北郷邸 リビング(通常Ver)
一刀「それでは北郷家家族会議を執り行います。現在家長であるプレシア母さんが不在なので司会進行は私北郷一刀が勤めさせてもらいます。」
華琳「異存はないわ。」
一刀「それでは・・・于吉何処行ったでしょう?」
はやて(びしっ!
一刀「はい、はやて。」
はやて「とんでもない事言うけど勘忍してな。おそらく地上には無いんとちゃうかな?」
華琳「地上には無い?」
はやて「せや。地上の奥の于吉の巣は殲滅したのに于吉は一行に姿を見せとらん。つまり地上には居らんっちゅうことや。」
なのは「なるほど・・・それで地上じゃなくて空に目を向けたんだね。」
フェイト「それなら納得かも・・・」
リニス「確かに地上ばかりに目を向けていましたから・・・まさか私達の目の上に居るなんて考えもしないですね。」
華琳「確かに・・・どうかしら?一刀」
一刀「ああ、それなら納得だ。地中も考えられるが・・・それだと巣を形成できない。月になら・・・あり得るな。」
リニス「なら私達が向かうのは・・・」
華琳「月ね。」
一刀「此処まで来てまさか宇宙に行くいことになるとはね・・・」
リニス「カズト。実はこんなものを作ろうと思うんですが。」
一刀「どれどれ・・・・・却下。」
リニス「どうしてですか!?」
一刀「MSとかGとか作っちゃだめ!!作者の頭がパンクしちゃう!!」
リニス「さり気にメタで説得しないでくださいよ!!・・・仕方ないですね(ブツブツ」
華琳「一刀。それで月に向かったらどうするの?于吉を倒したらそのまま帰るんでしょう?」
一刀「ああ。だからバルクホルン達にはお別れを言ってから出発しようと思う。」
はやて「それがええな」
なのは「なら此処でパーティを開いたらどうかな?」
フェイト「それいいかも。」
華琳「なら私が腕によりをかけましょう。扶桑の肉じゃがを始めパスタやポテト関係もたくさん作ってあげる。」
3人(じゅるり)
一刀「ははは。華琳の料理はうまいからな。気持ちは分かるぞ。」
リニス「それでは連絡を入れますね。」
一刀「ああ、よろしく頼む。」
それからバルクホルン達と連絡を取り一刀達は盛大なお別れパーティを開催した。その日の夜一刀達は月へと旅立っていった
ナイル川付近上空
バルクホルン「逝ってしまったな。」
芳佳「字が違いませんか?」
バルクホルン「あいつらが言っていただろう?もう会う事はないと・・・なら、合っているさ。」
美緒「そうだな。」
サーニャ「これで私達は私達の戦いに専念する事になるんですね。」
静夏「寂しくなりますね。」
芳佳「・・・うん。でも、私達は立ち止まれないよ。一刀さん達もそうであるように。」
美緒(ほう・・・いい目をするようになった。)
バルクホルン(宮藤の奴・・・一刀、感謝するぞ。私達はまた一回り強くなれた。)
サーニャ(一刀さん、どうかご武運を。)
静夏(私はもっと強くならなきゃならないな。ウィッチだからじゃない、私は生きているから、生きていたいから強くなる!!)
芳佳(一刀さん、華琳さん、なのはさん、フェイトさん、はやてさん、リニスさん、私はこの力をもっと多くの人の役に立つように頑張ります。だから、皆さんも頑張ってください!!)
その日を境にストライクウィッチーズの第三分隊はめまぐるしい戦果を上げ続ける。他のウィッチ達は何事かと首をかしげるが芳佳達が一刀達の事を話す事は一切無かったという。
月
一刀「さあ、最終決戦だ。覚悟シロヨ・・・・」
華琳「そうね。この世界に多大な迷惑をかけた于吉。タダデハ済マサナイワ」
なのは「だね・・・今日だけは私は、悪魔ニナル」
フェイト「彼らの所為でたくさんの人が苦しい思いをしていた。ソノ報イハ受ケテモラウ」
はやて「ふふふ、皆本当に怖いなぁ。せやけど、ウチモ今頭ニ来トルンヨ?」
リニス「こんなに怒ったのは久しぶりです。この外史の方々に掛けた迷惑分、利子付キデ支払ッテモライマショウ。」
此処に6人の魔王降り立つ。目の前には于吉の拠点であろう巨大な巣。その巣からヴリトラ型、戦艦(海上)型、戦艦(宇宙)型etc上げればきりの無い数の于吉型ネウロイが姿を現した。此処に外史『スト魔女』最終決戦が始まる。
一刀、華琳側
一刀「華琳、ヴリトラ以下それに準ずる生物型を俺達で相手する。良いか?」
華琳「問題無いわ。さあ、スカーレットコフィン、シアンイグニス、あなた達の本領発揮よ。」
一刀「神葬、なのはじゃないが全力全開で逝くぞ!!」
その二人の声にこたえるように二人の武器が淡い光を明滅させる。
華琳「まずはヴリトラが邪魔ね。シアンイグニス、貫通特化フルパワー!!」
華琳はシアンイグニスの銃口をヴリトラにむける。
華琳「シュート!!」
バキャアアアアアアアアアアアン
ヴリトラ型「キュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」
一撃で撃ち抜く華琳。その傷から核が露出する。
一刀「絶空!!」
一刀が神葬を振り抜くと斬撃が核を捕らえ破砕する。
パキャアアアアアアアアアアアアアアアアン
二人「まずは一つ!!」
なのは、はやて側
なのは「はやてちゃん、私達は地上兵器型を相手しよう。」
はやて「せやね。ほんなら・・・・アインス、ちょ~と無理するよ?」
アインス『かしこまりました。我が主。』
はやて「改良型ナハトヴァール起動。相手ネウロイを侵食するで?」
アインス『起動成功。ナハトヴァールⅡ射出準備完了』
はやて「ほな、あの纏まりをっと。シュート!!」
はやての魔方陣から一匹の蛇が出現しネウロイの群れに向かって高速で這って行く。刹那
グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン
なのは「うわ~・・・グロいよ、はやてちゃん。」
はやて「やっぱり?ま、仕方ないんやないかな?ナハトと言えば蛇やと思うし。」
なのは「あ、あはは・・・なら私は反対側の群れに向かって・・・」
レイジングハート「EXスターライトブレイカー」
なのは「シューーーーーーーーーーーーーーーーーート!!」
ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
はやて「なのはちゃんも遠慮なしやなぁ。」
なのは「えへへ、だって許せないからね。」
はやて「ほなら・・・」
二人「徹底殲滅!!」
フェイト、リニス側
リニス「フェイト、私達は機動兵器型を相手取ります。」
フェイト「その単語は色々誤解を招かない?」
リニス「じゃあ・・・・ヤマト型?」
フェイト「とんでもないものを相手取りそうだね。」
リニス「冗談ですよ。機動戦艦型を殲滅です。」
フェイト「で、どう殲滅するの?」
リニス「なのは達と一緒で全力全開でいいんじゃないでしょうか?于吉たちに恐怖を植え付ける意味でも・・・」
フェイト「否定はしないよ。なら・・・バルディッシュ!!ザンバーモード」
バルディッシュ「yes sir.」
フェイト「プラズマザンバー・・・・」
バルディッシュ「ブレイカー」
ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
リニス「さすがフェイトです。その容赦のない攻撃に痺れる憧れるぅ。」
フェイト「リニス。キャラ、キャラ。」
リニス「・・・こほん。では改めまして。アークエンジェル。」
アークエンジェル「イエス、マム」
リニス「グラビティ・ブラスター!!」
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン
フェイト「さすがリニス。その有無を言わさない攻撃に痺れる憧れるぅ。」
リニス「フェイト、キャラ崩壊してますよ?」
フェイト「・・・リニスが移った。」
リニス「では改めて・・・」
二人「潰されたい奴から掛かって来い」
巣内部
于吉1「・・・・なんですか?あの化け物どもは・・・」
于吉2「お、おかしいですね。そう言えば左慈に当たっていた私からの連絡もありません。」
于吉3「これは・・・逃げたほうがいいですかね?」
于吉1,2「あなたはまたそれですか・・・」
于吉3「し、仕方ないでしょう。私達はどうあがいても複製体なんですから。」
于吉1「性格が違うのも仕方ないでしょうねぇ。」
于吉2「しかしこのままだともう・・・」
于吉3「やはり逃げるしか・・・」
于吉1「あ・・・・・」
于吉2「げ・・・・・」
于吉3「へ?」
一刀「よう・・・・見つけたぞ?」
3于吉「な!?北郷一刀!!あなたは外で戦ってるはずでは!?」
一刀「ああ、あれは残像だ。それにしても3人同時にしゃべるなただでさえ気持ち悪いのが3乗で気持ち悪い。」
于吉1「残像って・・・あり得ないでしょう!」
一刀「まあ原理は影分身だがな。そんな事はどうでもいいだろう?此処限定の技だ。お前たちを消滅させたら二度と使わんさ。」
于吉2「くっ!一人で来た事を後悔させて差し上げますよ!!」
于吉3「逃げます!!」
一刀、于吉1,2「行かせね~よ!!」
于吉3「ぎゃふん!!」
一刀「まず一人。」
于吉1,2「し、しまった。ついノリで味方を攻撃してしまった!!」
一刀「さて・・・次は2番だ。」
于吉2「に、二番って言うなぁ!!」
一刀「ふっ!!」
ずしゃぁ!!
于吉2「ぎゃぁぁ!!!」
于吉1「ひぃ」
一刀「お前ら・・・本当に于吉か?」
于吉1「ふ、ふふふ。我等はどうあがこうが生まれたばかりの複製体ですからね。術者としては完成されてても精神までは完成しきれないんですよ・・・」
一刀「震えた膝で御説明どうも・・・なら終わりでいいか?」
于吉1「・・・ 痛くはしないでいただきたい・・・」
一刀「承服しかねる。自業自得だろう?はぁぁああああああああああああああああ」
ズガアン
于吉1「ぐふぅ!!」
一刀「・・・皆、于吉は倒した。帰還しよう」
華琳達『了解』
一刀「・・・于吉・・・お前、自分自身すら捨て駒か・・・っ!!」
一刀は呆気ない勝利に言いようのない不安感を募らせていた。その後北郷邸の機能を用いて元の外史の成層圏まで転送した一刀は変わり果てた大陸を見て不安が的中していた事に歯ぎしりをしていたのだった。
あとがき
どうも、羽入です。
はい・・・短いです。呆気ないです。ごめんなさい。
本当に申し訳ないですな・・・ですが後悔はしてません。
これで他の外史は終了しました。ありがとうございました。
次回からは于吉との最終決戦と大陸統一、一刀の条件達成を念頭に構成を練って行くことになります。
突っ込みなどはまあコメントでよろしくお願いします。
ではまた次回お会いしましょう。チェリオー!
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羽生です。
短編じゃないですか?いいえ本編です。
では本編どうぞ