No.215445

真・恋姫†無双 武と知の2人の御遣い伝 第31話

黒山羊さん

へぅ( ゚∀゚)o彡°黒山羊です。

反董卓連合はこれで終了です。
次回は拠点です。
アンケートは5/10までするつもりなので、皆さん参加して下さい。

続きを表示

2011-05-07 08:13:43 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:2483   閲覧ユーザー数:2124

この物語は真・恋姫†無双という外史に、

CRISIS CORE FINAL FANTASYⅦのジェネシス・ラプソードスが来たいう設定です。

作者である私、黒山羊が原作を何度もやりなおし、登場人物を原作通りにしたつもりです。

ですが、解釈が幾らでも可能であるように、登場人物が皆様のご期待にそえるかどうかはわかりません。

まあ、CCFF7が分からなくても楽しめるように書いたつもりです。

また、作者は関西人なので、気をつけているつもりですが、セリフが関西弁臭くなってしまうかもしれません。

あらかじめご了承ください。

読者の皆様が楽しめたら幸いです

 

 

 

 

視点:星

 

朱里め!

折角今晩主の所に伺おうと思っておったのに、ジェネシス殿と雛里の迎えを合理的に私に押し付けるとは……。孔明の罠か…。

やはり、朱里も主の事が…。

おそらく、我らの中で主の事を思っている者はおそらく雛里を覗いた全員だろうな。

 

それより急がねば、

孫策陣営からある程度の補助は貰っているとはいえ、兵糧は少ない。

早く、ジェネシス殿達を迎えに行って、平原に帰られねば……。

私は馬に鞭を打ち走らせる。

 

 

 

 

 

 

洛陽には2刻程で着き、私は東門をくぐった。

洛陽の状況は以前と異なっていた。

 

「これが花の都、洛陽か?」

 

以前来た時も酷かったが、今回は更に酷い。

東門付近には動かなくなっていた門の警備兵が横たわっていた。

更にあちこちから黒煙が上がっている。方向は北にある有力者の屋敷街。

 

何があった?

だが、あそこから黒煙が上がるということは有力者が襲われたということ。

私の今の姿は何時もの服装だ。

民の着る服装とはだいぶ異なり、有力者に近いと思われるだろう。

とりあえず、服装を変える必要があるな。私は道端で横たわっている男を近くの廃屋に連れ込むと服を貰った。

大きさは少し大きい。

まあ、正体を隠すにはいいだろう。

乗ってきた馬を適当な場所に隠すが、おそらく見つかって肉されるだろう。

私は辺りを周りながら、何があったのか情報収集を開始した。

 

分かったことは民衆の反乱で董卓が殺された事。天子様は無事だということ。

反乱は昨日起こったということ。

 

「ジェネシス殿は董卓を保護できなかったか。

しかし、ジェネシス殿達は何処におられるのだろう?」

 

そうだ。

私はジェネシス殿と雛里に合流しなければならない。

本当に何処におられるのだろう?

 

雛里が居るのだから、民衆の反乱が活発な北の方には居ないだろう。

また、日頃から略奪が盛んな貧困街である南の方にも居ないだろう。

となると場所は限られてくる。人気が少ないところだ。

 

私は探しまわった。

日が暮れて、辺りが暗くなり始めた頃とある詰め所前に私のよく知っている人が座り込んでいるのを私は見つけた。

 

「ジェネシス殿。ここに居ましたか。」

 

「星か…。

俺達の方からお前達の所に合流する予定だったはずだが、どうした?」

 

「状況が変わりました。

今すぐ虎牢関に向かっていただきたい。」

 

「詳しく頼む。

だが、此処に話していると甘寧たちに聞かれるが構わないか?」

 

「呉の方達も此処におられるのですか?むしろその方が良い。」

 

「だったら、ここで話さずに中に入れ。」

 

そう言うとジェネシス殿は立ち上がると、扉を開く。

中には雛里と、話に聞かされていた甘寧と周泰と思しき人物、そして、雛里と同い年ぐらいの娘とそれより少し年上の娘が居た。

 

「ジェネシス殿、この娘達は?」

 

「董卓と賈駆だ。」

 

「この2人が?

はて?董卓は死んだという噂を聞きましたが?」

 

「董卓の正体を知らない民が多かったから嘘の情報を流して、何処かの馬鹿を董卓に仕立て上げただけだ。

そして、本物は此処に居る。」

 

「そうだったのですか。

では、反董卓連合の話ですが……。」

 

 

 

 

 

 

 

「それは不味いな。星、虎牢関にはどうやって行けばいい?」

 

「ここから真東に行けば、虎牢関に着きます。」

 

「では、いくz」

 

「待って下さい。ジェネシスさん。」

 

雛里がジェネシス殿の言葉を遮る。

 

「虎牢関に皆で行くには時間がかかります。

だから、ジェネシスさん1人で先に行ってくれませんか?

そして、合流地点について話し合って、戻って来てくれませんか?

私達の中でジェネシスさんが一番此処から虎牢関まで行って帰ってくるのが一番早いので、お願いします。」

 

雛里はジェネシス殿に頭を下げる。

 

「合理的な判断だ。仕方が無い。

星、俺が戻ってくるまで、甘寧と周泰とで雛里と董卓、賈駆の護衛をしろ。」

 

「御意。」

 

私の返事を聞いたジェネシス殿は建物から出て行き、走って東へと向かった。

それから、私はこの洛陽で起こったことを雛里から聞いた。

張譲はジェネシス殿が半殺しにして、手足の関節を外して放置。反乱した民の手によって殺され、その死亡もジェネシス殿が確認したらしい。

その影武者は宮殿の屋根の上で周泰と戦い、敗れて下へと落ちたらしい。

董卓は張譲の屋敷の地下で隔離されていたので保護。

賈駆は反乱当日に宮殿で保護。

そうこう話している内にジェネシス殿が帰ってきた。

行燈の油の減り方から、2刻も経っていない。

 

「早いですな。ジェネシス殿。」

 

「少し、飛ばした。」

 

ジェネシス殿はそう言うと手をパタパタさせる。

ああ、なるほど。夜の闇に紛れて、黒い翼を広げて空を飛んだということか。

それだったら、納得だ。

甘寧殿と周泰殿は?と、頭を捻っている。

 

「集合場所は南門。時間は2刻後だ。」

 

「では、今すぐ準備をして、出立、南門に向かいましょう。

ジェネシスさんは動けない董卓さんを頼みます。星さんは先頭を甘寧さんと明命さんは私と賈駆さんの護衛をお願いします。」

 

「分かった。」

 

「了解した。」

 

「いいだろう。」

 

「分かりました。雛里さん。」

 

うむ。そう言えば、周泰殿は雛里の事を真名で呼んでいる。

雛里が憤慨しないということは真名を許しあった仲なのだろう。

 

ジェネシス殿は着替えていつもの姿になり、布団で包んだ董卓を抱える。

董卓は隔離生活で体力をだいぶ失ったらしく、自分で歩くことすら困難だという。また、病気にも掛かっているらしく、体を温める為に布団で包んでいるのだ。

 

ジェネシスに抱えられている董卓を雛里は羨ましそうにみている。

後でからかってみるか。

 

私は置いてきた馬を見に行ってみた。

運よく馬は無事だったので、回収しジェネシス殿達と合流した。

 

合流した私達は洛陽の街を南下した。

馬に乗っているのは賈駆と雛里。

文官組が歩いていないため、南門には早く着いた。

 

「星。後は任せるぞ。」

 

「どうしました?ジェネシス殿?」

 

ジェンシス殿は董卓を包んだ布団を地面にそっと置き、ドッと倒れ込むように背中を城壁に預ける

何処か怪我をしたのだろうか私と雛里がジェネシス殿に駆け寄る。

 

「ジェネシスさん、しっかりして下さい。」

 

雛里はジェネシスさんの体を見る。

 

「どこか悪い所があるんですか?」

 

私も見るが、目立った外傷は無い。

 

「俺はもう駄目だ…。」

 

「ジェネシスさん!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「眠い…。」

 

「「はい!?」」

 

そう言うとジェネシス殿は瞼を閉じて、寝息を立て始めた。

 

「クスッ。ジェネシスさんらしいですね。」

 

雛里は笑っている。

 

「ああ、確かにジェネシス殿らしいな。

だが、寝るには早いだろう。」

 

「たぶん、ジェネシスさんは汜水関を出てから、夜中起きていたんだと思います。」

 

「馬鹿な。武の御遣いは洛陽の道中の洞窟の所で普通に寝ていたぞ。」

 

甘寧殿が雛里の言葉に反応する。

それもそうだ。ずっと起きていると睡魔に襲われるし、頭がおかしくなり、正常な判断が出来ない。

 

「ジェネシスさんはあの時寝ていましたよ。

だけど、起きても居ました。」

 

「どういうことだ?」

 

雛里からイルカの話を聞かされた。

イルカという動物は海の動物らしく水の中で呼吸が出来ないので、時々息をする為に浮上する必要があるが、寝てしまっていては、泳ぐことが出来ずに、死んでしまう。

そのため、イルカは半分寝ながら、半分起きることが出来るらしい。

ジェネシス殿もおんなじことをしていると雛里は言っていた。

 

「なるほど。確かにそれなら、納得だ。

この方法なら寝ながら見張りが出来る。

だが、まだ慣れていないのか。何日も続けば眠くなるという訳か。」

 

「なんとも器用な奴だ。

だから、あの時嫌な予感がしていたのか。ボソッ」

 

私と甘寧殿は納得した。

それから半刻後、主達が洛陽の南門に着いた。

 

 

 

 

視点:桃香

 

「皆、大丈夫だった?」

 

「桃香様もご無事で。」

 

「私は大丈夫です。」

 

良かった。

星ちゃんも雛里ちゃんも無事みたい。

 

「あれ?ジェネシスさんは?」

 

「ジェネシスさんはあそこで寝ています。」

 

「いいな。こんな早くから寝られるなんてズルイ。」

 

「では、桃香様。数日徹夜する覚悟はありますか?」

 

「ええ!?どういうこと?」

 

それから、イルカという海の動物の話を聞かされた。

 

「半分寝て、半分起きていた?

それが出来たら、寝ている間に政務が出来ちゃうね。」

 

「確かにそうだな、桃香。」

 

「起きていても政務をサボるのに寝ていても、政務が出来るわけないじゃないですか。」

 

愛紗ちゃんは痛いとこをついてくるなあ。

 

「あれ?そっちの2人は?」

 

眼鏡をかけて三つ網をしている女の子と布団にくるまれた銀髪の女の子が居た。

 

「張譲の屋敷で働かされていた侍女らしいです。

税を納めることが出来なかったために故郷を焼かれ、張譲の所で働かされていたらしく、帰る場所が無く、ちょうど、私達の城の侍女が少なくて困っていたので、侍女として雇う代わりに保護することにしました。」

 

「そうなんだ。」

 

今まで書簡の整理も自分でして居たからこれからは少し楽になるね。

 

「桃香様、追手は大丈夫なのですか?」

 

「うん。大丈夫だよ。

御主人様の案でね。虎牢関の真後ろに矢とか木材で道を塞いでね。

その木材に油をかけて、火をつけたの。」

 

「なるほど。油に着火した火は油が切れるか、強い風でも吹かなければ、火は消えませぬ。

強い風を吹く天気でもないので、追手の時間稼ぎはできたでしょう。」

 

「っじゃ、さっさと帰ろうか。

桃香、愛紗、鈴々、星、朱里、雛里。」

 

ご主人様は満面の笑みで私達に言う。

 

「うん。ご主人様。」

 

星ちゃんはジェネシスを、愛紗ちゃんが侍女さん2号を輜重の上に乗せる。

私達は洛陽を南下し、孫策さん達との分かれ道に来た。

 

「じゃあね。劉備。

今度会うときはまた戦場でしょうね。

私は曹操と同じように、孫呉で大陸を統一しようと思っているから、今度会うときは敵よ。」

 

「みんなで仲良く手を取り合って平和にするのは出来ないんですか?」

 

ご主人様や星ちゃんから私は現実を見ずに甘いって言われた。

そして、白蓮ちゃんの所で色々学んだけど、それでも私は理想を変えるつもりは無い。

 

「無理よ。孫呉の天下統一は私達の宿願だから、

それから、一刀。」

 

「なんだ?雪蓮?」

 

「ウチに来る気ない?」

 

「無いよ。

だって俺も桃香の理想を望んでいるのだから…。

それに、桃香の事が好きだしね。」

 

ご主人様は右腕で私の肩を引き寄せられる。

 

ええ!?

こんなところで愛の告白!?

ちょっと待って!いきなりすぎるよ、ご主人様!

でも、こういう強引なご主人様もいいな//////

 

「だったら、奪いに行くから覚悟してなさい。

じゃあね、一刀。」

 

「はいはい。じゃあね雪蓮。」

 

 

 

 

「ねえ、ご主人様。

私の事好きって…。一人の女の子として好きってことで良いんだよね?」

 

「ああ…。

雪蓮にああ言われたから勢いで言っちゃったけど、間違いなく俺の本心だよ。」

 

「じゃあ、私の返事わね。

んーーっとそうだ!ご主人様!目を瞑って。」

 

「目を?」

 

私は目を瞑ったご主人様に抱きつき、ご主人様の唇に口づけをする。

前にご主人様に口づけされた事があったけど、あの時は気を失っていて、人工呼吸だったし…。

でも、今は分かる。

ご主人様の唇が熱くて、柔らかい。

 

口づけが終わると体が熱くて、頭がクラクラする。

まるで、風邪をひいたみたい。

でも、もっとこの風邪にかかっていたいな。

 

「ご主人様、これが私の気持ちだよ。」

 

「嬉しいよ。桃香。

でも、桃香。続きは平原に帰ってからね。」

 

どうやら、私はまだ口づけがしたかったのか。ご主人様の唇に近づけようとしてたみたい。

 

「ええ!?何で?」

 

「愛紗がすごい顔してこっち見てますよ。」

 

確かに愛紗ちゃんは笑いながら口の端はピクピク痙攣して、おでこには青筋が立っている。

 

「愛紗ちゃんは関係ないよ!ご主人様と恋仲なのは私と星ちゃんだけだもん!」

 

「そうだけど……。」

 

「ご主人様、私のこと嫌い?ウルウル」

 

「そんなことない!俺は桃香が大好きだ!」

 

「主、私の事は?」

 

星ちゃんも混ざってくる。

星ちゃんはご主人様の服の端を親指と人差し指で摘んで、上目使いでご主人様を見る。

む、星ちゃんもなかなかやる。

 

「もちろん、星の事も好きだああああ!!!」

 

ああ!私の時より声が大きい!

星ちゃん、ずるい!

 

「ご主人様、私と星ちゃんどっちの方が好き?」

 

「主、ぜひ私も聞きたいですなあ…。」

 

私と星ちゃんはご主人様に詰め寄る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どっちもだ!

 

俺はどっちも真剣に愛してるし、桃香に対する愛の形と星に対する愛の形は違う!

 

だから、2人に対する愛の形を比べるなんて間違っているんだ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あははは!ご主人様はやっぱりご主人様だね。星ちゃん。」

 

「フフフ、そうですな。それでこそ我らの愛した主ですな。

主、桃香様。先ほどの続き、私も参加して宜しいですかな?」

 

「いいよ。3人でイチャイチャしよう!」

 

「3人で!」

 

「うん。絶対楽しいし、幸せになれると思うよ!」

 

「主、今回は桃香様もいらっしゃいます。今回は主導権を握らさせて頂きますぞ。」

 

え!何何?

ご主人様と星ちゃん、どこまで進んだの?

気になるな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガシッ

 

「ご主人様、桃香様、星。後でお話があります。覚悟していてくださいね。」

 

 

 

 

視点:魏の兵A

 

虎牢関も落ちた。

その後、曹操様は入場するために俺達は虎牢関内部に罠がないかどうかの調査に来ていた。

だが、部下から虎牢関内部で不気味な声が聞こえてくるという報告があった。

俺はその部下にその場所を案内された。

確かに、変な空気が漂っている。

妖が出てきてもおかしくなさそうだ。

もしや、董卓軍が虎牢関から撤退したのってその妖が暴れたからか?

おいおい、マジかよ。

そんなものを俺達は見に行こうとしているのかよ?

 

待て待て!

 

落ち着け!俺!

 

妖なんて居ない!

 

大丈夫だ。

 

どうせ隙間風の音だ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハアハア…。

 

 

 

 

 

 

 

「「!!」」

 

「何か今声が聞こえましたよね、隊長?」

 

「気のせいだ。気のせい。」

 

気のせいだ。

気のせいだ。

 

 

 

 

 

ハアハア…。

 

 

 

 

 

やっぱり聞こえてくる!

しかも、さっきより声が大きい。

そして、艶めかしい。

 

もしや、この妖は俺達を誘っている。

だとすれば、俺達は逃げなくてはならない。だが、俺達は好奇心のせいで逃げることが出来ない。

それに、此処には部下がいる。俺は隊長なのだから、逃げるわけにはいかない。

楽進様や夏候惇様なら何があっても逃げないだろう。

 

「お前は楽進様に知らせてこい。此処に何かが居ると。

俺は行ってくる。

もし、俺に何かがあったら、俺の妹を頼むぞ。」

 

俺はそういうと抜刀し、声のする方に向かった。

 

 

 

 

 

 

「ここだ。」

 

俺は部屋の前に立つ。

俺はこの扉を受けた瞬間死ぬかもしれない。

だが、部下や曹操様の為なら、この命惜しくない。

 

俺は扉を壁にかけてある鍵を使って開けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハアハア…。

いいとこに……。縄を斬ってくれ……。早く。」

 

 

 

 

 

 

バタン

 

 

待て待て!

何故此処に亀甲縛りの女が居るのだ?

幻覚だ!そうに決まっている!

 

もう1度見てみよう。

俺は扉を開けた。

 

 

 

 

「おい、何故閉めた?

それより、早く…縄を……。ハアハア…。」

 

 

 

 

 

バタン

 

 

俺は何も見ていない。

後は楽進様に任せよう。俺が判断できる内容ではない。

俺は元来た道を戻っている。

声が聞こえて来るが無視だ!無視!

 

 

その後、妖は見つからず、代わりに虎牢関内部から公孫瓚という捕虜になっていた将が発見されたらしい。

 

 

 

 

視点:??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハアハア!ああ、しんどいしぃーーー。

しかし、危なかったわぁーーー。下が池でマジ助かったしぃーーー。」

 

あの時、俺は死を覚悟したが、落下地点が池の淵の岩だということに気付いた俺は着地の瞬間に右手で岩を押し、自分の着地点をずらし池に着水した。

さらに、幸運な事に俺が着水する瞬間を誰にも見られていなかったらしく、池の中を捜索しようとする輩は居なかった。

その日の晩まで、池の橋の下で身を潜めていた。その時に気が付いたのだが、俺の右腕はひしゃげていた。

鎖鎌はたまたま、近くに落ちていたので回収。

左手で持つと宮殿内部の西側の医務室へ直行。西側は貧乏なせいか。反乱した民は全然居ない。

俺は右腕に添え木をして包帯で固定しようとする。

 

「もしかして、腕を引っ張った状態で固定したら、今より腕長くなるんじゃねぇ―――?」

 

腕が長くなれば、遠くの敵まで倒すことが出来る。

俺は試してみた。

 

「ぐおおおおおおお!!!」

 

折れている腕を引っ張りながら添え木に固定するのは悶絶するような痛みがあった。

だが、俺は止めない。

理由は単純。

勝ちたい。俺を倒したあの黒髪に勝ちたい。

どんな手段を使ってでも、たとえこの体がボロボロになろうとも、俺は勝ちたい。

 

違う。勝たなければならない。

 

可能性があるなら、掛けない訳がない。

 

このままで終わってたまるか!

 

 

 

なぜなら、俺は……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

司馬懿なのだから、

 

 

司馬の性を受けたからには俺は負けて終わってはならない。

 

だが、焦ることは無い。

今は力をつけて、いつか復讐してやる!

そして、この大陸を我がものにしてやる!

 

 

 

 

へぅ( ゚∀゚)o彡°黒山羊です。

 

これで、反董卓連合は終了です。

拠点を書いて、その後は……。

 

おっと、あぶねえ!ネタばれするとこだった。

フイーーーー。

 

 

先日、北海道産エゾ鹿肉をネット通販で買って、食ってみました。

 

美味い!

バラ肉美味すぎる。

ほど良い臭みが何ともいえん。

で、さらに、そこにイタリア産の赤ワイン。

渋みの効いた奴が合う。鹿肉の臭みと脂を引き立てる。

箸が止まらん。

GJ!

 

 

 

 

後、鯨の赤身の刺身を食ってみました。

しょうが醤油が合う。

久保田の千寿を飲みながら、食うと最高やったわ。

 

 

 

 

 

今思ったけど、このあとがき、食べ物と酒の話しかしていない様な…。

 

あとがきにこういうこと書いて欲しいや、この料理美味いっすよとか有りましたら教えてください。

 

では、次回にお会いしましょう。

それでは、皆さん御唱和下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

へぅ( ゚∀゚)o彡°

 

 


 
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