さあ、着いてその日はご飯食べて部屋のシャワー浴びて寝たんだけど・・・・今私はテニスコートにいます。と言っても私は見ているだけなんだけど・・・・今試合をやっているのはアルトリアとランスロットなんだ。それにしても楽しんでいるのは良いんだけど、なんか二人ともなんかいつもとは違うオーラが見えているし心なしか髪の毛が少し逆立っているし――――――
「ク!やりますね。ならこれはどうですか風王鉄槌!」
亜音速で飛んでいくテニスボール
「甘いですよ!騎士はテニスにて死せず・・・・・ランスゾーン!!」
明らかにありえない速度で減速しつつ、ありえない軌道でランスロットが一番打ちやすい場所の前にワンバンで来るテニスボール・・・そしてそのまま音速で打ち返す。
「それが貴方の真の奥義ですか・・・・ですが・・・」
すると今度はアルトリアがさっきと同じことをした。
「・・・・」
「どうです!風王結界を応用し風の力を利用してテニスボールを自在に操る!フッフッフ・・・これがある限り私の負けはありませんよ!!」
「・・・・なら、打ち返されるなら・・・」
そしてそのまま打ち返しアルトリアも打ち返す・・・・が
「打たなければいい!!
セイバーの打ち返した球はそのままアウトゾーンへと向かった。
「な!?」
「油断せずに行こう」
「ねえタマモ」
「なんでしょうか?」
「私が見ているのはテニスだよね?」
「ええ、テニヌですね(cv的な意味で)」
「そっか~、テニヌならしょうがないよね」
「ですね!」
その後はすごかったよ。箇条書きで書くけど・・・
・空中浮遊したままラリーを続ける。
・テニスラケットでボールを切り裂く。
・物理的に(多重屈折なんとかみたく)二人に分身したり
・テニスコート全体が激しい突風と砂煙で包まれる。
・スマッシュの予備動作として平坦な地面が噴火する。
極めつけは、ランスロットのボールに呼応して大気圏外から隕石が落下してきてそれによって落下した隕石によって恐竜が絶滅したことね。小1時間くらい問い詰めたいよ。そのくせそんなことしてもテニスコートと審判の刃には一切被害なかったし・・・それ以前に私よく生きていたわね。アレ幻術じゃなかったし、とりあえず誰もいなかったのは幸いだったわね。
そして夜―――
「楽しかった?」
「ええ、久々にいい汗をかきました」
「しかしランスロット、貴方テニス(※彼女たちの時代はあれがテニスでした)の腕は落ちていませんね」
「まだまだ現役ですから。ガウェイン卿ですら私に一ゲームも取れなかったですからね」
「サバになってさらに磨きがかかっていましたし」
「どんだけ~」
え?ブリテンにテニスなんてないだろって?フフフ、この世界は常識に囚われちゃいけないんですよ!
夜はバイキング形式だった・・・・一番してはならない形式の・・・・・
「ムグムグムグムグ」
「アム・・・・」
この底なし
「シェフ!O☆KA☆WA☆RIです!」
あ、セイバーが50週目にO☆KA☆WA☆RIモードに入った。ああなると、このホテルの食材が尽きるまで食べ始めるのよね。
「シェフこちらもO☆KA☆WA☆RIを・・・・ようやく胃が目覚め始めました」
胃が目覚めるまでにバイキング40周ってなんなのよ・・・・
「かくいうお前もすでに25周しているではないか」
「だってタダだもの・・・入れておくだけ入れておかないと・・・ディアーチェも食べておきなさい」
「いや、久しぶりにお前たちの食いっぷりを見ていたら腹が膨れてきた・・・」
「ねえ・・・」
「なに?なのは?」
「蓮ちゃんたちって普段あんなに食べないよね?・・・・セイバーさんは別だけど」
「あれ知らないのですか?レンやランスロットも普段はかなり自重しているだけで修行後とかはいつもあれくらい食べますよ?(修練の門内限定ですが)」
「ふぇえ!?」
「なんということだ・・・」
「悪魔め・・・」
「それ以前にレヴィももう15周しているがな」
「このホテルに明日はあるのかな?」
「そこで問題です。このホテルに建てられた死亡フラグを支配人はどうやってへし折るのか?三つの中から選んでくださいまし
1、カッコイイ支配人は突如として素晴らしいアイデアを思いつく、
2、他のホテル支配人が急遽食材を提供してくれる
3、諦める!現実は非情である」
「いきなり何を言っているんや・・・タマモさん・・・そんなの2に・・・」
「答え!3!3!3!」
「なんでや刃君!」
「だってもうなくなっているし」
「嘘!?」
「それに、他のホテルにしたって客がいるわけだからそんな融通聞くわけがないし現実的にも常識的にも考えてもね」
「う・・・・」
そしてこのホテルの食材は一晩で
さて、そして食後になり私たちはカラオケをすることになった。だけどセイバーとランスロットは今度はテーブルテニヌをしだしたので欠席・・・・と言うよりもアイツ等逃げたわね・・・やっぱり以前にセイバーやランスロットにし○じろうのOPとEDを無理やり歌わせたからかしら?そして隣の部屋で『ゆかゆか~』って聞こえていたのは気のせい
「それじゃクジを引いて」
そして今回も、まあとはいっても。引いたくじに書いてある人の曲を選ぶだけなんだけど・・・・因みに発端は桃子さん。
そして私は・・・・
『恭也』
ふ~ん、恭也さんか・・・・ならアレ一択ね・・・・ムフフフフ
「じゃあ始めましょう。」
そう言って始まる。カラオケ大会。まあ高町とかに当たった人はマトモよねフェイトやアリシアにレヴィが歌っていた曲確か一つは「pray」だったかしら?あの辺は100点出していたわよね・・・・はてさて一番のジョーカーにあたったのは誰かしら?私やタマモだとつまらないから他の人がいいな~
「さて、次は俺か・・・・誰が入力するんだ?」
「は~いわたしで~す♪」
「・・・・嫌な予感しかしないのは気のせいか?」
「そんなことありませんよ([∩∩])」
「まあいい、じゃあ早く入力してくれ」
「はいは~い」
そして入力され出てきた曲は――――
not モテ男 冬景色
『ぶ!』
タイトルを見た瞬間、私と刃とタマモ以外が全員吹き出した
「ちょ・・・なんやこの曲!」
「恭也さんならこれしかないと思ってね(笑)」
チャラララ~♪
『(なぜに曲調演歌?)』
♪~~~~
「く・・・だ、ダメや・・・恭也さんが歌っていると・・・」
「なまじイケメンボイスだから・・・」
「しかも顔も整っているから・・・クwww」
「つwwかwwwアレwwwww彼女wwww持ちにwww歌わせる曲wwwじゃないwwwwでしょwwww」
忍さん大爆笑中
「(なんだこの歌詞は!?こんな歌詞、親の前でいうことじゃないぞ!)」
そして歌い終わったと同時に皆を
そして次は―――
「私ね~誰?」
「は~い、私です」
「タマモか・・・じゃ頼んだ」
そして歌ったのは「you」だったよ。普通なら涙腺崩壊するところなんだけど(いや実際していたけどね)コレの前に歌っていたのがアレのせいで・・・・まあ、私だけで他(刃以外)は皆涙流していたけど―――
そして次はクロノだった
「さて、誰が入力するんだ?」
「あ、俺」
「そうか・・・・て・・・し・・・蓮は何で両手を合わせているんだ?」
「な~む~・・・」
「オイ!まあいいそれより曲は・・・・・は?」
そこに書かれていたのは
チクチク・B・チック
「ちょ!?・・・・・なんだこの曲名は!」
「クロノにはちょうどいいだろ?ほら思春期の欲求を爆発させる勢いで!」
「ふざけるな!!」
「もう曲始まるわよ?」
「あれ?名前の割にはマトモだね」
「壮大だね~」
※最初だけです
「な、なんだ・・・案外普通じゃないか・・・よ、よし・・・」
そして終わった後には顔を真っ赤にして頭から湯気を出しているクロノと
「ほら貝不意打ちすぎるやろwwww」
「それよりなんで突然サンバに変調するのよwww」
「最初のイントロはなんだったんだろうね?」
「それよりも歌詞作った奴の才が恐ろしいな・・・・」
「そうですね、かつてここまで乳首に対する想いを歌った曲があったのでしょうか・・・」
「聞いたことありませんね」
「それを平然と選ぶ刃もだけどね・・・・」
「てか、あれゼッテェ確信犯だろ・・・・」
「でもクロノ君が歌っているのがまた・・・・プwwww」
「俺が歌ったほうの曲の方がマシに思えるな・・・・クwww」
「お腹が痛いですぅwwwww」
「アヒャヒャヒャヒャヒャwwwww」(※刃の笑い声です)
そしてクロノは―――
「行かない・・・もう絶対にカラオケなんかに行ってやるものか・・・・」
なんか呪詛を呟いていた。
そしてその後私達は変なテンションで、私は『ひれ伏せ愚民どもっ!』と『撲殺天使○○○ちゃん』を歌い、刃は『あいさつの魔法』、『鳥の詞』を歌った。後意外だったのが、シグナムが『未来への咆哮』をノリノリで歌っていた事かな・・・・ザフィーラもすごかったね、何歌わせても真顔なんだもん。チクチクとかも・・・それからクロノは不幸なことに私にもあたりさらに桃子さんにリンディさんにエイミィや他のメンバーも面白がってそっち系の曲を歌わせて最終的にはクロノだけに歌わせる状況になりそして最後に刃に当たった。先ほどまで出した曲(愚民を除く)とかはもちろん『キューティーハニー』や『もってけセー○ー服』とか等、私?私はシンプルに『君が代』にしてあげたわ。
ただ、転生者を除く子供全員が寝たあとに偶然(ここ重要)『最強○×計画』選んじゃったから歌わせたけど・・・・・・恭也さんに(笑)。いや~最初のフレーズを歌った後の恭也さんの『∑(゜Д゜;)はっ!?』って表情はよかったわ。
あと、クロノの最後の曲は『学校行きたくない』だった。そしてクロノは・・・・あえて言わないでおいておくわ・・・・
そして出て行く際に隣で「ゆかりん」って大合唱で大熱唱の声が聞こえていたのはきっと幻聴なんだよきっと!!!
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第六十話:ああいう人間にはああいう曲を歌わせるに限る