出しておきなさい」
「わ、分かりました!」
「春蘭(しゅんらん)と秋蘭(しゅうらん)は部隊を整えていつでも出立できるようにしておきなさい」
「「御意!」」
「流琉(るる)に季衣(きい)はいつも通り私の警護を頼むわね」
「「分かりました!」」
「凪(なぎ)と沙和(さわ)の二人は留守を頼んだわよ?」
「「了解です!(なの~!)」」
「真桜(まおう)は投石車を用意しなさい、向こうで組めるように」
「合点や!」
「霞(しあ)は別働隊を率いて、戦争が始まったら桂花が怪しいと睨んでる場所へ強襲しなさい」
「任せとき!」
皆に指示を出したあと、少し上を見て唇の端を吊り上げる
私の覇道の糧になってもらうわよ・・・麗羽!
~あとがきっぽいもの~
ぬわあああああああああ!寝すぎましたごめんなさいorz
18時位に夕飯を食べ、ちょっと横になってたらこの時間でしたごめんなさい・・・
今回から官渡の戦い編です
多分ちゃっちゃっと済ませると思います・・・多分
何故か人気?のある豊君ですが・・・活躍の場はキットナイデスヨ?
今年もGW(ぐれいうぃーく)が迫り憂鬱ですが
駄文だけはしっかりやりたいと思います、こんな駄文ですが次回もよろしくお願いしますm(_ _)m
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この物語はオリ主メインの外史です
視点は基本オリ主となっています
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大丈夫な人は駄文にお付き合いください、更新は日曜日予定です
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