第一話―北郷一刀
一刀「は~、彼女欲しいな~」
彼はぼそりと呟いた
及川「・・・何言ってんのや?このモテ男は・・・」
隣に居るのはここ、フランチェスカで出来た彼の悪友『
一刀「モテないよ~」
彼は右手をフルフルと振って否定して見せた
及川「んな事言ってもな~剣道部の御剣先輩にも告白されたんやろ?」
一刀「・・・されたの?」
悪友の言葉に疑問を投げかける
及川「されたのは自分やろ!?」
一刀「気付かなかったわ~」
及川「だめやこいつ、早く何とかせんと・・・特に耳」
どうやら一刀は主人公特有の難聴スキル持ちだったようだ
一刀「ひどいな~、ちゃんと覚えてるよ~」
と、思ったらとんだお調子者のようだ
及川「何で断ったんや?」
一刀「・・・なんでかな?先輩は強くて綺麗で人となりも良くて、俺の家族とも仲良いけど・・・なんでだろ?」
及川「・・・かずぴー、一変死んだらどうや?」
一刀「ひど!?」
万人に聞けば万人がモゲロと叫びかねない状況で告白を断った理由が『なんでだろ?』だったんで悪友は悪態をつく
及川「それにしてもかずぴーはどんな子が好みなんや?」
一刀「それが判れば苦労しないよ・・・本気で悩むわ~」
及川「・・・もうええわ。そう言えばかずぴー、今日は妹ちゃんのお見舞いの日やろ?」
一刀「お、そうだったそうだった。それじゃあな、及川」
及川「お~氷子さんと嘉穂ちゃんによろしゅうな~」
一刀「お~」
ここで彼に付いて説明しておこう。彼の名前は北郷一刀、フランチェスカ学園2年生にして学園一のモテ男だ。モゲテしまえばいいのに。一応彼の成績は中の中、平均値を維持している。剣道、剣術はそこそこできるがあくまで全国上位に位置する程度である。しかし無類の機械好き、自作パソは小3のころジャンクパーツから作り上げるほどである。現在は個人で拡張現実用のハードを作れないか模索中である。・・・あれ?頭いいんじゃね?つまるところ狭く深くの知識なので大丈夫大丈夫。家族構成は鹿児島に居る
一刀「はぁ、はぁ。今日は嘉穂の誕生日だからな、急いで行ってやらなきゃな。」
こうして見ると妹思いの良いお兄ちゃんなのだ。
一刀「ん・・・確かここを通れば近道だったはずだ。」
彼はいつもと違う道へと足を踏み入れる、それが長く続く戦いの始まりだとも知らずに・・・
???「来た・・・北郷一刀さん・・・」
彼がいた場所とは明らかに違う空間、彼女がのぞくのは水晶の玉。
???「貴方を・・・長く苦しい戦いにいざなう私をお許しください・・・」
フードにその顔を隠した彼女の頬には涙が流れていた・・・
???「さあ、外史の突端を開きましょう。」
水晶に映し出される少年はまばゆい光に包まれ消えて行った。
あとがき(と言う名のキャラ紹介)
北郷一刀
使用武器 木刀(以降変更有)
容姿 普通に好青年。眼鏡属性。普段はカラーグラデーションが入ったフレームレスのメガネ装着。だらける時(自室に引きこもる時)はグルグル丸めがね。
備考 武力は一般兵より強い程度。知力はそこそこあるが軍師が出来るほどではない。機械いじりは祖母譲り。
北郷嘉穂
登場は名前だけ
備考 一刀の妹。病弱体質で入退院を繰り返している。
北郷氷子
登場は名前だけ
備考 一刀の母。フリーライター。
北郷戒刀
登場無し
備考 一刀の父 実業家(ホテル、ゴルフ場、アイドル事務所、スポーツジム、ファミレスチェーンetc)一応全部成功してる。総資産○兆円、年商○億円。伏せてるのは私が考えていて涙が出てきたから。理由は不明。
北郷結刀
登場なし
備考 一刀の祖父。鹿児島在住。剣術道場と剣道道場を兼任。日本有数の達人。(と言う名の化け物)
北郷樹理亜
登場なし
備考 一刀の祖母。旧姓ジュリア・キディ・マグダウェル。第二次世界大戦中自身の率いる機甲師団が結刀率いる歩兵師団に半壊されたのをきっかけに色々あって逃避行。改名して現在に至る。機械好き(車に限定)
え~と、ひとまず導入ですね。北郷一刀が登場し、誰かに飛ばされるって所まで書いてみました。
一刀の家族構成は上の通りです。祖母が実は外人で、世界大戦で出会って恋に落ちて逃避行とか・・・どこのドラマだ!?
登場しない人物の設定が実は細かいって言う・・・馬鹿なの?自分・・・
そして超短い、どうなるこれ。
ま、やってしまったのは仕方ない。やり切りますよ。
それではまたあとで~
及川「なあ、わいの紹介は?」
羽生「・・・あれ?居たのですか?」
及川「ヒド!?」
羽生「・・・ま、そう言う扱いと言う事で納得するといいのですよ。」
及川「が~ん」
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新作投稿です。
短いです。
導入程度です。
それでもいいわ~という方だけのぞいていってください
それではどうぞ
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