「あ、そう言えば、ロード?」
「なんだ?ウィル?…っと、"天撃の稲妻"」
ズガァァン!!!!
ウィルは剣也に話しかけ、一方の剣也は棍で魔物の攻撃を払いながら天撃を打ち込んだ
『天撃』
空気中にあるエネルギーを操作し、攻撃や防御、補助等に転化したものである。天撃には必ず属性があり、火、水、土、風、雷、光、闇、封じられた属性、禁じられた属性の9つがある(土、闇、封じられた属性、禁じられた属性の4つは作者が考えました)
「魔力変換のプロセス"闇"があったからサイガ式に組み込んでおきますか?」
「どの位かかる?」
「戦闘中となると一時間から二時間の間になります」
「かなり時間かかると思うから組み込んで」
「畏まりました」
この会話の間に棍や天撃で十体倒していた
「よし、セレナさんに送ってもらったデータで作った"アレ"やるぞ」
「…やるのですか?"あの技"…」
そう言いながらも剣也の周りに冷気が立ち込めた
これが剣也自身の変換資質"氷"…"冷気"の変換資質の上位互換で出力は比べものにならない。
本人のイメージで冷気を雷の様に放つ"氷雷"、炎の様に放つ"氷炎"がある
「行くぞ!!カウカウプリウェンペ(荒くれ者の雹)!!」
周りの水分を凍らせて作った氷の弾丸が複数の魔物に次々とヒットして怯んだ
「からの~…」「ソードフォーム」
ウィルは瞬時に剣に変形し、剣也は怯んだ魔物達に向かった
「「リーフブレード!!」」
逆手持ちにした剣に魔力を巡らせ、魔物達を斬りつけた
「…著作権とか大丈夫でしょうか?」
「…大丈夫だろ…多分」
そうこうしている内に魔物が後ろから来た
「技硬直ですが…」
「天撃は出せる!!"天撃の火炎"!!」
今度は火の天撃で燃やした
「大技行くぞ」
「ハンマーフォーム」
「ふんッ!」ブンッ!
剣也はハンマーになったウィルを上に投げ、右手に魔力を巡らせ、構えた
「アブソリュート…」
そして時計周りに周りながら魔力を放出し…
「フィールド!!」
周りを凍らせ…
「ロードカートリッジ」
ガコンッ!
ウィルは空中にいる間に薬莢を1つ排出し…
「属性"火"!!」
剣也は魔法陣を展開、火の紋章を真ん中に移動させ…
パシッ!!
「「花火爆砕(はなびばくさい)!!」」
地面を力一杯叩き付け、自分の周囲を爆発させた
因みにこの時になのはが指差しただけであり、決して砲撃は撃ったりしていません
煙でお互い見えなくなっている内に…
「次、属性"雷"」
魔法陣の火の紋章を戻し、雷の紋章を真ん中にした
「九龍爆雷(クーロンバオレイ)!!」
15億kw1億vの強力な雷を落とした
「セレナさんに思わずツッコミを入れたあの技を使う!!"ジャイアンのリサイタル"!!」
怪音波により、複数の魔物が泡を吹いて倒れた
剣也もまた…
「………」
死にかけた
「諸刃の剣ですね…」
ウィルはそう呟いたらしい
一方で……
「な、なに…?今の……?」
「怪…音波…やろ…か?」
「歌詞みたい…のが聞こえた…けど」
「歌…なのか?…」
「頭が…割れそう…」
「シャマルの料理…位の…威力だ…」
「「…………」」チーン…
なのは達もダウンしていた(ユーノとザフィーラは死にかけていた)
数分後…
「し、死ぬかと思った…」
「多用は禁物ですね…特に洞窟内では」
剣也は復活し、ウィルは冷静に解説した
「ダメージあるから速く終わらせる、属性"水"、"風"」
魔法陣の水の紋章、風の紋章の順に真ん中に移動した(風の紋章が真ん中に移動する時は水の紋章は元の位置に移動していた)
「アクアジェット&エアカッター!!」
水を纏いながら高速移動し、剣から風の刃を出しながら切り裂き…
「エピッタルキウパシホルッケ(全てを飲み込む雪崩)!!」
雪崩を起こして魔物を飲み込み…
「ガンフォーム、モードライフル」
ライフルに変形したウィルを構え…
「属性"光"」
光の紋章を真ん中に移動させ…
「一撃全滅!!デストロイレーザー(日本語訳"はかいこうせん")!!」
砲撃魔法で魔物を蹴散らせたのであった
「敵軍全滅確認」
「ふぅ~…」
魔物の大軍vs柊 剣也&ガーディアンウィル
剣也&ガーディアンウィルの圧勝
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第三話 戦い