さて数日たったんだけど、解毒薬は・・・・まだなのよね・・・下手をしたら年越ししたらかも。あとあの後もいろいろ試したんだけど・・・うん、チートなんだけど融合先が人間だからかまだ人間が対処できるレベルだった。ただあまり持続時間が持たないのが弱点ね。お話ししたい白い魔王クラスが数十人いればいい勝負できる・・・時間稼ぎ的な意味で。
『では最後のトッピングにこの紅ニャルラトホテプを加えて『這いよるお好み焼き』の完成です!次回は『名状しがたいイカ焼きのようなもの』です!お楽しみに!!』
「あ、見忘れたわ」ピ
『では、次のニュースです・・・本日未明、海鳴市の海岸付近の道路でトラックの玉突き事故が起こりこれにより全身青タイツの男一名が死亡したとのことです』
「御愁傷様」ピ
『臨時ニュースです今、海鳴駅で大量のウザクが発生し現在撤去作業が行われております。現場のシャルル・ジ・ブリタニアさん?』
「あら?もうそんな時期なのね」ピ
『合衆国ニッポンポン!!』
「あ、これ再放送していたのね、録画しなきゃ」ピ
『今日のフレン○リーパークのお客様はTASさんです』
「番組荒らし乙」ピ
『やったね――ちゃん!家族が―――』
「おいやめろ」
「蓮、準備が出来ました」
「ん、ありがとうセイバー。それじゃあさっさと待ち合わせ場所に向かいましょうか」
そう言って私はテレビの電源を切って外に出た。
ん、一体これから何が始まるのかって?
それは「第三次世界大戦」に行くのよ・・・・・
しばらくお待ちください
「あーうー、マスター酷いですぅ~」
「喧しい、ふざけているとおいていくわよ!」
「酷い!マスター、知っています?狐はさみしくなると死んじゃうんですよ?」
「それ、ウサギよ」
と、そんなツッコミをしながら玄関へと向かった
「あ~!遅いよ!シン!」
「今は蓮よ。それに、このくらいの時間でちょうどいいのよ。」
何処に行くのか教えろ?・・・それは前の話の時にまでさかのぼるんだけど・・・
回想
「と言うわけで今年こそはアイツ等に邪魔されないように他県にあるホテルでやるわ。だからアンタ達!今年最後のパーティに出なさい!」
「いや、面倒くさ・・・「僕行く!!」・・・」
回想終了
てなわけ。レヴィェ・・・だから憂さ晴らしにその日の晩御飯は麻婆にしたけどね。
公園
「遅い!」
「大丈夫よ~たかが待ち合わせに一分おくれただけでしょ~そんなに怒りやすいとストレスで老けて皺くちゃのおばさんになるわよ。俗に言う20代BBA」
「なんですって!!」
「ま、まあまあアリサちゃん・・・蓮ちゃんもそんなこと言わないの。それよりそっちの美人さんは誰?」
「玉藻だよ」
「ふぁあああ・・・綺麗・・・」
まあこんなのでもあの玉藻の前だからね・・・まあだから―――
「あ、初めまして私玉藻の前と申します」
「あ、ああ///」
「こ、これはどうもご丁寧に////」
「「あなた(恭也さん)?」」
「「ヾ(i|・▽・ ;)ノいっ、今のは、ほんのジョークジョーク・・・。」」
バニングス家のバス内にて―――
「そういえばさ、タマモ」
「なんでしょうか?」
「言っちゃ悪いんだけど貴方って伝承じゃかなりのヤンデレでしょ?よく私の家の環境に耐えられるわね?」
「一応言っておきますけど伝承の私と今の私は一応人格的には違う人物ですよ?」
「つまり?」
「私はアイツと違ってただ女性が一緒にいるだけで嫉妬を抱くなんてことは致しません。社交辞令と言うのもありますからね。ある程度の女性とのかかわり位問題ありませんし、他の女性がご主人様に好意を持ってもご主人様自身恋愛についてはこれっぽっちも興味が無いことも認識済みですし・・・・ただ・・」
「?」
「
「ふーん(怖!?) 、じゃあアイツ等は?」
「論外ですね。あんな汚物や家畜・・・ワカメにすら劣る奴。」
「すごい言いよう・・・」
「それにさっきも言いましたけど・・・マスターはどこぞのテンプレ転生者よろしくハーレムなんて目指すつもりはないのでしょう?」
「当たり前よ。そもそも私は二度目の生を受けた理由が刃を含めアイツ等とは違うの。刃のような仕方なく転生してあげたでもなければ、アイツ等のようなハーレム目的でもないわ・・・・最もそれも今じゃかなわぬ夢になっちゃったけど・・・」
「マスター・・・」
「まあ、だから。愉しいことをしているんだけどね!そうでもしないとやっていけないもん」
「此れもその一環なので?」
「ええ、そうよランス。本当は行く気なかったんだけどね・・・まあ聞いた話じゃ結構施設とかあるらしいし。それに期待しているわ。むしろそれしか期待している物が無い」
「最も・・・後ろに入るあの下郎どもをどうにかして撒かなければなりませんが・・・」
「ゑ?」
セイバーの言っている意味がよくわからなかったから後ろを見てみると―――
うん、なんかね・・・・金色のブガッティと銀色のリムジンがいた。写輪眼で見てみるとブカッティに馬鹿一が、フェラーリに馬鹿二がいた。
「うわぁ・・・」
「どうしたのですか?」
「いや・・・後ろからバカ男たちが・・・」
『え!?』
慌てて皆後ろを見ると、馬鹿二人が窓から顔を出してお得意のニコポをしながら手を振っていた。高速道路だから危ないわよ?
「ど、ど、ど、どうしましょう!?」
「ふぇえ!?そんなこと言われても・・・」
「刃!アンタ何とかしなさいよ!!」
「パーキングエリア寄ってくれたら何とかなるよ」
「鮫島!!」
と、アリサがそんなことを言っていたらいつの間にかPAについていた・・・あれ?確かPAはこの先10キロって書いていた気がしたんだけど・・・・
「で、どうするのよ?」
「このパーキングエリア全体結界張って常にこのバスがあるように見せる。まあ高位の魔導師なら意味無いものだけどあれなら何とかなるでしょ」
「違いないわね。アイツ等こういう小手先の技術なんて眼中にないだろうから対策練ってないだろうし」
「じゃ、行こう。」
その後は特に何事もなくホテル(バニングス曰く)についた。いやだってここ明らかにレジャー施設だよね?あれ絶対スポーツ施設だって!!富士○ハイランドも真っ青な大きさだし!因みにここ実はバニングス家が経営していたりする。
あ、そう言えば言い忘れたけど、プレシアさんとリニスさんが奉仕期間(リニスさんは手伝いだけど)を終わらせてこっちに来たんだよ。最も誕生日とかには無理を言って休んでいたみたいだけど。だから―――
「「母さん早く!」」
「全く、そんなに急がなくても・・・・ちゃんと足元は見なさいよ。転んじゃうから・・・」
「む~、私そんなドジじゃないもん!・・・あ・・・(ズテッ」
「ね、姉さん!?」
「ほら、言ったそばから・・・」
「ふふふ、でも楽しそうですね。プレシア」
「・・・・ええ」
「まあ、そりゃ。毎日日記書いてプレシアに見せるんだ!て言っていたからねぇ~」
と、まあこういうことになっているのよね・・・
そして部屋割りの結果―――
100、高町家(一番下と長男除く)
101、恭也、忍
102、リンディ、エイミィ
103、高町、バニングス、月村、八神
104、テスタロッサ家(使い魔含む)
105、ザフィーラ除く守護騎士全員
106、シュテル、レヴィ、ディアーチェ、ユーリ
107、刃、アーチャー、ザフィーラ、ユーノ、クロノ
108、私、セイバー、タマモ
ということになった。私の部屋割りで一番もめたわ。107にするか108にするかでならまだ想定内だったけど・・・まさか高町が「一緒の部屋にしようよ!」って言った時は少し焦ったわ。羞恥心くらい持ちなさいよ・・・・これについて特に何も言ってこないから。「夜に我慢できなくてもしかしたら襲っちゃうかもしれないわよ?」って言ったら、まあ当然のごとく親バカ父とシスコンの兄が反対してね・・・思ったんだけどこの界隈親バカ多くない?あんまりにもしつこいから「コレが付けてきたアイツ等だったら?理由も言ってね」って親に言ったら「事後でも起こしたらまずいから断固拒否する!」って言って「私も中身は男だから起きるかもね~中身♂だし?」って言ったらコレが決定打でこの部屋割りになった(なぜか高町がすごく残念そうな顔をしていたのか気になるけど)。だって107に入れて逆にソレが起きたてもヤバいし・・・ねぇ?
じゃあ、彼女たち大丈夫なのかって?問題ないわ。そもそも私、欲情すら起こさないし。だって最初にタマモが隣で寝ていた時だってそういう気は起きなかったし・・・そうそう、この身体でも男特有のアレの感覚はあるんだよ?それが起きなかったから問題ないわ。それ以前に、子供の身体を見て抑えきれない奴のほうがおかしいし社会人として失格よ。
まあ、一名ほど、むしろ襲って!てアピールしていたけど・・・・多分もう一人が抑えてくれるはず!!
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第五十九話:冬だ!旅行だ!!ストーカーだ!!!