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真・恋姫 呉伝 -為了愛的人們-第三十一話

獅子丸さん

第三十一話。

やっぱスゲーよ華琳さん。
そして藍さんの新しい一面が(違

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2011-06-23 01:27:39 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:18947   閲覧ユーザー数:14884

 

 

― 華琳Side ―

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・どういたしましょう?華琳様」

 

 

やってくれるわね。

桂花からの報告を受けたのは軍議も終わり、いざ進軍・・・・という時。

洛陽に呼ばれているとは予想していたけど、まさかこんな事になろうとは思っても見なかったわね。

 

『天の御遣い』が『皇帝』と『同列』の『天』と認められた。

 

洛陽に放っている密偵からの報。

事の大きさに緊急の報として届けられた物。

洛陽中に知れ渡っていると言うことは、恐らく大陸全土に広がるのも時間の問題でしょうね。

これで孫家は大きな力を得たことになるわね・・・・・・・。

 

 

「放って置きなさい・・・・・・・」

 

「しかし華琳様!!『天の御遣い』が『皇帝』と『同列』となると・・・・・・・」

 

「心配ないでしょう?その『天の御遣い』は『王朝』を興した訳ではないのだしね・・・・」

 

 

『天の御遣い』はいったい何を考えているのかしら・・・・・。

どういう手を使ったのか知らないけれど自らを『天』と認めさせてる一方で、自身は『孫家』の『将』として下っている。

自らが上に立つつもりはなさそうなのに『天』と認められる必要性がわからない。

 

 

「なぁ、秋蘭・・・・・・『皇帝』と『同列』なら『皇帝』じゃないのか?」

 

「少々違うのだよ姉者、『天の御遣い』とやらは『皇帝』を名乗っていないからな『天』ではあるが『皇帝』ではないのだよ」

 

 

秋蘭の言葉を聴いてハッとする。

 

 

「フフ・・・・・アハハハハハハ!」

 

「華琳様!?」

 

「なるほど、そう言うことなのね・・・・・・・」

 

「何かお気づきになられたのですか?」

 

 

『天の御遣い』と言う噂は眉唾物だと思っていたのだけれど認めざるを得ないわね。

 

 

「少し考えればわかるわよ桂花。『天の御遣い』はこう言いたいの。

『天』は『頂点』に立つ必要はないとね。

だからこそ『天の御遣い』は『天』であるにもかかわらず孫家に将として下っているのよ」

 

「・・・・・・・・そうだとすれば・・・・・・今後大きな問題となる可能性が」

 

「でしょうね。

今後、孫家は私達の最大の障害となることでしょう・・・・・・確実にね」

 

 

『天の御遣い』は『漢王朝』は要らない物だと言っている様なものよ。

簡単に認めてしまう『漢王朝』もどうかと思うけど・・・・・・。

この噂を聞きつけた諸侯の内、いったいどれ位の人間が事の重大さに気付く事ができるかしら・・・・・。

 

 

「なぁ、秋蘭・・・・・」

 

「姉者、後で説明してやるから少し待っていてくれないか?」

 

「う、うむ・・・・」

 

「まぁ、いいでしょう。

『天の御遣い』が何をしようと、私は私の道を進むだけだわ」

 

「それでこそ華琳様です!!この荀文若、命を懸けて華琳様の覇道を支えてみせます!」

 

「私だって華琳様を支えてみせる!!」

 

「うむ、我ら姉妹、命に代えてでも」

 

「いい子達ね。・・・・・さぁ、こんな下らない戦さっさと終わらせてしまいましょう。」

 

「「「「「御意!」」」」」

 

 

孫家に先を越されてしまったのは少々癪だけれど、私達は私達の成すべき事をしましょう。

それにしても『天の御遣い』ね・・・・・・・・。

会うのが楽しみだわ。

 

 

 

 

 

『ッビクン!』

 

「一刀様どうかしたんですか?」

 

「え!?あぁ・・・・いや、なんか急に寒気がして・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

― 孫策Side ―

 

 

 

 

 

「それにしても、良くあんな事できたわね」

 

「私もそう思います・・・・・」

 

 

ああも簡単に帝が認めるとは思ってもみなかったわ。

どう言う事をするかは聞かされてたけど初対面であそこまでうまく事を運べるなんて・・・・。

 

 

「そうでもありませんよ?あれは一種の情報戦でもあり、心理戦でもありますからね」

 

「そんな大層な物じゃないって・・・・」

 

 

頭を掻きながら一刀はそう言うけど、藍は言葉を続ける。

 

 

「そんなに謙遜しなくてもいいですよ。

軍師としてはあそこまで鮮やかに事を運び、尚かつそれを成功させたことに敬意を表します。

実際にこの目で見ることができたのは、とても幸運なことです」

 

「そんなに凄い事なの?」

 

 

普段、真面目な口調の藍。

でも今は気分が高揚しているのか普段よりも少し早口で話している。

 

 

「いったいどう凄いのです?」

 

「亞莎、先ほどの一刀さんが成し遂げたことは本当に凄いのです。

こう言っては何ですが・・・・・一刀さんがした事は、商人などもやっている事です。

ただ、規模が違います。

いいですか?

一つ目は噂を流す・・・・・・これは商人達も自分の売っている物を高値で売り買いするためにやっている事です。

二つ目・・・・・・これが一刀さんの凄いところの一つ。

一刀さんはその噂に、それが『事実』だと言う確証を付けたんです」

 

 

亞莎は藍の言葉に真剣に耳を傾けている。

かく言う私も聞き耳を立てているわけだけど。

一刀の方に視線を向けると藍の講釈がよほど恥ずかしいのか、いつの間にか北郷隊の兵達の方へと移動していた。

得体の知れない二人組みは洛陽を出た後、ひょっこり現れた影と一緒にどこかに行ってしまった。

面白そうだったから絡んでみたかったんだけどね・・・・・。

 

 

「雪蓮様聞いてますか!?」

 

「え!?あ、聞いてる聞いてる!」

 

 

藍って以外に熱い性格なのね・・・・・・・。

 

 

「所で『事実』ってなんなの?」

 

「皆さん目の前で見ていたじゃないですか・・・・・・・寿春に使者が来ていた時に」

 

「え?・・・・・でもさ、あれだって所詮騙したに過ぎないんじゃない?」

 

「それで良いのです。私達にとっては偽りでもそれを信じるものにとっては真実なんですよ」

 

「・・・・・・なるほど。確かに、与えられた情報を真実と取るか偽りと取るかはその人次第と言うことなのですね」

 

「そう言うことです。

そして三つ目、一刀さんは噂の標的を他者ではなく自分自身に向けていた事。

これは商人達のように不特定多数に対して流す噂とは大きく違います。

自分自身に向ける事で噂は自分が好きなように流す事ができるのですから。

ただし、これは諸刃の剣でもあります。

さっき言ったように『事実』と言う確証を付加することができますが、もしそれが嘘だとわかれば後に残るのは悪評しかありません。

ただ、一刀さんは『天』の力という目に見えないものをうまく利用したと言うわけです。

そして4つ目・・・・・・これはもう一刀さんの資質と言っていいでしょう。

冷静な判断、そして思考の早さです。

皆さんも寿春での出来事で気付いていると思います・・・・一刀さんは、その場で起こったことを瞬時に最善の方向へ持っていくのです。

洛陽で私達が合流したときもそうです。

雪蓮様たちが城門で待機させていたにもかかわらず私達は一刀さんの所へと駆けつけました。

それは一刀さんの策にとっては誤算以外の何者でもありません。

しかし一刀さんはその場で最善と思える行動に移しました。

初めて見るはずの北郷隊の装備を計算に入れて・・・・・・・」

 

 

藍はそう言いながら兵達と楽しそうに喋っている一刀に視線を送る。

それにつられて私と亞莎も一刀に視線を送る。

今、話題にされている当の本人は何が楽しいのか・・・・・洛陽で見せていた凛々しい顔はどこかに投げ捨ててきたらしい。

 

(普段もあんな風だったらもっと・・・・・・・)

 

・・・・・・・・・。

はぁ、何考えてるんだろう私・・・・・・。

 

 

「・・・・・・あの場で陣を築いたことは、あの場にいた者達にとっては脅威以外の何者でもなかったと思います。

現に一刀さんの挑発に対し帝を守るために存在しているはずの兵達は後ろに下がることしかできなかったのですから」

 

「確かにねぇ・・・・・。でもさ、どうしてそこまで噂を信用できるわけ?」

 

「私も気になっていました・・・・」

 

 

噂はあくまで噂であって真実かどうかは少し調べればわかること。

でもあの場に居た私たち以外の人間は明らかに一刀を恐れていた。

 

 

「難しいことじゃ有りません。

雪蓮様も同じような体験をしていらしたのではないですか?」

 

 

藍はクスクスと笑いながら私を見る。

私も同じような体験をしていたですって?

そんな体験した記憶がないんだけど・・・・・・・。

 

 

「美蓮様ですよ。

今でこそ美蓮様はあの様に穏やかですが昔はどうでしたか?」

 

「・・・・・・・・鬼だったわよ」

 

「それと同じです。

あの場に居た者達・・・・・いえ、この大陸に生まれた私たちにとって『天』と言うものは恐れ多いものです。

そして一刀さんも『天』を冠する者の一人・・・・・・・。

私達は身近で一刀さんを見ていますからそう言った感情は生まれてきません。

ですが、それ以外の者達はどうでしょう?」

 

「私達のように・・・・・とは行きませんね・・・・・」

 

 

母様を例えに出してくれたことで身にしみて実感できたわ・・・・・・・・。

なるほど、そう言う事ね。

そりゃ確かに恐れもするわよ・・・・・・。

 

 

「『噂』と『天』という存在が相まって、あの場に居た者達は正常な心理状態で入られなかったということでしょうね。

そして、あの場で帝を相手に事を成し遂げた・・・・・・」

 

「「・・・・・・・」」

 

 

私も亞莎も言葉発する事ができなかった。

事の重大さを改めて認識したから・・・・・・。

それにしても藍って説明好きなのかしら・・・・・・・やたら話が長いったりゃありゃしない。

でも、話を聞けば聞くほど一刀がやった事の凄さが身にしみる。

もう何度目になるか、一刀を見てみると兵達とゲラゲラ笑いながら遊んでいる。

 

 

「・・・・・・あれを見ているとそう思えないのは私だけかしら?」

 

「・・・・しぇ、雪蓮様だけではないと思います」

 

「・・・・・・・・そう・・・・・・ですね」

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・所で藍、あっちの方はどうなってるの?」

 

 

今、私達は南陽に向かって進軍している。

藍からの報告で黄巾賊討伐に孫家が出向いている。

まぁ、冥琳が居ることだし問題はないと思うけど。

 

 

「賊の数は約二十万ほど、冥琳は賊は打って出て来るだろうと・・・・・・私も同じ意見です。

数では負けていますが所詮賊、各地の諸侯も集まっていますし戦力差はほぼ無いに等しいでしょうね」

 

「・・・・・・私達はどうすればいいんですか?」

 

「亞莎の言う通りね。

北郷隊を此処までつれて来たと言うことは、私達の護衛以外の目的もあるんでしょう?」

 

 

ただの護衛にしては多すぎるしね。

北郷隊をすべて率いてきていると言うことは何かしらの狙いがあるはず。

 

 

「北郷隊は今回の戦では遊撃隊として動いてもらいます」

 

「え?でも北郷隊は盾部隊ですよね?」

 

「そうよ、それが遊撃隊なんて・・・」

 

「一刀さん、できますよね?」

 

 

藍は何時もと変わらぬ口調で後ろに居る一刀に問いかける。

それを聞いた一刀は兵達の間から抜け出してくる。

 

 

「何が?」

 

「今回の戦、一刀さんの隊は遊撃隊として動いてもらうことになっているんです」

 

「なるほど、了解。期待に添える働きをしてみせるよ」

 

 

一刀の言葉に唖然とする。

盾ばかりを持った部隊で遊撃隊?

そりゃ確かに槍に似た物持っている兵も居るけど・・・・・・。

 

 

「一刀様・・・・・どうするつもりなんですか?」

 

「どうするも何も亞莎にはしっかりと教えたはずだよ?」

 

「どういう事なの?一刀」

 

 

一刀を見つめ問いかける。

すると一刀はニヤリと笑って兵達に告げる。

 

 

「『蜂針の陣』を敷け!!」

 

「「「「「「「応!!!!!!」」」」」」」

 

 

兵達は瞬く間に陣形を変えていく。

 

 

「こ、これは・・・・・・・」

 

「まさか、こんな隠し玉があったとはねぇ・・・・・・・」

 

「本当は別の陣と組み合わせて使うのが一番効果的なんだけどね」

っと、皆ありがとうもういいぞ~」

 

 

「「「「「「「お~」」」」」」」

 

 

何よそのぬるい返事・・・・・・。

思わずコケそうになったわよ?

さっきの陣を敷いた時はまるで戦場に居るかのような気迫があふれ出てたのに・・・・・今はまるで買い物に行くような柔らかな雰囲気に早代わり。

藍は口を押さえて笑っていて、亞莎はさっきの陣の事で一刀に疑問をぶつけている。

亞莎の問いに丁寧に答える一刀を見ながら思う。

一緒に居れば居るほど一刀の存在が大きくなっている気がする。

孫家にとっても・・・・・・・・私にとっても。

兵達にとってもそうなんだろう、今戦場に向かっていると言うのに不安な顔一つ見せない。

隊の特徴を見れば、それを率いる将の人と也がわかるって祭がよく言ってたっけ?

あながち間違いじゃないのかもね。

北郷隊には一刀の精神が色濃く出ていると思う。

やる時はとことんやって、だらける時はとことんだらける・・・・・・・あれ?これって良いことなのかしら・・・・・・。

ま、まぁ・・・・一刀があんな感じだから問題ないのかもしれないわね・・・・・・。

私が偉そうに言えることじゃない気もするし・・・・・・。

そんな事を考えている時、何かを感じ取った。

 

 

「一刀、亞莎、藍・・・・・ぼちぼち準備を始めたほうがいいかもしれないわよ」

 

「・・・・・・勘か?」

 

「勘よ♪」

 

 

そんなやり取りをしていると前方から早馬が近づいてくる。

 

 

「ほらね?」

 

「すごいです雪蓮様・・・・・・」

 

「では、私は輜重隊の指揮へと回ります」

 

「了解。亞莎、戦場に着くまで隊の指揮権を渡す・・・・・陣の特徴をしっかり覚えてくれ」

 

「御意」

 

 

私達は近い戦場に向けてゆっくりと動き出す。

 

 

「周公瑾様より伝令!!北郷隊はこの先二十里ほど先で待機しておられる周泰様、甘寧様の隊と合流せよとの事、合流した後の事は両名に指示してあるそうです!!」

 

「わかったわ。一刀、伝令を休ませてあげて」

 

「あいよ~。少し後ろに下がれば荷駄車があるからそこで休んでてくれ」

 

「ありがとうございます北郷様。それでは失礼します」

 

 

その様子を見届けて私は遥か先にある戦場へと思いを馳せる。

黄巾賊・・・・元は民とはいえ今ではただの獣と成り果ててしまった賊。

私達孫家が治める地に住んでいた者もいるはず。

助けてあげたい・・・・・・そう思ってしまう。

だけどそんな甘い事は言っていられない。

 

 

「雪蓮・・・・・・」

 

「なに?」

 

「早く終わらせて酒でも飲もう」

 

「そうね・・・・そうしましょ♪」

 

 

一刀は優しい。

そうね、迷ってる暇なんてないわ。

揺らぎそうだった思いをしっかりと固めなおして前を向く。

一刀も同じように前を見つめている。

私の隣には一刀がいる。

私を、私達を支えてくれる男がいる。

無様な姿なんて見せられない。

それに飲む約束もしちゃったしね♪

 

 

「皆の者!速度をあげよ!!一刻も早くこの戦を終わらせて我らの家へと帰ろうではないか!!」

 

「「「「「「「おーーーーーーー!!!!」」」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがきっぽいもの

 

 

 

戦闘描写がうまく書けるか不安で不安で仕方がない獅子丸です。

 

華琳様羽やっぱり頭が良くて当然ですよね?w

いや、覇王ですし(ぁ

まぁ、そんなこんなで華琳様は一刀の企みに気づいちゃったと言うだけです。

これによって華琳様の一刀に対してどういう風に動くのかは書いてみないとわかりません!

まぁ、先が見えてるっちゃ見えてる気がしますが・・・・・・。

 

 

んでお次は雪蓮。

雪蓮視点じゃなくてよくね?と思ってもスルーしてください。

藍さんが解説キャラに・・・・。

まぁ、今回は洛陽での一刀のイタズラの補足役としてがんばってもらいました。

イタズライタズラと書いてましたけどやってる事は実は一方的な情報操作と心理戦だったわけでして・・・・・獅子丸がそこをうまく表現できてれば解説なんてしなくても良かったんですけどねw

それはさて置き、とうとう黄巾戦へと突入します。

戦闘描写はマジで自信がない・・・・・。

んで出ました新しい陣形『蜂針』詳細は次回作中でうまく書ければ・・・・・・・いいなぁorz

かけなければまた解説図の登場となると思います。

まぁ、読んで字の如しな物ですがw

 

 

そして三十話で書き忘れたこと。

槍盾の事です。

実際に存在する物で古代ローマで使用されていた物です。

正式名称は『ピルム・ムーリアリス』

見た目はまったく盾に見えません。

こぶし二つ分くらいの長さの柄の両端に四角錐の穂先が付いている物です。

大きさ的には下記用途によるらしいですが150cm~大きいものだと2mを超えるものもあったとか。

実際の使用方法は槍として使ったり、陣を形成するときに地面に刺して柵として使ったり

三本組み合わせて最近の呼び名ですが『ヘッジホック』と言う棘付の柵として使ったりしていたらしいです。

資料探しに図書館に行った時に偶々見つけた世界の武器辞典で発見し絶対作中で使ってやろうと思っていた物だったりします(ぁ

『壁盾』は呼んで字のごとくかなり大きな物となります。

サイズは180cm~2m前後、一刀が考えたものは盾の内側の右端に閂がついています。

隣に接する盾と繋げる事によって圧し負けた場合でも隊列が崩れないような仕組みです。

それに付け加えて立て下部には地面に固定できるように杭が2本ついています。

他にも壁盾にはギミックがあるのですがそれは今後の話の中で・・・・。

次は『円盾』。

こっちはアイ!アム!スパルター!!でも使われている物をイメージしてもらえればいいかとw

亀甲壁は映画『スパルタ』でスパルタの戦士達が円陣を組んでやっていた事を平面でやっていると考えてください。特徴としては円形の盾ですので密集すれば隙間をなくせ、

少し間を広げれば武器を出す隙間ができます。

30話では隙間を空けてそこから『槍盾』を出している形となっています。

『槍盾』の場合は長さを生かして後方部分を地面に刺せばアンカーとして使えるので歩兵相手だとそれなりに持ちこたえることができるはず・・・・・。

まぁ、妄想の中でのことなのでリアルに考えても仕方ないですけどね(ぁ

 

 

というわけで、長くなりましたがこの辺で。

 

次回も

 

生温い目でお読みいただけると幸いです。

 

 


 
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