No.378270

恋姫無双もう一人の御遣い  6話

アイゼンさん

恋姫とオリキャラのお話

2012-02-15 02:43:25 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:1232   閲覧ユーザー数:1149

6話「とある話」

 

 

 

 

 

 

 

 

紅葉side

ガキーーン

紅「あ!」

趙「ふ、勝負ありですな」

私の武器がはじかれ彼女・・・・趙雲の武器が私の首に当てられていた

この人強い

先ほど賊を退けた後、趙雲が話しかけてきた。彼女と話をしていると武に自信があるそうで先ほどの戦いをみて勝負をしてほしいと言われた。私は軽く承諾し勝負することになった。師匠に稽古してもらっているから勝てるだろうと思っていたけど実際のところそうでもなかった、彼女の槍の速度に対応しきれず防戦一方になってしまった

紅「ふえ~趙雲さん強いね~」

趙「いえいえ私などまだまだ、これでも武の頂点を目指しているゆえ」

そうなんだ、あんなに強いなのにまだまだなんて私ももっとがんばらなきゃ・・・・・それにしても

紅「まったく師匠なんであんな事いうのよまったく!」

趙「師匠というと先ほどの男性の事ですかな」

紅「そうだよ、ひどいと思わない?たしかに自分の命は大事だけど、なんの罪もない子供を見殺しにしようとするなんて」

華「まあそう言うな、彼にも考えてした行動だったんだ」

紅「あなたは?」

華「俺の名は華佗、医者をしているんだ」

紅「私は程遠志。ところで師匠の考えって?」

華「それは後で言おう、そうださっきの店に仲間がいるから紹介したいんだ。星もいいだろ」

趙「悪者ではないだろうし紹介しても大丈夫だろう」

そのまま二人につられて先ほどの店に戻ろうとした・・・・・あれ?

紅「そういえば師匠は?」

華「あいつなら少し用があるといって出て行ったぞ」

紅「ふーん、そうなの「お姉ちゃん」ん?」

さきほど助かった男の子が私に近づいて服をひっぱっていた

「さっきは助けてくれてありがとう」

紅「私は何もしてないよ、どちらかと君をまきこんじゃったんだし」

「いいよ別に、それとお兄ちゃんを怒らないでね」

子供が師匠を怒らないでと言ってきた、あんな酷いこと言ったのに

紅「私の師匠は君を見殺しにしようとしたんだよ、それでも?」

「きっと僕の事を助けるためにあんな事いったんだと思うよそれに怪我も治してもらったよ、だから悪い人じゃないから怒らないでね」

言い終わると手を振って帰っていった。たしかに子供の怪我が治っていったけど本当に師匠が?

華「どうやら君よりもあの子の方が彼の事が分かっているみたいだな」

紅「華佗は何か知っているの?」

華「それを含めて話すよ」

そう言われて店に戻った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風side

星ちゃんと華佗さんが帰ってきました。どうやらいまいる女性と一緒に出て行かれた男性がやっつけたそうです。どうやら二人ともかなりの実力みたいですね~

そしてお互い名をなのったところで色々話がすすんでいます

紅「そうなんだ、師匠が・・・・・」

趙「ふむ程遠志殿もまだまだ清水殿の考えは分からなかったようですな」

紅「だ、だってあんな事いわれたら誰だって怒るじゃない」

戯「ですがやり方がどうであれ相手の意表をつくにはよい判断だったと」

程「風もそう思います。でもそれをするためにはかなりの実力がないと無理ですから清水さんはすごい人なんですね~」

星ちゃんみたいな人でなければあまりお勧めしないやり方なのでその人はかなりの人なんですね

紅「趙雲さんだったら同じことできる?」

趙「・・・・正直申し上げると難しいでしょうな、いくら賊だといえあのような一瞬しかもあの離れた場所からいっきに詰め寄るなど」

風は武の方は皆無に等しいですが星ちゃんが強者というのは旅をしていて分かっています。そんな星ちゃんが難しいと言ったことをやってのけるなんて、少しみてみたかったんですよ~

紅「あれでも本気じゃないと思うよ」

趙「な!?あれで本気でないと言われるのか」

紅「わたしも本気を見たことないけど師匠ものすごく強いよ、大陸一って言っても通用しそうなきがする」

趙「そこまで言われてしまっては是が否でも確認したいですな」

星ちゃんが楽しみだと言わんばかりに笑っています、さすが武人といったところなんでしょうかね~

皆で世間話をしていたら稟ちゃんが会に参加せずなにか考えこんでいます

程「稟ちゃんどうかしたんですか~」

戯「・・・・・程遠志殿、聞きたい事があるのですがよろしいですか?」

紅「?いいけど何ですか戯志才さん」

戯「あなたの師匠、清水さんはどこからこられたのですか?」

紅「うーんたしか寿春の方から来たって言ってたと思うよ」

稟ちゃんがさらに考え込んでいます、もしかしてあの噂の事でしょうか

戯「風、清水殿はもしや今噂の天の御遣いではないでしょうか?」

程「稟ちゃんはなぜそう思うんですか」

戯「寿春は流星が落ちた場所の近くと言われてます、そこから来た清水殿は私達と異なる服装をしています見聞をしていた限りあのような服はみた事がありません。名前も字・真名がないというのも疑問で字がないのは他の人でもおられますが真名がないというのは納得できません、例外は除いてですがこの大陸の人達は生まれたときに必ず親から真名を授けられるはずです。そして星殿を超えるとも思われる武、子供を助けた時の判断・勇気、華佗殿が聞いた知らない言葉・・・・・これらから推測するに天の御遣いの可能性が高いと判断しました」

趙「なるほど武はたしかにかなりのものであるし」

華「それに清水は氣にも長けているようだ、俺の五斗米道ほどではないが子供の怪我を治したからな」

それはすごいですね、華佗さんの五斗米道より劣るとはいえ氣による治療ができるなんて。もしかしたら本当に天の御遣いなのかもしれませんね

紅「戯志才さんそれなら私も聞いたよ」

戯「それで彼はなんと?」

紅「えーと『俺はたまたま流星の近くにいただけだし服も旅の商人から買っただけだ、それに流星はもう一つあるからそっちが天の御遣いだろ』だって」

本当にそれだけなんでしょうか、風にはそう思えないのですが

戯「では程遠志殿あなた方はなぜ旅を」

紅「それがよく分からないんです。私は武を磨くため師匠と共にしていますが旅は師匠がきめているので・・・・・范陽郡に行くとは聞いたんですけど」

范陽郡たしかたく県でしたか、でもあの辺はたしか桃園があるくらいで、そんな所にいくなんて

・ ・・・・・あれそういえば

程「たく県で思い出したのですが、たしかそこは占いの武器があるっていわれてましたね」

趙「武器?風それはいったいなんなのだ?」

お~星ちゃんがくいついてきました、どうやら興味があるようですね

程「たしか昔管輅さんが占いがあったのですよ『大陸上に散らばられし三つの武器、それらの武器凡人に使いこなすこと叶わず。されど使いこなせば一騎当千の力を得るだろう』といってましたね」

趙「ほうあの胡散臭い管輅がそのような事を・・・・・だが最近いろんな占いを的中させているあたりあながち嘘でもなさそうだ」

紅「その話なら聞いた事があるかも、でも実際はどんな武器か分からないんでしょ?」

程「いえ実際は官の人達が調査していたんですよ。その時には官の圧政で苦しんで民が暴動していてそれを抑えるためだと思われます」

華「それでその武器はどんな物だったんだ?」

程「最初にみつかった武器は巨大な両刃の大剣だったそうです、場所はたしか今曹操さんが刺史している陳留だった思うのです」

紅「曹操ってたしか最近よく耳にする・・・・」

曹操さんの噂はよく聞きますね、有能であれば例えそれが敵将でも自分の物にしようとしますからね。それに武力・知力・政治に関しても才を発揮している人です、風と稟ちゃんが理想の人物の一人なんですよ~・・・・・百合というのが少し痛いところですが

程「そこでみつかった武器はとても大きくて九尺(180cm)以上あるそうです」

「「「そんなに!?」」」

おおぅ見事に揃って驚いてますね、まぁ風も聞いた時はびっくりしたんですけどね

紅「そんな武器、まともに扱えないんじゃあ・・・・」

戯「程遠志殿の言うとうりあまりの重さに扱える者がいなかったそうです」

趙「だろうな、まあ仮に持てたとしてもまともに扱えるかどうかも怪しいところだがな」

紅「それでその武器が占いでいわれていた武器という証拠は?」

程「みた事がない武器だったのと武器自体に字らしきものが彫られていたそうです」

華「字らしきもの?どういう事だ風」

程「何と書いているのか分からないそうです、どうもこの大陸の字ではないそうです」

紅「ふーんもしかしたら師匠がよめたりして、時々分からない言葉喋ってるし」

それは興味深いですね、もし読めたらあの武器は天の武器の可能性が高いですね~

華「今はその武器はどうなったんだ」

戯「結局誰も扱えなかったそうなので鍛冶屋がもらっていったそうです。家宝にでもしたんではないかと」

紅「そうなんだ。それともうひとつがたく県にあるの」

程「はい~。でもその武器もまた特殊でして鞘から抜けないそうです」

紅「え、それどう言う事」

戯「これはあくまで噂ですがその剣は意思をもっており自分が認めた者にしか抜かせない様にしているのだと言われています」

華「意思だと?!そんな馬鹿な事があるか」

程「風もそう思ったんですがあながち嘘でもないそうです、いまだにその武器は抜けていないそうです」

紅「それで結局どうなったの?」

程「誰も抜けなかったので桃園といわれる場所に放置されているとか。きっと不気味だったので誰ももって帰りたくなかったんでしょうね」

紅「タク県にいく理由ってそれかもしれないってことね。あれそういえばもうひとつは?」

程「三つ目は分からなかったそうです、噂では寿春の近くにあると言われていたそうですが」

紅「ふーんそうなんだまぁ私には関係ないから、どんな理由しろ師匠についていくだけだからね」

程遠示ちゃんがひょいひょいと卓に並べられた料理を食べています。なにやら星ちゃんが思いついたのかニヤニヤしています

趙「ほぅ程遠志殿は大層清水殿を信用しておられるのだな・・・・・さては慕っておられるな」

星ちゃんの一言で程遠示ちゃんが口から食べ物を飛ばしてきました。汚いので華佗さんを使って無事直撃は防ぎました。華佗さんがなにか言っていますが無視しておきましょう

紅「な、なに言ってるのよ趙雲!私は師匠の事なんとも思っていないんだから」

趙「そういう割には相当慌てているが?あながち満更でもなさそうだが・・・・」

程遠示ちゃんがものすごく動揺していて、星ちゃんはからかう様にどんどん話をすすめちゃってます

風は話をニヤニヤしながら聞いていましたが稟ちゃんがぶつぶつ言い始めました。例のアレがでたみたいですね

戯「嫌がる程遠示殿を無理矢理部屋に連れ込み、抵抗するもどんどん服を・・・・」

いつもの様に稟ちゃんが妄想しちゃってますね~

紅「も、もういいでしょこの話は!あーもう私帰るねじゃあね」

話に耐え切れずお金を払ってでていかれてしまいました。星ちゃんもやりすぎたかと言っています、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

顔は笑っていますが

「お客さん、何かあったんですか?」

程「何でもありませんよ~。あ店主さんかなり迷惑かけてしまいますが離れていてくださいね」

料理を運んできた店主さんを稟ちゃんの直線上から離れるようにいいます、そろそろですかね

戯「そしてついに・・・・ブーーー」

限界に達したため稟ちゃんが大量の鼻血を放出しました、まるで虹の如くなのですいつみてもすごい量ですね

趙「すまんな店主、後で綺麗に掃除するゆえ」

「は、はぁ大丈夫なんですかそこの人は」

趙「心配するな万が一があった場合でも医者がおられるゆえ安心めされよ」

そういって華佗さんを指さしています。医者と聞いて店主さんがいろいろ話しをしています。どうやら治してほしい人がいるみたいですね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・おっと稟ちゃんの事を忘れていましたね、そろそろトントンしないといけませんね~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

零夜side

賊の生き残りを追いかけたら、やつらの隠れ家らしき場所を発見した

賊の言ったとうりかなりの数がいたが関係ない、俺の信念のためここで消えてもらうぞ。許しは地獄でしてきな・・・・・・・・・・

その後しばらくして村に帰ってきた。とりあえず村長に報告しにいきますか

村長の家に着くとものすごく嫌な顔をしてでてきた。そりゃああんな事すればそうなるわな

とりあえず賊を全滅させ当面は安全だということを伝えた。すると嫌な顔が一変驚いた顔をしていたころころ変わる人だな

「そ、それは本当ですか!?」

「信じられないなら場所教えようか?多分知ってる奴もいるだろうし」

村長が村人を呼び教えた場所にいくように指示をした。再びかえってくると俺のいったことが事実だったのがわかったようでものすごく感謝された。別に大層な事はしてないけどな

用事を果たしたのでその場を後にして紅葉を探していた。先の事もあったから怒っているんだろうなと思っていたら前から紅葉が歩いてきた

「おう紅葉」

紅「し、師匠?!////」

?なんであんなに顔が真っ赤なんだ酒でも飲んだのか?でも紅葉ってそこまで酒に弱くなかったはずだが

「どうした紅葉、そんなに顔を赤くして」

紅「な、なんでもないよ・・・・私泊まれる場所さがしてくるから!」

本当にどうしたんだあんなに慌てて。よう分からんがまぁ探してくれるんだから俺は楽にしてますか

その後がまためんどくさかった

飯を食べようと店にはいったらとある四人に絡まれたしまった。一人は華佗なんだが残りの三人が戯志才・程立・趙雲だった。程立ってもしかして程昱なのかねこの後名を変えるのかね。しかしなぜここに魏と蜀に仕える人物がここにいるんだ・・・・・あ、趙雲は違うか、たしか公孫瓚に仕えるからこっちであっているのか

戯志才・程立があなたは天の御遣いではと聞かれたが否定しておいた。だって子供をあんな危険な目にあわしたんだからな。華佗からは俺の師匠の事を聞いてきたあまりにもしつこいから一部のみ話をした

全員かなり驚いていたが、まあそうなるよねうん

そしてそろそろ帰ろうとした時、趙雲が手合せしてほしいと頼まれた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・え~俺疲れてるからさっさと休みたいんだけど。しかも紅葉と合流しないと場所がわかないんだよな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

趙「何を迷っておられるのです?・・・・・まさか私に勝てないので逃げようとしておられるのですかな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・あ~もうしかたないさっさと終わらそっと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数日がたった。なにかいろいろとばしているようが気にするな俺はきにしない

趙雲との手合せはもちろん俺の勝ちだった。たしかに速さはあるがまだまだだったけどね、本人は驚いた顔していたがな。次に華佗に誘われて(なかば強引だった)村の怪我人を治してまわっていた。その時えらく気に入られ(発音がいいらしい)彼の治療道具の鍼をもらった

いらないと断ったのだが

華「お前ならたくさんの病人・怪我人を救える頼むもらってくれ!」

といわれてしまいそこまでいわれるとさすがに断るわけにいかずもらっておき、ついでに鍼の使用時の氣の練り方をおしえてもらった

その後四人は旅立っていった。ただ趙雲は北へとむかった

うーむきっと公孫瓚さんに仕えるんだろうな、そして劉備に仕えるんだろうね。そう思いながら俺達もその村から旅立っていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その道中・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紅葉「ねぇ師匠、旅の目的って占いの武器にあるの?」

あれ俺紅葉にいった覚えがないんだが・・・・程立あたりから聞いたのか?

「ああ、そうだが」

紅「無理だと思うよ、聞いた限りとても人が扱えるような武器じゃないとおもうけど」

「人では、か・・・・・」

紅「?師匠」

「いやなんでもない、ほれいくぞ紅葉」

まああの武器はいろいろとな、それに俺も受け入れてるから構いやしないがな

紅「あ、まってよ師匠」

さてさっさととりにいきますか、化物が力を発揮するために

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

余談

紅葉

「と、ところで師匠。師匠って好きな人っているの?」

「別にいないが何故そんなこと聞く?」

紅葉

「え、別になんでもないよ!・・・・・・そっかいないんだ(ぶつぶつ)」

「?へんなやつ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

 

 

 

どうもアイゼンです

一応彼女たちにも出ていただきました。これからも恋姫達をだしていきますんで

正直書いててこれであっているのか疑問に思うときがあります。もっと自分に文才があれば・・・・

でも頑張って書きますんで

 

ではまた次回にあいましょう

 

 

 

 

 

 

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
6
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択