No.216726

√蜀続き5

ryuさん

第5話です
3人の初登園
何がおきるやら

いつも通り批判は止めてください

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2011-05-14 21:18:59 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:4313   閲覧ユーザー数:3577

あれから1週間が経ち

現在、4人で登園中

「あ~緊張する~」

「しっかりしてください!桃香様 一刀様ももう少ししゃきっと」

「いつもこんな感じだよ」

「わくわくするのだ」

「そういえば最近帰りが遅いですがどうしてですか?」

「そういえばそうだよね~・・・どうして?」

「え?ちょっとね」

「「「・・・・・・・・」」」

一刀が遅い理由

それはバイトをしているからなのだが、そう言われて3人が考えるのは女だ

「そんなことより行こうか」

ごまかし方も悪いので、なお疑念が深まる

高等部 教室

一刀視点

「今日は編入生を紹介します 入って」

先生が言うと2人が入ってきた

「えぇ~っと・・・水地桃香です よろしくね」

「「「うおぉ~!!」」」

少ないが強い男子の歓喜の叫び

「瀬木愛紗だ!よろしくたのむ」

「「「「「きゃ~!!」」」」」

・・・なぜか女子の黄色い声

「席は空いているところに座って」

「「はい」」

休み時間

全体視点

「ねぇ?水地さん、瀬木さん」

「何?」

「何だ?」

「どっちが北郷君の彼女なの?」

「///へ!?」

「///か、彼女などと恐れ多い・・・(確かにそうなりたいとは常々思っているが)」

「・・・・・・集合!!ああ!水地さんと瀬木さんはそこに居てね」

「で、どっちだと思う?」

「話しぶりだと水地さんだけど・・・」

「瀬木さんも可能性高いね」

「少なくても2人共好きだね、北郷君のこと」

「まぁ北郷君だから」

一刀の評価がよく分かる

女子がそんな話をしてる頃、男子は

「北郷」

「一刀」

「カズピー!」

「・・・及川、この前『絶交だ~』って言ってなかったか?」

「そない昔のことは忘れたわ」

「・・・まぁ良いや で?」

「改めて思うけど上玉だな」

「ついに一刀も春を迎えたかと思ったけどあそこまでとはな」

「で、どっちが本命なん?」

「え!?」

さて、彼と何と答えるのだろうか

一方で鈴々は

中等部 教室

「登張鈴々なのだ!よろしくなのだ!」

「「「「「「わぁー」」」」」」

男女問わず結構歓迎されているようだ

「登張ちゃんは好きな人とか居るの?」

「お兄ちゃんが好きなのだ」

「お兄ちゃんって・・・・・北郷先輩のこと?」

「そうなのだ!」

「・・・・・集合!!・・あ!登張ちゃんはそこに居てね?」

「うにゃ?」

「みんな、どう思う?」

「先輩ってロリコン?」

「いや、あの、北郷先輩だからな」

「こっちだけって可能性もあるね」

どこでも似たような話がされていた

放課後

「疲れた~」

「うー頭がくらくらする~」

「恥ずかしながら私もです 天の勉学がこんなにも難解だとは」

「もう何も考えたくないのだ」

「ははは 俺も久しぶりだったからな・・・英語とか抜けてるよ」

「本当だよ・・・英語、全然分からないもん」

「算術には自信があったのですが・・・・なんとも難しい計算ばかりで」

「やっぱりお勉強は嫌なのだ」

「でもこれがこれからの生活なんだ」

「「「は~・・・」」」

「っと・・・俺はちょっと用があるから先に帰ってて・・・これ鍵ね」

「え?え?え?一刀様?・・・・行っちゃった」

「怪しいのだ」

「怪しいな」

「怪しいね・・・・ついて行っちゃおうか」

「はい」

「うん」

そして着いた先は

「喫茶店?」

「お兄ちゃんは何をしてるのだ?」

一刀はアルバイトで接客をしていた

「あれは・・・帰りましょう桃香様 帰るぞ鈴々」

「・・・!!うん、そうだね」

「分かったのだ」

部屋

ガチャ

「ただいまー・・・」

「一刀様・・・話があるの」

「・・・何だい?」

「喫茶店で働いてますね?」

「・・・うん」

「・・・・・・足りないの?お金」

「・・・当然だろ?俺は1人分の生活費しかもらってない それで4人分の生活をするのはどうしても限界がある・・・特に食費が」

「「ああ・・・」」

「うにゃ?」

「一刀様 私達は別に働いていたことを怒ってるんじゃないんだよ 黙ってたことに怒ってるの」

「一人の背負いこむのはあなたの悪い癖です!もっと私達を頼ってください」

「そうなのだ!鈴々達だってやればできるのだ!!」

「桃香!愛紗!鈴々!・・・・・・そうだったね ごめん」

その後、3人共同じ喫茶店で接客―――鈴々は接客は駄目だったが裏方(力仕事)で活躍――した

 


 
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