No.196272

真・恋姫✝無双 三国獣耳騒動顛末記 蜀編2

同人円文さん

お待たせしました。続き完成しました!
それではどうぞ!

※誤字報告がありましたので変更しときました。

2011-01-16 18:15:30 投稿 / 全12ページ    総閲覧数:5204   閲覧ユーザー数:4264

 獣耳になった恋、月、星、愛紗、蒲公英、焔耶の六人。

 先に部屋にいた星と月、恋の三人は思い思いに過ごしていた。

 星は日のあたる一刀の寝床の上で丸まり、月は詠の膝枕で眠そうにしている。恋は何故か虚空を見たままじっとしている。

 後から部屋に飛び込んできた三人、先ほど一刀の頭に噛みついていた愛紗が鈴々に、蒲公英は  翆、焔耶は桔梗にそれぞれ腰に紐が巻かれている。

 なお、朝の発見からここに来るまで行方知れずであった愛紗についてはどうやらしばらく前から一刀の部屋を屋根の上からのぞいていたらしい。

 先ほど聞いた話では、近くを歩いていた侍女が屋根の上にいた愛紗を目撃していたらしく、話を聞く限り愛紗は屋根の上でじっと一刀の部屋を不機嫌そうに眺めていたらしい。

 侍女は不振に思ったらしいが何かまた御使い様が何かやったのだろうと言うことで気にも留めなかった。

 

 

「おおかた、こいつに会いに来たけど部屋にもう恋や月がいてしかもいちゃいちゃしていたから不機嫌になったんじゃない?」

「愛紗ちゃんらしーね♪」

「そうなのだ!愛紗らしいのだ!」

「…(プイッ)」

 

 詠の予想を聞いて桃香は紐に繋がれ、不機嫌気味にそっぽを向く愛紗の方を見る。

 まだ機嫌は良くないみたいだ。

 

「その愛紗さんに俺は頭をかじられそうになったんですが…」

 

 一刀は頭を押さえながらぼそりとつぶやいた。

 

「日ごろの行いでしょ?」

「でしょうな」

「だろうな」

「だよね~…」

「当然なのです!」

「お兄ちゃんだから仕方ないのだ」

 

 一刀の発言に対して詠、桔梗、翆、桃香、音々音、鈴々の順に突っ込みが入る。

 

「うう…俺、泣いていいかな?」

「どーぞご勝手に」

「詠まで…酷い。さっきまで優しかったのに」

「さ、さっきはさっき、今は今よ。反省しなさい!///」

 

 さらに詠に止めを刺された一刀は座っていた寝床の上に体育座りで小さくなってしまう。

 と、小さくなっている一刀の隣に、

 

「わう」

 

 犬耳尻尾の恋がやってきた。

 

「うう…恋、慰めてくれるのか…?」

「わうわう!」

 

 そう言うと恋は一刀の頬をぺろりと一舐めした。

 

「うう~…ありがとう~恋~」

 

 一刀は自分を慰めてくれる恋の頭を撫でた。

 恋は少しくすぐったそうに眼をつむる。

 とその時、

 

「ウーーーーーー!!!!」

「て愛紗また!?」

 

 その様子を見た愛紗がまた一刀に対して威嚇を始めた。

 さっきと比べて攻撃的ではないものの尻尾を逆立てている。

 

 

 そんな仕草を見せる愛紗に、

 

「あーもうやっぱり愛紗ちゃんか~わ~い~い~!!!!♪もうこの尻尾も耳もか~わ~い~い~!!!♪」

「わう!?」

「耳も尻尾もふさふさ~♪い~な~♪さあ愛紗ちゃん、ナデナデ…」

 

 桃香は我慢が出来なくなったのか、鈴々に抱かれて膝をついていた愛紗の頭をその豊満な胸にむぎゅーーーーっと押し込み頭を撫でまわす。

 すると、さっきまで気が荒くなっていた愛紗が、

 

「わふ…ごろごろ♪」

 

 途端、ふやけ顔を浮かべ喉を鳴らして甘え出した。

 

「おおぉ!さすがは桃香、最強の愛紗殺し…」

「桃香お姉ちゃんずるいのだ!鈴々も愛紗をぎゅーってするのだ!」

 

 桃香に負けじと鈴々も愛紗に抱きつく。

 

「いーよいーよ♪えへへぇ…愛紗ちゃん良い匂いがする~♪」

「ホントなのだ~…お花の甘い匂いがするのだ~」

 

 さっきまであわただしい空気だった空間があっという間にお花畑に変わる。

 そんな光景を見ていた面々は、

 

「なんか…途端ほのぼのとした空気に…」

「さすがは桃香様と言うべきか…これはやはり天からの才か」

「ていうか見ているこっちが恥ずかしくなってくるわよ」

「ねねも恋殿と~!」

 

 翆と桔梗に詠、音々音は改めて桃香の力(?)を知ることになった。

 

「…俺も参加した(ギロッ!)はい、反省してます…」

「お館様、口は災いのもとですぞ」

「うん、すごく実感した…」

 

 桔梗は苦笑いを浮かべて相も変わらず女心のわからない自分の主をたしなめた。

 

 

 苦笑いを浮かべていた桔梗は表情を引き締め一刀の方を見る。

 

「お館様、とりあえずこのようになった原因を調べるべきかと思いますぞ」

「うん。確かにそうだねこれじゃ仕事に支障が出るし…とりあえず朱里達を呼ぼうか」

「魏や呉の者はいかがいたします?」

 

 桔梗がそう言うと一刀は表情をいつになく真面目にする。

 

「そうだね。彼女らの関係で一緒に仕事をしている人には体調不良ってことで連絡させよう。この問題は蜀の問題だから出来るだけ身内で片付けた方がいいでしょ?(クイクイ)って…蒲公英?」

「にゃおう」

 

 蒲公英が手で一刀の裾をひっぱっていた。

 一刀は優しくその手を離すと、「ちょっと待ってね」と一言告げた。

 蒲公英はすこし、むくれたような表情になる。

 

「と、ごめん、桔梗それでいいかな?」

「まぁ…この情けないところを他国の者に見られても良い感じはしませんな。わかり申した、では朱里達を呼んで参らせましょう」

 

 そう言って桔梗は腰をあげた。その時だった。

 

 

 

「一刀に桃香、どこにいるの!?いつまでたっても朝議に来ないってどういうことなの!?」

「一刀!いるのでしょう!?あなたがいないと意味がないのだから出てきなさい!!!」

「あらら…お二人ともカンカンですねぇ~」

「お兄さんも困ったものです。首ちょんぱにならなければいいですけど」

『無理じゃねぇか?大将カンカンだぜ』

「おやおや宝譿、それではお兄さんも今日までの命…それは残念ですね~」

「桃香様~ご主人様~!どこにいるんですか~!?」

 

 

 

 そんなに離れてない位置から華琳、蓮華、穏、風、朱里の声が聞こえ出した。

 

「お館様、桃香様。お呼びがかかっておりますが?」

 

桔梗の問いに一刀と愛紗を抱きしめていた桃香は互いの顔を見る。

 

「「ああああーーーーーーーー!!!!!?」」

 

 二人は朝の出来事ですっかり出席するはずの朝議を忘れていたのであった。

 

 

「どどどど、どうしようご主人様!?朝のお仕事すっかり忘れてた~!!!」

「うにゅ!?」

 

 桃香は愛紗を抱きかかえたまま慌てだす。

 抱きしめる腕に力が入ったのか、愛紗が完全に胸の中に埋まってしまい苦しげな声をあげ手足をばたつかせる。

 

「おち、落ち着け桃香!クールになるんだ!!クールに!」

「く、くーるって何!!?」

「冷静にだ!」

「れいせいってなに!!?」

「いいから落ち着けー!!!!」

「むーーーー!!!?」

「お姉ちゃんの胸の中に愛紗が埋ってるのだ!」

「桃香様!離してやらないと愛紗が死んじまうよ!」

 

 苦しげにしている愛紗を翆と鈴々が桃香から引き離した。

 

「ご主人様~!」

「一刀ー!?」

「一刀、出てきなさい!」

 

 声は次第に近づいてくる。

 

「お館、まぁ落ち着きなされ」

「桔梗!なにか言い案でも!?」

 

 桔梗は目をつぶって一刀の肩に手を置く。

 一刀は桔梗の言葉を希望と共に待った。

 桔梗はゆっくり目を開け、微笑みを持って一刀に一言、

 

「腹をくくりなされ」

「死刑宣告ーーー!?」

 

 笑顔で止めを刺された一刀だった。

 

「ああもう駄目だー!!(クイクイ)って蒲公英?どうしッ!?」

 

 

「華琳、一刀の部屋が何やらさわがしいぞ」

「あの男は…!仕事をほっぽり出して…!」

 

 華琳達は一刀の部屋に急いだ。

 華琳は閉まった一刀の部屋の戸を勢いよく開けた。

 

「ちょっ…!何をし…て…」

「なッ…!!」

「あらら~♪」

「おやおや~♪」

「ごっご主人様…?こんな時間に何をなさってるんですか…?」

 

 華琳と蓮華は絶句し穏と風は楽しそうな笑みを浮かべ、朱里は冷ややかな視線を一刀に向けた。

五人の視線の先には、

 

 

「うむぅ…!」

「ちゅうちゅう…うにゃんあん…♪」

 

 蒲公英が一刀の上にまたがり唇を奪っていた。

 一刀は唐突なことに驚きの表情をし、当の蒲公英はとても嬉しそうな顔で尻尾を振っていた。

 部屋にいた面々もポカンと口を開けるもの、顔を真っ赤にするもの、笑みを浮かべるものなど様々。

 

「…なかなか来ないと思って来てみれば…。朝からいちゃいちゃと、何をしているのよ…あなたはー!!!?」

「か、一刀!?朝議に来ないで…こんな大勢と朝からだなんて…」

「あらららら~♪楽しそうですね~」

「まったくお兄さんもお盛んですね~。で事後ですか~?これからですか~?」

「ご主人様、私が一人で大慌てしている時に…あんまりです…!」

 

 一刀は自分の上にのしかかっていた蒲公英を押しのける。

 

「ぷはッ!いや、違うんだ!これは別にそう言うことじゃなくって!って華琳さん?どこからそんな大きな鎌を…?ちょ、や、やめーーーーー!!!!!」

 

 謝る間もなく華琳の鎌の柄が一刀の頭に振り下ろされた。

 

 

「そういうことだったなら早く言いなさい!まったく…」

「言う間もなく華琳さんは俺の頭上に鎌を振りあげてましたが…」

「な、何よ!私が悪いって言うの!?」

「ま、まぁまぁ…華琳さん落ち着いてください」

「桃香が言えたことじゃないわよ…。先に私達に伝えるなりしなかったのも悪いわよ」

「ううぅ…すみません~…」

 

 結局、大きなたんこぶを作った一刀は事情を説明したものの桃香と正座で華琳と蓮華の説教をうけることになった。

 

「しかし…。何が起きたんだ…これは」

 

 蓮華は視線を一刀達から離した。

 そこには獣の耳と尻尾を生やしている愛紗たち。

 

「俺達も何が起きたかはまだわかってないんだ。これから朱里達と相談して原因の解明をしようと思っていたんだけど…」

「他国の者にこれを見られては恥ずかしいだろうと言うことでな。それでお主たちには話さず…と考えておったわけだ」

 

 四人の会話に桔梗が入ってきた。

 桔梗の答えに二人は何か考えるような仕草をして、

 

「まぁ…確かに」

「みんながこうなったら、恥ずかしいかもしれないわね…。」

 

 まわりがこうなった時のことを考えて苦笑いをした。

 

「それにしても…」

 

 蓮華は側に寝転んでいる恋や月に視線を落とした。

 

 

「か、かわいいわね…これは…///」

「…///」

「でしょー!?可愛いですよね♪」

 

 蓮華と華琳は床で寝転ぶ二人の姿を見てか、顔を赤くする。

 桃香はさっきまで怒られていたとは思えない笑顔を浮かべて言う。

 実際、尻尾を少しだけ左右に振ったり、耳をパタつかせたりと仕草は相当可愛い、と一刀は思う。

 

「普段から可愛らしいとは思っていたけど…ここまでとは」

「ホントー♪とってもかわいいよー!」

 

 蓮華は普段から思っていたことをポロリとこぼし、桃香は顔を輝かせる。

 二人は一刀の寝床で星と遊ぶ風と穏をちらりと見た。

 

「おお~これは本物の耳と尻尾ですね~。良い触り心地…」

「可愛いですね~~♪これは明命ちゃんがいたら黙ってませんね~」

 

 確かにと一刀は思った。

 

『おうおう、星の奴ホントにメス猫になっちまうなんて…一刀が黙ってねーだろー?』

「にゃおう?」

「俺はそんなことしない!」

「「「「「…」」」」」

「ああもう俺信用ないな!」

「それはほら~、お兄さんですから」

 

 その一言で片づけられた一刀だった。

 と、蓮華はそんなやり取りを横目にさっきから無言の華琳に気付く。

 

「…」

「華琳…?もしかして…触りたいの?」

「そっそんなわけないでしょう!?///」

 

 蓮華の問いに顔を赤くして答える華琳を見て一同。

 

((((触りたいんだ))))

 

 と思った。

 

 

 とそんな時、翆の叫び声が聞こえ出した。

 

「ああもう!二人とも落ち着けー!蒲公英もあおるな!」

「にゃにゃーん♪」

「がるるッ!」

「ワウーーーッ!!」

「ってどうしたんだ翆!?」

「愛紗と焔耶が蒲公英近付いて何かしてるな…って思ったらいきなり…。ってこらやめ、ひゃぁあ!」

 

 焔耶と愛紗が蒲公英を追いかけまわしていた。

 どうやら先ほどの蒲公英の行動が気に障ったらしい。

 ちなみに結んでいた紐は手から離れてしまっている。

 追いかける二人を蒲公英は人の間を縫うように動いてかわしていく。

 そのせいで翆達のスカートからちらりと、

 

「おお!」

「って見るなこの変態ーー!!!///」

 

 とそうこうしているうちに華琳達のそばで暴れまわる三人。

 

「ちょ、危ないでしょう!一刀何とかしなさ…きゃッ!」

「華琳!?あぶなッ!」

 

 蒲公英が華琳の頭の上を飛び越えて行ったせいで愛紗と焔耶が華琳にぶつかってしまう。

 体がゆっくりと前に傾いていく。

 そして華琳の先には、

 

ドターン!!

 

「痛たた…ちょっと一刀!三人を抑えとくように言いなさい!」

「…」

「ちょっと一刀!返事はッきゃん!」

 

 華琳は突然感じるくすぐったさに声をあげた。

 

「か、一刀!な、なんてことをしているのよ!///」

「うわ~…ご主人様大胆~…///」

 

 華琳は周囲の視線の先に自分の視線を移す。

 

 

 

 

 

 自分のスカートの下に、

 

 

 

 

 

 

 

 

「あららららら~~~一刀さんてば~♪」

「おやおやおや~~~」

『さすがといっていいじゃねえか?』

「確かにさすがではあるな」

「こ、このエロエロ魔神!!!」

「こんなときに…この変態は…!」

「一回死ねです!」

 

 そう、一刀の顔は華琳のスカートの下にあった。

 華琳は声に出さず顔を真っ赤にしていく。

 華琳はさっと一刀を見下ろすように立った。

 

「ぷはッ!た、助かった…危うく窒息するとこだった…」

「か、かぁずぅとぉ…///」

「あ、華琳、怪我がなくてよかッ…どうしたんですか?体を震わせて…って下着が…!」

「この…バカ一刀ーーー!!!!////」

 

 腰をおろしている一刀の側頭部に顔を真っ赤にした華琳のきれいな足が突き刺ささり、体が浮いた。

 その時、飛ぶ意識の中一刀は思った。

 

(今日は…白)

 

 一刀は転げるように壁に激突、そのまま気を失った。

 

 

「…様…しゅ…ん様!…ご主人様!」

「はッ!色は白!?」

「って何を言ってるんですか?もう…しっかりしてください」

「しゅ、朱里…?俺はいったい…」

「ご主人様、華琳さんに蹴飛ばされて気を失ってたんですよ…」

「そう言えば…」

 

 部屋には一刀と朱里しかいなかった。

 

「みんなは?」

 

 一刀は朱里に尋ねた。

 

「今はみんな部屋に戻ってます。愛紗さんは桃香様の所に、月さんと恋さんは詠さんが、蒲公英ちゃんと焔耶さんは桔梗さんのところです。華琳さん達は各自お仕事に戻りました」

 

 焔耶と蒲公英は一緒でいいだろうか…と一刀は思った。

 と、あることに気付く。

 

「あれ、星は?」

 

 唯一、呼ばれなかった星のことを尋ねる。

 

「星さんは…逃げちゃいまして…今、翆さんとねねちゃんで探してもらっています」

「星らしいというか…やれやれだな」

 

 朱里と共に一刀は苦笑いを浮かべた。

 

「今回の件ですがご主人様が眠ってる間に少し調べさせてもらいました。現在動物のようになってしまった方々ですが月さん以外は先日美以さん達と一緒に南蛮、成都へ行ってもらっていた方々です」

「南蛮へ…?」

「はい。聞き込みをしたところ先日夕刻帰ってきまして報告を済ませた後は皆さん打ち上げをしていたらしく…侍女の方がお料理やお酒を運んだと言っていました。その時月さんも一緒にお料理運んでいたらしく…」

「星たちに絡まれて」

「おそらくは」

 

 朱里は苦笑いを浮かべる。

 

「なるほどね…で何で動物みたいなになってるんだ?朱里の考えはどう?」

「それなんですが…華琳さんに心当たりがあったらしく、華琳さんの持っていた書物の中にそれらしい記述がありました。なんでも仙人の作るお酒が人を酔わせ犬や猫にするらしくて…接見では時間がたてば元どおりになるみたいです」

「じゃあ…それは仙人の作る酒を飲んだからあんなに?…あれ、猫?南蛮?」

 

 一刀は何かに気付いたように頭をかしげた。

 

「どうしたんですかご主人様?」

「なあ、南蛮には美以達も行ったんだよな?」

「そうですけど…あッ!」

 

 朱里も何かに気付いたように声をあげる。

 

「美以達もその酒を飲んでいるはずじゃないか?でも今のところ何の騒ぎもない…これって何か変じゃないか?」

「確かに…いままで報告は来ていません」

 

 現時点で結構な騒ぎになって来ているのに美以達の話が一つも報告が上がっていなかった。

 

「それに南蛮のみんなは元から動物みたいに耳と尻尾を生やしている…もしかすると愛紗たちが飲んだ酒って、南蛮から持ち込んだものじゃ…」

「し、調べてみます!」

 

 そう言うと朱里はすぐに部屋を出て行った。

 

「朱里ーーー!!俺はみんなのところ回っているからなー!」

「はーーーーい!!!」

 

 一刀は朱里の返事を確認すると部屋を出て行った。

 

 

「さて…じゃあ行くかな」

 

 一刀は動物になってしまったみんなの所に向かう。

 

 

 

 お待たせしました。コメントに続き続きと催促をいただきましたのでできるだけ早く作りました。

 この話は一応萌将伝の中での話なので華琳達も登場します。

 ちなみに前回やりました魏国編は別次元での話としておりますので華琳達もこの出来事は初めて…としています。

 さて、今回の話ですが1つは桃香暴走な話です。

 きっと桃香の事だから可愛いものに目がないでしょう、と思いまして暴走気味になりました。

 そして華琳達の登場です。

 華琳様は嫉妬心全開に可愛い姿の愛紗達に心奪われております。

 蓮華も同じく…と言ったところです。

 

 さて次回をどうするか、考えます。

 それではここまで読んでいただきありがとうございます。誤字等の報告がありましたらどうぞ!

 


 
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