「すいませんでした!!!」
「「「「「「「「はぁ・・・・・・・・・・・」」」」」」」」
はい、私、北郷一刀は絶賛土下座中でございます。
何故かというとそれは・・・・・・・
「こうなってしまったものは仕方ないわね・・・・・・・今後どうするか考えましょう」
「そうだねぇ~」
「とりあえずは、まだ混乱はしているけれど・・・・・どの世界でも戦乱は終わっていたようだし」
「そうね、今更いがみ合う理由が・・・・・・・・・無い訳でもないけれど三国同盟に関しては問題ないわね」
アレ?華琳サン?ドウシテコッチヲチラ見スルンデスカ?
っとまぁ、こういうことになっております。
「桃香様!! ではご主人様はどうするのですか!?」
「どうするもこうするも無いだろう? 北郷は一人しかいないのだし三国で共有するしか道は無かろう。朱里や雛里はどう思う?」
「あわわ!? わ、私もそうするしかないと思いましゅ」
「はわわ!? うん、うん。私も冥琳さんの意見に賛成ででしゅ」
「桂花はどうだ?」
「それでいいんじゃないからしら? っていうか、この変態馬鹿男を引き取って貰ってもいいくらいよ!!」
うん、やっぱり桂花は桂花だった。
「だそうだ」
「私も冥琳の意見に賛成かな~、だって面白そうだし♪」
「まったく。だ、そうよ一刀」
・・・・・・・・・・
「一刀?」
「ご主人様?」
・・・・・・・・・・何か来る。
『ピシャッ!!!!!ゴロゴロゴロゴロ・・・・・・・・・・・ッドドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン』
「ま、まさか・・・・・・・・・・・・・・・まさか!?」
「か、かみなり!?」
「しかも庭に落ちたみたいよ。明命確認してきて」
「御意!」
「だめだ!! いっちゃ駄目だ明命!!! 雪蓮!今すぐ明命を」
『にゃわああああああああああああああああああああああああああああああああ!?』
「「「「「「「「「「「「何!?」」」」」」」」」」」」」」」
っく!!
遅かったか!!
皆で急いで様子を見に行くとそこには気絶する明命と窪んだ地面。
そしてその真ん中に浮かぶ激しい雷光の球体。
『ダダッダッダン・・・・・・・ダダッダッダダン』
「あれはいったい・・・・・・・・・・」
こんな音楽が頭の中を駆け巡る。
あれはヤバイ!!
あのどこかで見たことある登場シーンはヤバイ!!
俺の本能がそう告げている!!
「み、皆逃げろ!!」
「「「「「「一刀?(ご主人様?)(一刀さん?)」」」」」」
『ダダッダッダン・・・・・・・ダダッダッダダン』
「あ、皆、光が薄れてきたよ!!」
あぁあぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・
あのシルエットは!?
あのシルエットは!!
「ひ、人かしら? な、なんかすごい体格ね・・・・・・・」
「もしかして、また天の御使いが降りてきたとかじゃない?」
「ふむ、詠の言うことも一理あるかもしれませんね。風はどう思います?」
「Zzzz」
「「「「「「寝るな!!」」」」」
「おぉ!?」
「なぁ、秋蘭、あれはなんだ?面倒だから叩き切っていいか?」
「姉者、空気を読んでくれるとうれしいのだが・・・・・・・」
やばい。
体の奥から這い上がってくるようなこの悪寒は・・・・・・・・・。
「一刀?何故そんなに怯えているのかしら?」
『ダダンッダッダン・・・・・・・ダダンッダッダダン。テレテ~テ~テ~』
「あ、姉さま、光が消えちゃいそう」
脳内に流れるこのテーマソング!!
や、やはり・・・・・・・・・・・・
光が収束し、そして一人の人物が立ち上がる。
「あらぁん、皆おそろいでわ・た・し・のお出迎えかしらぁん?」
『ピシ』
空気が凍りつく
「イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・
「「「「「「「「「「「「「「エ?」」」」」」」」」」」」」」
「え?この悲鳴は?」
「・・・・・・・・・・・っは!?私としたことが目の前の現実から逃避してしまうところだったわ」
「ぇ、えぇ、私もよ華琳・・・・・・・・」
「ぇぇと、それよりも今の悲鳴は?」
「蓮華様、よろしいでしょうか?」
「どうしたの思春?」
「今の悲鳴の主ですが・・・・・・・・・あそこに」
「あそこって・・・・・・・・か、一刀!?」
「えぇ!? 今の悲鳴って隊長やったん!?」
「イヤ、イヤダ、コワイ、コワイヨ、キンニクコワイ、モミアゲコワイ、ビキニコワイ、イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
「あらぁん? ご主人様ったらいったい何に怯えているのかしらん?」
「「「「「「「「「「・・・・・・・・・・」」」」」」」」」」」
「ほぉら、ご主人さまん、こっちにいらっしゃ~い。あれだけ熱い愛をかわしたなかじゃな~い」
「イ、イヤ、ック、クルナ、キチャイヤ、コナイデエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ」
「あ、あなた・・・・・・・・いったい一刀に何をしたの?」
「兄ちゃんがあんなに怯えてるのボク始めてみたよ」
「ほら、ご主人様。心配ありませんから。私と璃々がついていますよ・・・・・・・ほら、怖くない怖くない」
「ご主人様~璃々が手を握ってあげるね」
「ッグス。ウンウン」
「兄ちゃんが本気で泣いてるのだ・・・・・・・・」
「貴様、一体隊長に何をした!!!」
「あぁら、失礼ねぇ。あ・た・し・はた~だご主人様とあつ~い接吻をしただけよ~ん」
「「「「「は?」」」」」
「あわわ!?」
「はわわ!?」
「へぅ~」
「月!? しっかりして!? あ、あんた!!そのなりで変な顔するのやめなさいよ!!」
「ンマァ!? どぅぁれが、天地がひっくり返って一回転して戻るような酷い顔ですっとぅえ!!」
「「「「「「「ヒッ」」」」」」」
「と、とり合えず、一刀を部屋に連れて行って落ち着かせましょう。そこの、え~と・・・・・・」
「泣く子も黙る傾国の漢女、貂蝉よ~ん」
「・・・・わ、わかったわ。貂蝉、あなたには事情を説明してもらおうかしら?」
「曹操ちゃんたらん、そんなに怖い顔しなくてもいいじゃなぁい?」
「春蘭、切りなさい」
「んもう、冗談よ、じょ・う・だ・ん♪」
「キンニクコワイヨ、モミアゲコワイヨ、ビキニコワイヨ、ピンクハイヤアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「ご主人様ー、璃々といっしょにおへやにいこーね」
「ほら、ご主人様、璃々もこういっていますし私も一緒に行きますからね」
「ウン、ウン」
こうして俺の愛と友情と受難の日々は幕を開けたとさ・・・・・・・・
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思いついたから書いてみた改め
『真・恋姫無双 萌将伝的日常』
この作品に関してはその場の思いつきと作者の悪ノリで構成されています。
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