No.210137

真・恋姫無双~武神の兄~ 第2話

ガルGCさん

第2話です。
これで晴れて見習い卒業です。
ちょっと長いです。

2011-04-05 18:39:43 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:4693   閲覧ユーザー数:4151

side関轟

 

俺が拾われてから10年、いろいろわかったことがある。

まずこの世界が三国志の世界であること。

次に、真名というものがあることである。

 

真名とは、神聖なものであり、家族や信用した人に預ける名である。

本人の許可なしに呼ぶことは、首をはねられても文句を言えない。

 

最後に………

 

「なぜ、なぜ俺の妹こんなにかわいいんだ!!」

 

「あ、兄上///」

 

妹の名は関羽、字は雲長。

真名は愛紗。

俺が家に来て3ヶ月後に生まれた女の子。

 

たしか関羽は男のハズと思っていたが……。

愛紗がかわいいので考えるのはやめた。

 

「(この子があの『武神』と呼ばれるだなんて………)」

 

「?兄上どうかいたしましたか?」

 

「何でもないよ」

 

今俺は鍛錬の途中である。

愛紗が生まれて俺がだいたい喋れるようになったら、いきなり。

 

「よし、刃お前に武術を教えてやる」

 

「いきなりどうしたの父さん?」

 

「なぁにお前を強くするためにだ。

 お前には私の代わりに家族を支えてやるためだ」

 

「父さん」

 

く~うなんていい親なんだ、この人に拾われてよかった。

 

「食事の量が増えるし、私の負担が減るからな!」

 

最後の一言さえなければ。

 

「さすがにすぐに武術は無理だからな、しばらくは基礎訓練だ。

 ある程度鍛えてから武術に入る。

 基礎訓練は私で、武術の訓練はお母さんだ」

 

「なんで父さんが全部教えないの?」

 

「簡単さお母さんの方が強いからに決まっているからだろうが!」

 

父さんそうゆうのは力強く言ったらだめだよ。

 

「わかったよ、父さん俺強くなるよ」

 

「よく言った、流石は私の息子だ」

 

 

で、基礎訓練から5年が経過して今では武術の鍛錬に入っている。

今では母さんに武術を教えてもらっているけど……。

 

「っ!早い、動きが見えない」

 

「流石に動きが見えるほどなまっていませんよ」

 

「兄上今のは後退ではなく前進するところですよ」

 

愛紗は俺よりは強くはないが、眼がよい。

先の動きがよくわかっているので愛紗の方があるいみ強い。

 

「油断したらだめですよ」

 

「しまっ…」

 

ガキン

 

「くっ!」

 

「どうしますか?」

 

「参りました」

 

「周りに注意を向けるのはいいですが、考え事はだめですよ」

 

「ごめんなさい」

 

「でも、強くなりましたねーそこら辺の賊なら倒せるぐらいですよ」

 

「はい!ありがとうございます」

 

「刃は休憩をしてください、次に愛s「賊が来たぞぉぉぉ」っ!!」

 

村の人が知らせに来た。

 

「賊の規模はどれくらいですか」

 

「およそ100人ぐらいです」

 

「わかりました、刃と愛紗は村でt「「俺を(私を)連れて行ってください」」……あなた達本気なの?」

 

「はい本気です」「私も本気です」

 

「賊とはいえ人を殺めるとしても」

 

「「…………」」

 

「あなたたちにはまd「でも、俺だって村の人たちを守りたいんだ!!」」

 

「わたしも村の人たちを守るために武器を振るいたいです」

 

「…………わっかたわ。

 すぐに支度をなさい」

 

「「はい!!」」

 

 

「へへ今日の獲物はあそこだな」

 

「アニキ早く行ってかっぱらってきましょうぜ」

 

「はやくいくんだな」

 

「まーそんなにあs「敵が来たぞぉぉぉ」なに!」

 

「はぁぁぁぁぁぁぁ」

 

ブン

 

シュ ザク

 

「ひー逃げろぉぉぉ」

 

「あいつはやばい」

 

賊たちに混乱が起きた。

 

「おめーら焦るんじゃねぇ相手はたった一人倒し切れ」

 

「アニキ向こうに子供がいるぜ」

 

「なに!」

 

「アニキどうしやすか?」

 

「よしそいつらを捕らえて人質にしろ」

 

「わかりやした」

 

ヒュ ザク

 

「賊の数がなかなか減らないわね」

 

あら賊が数人違う方向に行っているわ、そこは……!!

 

「刃たちが危ない」

 

急いで刃たちの元に

 

「へへ行かせないぜ」

 

「じゃまをしないで!!」

 

ブン

 

ヒュ ザク

 

早く刃たちのところに

 

 

人がどんどん死んでいく。

狩りなどをして動物を殺したことがあっても、人を殺したことがない。

だがもう、血のにおいだけで吐き気がする。

愛紗の方も顔色は悪くなってはいるがこの光景からは眼をそらしていない。

 

愛紗がその光景をそらさないのに俺がそらすなんてなさけないな。

しかし………。

 

「(母さん強すぎだろ、まったく。……ん、賊が数人別行動をしているな)」

 

しかし逃げている訳じゃなさそうだし。

………まさか。

 

「愛紗武器を持て!」

 

「兄上?」

 

「賊がこっちに来るぞ!」

 

「え!?」

 

完全に光景に眼がいっていたな。

くっ賊が近い。

 

「へへへへおとなしく人質になってもらおうか?」

 

くそっ!5人ぐらいに囲まれた。

 

「誰がなるか!!」

 

「その割には剣が揺れているぞ」

 

「揺れてなんかいない」

 

くっ!きつい頭が働かない。

 

「よし一斉にやれぇ」

 

「(愛紗一人一人やるぞ)」

 

「(兄上。……わかりました)」

 

「やぁぁぁぁ」

 

「はぁぁぁぁ」

 

二人で武器を振るった。

何とか一人も殺さず気絶させることができた。

 

「はぁ、はぁ…なとか片付けれたな」

 

「はぁ、はぁ…母上の方もおわったようです」

 

ふぅこれで一件落着だな、さて村に戻るか。

 

「さて村に戻るか愛紗」

 

「はい、兄うキャァァ」

 

「なっ、愛紗」

 

いつの間にかどこかに隠れていた賊に愛紗を人質にされた。

 

「お前愛紗を離せ!!」

 

「うるせぇ、近づくんじゃねぇ。

 こいつがどうなってもいいのか?」

 

「くそっ」

 

「兄上!」

 

愛紗を守るために武を学んだのに。

守れていないじゃないか。

 

「兄上!」

 

「うるせぇ!このやろ」

 

「キャ」

 

賊が愛紗を殴った。

 

 

 

 

 

 

ブチ

 

 

 

 

 

 

俺の中の何かが切れた。

 

「てめいおとなしく………」

 

賊の言葉は続かなかった。

 

 

 

 

 

 

ボト!

 

 

 

 

 

 

賊の首が地に落ちた。

 

 

あとがき

 

どうもみなさん見習いを卒業しました。

 

ちょっとシリアスにしましたけど………

 

うまく書けましたかね。

 

まぁ次うまく書けばいいだけですよね!

 

それではみなさんまた次回。


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
26
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択