黄巾党の一部を見事倒した一刀たちは、自分たちが治める村へと戻っている。
一刀は、愛紗を筆頭に小言を言われていた。
「痛てて、痛いって!分かったから放してくれ!」
「フフフ…ダメですよご主人様…?勝手に動いてもらっては…」
断末魔のような声が聞こえた気がする。皆さん、一刀の冥福を祈って、合掌。
「…って勝手に殺すな!」
地の文にまで入り込むな。
街に戻った一刀たち、一刀はとりあえず新しい仲間を紹介することにした。
自己紹介をした途端に、愛紗は武器を構えようとし、天和たちはそれから逃れる為の逃走準備をし始める。
「愛紗、落ち着いてくれ。天和も地和も人和も、距離を置いてたら始まらないよ」
一刀が笑って仲裁に入る。それを直接向けられた愛紗たち4人は勿論、矛先が向いてないはずの人たちまで顔を赤くしてしまう。
何とか無事に自己紹介も終わり、いつものように仕事、戦後処理や、降伏した兵の調練など、やるべきことはたくさんあり、城の人員総出で働き通した。
それから数日後。ようやく仕事の量も減り、安定してきたときのことだった。
切っ掛けは、ある人物からの檄文だった。
「……曹操が、洛陽で暴政…?一体どういうことだ…?俺の知る世界とはまたまた違っているな…先が読めない…」
この檄文と、本来とは違う筋書き、これらが何を意味しているのか……
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こんな感じでしか書けないまま、9話目に突入…
いつも通り、誤字脱字報告は、遠慮なくお願いします。
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