No.210420

けいふぁにゃん ちびちびにゃんこ演義 にゃんの四

狭乃 狼さん

ラウンジで黒山羊さんからのリクをうけ、

愛紗をにゃんこ化して妄想w

今回も妄想大暴走w欲望駄々漏れですwww

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2011-04-07 14:50:40 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:17445   閲覧ユーザー数:13435

 

 『うにゃー!(けりけりけりけりけりけりけりけりけりけり!!)』←注:猫キックの嵐(笑w

 

 今日も今日とて、かりんと御主人さまのおひざをめぐって、激しい攻防を繰り広げるわたし。

 

 

 わたしの名前はけいふぁにゃん。

 

 

 きょうこそかりんのばか猫と決着をつけて、ご主人様のおひざを独り占めにゃ!

 

 『うにゃうにゃうにゃうにゃあーーー!!(けりけりけりけりけりけいけりけりけり!!)』

 

 

 「にゃうー!(今日はなかなかやるわね、ばかかりん)」

 

 「うにゃあー!(あんたもね、このばかけいふぁ。でも、今日は絶対ににげないからね!)」

 

 「うにゃ!(なら今度こそ、ご主人様に近づけないように、こてんぱんにしてやるにゃ!)」

 

 「ふーっ!(それはこっちのせりふよ!)」

 

 

 ううう~!とうなりながら、ばかかりんを威嚇する私。けどそこに。

 

 

 「こ~ら、ふたりとも!ま~た喧嘩なんかして!駄目だって言ってるだろ!」

 

 にゃ?!ご主人様が来ちゃったにゃ。

 

 「ほんとに仲悪いな、おまえら。・・・まったく、本物とは完全に反対だな」

 

 ・・・本物のことなんてでもいいにゃ。それよりも、にゃ。

 

 「にゃう(・・・ばかかりん。今日のところは停戦にゃ)」

 

 「うにゃ(・・・そうね。私たちでけんかなんかしてるよりも、と)」

 

 『うにゃ~ん♪』

 

 すりすりと。二人そろってご主人様に擦り寄りました。おひざでおねむしたいです、って。

 

 「わかったわかった。・・・ほら、おいで」

 

 『にゃん!♪』 

 

 ちょっと不本意だけど、かりんと二人でご主人様のおひざに乗って、気持ちよくお昼寝しました♪

 

 ・・・しあわせにゃん♪

 

 

 

 でもそれが、その争いの発端になっちゃったの。

 

 そこにてくてく歩いてきた、一匹の黒髪にゃんこ。その名はあいしゃ。別名、美しき黒髪のねずみ狩り!

 

 「・・・・・・にゃあ(ふたりとも、ずいぶん、うれしそうだな)」

 

 「にゃ。にゃにゃにゃ(あたりまえにゃ。ごしゅじんさまのおひざはきもちいいのにゃ)」

 

 「にゃうにゃにゃ(あいしゃもいっしょにどう?あ、おひざはもうふさがっていたっけ。ごめんごめん)」

 

 「・・・・・・・」

 

 

 あ。怒った。ていうか、あいしゃのもうひとつのとおり名を忘れてた。

 

 嫉妬狂いのあいにゃごん。

 

 「・・・うにゃ。・・・うにゃ。うにゃうにゃあああああ!!(私だって、私だって、ご主人様のおひざに乗りたいのだー!)」

 

 『ふぎゃっ!?』

 

 どんっ!って、思いっきり体当たりされました。でもって、ころころと転げ落ちた私とかりん。

 

 「ふーっ!!(なにすんのよあいにゃごん!)」

 

 「ふしゃーっ!(だれがあいにゃごんかっ!?えーい!きさまらまとめて、わがせいりゅうにゃんげつとうの餌食にしてやる!ご主人様のおひざは私のだー!)」

 

 せいりゅうにゃんげつとう。

 

 それは、あいしゃひっさつの強力な武器である。そしてその実態は、

 

 「にゃあー!(くらえー!)」

 

 ばしばし!←注:ただの猫ぱんち。

 

 「うにゃあー!」

 

 「うにゃうにゃ(どうだ、私のせいりゅうにゃんげつとうの威力は)」

 

 (天の声:あくまでも、ただの猫ぱんちです)

 

 「にゃあ~・・・(やったわね~?こうなったら最後の手段!)」

 

 「にゃ?!(む?!何をする気だけいふぁ!?)」

 

 ひっさつ!・・・ご主人様にたすけてもらう~www

 

 「・・・にゃあ~おん(ごしゅじんさま~。あいしゃがいじめるよ~)」

 

 「・・・んあ?どうしたけいふぁ?あれ、あいしゃ?いったいいつの間に」

 

 ・・・ずいぶん静かだと思ってたら、熟睡していたんですね、ごしゅじんさま。私が顔にすりすりしてようやく目を覚まして、あいしゃが居たことに気づかれた。

 

 「ほら、三人とも仲良くこっちにおいで。・・・一緒にお昼寝しよう?」

 

 にこ~、と。ご主人様の微笑。

 

 『にゃあ~ん♪』

 

 てなわけで。

 

 

 わたしとかりんとあいしゃと。

 

 三人そろって、ご主人様にぴったりと引っ付いて(ちなみに、私がご主人様の脇の間。かりんがその反対側。あいしゃがおなかのうえ)、仲良くおねむしました。

 

 

 「・・・うにゃ(ごしゅじんさま、だ~いすき)」

 

 あいしゃがそんな寝言を言ってたのは、わたしだけの秘密♪

 

 だって私もあいしゃとおんなじだもん。

 

 

 ごしゅじんさま、だーいすきにゃん♪

 

 

 おわり。


 
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