「曹操が洛陽で悪政を敷いている…って書いてあるけど、皆はどう思う?」
一刀は早速緊急軍議を開き、意見を聞いていた。
「曹操さんひどいよ!権力で何かするような人に見えなかったのに!」
声を張り上げて言ったのは桃香だ。その言葉に、鈴々、愛紗も頷く。
「ですが…何かおかしい気もします…」
やや遠慮がちな雛里が意見を述べる。
「やっぱり?雛里がそうだってことはやっぱ朱里も気づいたよな」
「どういうことなのだ?」
一刀たちは、一先ず反曹操連合に参加し、真実を見極めることにした。
そして、集合場所へ向かった。
行軍には、三日程かかったが、到着後、どのくらい進んでいるか聞くと、
「まだ総大将が決まっていません」
ということだった。やっぱりどこでもあのバカはバカだったということだ。
「気が抜けるかもしれんが、とりあえず軍議に行くぞ。桃香、雛里、朱里、三人でジャンケンして勝ったら来ていいぞ。二人までな」
一刀と一緒に軍議に向かう権利を得たのは、一抜けで朱里、次に桃香だった。
「すいません、遅れました」
一刀たちが来ると、一瞬こちらを見るが、ほとんど全員がまた中央へ目を向ける。
一刀たちは気にせず席に着くと、それを見た袁紹が、
「これで全員揃ったわね、オーホッホッ」
「…面倒だ」
一刀はボソッと呟く。
自己紹介を済ませ、総大将は袁紹に決まった。一刀たちはやはり先鋒を押し付けられてしまったが、一刀は機転を利かせ、兵と食料を分けてもらうことに成功した。
後書きのコーナー
前回思いっきり書き忘れました。今回でようやく10話です。
やっぱり先鋒になっちゃいました。曹操軍はどんな配置で、戦略で来るんでしょうか…
次回を期待せずに待ってて下さい。
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作者はノープランで書き始めてるため、付け足しを行って補ってます。文章力は期待しないでください。
上記の二点に注意して、読みすすめてください。