【CAUTION!】
この作品を読むかどうかは自己責任です。
気分を害しようと、それは自己責任です。
お金がないのも自己責任です。
彼女がいないのも自己責任です。
それでもいいという方は、文頭に
『('∀`)カァチャン』
と書き込んでからコメントしてください。
ただし色々と否定的な※はなし。
作者の心が痛むから。
ではまた後書きにて。
#25
関羽が
「あっ、おはようございます!」
「傷の方は……その様子だと、問題ないみたいだな」
やはり英傑に名を連ねる1人か。身体のところどころに包帯が巻かれているが、その動きに支障はないみたいだ。
「それでは、これよりお前に特殊訓練を課す」
「………ごくっ」
「この訓練を生き抜いた者は、いまだかつていない」
その言葉に、関羽は顔を青ざめる。そりゃそうだ。だってさっき思いついたんだもん。嘘は言ってない。
「お前に、その覚悟があるか?」
「ありますっ!」
「………いい顔だ」
「あっ…」
俺が彼女の頭を撫でると、一瞬驚いた顔を浮かべるが、すぐにふにゃっとその表情は和らいだ。
………ふむ。
「じゃぁ、行くぞ」
「はいっ!」
ひとしきり彼女の綺麗な黒髪を堪能した俺は、彼女を連れて部屋を出た。
「お兄ちゃーん!」
「おっと……おはよう、鈴々」
関羽を連れて城内の廊下を歩いていると、横合いから可愛らしい身体が飛びついてきた。鈴々だ。そのまま彼女を抱えて頭を撫でると、向日葵のような笑顔を向けてくれる。可愛い。
「お兄ちゃん、鈴々は今日休みなのだ!だから一緒に遊びに行くのだ!」
「あー…ごめんな。今日は仕事がいろいろとあるんだ」
可愛らしい妹の誘いを断るのは、本当に辛い。だが、こいつらを養っていく為にも、俺は働かなければならない。あからさまにしゅんとする鈴々の頭を撫でて、俺は隣の女を紹介した。
「でも、今日は関羽が遊んでくれるぞ」
「そうなの?」
「え?」
「あぁ。たくさん遊んでやれ」
「んー…わかったのだ!お姉ちゃん、これから鈴々と遊びにいくのだ!!」
「え?あの、その……」
突然の話題転換に驚く関羽の耳元に口を寄せて、俺は囁いた。
「これも訓練の一環と思え」
「っ!?」
「しっかりと
「………はいっ」
こうして、彼女の特殊訓練は始まった。
一日目
「鬼さんこちらー、なのだ!」
「お姉ちゃん体力ないねー」
「こっちだよー」
「ま…待て………」
鈴々と共に、街の幼女たちと鬼ごっこ。
二日目
「次はラーメンに行こう!」
「もう、季衣ったら。お小遣いは大丈夫なの?」
「足りなかったら関羽のお姉ちゃんに払ってもらえ、って兄ちゃんが言ってたよ」
「なっ!?」
「………まったく、兄様ったら」
季衣・流琉と共に屋台巡り。
三日目
「はわわ……仕事が全然終わらないよぉ」
「あわわ…ご、ご主人様ぁ……ふぇええぇえん」
「こ、孔明も士元も泣くな!私が手伝ってやるから!」
竹簡の多さに泣き出してしまう朱里と雛里のお手伝い。
四日目
「うー、やはり蜂蜜水は美味しいのじゃ!」
「こ、こら!袖に蜂蜜がついてしまうではないか!あぁ、もう。仕方がないなぁ……」
美羽の世話。
五日目
「あの、関羽さん…大丈夫ですか?」
「義勇軍で将軍やってたんでしょ?もっとしっかりしなさいよ」
「うぅ…仲穎殿の茶は体に染みわたる………」
月詠コンビとまったり過ごす。
六日目
「どうしたのじゃ、関羽よ」
「………………本当に、皇帝陛下なのですか?」
「そうじゃが?」
空の自己紹介に固まること小一時間。
七日目
「関羽、さっさとするのです!セキトたちがお腹を空かせてますぞ!」
「あぁ、分かってる!」
「それが終わったら虎とパンダに肉をやるのです。気をつけないと腕を食いちぎられますぞ!」
「くっ…そぉっとやれば――――――」
「がぅっ!」
「ひぃっ!?」
「関羽…次は、鳥のうんちのお掃除……」
「分かったから!………あぁ、もう!
動物園の準備のお手伝い。
こうして、関羽の特殊訓練は瞬く間に進んでいった。
――――――七日目・夜。
「それでは、会議を開始する」
城の奥深くのとある一室。いつものメンバーに関羽を加えた5人が集った。
「それでは、この一週間の成果を見せて貰う」
七乃に霞、華雄は無表情で関羽を見据え、関羽も頷いた。
「七日前と同じ問いをするぞ………関羽、お前の愛を叫んでみろ」
俺の言葉に、関羽は立ち上がり、ひとつ深呼吸をして口を開いた。
「私が愛するのは………鈴々です!」
「……続けろ」
どうやら真名を交わしたらしい。
「傑出した武を誇りながら、街の子供たちと遊ぶ姿は年相応に可愛らしく、元気いっぱいな笑顔は私の心を掻き立てるのです。屋台で食事をとれば、顔にお米がつくのも構わずに太陽のような笑顔で料理を頬張る姿は、小動物のように庇護欲をそそり、世話をしたくなってしまいます。鈴々に誘われて夜は共に布団に入ったのですが、胸に抱き着いてすやすやと眠る姿は、再び彼女の年齢を思い出させ、思わず頬が緩んでしまいました。鈴々のような妹が見ていてくれるのならば、私はどんな敵にでも立ち向かってみせましょう!!」
すべて言い終えたとばかりに、関羽は額の汗を腕で拭う。その顔は晴れやかだ。
「………3人はどう思った?」
俺は黙って聞いていた七乃たちに話をふった。
「ウチはええで。この闘気なら、先週の奴なんて相手にもならんやろ」
「うむ。私も同意する。関羽はすでに、我らと並ぶ
「私もそう思います。これなら、十分に我ら
3人の意見も、前回の緊急会議より強まっているみたいだ。俺は立ち上がって、関羽に向き直った。
「よくやった、関羽。いまこの時より、お前を仲間に迎えよう」
「はい、ありがとうございます!我が名は関羽雲長。真名は愛紗です!どうぞ、よろしくお願いします!」
こうして、俺達
おまけ
添い寝のローテーションに愛紗も加え、諸々の決裁事項を決め終えた俺は、会議の終了を宣言する。
「それでは、行きましょうか、一刀さん♪」
「へ?」
と、立ち上がった俺の手を七乃が取る。
「せやな。この1週間は相手してくれへんかったからな。ウチもう我慢できひんわ」
霞が反対の手を取り。
「うむ。北郷様には今宵も励んでもらおうか」
華雄に背を押された。待て待て待て。俺もそろそろ鈴々たちと一緒に寝たいんだけど。
「えぇと、何の話だ?」
置いてけぼりの愛紗が口を開いた。
「なに、ってそりゃナニですよ、愛紗さん」
「なっ―――」
七乃の言葉に、関羽は顔を真っ赤にする。彼女は元来真面目な性格だからな。きっと止めてくれ――――――
「ずるいぞ!私も仲間に入れてくれ!!」
――――――なかった。
………あぁ、また朝日が黄色く見えるんだろうな。
あとがき
やっぱりこうなった。
というかTINAMI史上説明文であんなアホな事吐いたのは一郎太くらいだと思う。
ごめん。
とりあえず、風呂入って寝る。
バイバイ。
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思ったよりバイトが早く終わったぜ!
といっても7時~22時だったがな!
しかも5時に家を出なきゃいけなかったんで徹夜したのが失敗だった。
今はものっそいアドレナリンが出まくってるぜ
あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃうぃあゆsldgvhskdん;kvぁmdんlx:p;jskだ
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