一刀君がチートなみの強さ&賢さです
またキャラがあれ?このキャラこうだっけ?っていうのが多々あると思います
もしかしらた崩壊もあるかも・・・;
オリキャラも出てきます
そのような話は嫌だー!!という方は戻るをお勧めします
しょうがねぇ見てやるかという方ありがとうございます!!!
誤字脱字その他もろもろあると思いますがどうか見てください
私は今夢を見ている
何故それが夢だと言い切れるのか
それは、見たこともない服を着ている人がいるからだ
私はその人に仕え、争いのない世界にしようとしている
その中には私の知らない人達がいた
でも・・・一人だけ知っている子がいた
鳳統・・・雛里だった
彼女は私が暮らしている水鏡塾の子
引っ込み思案でいつも朱里と一緒にいる
たまに私と一緒にお菓子作りをする
そんな子がこの夢の中で私と一緒にいる
雛里がいるなら朱里もいるはずなのに、何故か彼女はいなかった
しかし、この夢の中の私はそれを不思議に思わなかった
朱里がここにいないのが当たり前のように思っている
フッと世界が変わった
目の前には見慣れた天井がある・・・
どうやら夢から覚めたようだ
思えば変な夢だった
見たことのない服を着た人に私と雛里が仕えていた
それも、世界を争いのない世界にしようと・・・
まぁ、仮にあった話だとしても、雛里はないと思う
あの子は引っ込み思案だし、争いが嫌いだから誰かに仕えると言う事はないはず
私はそんなことを考えながら外を見た
そこにはきれいな満月と満天の星
そして、森に向かって走っている雛里
・・・ん?
見間違いかなと思いもう一度見てみる
・・・やはり雛里だった
「こんな夜深けに何処に行こうとしているのかしら?」
私は不思議に思い雛里を追いかけることにした
「・・・確かこっちの方に行ったと思ったんだけど」
雛里を追いかけてきた少女は森近くまで来てい
「雛里に何もなければいいけど・・・ま、もし賊とか出てきたらこの太刀でのしちゃえばいいよね」
少女の手には立派な太刀が握られていた
少女は周りを見渡し雛里を探すが、雛里の姿は見えない
「もしかしてあの子、森に入ったんじゃないわよね?もしそうなら大変じゃない。最近この森に賊が潜んでいるって聞くし。いったん戻って水鏡先生に話した方がいいかしら?でも、もし本当にあの子が森に入ったのなら・・・ってあれは?」
少女は自分が来た道を一度見て再度森を見ようとした時一人の少年が女の子を背負って森から出てくるのが目に入った
その少年が自分の夢に出てきた人にそっくりだった
そして、その少年が背負っている女の子がなんと雛里だった
「え?え?ど、どういうこと?夢で出てきた人が雛里を背負ってる?いや、あれは夢であって今森から出てきた人が夢に出てきた人ではないわけで・・・う、うえ~、とりあえず雛里を助けないと!」
少女は混乱しながらも、友達を助ける為に森から出てきた少年に向かって行った
「ふぅ、やっと森を出られた~」
一刀は森から出られた事に安堵したが、それと同時にショックを受けていた
「やはり、日本じゃないのか・・・」
一刀はこの女の子と襲ってきた男たちの恰好からもしかしたらここは日本じゃないのかも知れないと思っていた
だが、それはあくまで例えであって絶対とは言い切れなかった
・・・いや、そう思いたかったのかもしれない
一刀はすでにここは日本じゃないと直感で思っていた
しかし、一刀自身それを信じたくなかった
それは何かの間違いに違いないと思っていた
どこかの件で未だこのような格好をしている村があるんだと
そう信じようと思っていた
しかし、実際に森から出るとそこは日本ではない何処かだった・・・
「・・・落ち込んでても仕方ないよな。とりあえず、まずはこの子を何とかしないと」
一刀は背負っている女の子を見た
一刀が初めて出会った女の子
一刀が気がついたら暴漢に襲われそうになっていた
助けて声をかけるといきなり気を失ってしまった子
この子が起きるまであそこで待っていてもよかったが、暴漢の奴らが仲間を連れてきたらいくら一刀でもこの子を守りきれる自信はないと思い森を出ることにした
「さて、何処か近くに村か何k「ちょっとそこのあなた!!」・・・うん?」
一刀は近くに村がないか探そうとした時、自分を呼ぶ声がしてその方を見る
そこには女の子が立っていた
背は今背負っている女の子と同じくらいだろうか、髪はショートヘアで目はややつり目できれいな紫色の瞳。そして、背負っている女の子との唯一の違いは出ている所が出ているのと手に太刀を持っている事だった・・・ん?
(なんで、この子は手に太刀なんか持っているんだろう・・・)
しかも、少女は険悪の表情を浮かべている
一刀の背に嫌汗が流れる
「あ、あのう、一体何の用かな?」
「何の用って・・・アンタふざけているの!その子を・・・雛里をどうするつもり!」
少女は一刀が背負っている女の子を指差した
「あぁ、この子?話かけたらいきなり気を失ったからどk「アンタ!雛里に変な事してないでしょうね!!」してないよ!」
「じゃあ、雛里をどうする気よ?も、もしかして、持ち帰ってあんなことやこんなことをするつもりじゃぁ・・・う、うえ~、そ、そんなことさせないわよ!!」
少女はいやらしい事を考えてしまい一瞬赤面してしまうがすぐに太刀を構え一刀に切りかかろうと構える
「ちょ、ちょっと待ってよ!そんなことしないって、第一俺はここが何処なのか分からないのにこの子を持ち帰るなんて事できないだろう?」
「誰がそんな事を信じると思うのよ!」
少女の言は最もだった
だが、一刀の言う事も確かなのだが、少女はそれを知らない
「それに、俺がそんな事をするような人に見える?」
「・・・じゃあ雛里をどうするつもり?」
「だから、近くに村とかがあればこの子をそこに預けようと思うんだ」
「・・・」
一刀が雛里をどうするか話しても少女は警戒を解こうとしなかった
一刀はどうすればいいんだと悩んだが、ふとある事に気付いた
この子の事を知っているなら彼女に預ければいいじゃないかと今さらな事を思った
そうしようと一刀は目の前の少女に声をかけようとした
「真理(まり)、あなたこんな夜深けに何をしているんですか?」
少女と一刀は声のした方を向いた
そこには茶色の長い髪を後ろに縛った美しい女性がいた
「水鏡先生、この男が雛里を攫おうとしているの!」
「な!だから、そんなことはしないって言っているだろ!!」
一刀は水鏡先生と呼ばれた人に目を奪われていたが、真理と呼ばれた少女に言葉に我に返り反論した
「真理、貴方はこの方が本当に雛里を攫おうとしたと思っているのですか?」
「な!水鏡先生、何を言っているのですか!どう見ても雛里を攫おうとしているじゃないですか!」
真理は太刀を一刀に向けて水鏡先生に進言している
だが、水鏡先生は真理の言など聞いていないかの様に一刀を見ている
「申し訳ないのですが、その子、雛・・・鳳統をどうするおつもりですか?」
水鏡先生は一刀から目を離さずに一刀に問いかけた
その目は、一刀の心理と言うべきか人となりを見ているような感じがした
「この子は、俺が気がついた時に男に襲われそうなった所を助けて、声をかけたら気を失ってしまって、俺はここの事が分からないから何処か近くに町とかあったらそこに預けようと思っています」
一刀は水鏡先生の目をまっすぐに見つめて嘘偽りなしに言った
そんな一刀を水鏡先生は黙ったまま見つめている
「先生、こんな奴の言う事聞いちゃだめです!」
真理は未だ一刀への警戒は解かないままでいる
「どうやら、嘘は言っていないようですね」
「え?す、水鏡先生!」
水鏡先生は微笑んで一刀へ歩み寄った
真理は水鏡先生が取った行動にどうしていいのか分からず立ちすくんでいる
そして、水鏡先生が一刀の前までやって来て雛里を受け取った
「あの、今さら何ですけど、信じてくれるんですか?」
「えぇ、貴方の目は嘘を言っている目ではありませんでしたから、それにしても面白い事を言う方ですね。まるで初めてこの世に来たみたいな事を言うんですね」
「・・・」
一刀はどう答えたらいいのか迷っていた
正直に話しても信じて貰えるのかと
「信じて貰えないかも知らないですけど、普通に暮らしていて友達と普通に話をしていていつものように布団に入って寝て、何か声が聞こえると思って目を覚ましたらいつの間にか外で、女の子が男に襲われそうになっていて、しかも男達は手に刃物を持っていて、俺がいた日本じゃまずあり得ない状況だと言って信じてもらえますか?」
水鏡先生は一刀の言に首を傾げたが、一刀の目を見ると微笑んだ
「信じましょう」
「え?」
「水鏡先生!?」
水鏡先生の言に一刀と真理は驚いた
普通なら頭の可笑しな人だと思われてもおかしくはないのに、水鏡先生は信じると言った
「水鏡先生、正気ですか!そんな、変な話を信じるんですか!?」
真理は水鏡先生に食い付いた
だが、先ほどにも言った通り本来なら真理の方が正しい
それでも、水鏡先生は一刀を信じると言う
「真理、私は人を見る目はあると自負してますよ。この少年の目は嘘など言っていないと語っています。ですから私はこの少年の言う事を信じると思うのです」
一刀は水鏡先生の言葉に涙が出そうになった
自分の事を信じてくれる
ここが何処かもわからない自分を信じてくれると言ってくれた
「ところで、貴方の名前は何と言うのですか?いつまでも、貴方や少年ですと失礼ですし」
「あ、すいません。まだ名前を言ってませんでしたね。自分は北郷一刀と言います」
一刀はまだ名乗ってない事に気がついて少し照れながら名乗った
「珍しい名前ですね。姓が北、名が郷、字名が一刀なんて」
「・・・?あの、すみませんが、その、姓が北郷で名が一刀です。その字名というのはないです」
一刀は水鏡先生の言に少し疑問に思ったがとりあえず自分の名の訂正をした
「あら、そうなのですか?字名がないとは珍しいですね」
「え?そう・・・ですか?」
一刀は珍しいと言われた事に首をかしげる
一刀からしたら字名と言うのがある方が珍しいからだ
「水鏡先生、そんな奴放っておいて早く帰りましょう」
真理が水鏡先生の袖を掴んで言ってきた
一刀は真理の言に少しカチンときたのだった
そして
「え~と、真理ちゃんだっけ?君ね、もう少し目上の人を敬った方がいいと思うよ」
などと言ってしまっていた
一刀はまだ気づいていなかった
この時、自分がどれほど大変な事をしてしまったのかを
そして、これから一刀に降り注ぐ不幸を
「・・・なさい」
「え?」
「訂正しなさい!!」
次の瞬間、真理は太刀を一刀に向かって振り下ろした
「うお!!危な!いきなり何をするんだ!!」
一刀は太刀を寸前でかわし真理を睨んだ
・・・が、真理の先ほどとは一味も違う険悪な表情に息を呑んだ
「それは、こっちのセリフよ!!いきなり人を真名で呼ぶなんてどういうつもりよ!!」
真理はそう言いながら一刀に連撃を放つ
「な、なんだよ、その真名って!!」
「アンタ、ふざけてんの!!」
「ふざけてないって!本当に知らないんだよ!!」
一刀はその連撃をかわしながら言い返すが、真理は一刀の話を聞こうとしない
そんな様子を水鏡先生は頬に手を当てながら、あらあらと言っていたのだった
「だ、だから!本当に知らないんだって!!」
「うるさい!!死ね!!」
しばらく一刀は真理から逃げ回るのだった
お久しぶりです、麒麟児です。
この度はしばらく放置していてやっと更新した私のSSを読んでいただきありがとうございます
え~、しばらく放置してしまった理由は
急に恥ずかしくなってしまって書かなくなってしまいました
だったら、最初から書くなという話ですよね・・・
でも、新しい話はまだですかという書き込みを見て、中途半端ではこれを読んで新しい話を待っている人に申し訳がないと思い、再び筆?を取ることにしました
しょうもない理由で話を書かなかったことに申し訳ないです・・・
多分これからも挫けてしまうことがあると思いますが、頑張って書いていこうと思いますのでよろしくお願いします<(_ _)>
さて、今回のお話についてですが
今回からオリキャラの真理ちゃん登場
この子が一体誰なのか、多分皆さんならお分かりのはずですw
もし分からない方は次回に分かりますのでお待ちください
とりあえず次回は今年中には出したいかな?
短文ならいけるけど、出来れば長文の方がいいかな?
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お久しぶりです、麒麟児です。
え~、かなり放置していましたが理由はあとがきに書いてます
とりあえず、今回のお話はオリジナルキャラ登場です
本当はオリジナルキャラは書かないつもりだったのですが
書いてしまいましたw
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