1話 「転生(海斗)」
エレナSIDE
海斗「リリカルなのはだって?・・・・・それってあのリリカルなのはか?おいおいマジかよ。」
そう呟きながら彼はヤレヤレと首を振る。
エレナ「はい、その世界が破壊されようとしている物語なのです。」
私は彼に言う。
海斗「・・・・まぁそれは置いておこう、しかし守れって言ったって俺は一体何をすりゃいいんだ?
・・・・まさか死神と戦えなんて言わないよな?」
彼は少し呆れながら聞いてくる。
エレナ「それはありません。私もタナトスも基本世界に干渉することは出来ないのです。恐らくタナトスも他の人を使って世界を破壊しようとするでしょう。」
彼の質問に私は答える。
海斗「って事は俺以外にも転生する奴がいるのか・・・・・だけど一体どうすれば守ることが出来るんだよ? 何か方法があるんだろ?それを聞かせてくれ!!」
彼は少し興奮した感じで私に聞いてくる。・・・・・・しかし
エレナ「良いのですか?無意識とはいえ貴方を巻き込んでしまったのに、協力してくれるのですか?」
私は驚きながら彼に聞く、文句の一つどころか殴られる覚悟もしていた、しかし彼は笑いながら世界を守る方法を聞いてくる。
海斗「確かに巻き込まれちまったけどさー、それはその世界を守るためだったんだろ?だったらいいんじゃね?・・・それに・・・・」
エレナ「それに?」私は聞き返す。
海斗「人生何があるかわからんからねぇ。 でもこうしてもう一回生きられるんだ、むしろ楽しまなきゃな!!。 楽しんでなんぼだろ?」力強く彼はそう言った。
エレナ(凄いな彼は、だが・・・楽しむか・・・・・なんとまぁ・・・楽しそうに笑うな・・・・・)
私は彼に感心する。
エレナ「(彼になら任せられる気がする。 嫌・・・・任せられる、きっと物語を守ってくれる)・・・判りました。詳しく教えましょう、有難うございます。」
私は彼に頭を下げる。
海斗「気にしなさんな、んで・・・・俺はどうすれば良い?」
彼が聞いてくる。
エレナ「はい、まず・・・・タナトスが物語を破壊する為に貴方と同じような人を送ってくるでしょう、その人が物語を破壊しようとするのを阻止してください。」
海斗「物語を破壊・・・原作を壊すって事か?」
エレナ「いえ・・・破壊と言うのは消滅・・・・すなわち物語を無くす事です。その物語がはじめから無かったことにするのがタナトスのやろうとしていることなのです。」
私は彼の質問に答えながら話す。
「世界を壊されないようにしていただきたいのです。勿論こちらからバックアップはさせていただきます。貴方の要望には限りなく応えれるようにします。」
海斗「ん?つまりはただ物語を見てればいいのか? んでその転生者が破壊しそうになったら止めろと・・・って事でいいのか?」
エレナ「大まかにいえばそうです、世界の破壊を阻止していただければ大丈夫です。
海斗「なるほどねぇ・・・・・・なぁ」彼が呟く
エレナ「何ですか?」
海斗「その世界で救いたい人達がいた場合はどうすれば良い?、後原作を変えてもいいか?」彼が聞いてくる
エレナ「貴方の思う様に行動していただいてかまいませんよ。世界を救っていただける事意外私は干渉しませんので。」
私は彼の質問に答えると彼は嬉しそうな顔になり。
海斗「うし!!!それを聞いて安心した。やっぱ楽しまなきゃ損だしな」
彼はそう言った。
エレナ(彼ならきっとやってくれる。頼みますよ・・・・海斗様)
エレナ「では貴方の要望を聞きましょう。能力等の要望はありますか?」
私は彼にそう言い彼の言葉を待つ。
エレナSIDE END
海斗SIDE
エレナ「では貴方の要望を聞きましょう。能力等の要望はありますか?」
エレナはそう俺に聞いてきた。
海斗「そうだなぁ、とりあえず身体能力は高めで、後魔力はSS位でいいな・・・・・後俺が知ってるロボットに変身できるようにしてくれ。容姿は・・・・まぁ今のままでいいかな。後は、物語の主人公達と同じ年齢にしてかな?こんくらいだ」
俺は言う。
エレナ「判りました。そのように致しましょう。あぁ、あちらの世界での住む家やお金のことに関してはこちらで手配しておきますので安心してください。」
エレナがそう言ってくる。
海斗「OK、んじゃあ行きますか!!・・・・・世界を救いに!!」
俺は力強く叫ぶ。
エレナ「ふふ、」
エレナに笑われた・・すこし恥ずかしい
「判りました、では今から転生を開始します、では音無海斗様、お願いします。」
エレナがそういうと俺の体が透け始めてきた
海斗「あいよー!! 行ってくるぜ!」
そう言い俺の意識は薄くなっていき転生した。
エレナのみとなった世界で
エレナ「頼みましたよ・・・・・海斗様・・・・貴方に祝福の加護があらんことを。」
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久しぶりの更新です
バイト等が忙しくてPCに触れませんでした。
更新が遅くなると思いますが頑張って速めに更新したいと思います。
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