「異常な魔力反応?」
なのは、フェイト、はやての三人はクロノの話を聞いていた
「あぁ…実は先ほど管理外世界の1つで推定Sランク程の魔力反応があったんだ」
これがその時の映像だ、とクロノはその反応があった時の映像を見せた
「…あれ?」
翡翠色の魔力光を見た時になのはは突然声を出した
「?なのは、どうしたの?」
なのはの親友の一人であるフェイトが話しかけた
「え?ううん…なんでもない(あの感じ…もしかして…)」
フェイトにそう言うがなのはは心当たりがあったのかどこかぼんやりと昔の事を思い出していた
「で…うちらがその確認をすれば良いんやな?」
もう一人の親友であるはやてがクロノにそう聞いた
「そうだ、とはいえシグナム達も加えるし、ロストロギアの可能性もあるからユーノも合流させる。ついでに"あの二人"もな」
それを聞いた三人は苦い、それはもう「大丈夫か?」と聞きたくなる様な顔をした
「どうしてもなんか?」
はやてが絶望した様な顔をして聞いた
「仕方ないんだ…"笛の癒し手"に"風の捕縛者"の二人に頼みたかったのだが、別の任務に行ってしまったんだ…」
"あの二人は来るのに時間がかかるそうだから少し遅れる"らしいが、とクロノは付けたした
「(せやったら…)」
「("あの二人"が来る前に…)」
「(終わらせれば…)」
「「「(なんとかなる!!)」」」
この時、三人の心は1つになったのだった
~ある異世界にて~
「あ、シグナム~こっちや、こっち」
はやて達三人は先にその異世界に到着し、ジグナム達と合流した
「遅くなりました、主はやて」
「"あの二人"が来る前にさっさと終わらせる!!」
「そうね…急ぎましょう」
「同感だ」
シグナム、ヴィータ、シャマル、ザフィーラの順に発言した
「せやな…始めよか…」
「確か、反応があったのはあの辺り…」
ドガァァァァァァァァァァァァァン!!!!
なのはが指差した辺りがいきなり爆発した
「い、今のなに!?」
フェイトがびっくりして叫んだ
「…おい、なのは…彼奴等に会いたくないからっていくらなんでも…」
「やり過ぎだよ…」
ヴィータ、ユーノがなのはを非難した
「にゃ!?私じゃないの!?」
「彼処だな」
「せやな…魔力反応もある、見てみよ」
シグナム、はやてがそう呟いたのを機に全員が爆発した場所へ向かった
~爆発した場所~
「………」
「…す、凄い…」
「速い…」
「ほぉ…」
「なんなんだ…あいつ?」
「凄い…」
「むぅ…」
全員驚いていた。物凄く驚いていた。何故なら…
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」
翡翠色の魔力を纏ったなのは達と同じ位の少年が…
ズババババババババババババババババババババババババッ!!!!
剣を片手にフェイトと同じ位のスピードで魔物達を斬ったり…
ズバァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!!
はやての様な広域殲滅魔法を魔物のいるところにだけ(周りの木とかには全く当てていない)放ったり
ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!!
なのはをも凌ぐ砲撃を撃ったりしていたからである
これが翡翠の戦士…柊 剣也と、なのは達の出会いであった
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第二話 出会い
(諸事情の為に中途半端に投稿してしまいました。再編集しましたので是非読んでください。)