No.651300 真・リリカルなのは 第十一章 機動六課設立編 第七十八話 VS召喚虫ohatiyoさん 2014-01-03 11:05:56 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:667 閲覧ユーザー数:659 |
なのは達スターズが戦闘機人達と戦っている頃、キャロは謎の少女ルーテシアと戦っていた
ルーテシアの召喚虫 地雷王
あまりの巨大さに、フリードリヒが小さく感じてしまう
ルーテシアは、この巨大な地雷王を使って、六課を踏み潰そうとしていた
キャロは彼女を止める為に懸命に叫ぶ
きっと話し合えば分かり合えると…………
しかし、簡単には行かない
ルーテシアを話す為には少なくとも地雷王を倒さなくてはならない
地雷王が邪魔で、ルーテシアに近づけないからだ
自分の何倍もの大きさを誇る地雷王に挑むフリードリヒ
果たして、六課を守りきる事が出来るのか?
キャロ「フリード!!! ブラストフレア!!!」
フリードリヒは巨大な火の玉を撃ち出す
地雷王「っ!!!!!!!!!!!!!」
地雷王に直撃するものの、あまり目立ったダメージはなさそうだ
ルーテシア「竜使役………」
ルーテシアは、キャロのレアスキルを知っているようだ
竜使役………………キャロの2つ目のレアスキル
竜を自在に従わせる能力である
凄まじい能力だが、使いこなす事が難しく、キャロもまだ完璧とは言えない
それでも、家を、六課を守りたいという執念がフリードリヒに伝わり、フリードリヒはキャロの為に戦う
キャロ「対してダメージが無い……」
フリードリヒによる攻撃が、キャロの唯一の攻撃手段なのだが、それが効かないとなると、どうする事も出来ない
キャロ「でも、諦めない……………絶対」
キャロの瞳は、ルーテシアを止めるという決意が映っていた
キャロ「フリード!! ブラストレイ!!!!」
フリードリヒの最強の技 ブラストレイ
これが効かなければ、最早ルーテシアを止める手立ては無い
地雷王「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
地雷王は動かず、その場に留まっている
躱す必要もないと判断したのだろう
フリードリヒの火炎が、地雷王を飲み込む
キャロ「良し! これで………………え!?」
キャロは、フリードリヒの一撃で地雷王を倒したと思っていた
しかし、その考えは甘かった
地雷王の回りには紫色のフィールドが発生しており、火炎を無効にしていた
キャロ「まさか!!!」
フィールドを発生させたであろう人物を見る
そう、ルーテシアだ
彼女が地雷王の回りにフィールドを発生させ、フリードリヒの攻撃を無力化したのだ
ルーテシア「トライジングフィールド」
ルーテシアの防御魔法である
対象物をフィールドで囲み、魔力攻撃を遮断するものだ
無論、このフィールドにも限界があり、なのはの砲撃などは防げないだろう
しかし、今のキャロでは破る手立ては無い
最強の技、ブラストレイですら傷1つ付けれないのだから
キャロ「そんな…………」
ルーテシア「……………」
ルーテシアは戸惑うキャロを無視して、地雷王と共に、再び六課に向けて歩き出す
キャロ「っ!! 行かせない!! 絶対に行かせない!!!!」
フリードリヒと共に先回りをし、地雷王の前に飛びだす キャロ
キャロ「止まって!!! ここから先には行かせない!!!!」
ルーテシア「………………」
どれだけキャロが叫ぼうとも、帰ってくるのは無言のみ
キャロは、ルーテシアを止めれるか?
一方、ルーテシアの召喚虫の1つガリューと戦っている エリオ
スピードでは勝っているものの、それ以外は劣っており、苦戦していた
エリオ「クッ」
キャロの援護なしに、ガリュー相手は厳しいだろう
エリオ(何とかして勝たないと…………………)
倒す方法を考えるが、常に攻撃を仕掛けて来る ガリュー
まともに作戦など思い付かない
エリオ「ストラーダ!!!」
ストラーダ【カートリッジロード!!】
エリオ「紫電一閃!!!!」
ガリューを切り裂こうとする エリオ……………………しかし
ガリュー「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシッ
エリオ「っ!!!!!!!」
ストラーダの先端部分を受け止められてしまう
エリオ「そんなっ!!!!!」
ガリュー「!!!!!!!!!!!!!!」
動揺してしまい、簡単にガリュー懐に入られてしまう エリオ
エリオ「しまっ!!!!!」
ガリュー「!!!!!!!!!!!!!」
ガリューの拳がエリオの腹に決まる
エリオ「ガァ!!!」
ガリューの馬鹿力は、軽いエリオを簡単に吹き飛ばしてしまう
そして、近くの木に激突
その衝撃で木が折れてしまった
ガリュー「っ!!!!」
よくみると、その木には鳥の巣があり、雛が鳴いている
まるで助けを乞うように
ガリュー「!!!!!!!!!!!!!!!」
ガリューはすぐさま、雛に駆け寄り、巣ごと持ち上げる
そして、別の木の上に移動させた
雛「ピヨピヨ!」
まるで雛はありがとうとお礼を言っているようだ
ガリュー「……………………」
ガリューも微笑んでいるように感じる
エリオ「………………………」
その様子を見ていた エリオ
エリオ「君は………命を大切にするんだね」
ガリュー「…………………」
エリオはガリューに話しかける
ガリューもエリオの方を向き、話を聞いているようだ
エリオ「君が、どうしてスカリエッティに味方するのかは知らない……………けど、あいつは敵だ、僕の敵なんだ!」
嘗て、フェイトの救出されるまで、酷い扱いを受けてきた エリオ
その時、スカリエッティの名を何度か聞いた事がある
そいつが自分を生み出したFの発案者である事も
エリオは内心では、スカリエッティを憎んでいる
しかし、フェイトに助けられ、クローンである自分でも幸せに生きていける
それを知った
だからこそ、スカリエッティに復讐しようとは考えなかった
しかし、自分のような酷い目に遭う人が増えるのは耐えられない
その想いから、絶対に捕まえると決めたのだ
エリオ「スカリエッティの仲間なら、僕は…………君を倒す!」
ガリューに突撃する エリオ
自信の魔力をストラーダの先端に集める
エリオ「これが!! 僕の必殺技!!!!」
電気に変換された魔力は、あらゆるものを切断する刃となる
エリオ「雷皇・竜刃閃!!!!!!」
持てる全ての力を振り絞り、ガリューに突撃する エリオ
エリオ「やぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
ガリュー「!!!!!!!!!!!!!!!!」
エリオの必殺技がガリューに決まる
魔力を乗せたストラーダが、ガリューを切り裂く
ガリュー「っ!!」
吹き飛ばされ、地面に倒れる ガリュー
エリオ「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、や、やった…………」
エリオも限界だったのか、その場で倒れ込む
どうやら眠っているようだ
ガリュー「…………………」
静かにガリューは立ち上がる
どうやら、エリオの渾身の一撃でも倒せなかったようだ
ガリューはゆっくりとエリオに近づいて行く
ガリュー「…………………………」
エリオの隣りにしゃがみ込み、エリオに触れようとする ガリュー
しかし、ガリューに向けて、雷の斬撃が飛んでくる
ガリュー「っ!!!!!!」
その斬撃を腕で弾き飛ばす
フェイト「………………………」
ガリューを睨み付けるフェイトの姿が在った
フェイト「エリオをよくも………」
その紅い瞳には怒りが映っていた
まだ完治していないフェイト………ガリューに勝てるか?
次回、古の竜が降臨する!
お楽しみに!!
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