side???
「(ん…ん~ん、よく寝た)」
目覚めていきなり目に飛び込んできたのは。
とても大きな木と草むらだった。
「(はっ!なんでこんところに)」
そういえば貂蝉に頼んで……
今にいたった訳だが………
「(どうして俺が赤ん坊になって森の中にいるんだよ!!)」
くそっ何もできないじゃないか。
次にやつ会ったらボコボコにしてミンチにしてやる。
と考えているなかで突然近くの草むらが動いた。
「(っ!!!)」
やばいやばいやばい今動物に出会ったら食われる。
はっ、そういえば動物は聞き慣れない音には近づかないハズだ。
ようし、一か八か。
「おぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
どうだ。
がさがさ
わーいどんどん近づいてくる。
ちょっとマジやばいって、転生先で食われました~なんて笑えんぞ。
がさがさ
くそ!!もう覚悟を決めてやる。
がさがさ
さらば、転生5分の人生。
がさがさ
がさがさ……ばさぁ
そこに一人のおじさんがいた。
びっくりした、あれ、チャンスじゃね?
「おぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ(拾ってくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ)」
「おお!!びっくりした。しかし、こんな山奥になんで赤ん坊が?」
男はしばらく悩んだ末。
「よし!うちの子供にしよう」
「おぎゃぁぁぁぁ(よしゃぁぁぁぁぁ)!!」
その後30分くらいで小さな村に着いた。
「今帰ったぞ」
「あらお帰りなさい」
うわぁきれいな女性だなぁなによりも、髪が一番きれいである。
「これお土産」
おい、いくらなんでもこれ扱いは酷くないか?
「あらとってもかわいい土産なこと」
あなたも俺を土産として扱うのですか!?
「おぎゃぁぁぁおぎゃぁぁぁぁぁ
(ちくしょぉぉぉぉせめて人扱いしてくれぇぇぇ)」
「あらあら元気がありますね」
「そうだろ、なぁうちの子供にしないか?」
「うふふいいですよ、お腹の中の子守ってあげられるぐらい強く育てましょ」
おし、とりあえずこの二人が俺の親なってくれたことに素直に感動する。
というよりも、お腹に子供いたんだ。
よし俺はがんばって強くなるか。
「まずこの子の名前はどうしましょうか?」
「なぁに、名はもう考えている」
マジで!?
早く決まっているから軽く不安だ。
「私も字はもう考えてありますよ」
早いなおい。
んっ、字?字があるということは此処は中国かな?
「真名はどうする?」
真名?なにそれ?
「真名も考えてありますよ」
なにこの親子シンキングタイムが早い
「この子の名は――――――――――――
姓は関 名は轟 字は龍焔――――――――
――――――――――――真名は――――――――刃(やいば)」
この俺、関轟龍焔の誕生である。
あとがき
ぎりぎり一日で二話を完成しました。
一刀君と思った人残念でした。
この調子でまた更新をしたいと思います。
それではみなさん。
また、次回。
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今回から本編が始まります。
あともう一作品投稿したらやっと見習いを卒業ができます。
それでは、本編をどうぞ!!