No.398790

リリカルなのは、物語を守る者と壊す者

二百式さん

どうもー二百式です。
今回はもう一人の主人公である榊一哉SIDEです ゆっくりですが完結させるために頑張っていきたいと思います。

それと、お気に入り登録してくださった方、有難うございます。
これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします。 感想、アドバイスなどお待ちしております。

2012-03-27 19:03:49 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1227   閲覧ユーザー数:1200

「転生」(一哉視点)

 

 

一哉SIDE

 

 

 まず、俺が思ったことはあまりにも馬鹿げていると思った。

 

 

 一哉「リリカルなのは?・・・・一体どんな世界だ・・・・」

 

 

 俺はタナトスの行っていることが信用できずにそう呟く

 

 

 

 タナトス「まぁー君がそう思うのも不思議じゃないよねぇー。

なんたってアニメの世界なんだし、現実もが無いからね。」

 

 

 タナトスが愉快そうに肩をすくませる。

 

 

 タナトス「でも、僕の行っていることは本当だよ?何なら証拠も見せることも出来るし」

 

 

 タナトスが俺を見てくる。

 

 

 一哉「(証拠だと?・・・・面白い・・・)・・・なら見せてもらおうか、その証拠ってやらを」

 

 俺は挑発的に言う・・・・すると。

 

 

 

 タナトス「んじゃあ、証拠を見せるよー・・・あぁその前に君ってさ・・・魔法って信じる?」

 

 

 奴が俺に問いかけてくる。

 

 

 ・・・・魔法だと?・・・・・くだらん

 

 

 一哉「くだらんな・・そんなものは存在するわけがないだ「パキン!」・・!??何だ!?」

 

 

 俺はいきなり凍った世界に驚く・・・一体何が?

 

 

 

 タナトス「これが証拠だよ・・・魔法は平行世界じゃ当たり前なんだよ。

んでそのリリカルなのはの世界はその魔法の世界なのさ、どう?信じてくれる?」

 

 

 そうタナトスが言い腕を振ると凍った世界がさっきまで居た世界の景色に戻る。

 

 

 一哉「(今のが魔法・・はっ!・・・・何でもありだな)」

 

 そう思わない奴がいたらそいつは良い神経していると俺は思う。

 

 

 

 タナトス「んじゃまぁー話を戻すとしようか。君にはその世界に行って物語壊して欲しい、

あっ、言っておくけど世界を壊してくれるだけでいいからね?」

 

 

 楽しそうに言ってくるが。

 

 

 一哉「俺はただの一般人だ、魔法なんて使えんし、世界を壊すのにも興味は無い!。それに、何故お前は世界を壊す。」

 

 

 

 奴に問いかける。

 

 

 

 

 タナトス「魔法のことなんかはきにしなくていいよ、そのくらい僕の力で何とかなるしねぇ。

後・・・・世界を壊す理由?・・・・・そんなの決まっているじゃないか」

 

 

 タナトスは両手を広げて愉快そうにただ一言

 

 

 

 

 タナトス「楽しいからだよ!!」

 

 

 そう言った。

 

 

 

 タナトス「その方が面白いだろ?シナリオが決まっている世界より原作が壊れて違う結末になる、それも一つのエンディングだ。

 物語には常にいくつ物エンディングがある、しかし必ずと言っていいほどエンディングは一つだ!。

 悪は正義に破れ、世界は平和になりましたとさ・・・・・・・めでたしめでたしってね。

たまには悪が勝つエンディングも良いじゃないか?・・・その方が楽しいだろ?」

 

 

 タナトスは笑いながら喋り続ける

 

 

「僕はその決まりきったシナリオを壊して、新たな物語を作りたいんだよー。

たまには悪が主役の物語も作りたいのさ」

 

 

 

 そして俺を見て

 

 

 

 

「だから君に協力して欲しいんだよー・・・・・・・同じ悪を愛するものとして、そして・・・・

 

世界に絶望した君にね・・・・」

 

そう言って来た

 

 

 

一哉「・・・・・・・・」俺は考える

 

 

 

 確かにSFやファンタジーの世界の結末は決まっている。悪に浚われた姫を取り戻すために勇者が魔王を倒し、姫と添い遂げる。そして世界に平和が訪れた。

 

 

  しかしそのほうが物語を作りやすい、今までそう思ってた

 

 

 

 「一つ聞きたい・・・・」俺は奴に問いかける

 

 

 

 タナトス「どうぞ・・」

 

 

 一哉「世界を壊した後俺はどうなるんだ?・・それに壊し方が判らん」

 

 

 俺は聞く。

 

 

 タナトス「て事は協力してくれるって事でいいのかな?。

嬉しいねぇ、君と僕は相性がいいみたいだ。」

 

 

 タナトスは嬉しそうに手を叩く

 

 

 「うーん、そうだね・・・・物語を壊した後は基本生きていられるよ?、勿論他の平行世界でだけど、そして、物語を壊す方法だけど・・・今はまだ教えなれないかな。

まだ介入していないし、此方にも準備が必要だからねぇ、でもいずれ教えるよ。

 まぁとりあえず転生直後は普通にしてていいよ、原作に介入するのも良し、介入しないのも良し、

君に任せる」

 

 

 そういうとタナトスは俺に近づき

 

 

 「では!、一哉君。君に能力を上げよう。

何がいいかな?何でも言ってくれ」

 

 

 そう言って俺が言うのを待つ

 

 

 一哉「・・・・・・・・・・まず魔法を使えるようにしてくれ、さすがに生身で魔法と戦えんからな。

 そしてガンダム系に変身できる能力をくれ、後は動体視力を強化で頼む」

 

 

 俺は能力の設定をする

 

 

 タナトス「ほいほい、御安い御用だ!・・・・・うん、出来たよ。

じゃあ準備が出来たら破壊をお願いするよー。それまではのんびりしてて頂戴!!」

 

 

 一哉「あぁ」

 

 

 すると俺の体が少しずつ透けていき、俺はリリカルなのはの世界に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 タナトス「ははは、さてさて、どうなるかな?まぁ・・・・少しは楽しませてくれよ・・・・エレナ・・・・・・」

 

 

 

 

 

 タナトスは上を向きそう呟いた。

 

 

 

 


 
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