犬猫のようになってしまった愛紗、星、月、恋、蒲公英、焔耶の6人。
一刀は朱里と相談した結果、美以達南蛮勢が何かを知っていることに気付く。
美以達を朱里に任せると一刀は犬猫のようになった面々の所に向かった。
「さて、先ずどこに行くかな~」
一刀はさっきまで寝ていた自分の部屋を出ると誰の所に向かうか、考えながら歩く。
ちなみに今はもう昼を超えている。
なぜ昼まで寝ていたか。
朝、朝議に中々来ない一刀と桃香を迎えにきた華琳に蹴飛ばされて気絶していたのだった。
一刀は蹴られたところを触る。
「…たんこぶになってるな」
小柄の体でよくこんな威力になるな、と一刀は思う。
「まぁいいか。目の保養にもなったし…」
一刀は華琳のすらりとした美脚とその先にったものを思い出したのか、ニヤニヤとした表情を浮かべる。
と、その時、
「ごしゅじんさま~どうしたの~?」
「いやぁ白かったな~って璃々ちゃん!?」
突然一刀の目の前に璃々が現れる。
璃々は一刀の口からポロリと出た言葉に首をかしげながら、
「…?なにがしろかったの?」
と笑顔でたずねてきた。
「い、いやほら、空のね、雲がね?」
「…ごしゅじんさま、今日のお空とってもいいお天気だよ?」
とてもきれいな青空だ。
まさか華琳の今日の色が、と小さな子に言うわけにもいかず、慌てて、
「い、いやね、さっき通って行ったんだよ」
「ふ~ん…そうだったんだぁ~♪」
璃々は納得したのか笑顔で答える。
一刀は額に汗を浮かべながら、
(ごまかせた…)
と、ほっと一息。
何とか、純真無垢なお子様への悪影響は避けることができた。
「あら、ご主人様?いかがなされましたか?」
そんな時、すらりとした長身に豊満な体の熟じょ(ドスッ!)…若々しい女性が現れた。
「…紫苑?どうしたの、弓なんか手にして」
「いえいえ、なんでもありませんわ♪」
現れた女性、紫苑は何でもなかったように笑顔を向ける。
「あ、おかーさん♪」
「璃々?もう、こんな所にいたの?ちょっと目を話したと思ったら…ご主人様に迷惑かけてない?」
「りり、いーこにしてたよ。ねーごしゅじんさま?」
「もう…この子ったら。すいませんご主人様」
「いや、大丈夫だよ。璃々ちゃんは良い子だったよ。それで紫苑は何をしていたの?」
「ええ、それですが…私達も先ほど朱里ちゃんのお話を聞きました。蒲公英ちゃんと焔耶ちゃんと一緒の桔梗にも会いましたし…。…大変なことになりましたね」
どうやら紫苑達も事の一件を知っているらしい。
「…まあね」
一刀は若干、苦笑いを浮かべながら答える。
「それで私達も美以ちゃん達を探すのを手伝ってるんです」
「わたしもおてつだいー♪」
璃々は一刀の腰に抱きつく。
一刀は璃々の頭を優しく撫でた。
「ありがとう璃々ちゃん。紫苑、美以達はいないの?」
一刀は紫苑の方を向く。
「はい、朱里ちゃんが部屋を確認したら居なくって…手の開いている侍女の方々や兵士の皆さんにも見かけたら伝えるように言っているのですが」
「そっか…俺も見かけたら捕まえとくよ」
「ありがとうございます。ご主人様はこれから何を?」
「みんなの様子を見に行くところだよ」
「あら、そうだったんですか。…ご無事をお祈りしてますわ♪」
紫苑は含みのある笑顔を向ける。
璃々も紫苑に続き、
「がんばってね、ごしゅじんさま♪」
「…なんか釈然としないけどありがとう」
そう言って苦笑いを浮かべる一刀は紫苑、璃々親子と分かれ、みんなの元へ向かった。
一刀が最初に向かったのは桔梗の部屋、つまり蒲公英と焔耶のいる部屋だ。
蒲公英と焔耶が一緒にいると聞いた時、一刀は大丈夫だろうかと思った。
犬猫になってもいつものように、むしろ以前より激しいか、暴れまわっていた二人を一緒にしてしまって危なくはないか、と考えた。
しかし、それは杞憂だった。
「桔梗~?入る「このばかもんがッ!!!!」はい!すいません!?」
突然の大声に一刀は背筋をまっすぐした。
「ん?お館様ではないですか?…お館様がなぜ謝っているのですか?」
「え、だって今…」
「いやいや、この二人に言っておったのです。…今は二匹ですな」
桔梗は、わっはっはっはといつもの豪快な笑い声をあげる。
桔梗の目の前には焔耶と蒲公英が正座ではなく、いわゆるお座りをしていた。
二人の頭には大きなコブを出来ている。
「…うにゅ~」
「わう~…」
「桔梗…もしかして」
「ええ」
桔梗は大きくうなずき、握りこぶしを作って、
「しつけておりました」
どんなに転ぼうと桔梗に頭の上がらない二人だった。
「ふむ、それでは美以達を見つけて話を聞こうと…」
「まぁそう言うこと…。今どこにいるかわかんないらしいけど」
「あ奴らこそ動物と同じですからな。こ奴らと同じように」
桔梗は目線を膝に落とした。
そこにはさっきまで怒られていた焔耶が桔梗の膝に頭を乗せている。
ちなみに蒲公英は桔梗の寝床の上に丸まっている。
「それよりも問題なのは星でしょうな。」
「あ~…」
星も本来、誰かに預かってもらう所だったのだが、逃げ出してしまっていた。
「今、翆とねねが追いかけてるんだっけ…」
「まぁ星のことだからそう簡単にいかんでしょうな…とうわさをすれば」
と、桔梗が部屋の入口の方を見た。
「くっそ~星の奴…ってご主人様?どうしたんだ?頭はもういいのか?」
翆が帰って来た。
「そっちの方はまだ痛むけど大丈夫。それよりみんなの様子が気になって…。星はどうだった?」
「ダメだった…アイツ、私達をからかうようにして逃げるんだぜ!追いかけても追いかけても~ッ!」
翆は悔しそうに拳を握る。
「まぁ…」
「あ奴らしいな」
一刀と桔梗は互いに苦笑いを浮かべる。
「あれ?じゃあ今星は…」
「まぁ…それが追いかけていたら凪達が手伝ってくれてさ、休憩してくれって言われたから戻ってきたんだ」
「凪達が…」
おそらく、凪達も今回の騒動を聞いたのだろう。
今度お礼しとかなきゃ、と一刀は心の中で思った。
「っと、蒲公英は…」
翆は蒲公英の方を見る。
桔梗の寝床にいる蒲公英はぐっすりと眠っているようだった。
翆はやれやれ、とため息をつくと蒲公英の眠る寝床に座る。
「まったく人の寝床を勝手に使って…悪い桔梗、使わせて良いか?」
「かまわん。こ奴らがこうなってからそんなこと気にしてはおらんよ。それにさっきまで暴れておったから拳骨かましてやったらふてくされおった」
「あはは…、毎度毎度悪いな」
「何、かまわん」
そう言うと桔梗は、わっはっはっは、と笑いながら自分の膝で眠る焔耶の頭を撫でた。
焔耶はくすぐったそうに互いに白、黒と色の違う耳を動かす。
しかし、その表情はとても気持ちよさそうだ。
桔梗はそんな姿の焔耶を見て微笑む。
「焔耶も小さい頃はこうやって良く寝かしつけたものだ。いつもどこかで暴れまわって服を真っ黒にして…いつも屋敷勤めの侍女を困らせていた。そのたびに私が叱って拗ねて謝って許してやればにこにこと笑って…そう言えば焔耶が犬嫌いなのはこの時からでしたな。確か…わしと街に出かけた時、少し目を離した隙に大型犬、ちょうどねねの張々ぐらいの大きさの犬に覆いかぶされて顔を舐めまわされて…大泣きしておった。相当怖かったのだろうな、それ以来わしと街に出て犬に会うたび、わしの背に隠れておった」
桔梗は焔耶の頭を撫でながら昔を懐かしむ。
桔梗の言葉を聞いた翆も蒲公英の頭を自分の膝に乗せ、なつかしむようにゆっくり話しだした。
「蒲公英も昔はいつもあたしの後ろをついて回って一緒に遊んで、遊び疲れて眠って私がおんぶして家に帰って…。そう言えば一度私と蒲公英、道に迷ったことがあったな~。その時、蒲公英ずっと半べそかきながら私の手を握っていたな。私も、正直泣心細くて泣きそうだったけど…泣きそうな蒲公英の顔見てたら、私がしっかりしなきゃって思って…まぁあその後母さんに物凄く怒られたっけ…」
桔梗はその話を聞くと笑顔を浮かべて、
「焔耶にも何度かなかなか屋敷に帰ってこなかった時があったぞ。私が仕事から戻ってみると焔耶がいない、焔耶が帰ってこないと侍女が騒いでおってな。警備の者を捕まえて急いで探しに行かせたらあ奴、ひょっこり帰って来て『ただいま!桔梗様!』と言いおって…その時、初めて平手打ちをかましたものだ」
「平手打ち?」
「ああ、いつも叱るときは拳骨をしていたのだが…初めてだった」
桔梗は何かを思ったのか、優しげな表情を浮かべる。
一刀は優しげな顔の桔梗に、
「心配、したんでしょ?」
と告げた。
桔梗は恥ずかしそうな表情を浮かべると、
「まぁ…そうですな。あの時は本当に…」
そう言うと桔梗は顔を赤くしハッとなる。
桔梗を翆と一刀がニヤニヤと笑顔で見つめる。
「も、もうこの話はいいでしょう///お館様は他の者の所に行かなくてよいのですか!/// 」
「わかったよ。まぁ今日はゆっくりしていてくれ」
そういって一刀は蒲公英と焔耶の頭を撫でると部屋を出た。
「…」
「…」
翆は桔梗の顔をじっと見る。
「何だ…翆」
「桔梗…」
「…ん?」
「かわいいとこあるじゃん」
「…黙れ///」
桔梗は顔を赤くしそう答えた。
一刀が次に訪れたのは詠の部屋だった。
詠の部屋には月と恋の二人がいる。
「あの二人だったら何の問題もないよな」
と一人言を言いながら一刀は部屋に近付く。
とその時、一刀は部屋の中が騒がしいことに気付く。
「ちょっ…え…!」
詠の慌てたような声が聞こえた。
何事かと思い、一刀はノックもせず部屋の戸を開けた。
「詠!?どうし…」
「うちゅー…」
「むぅう!?///」
月に押し倒されキスされている詠の姿があった。
「…」
「…///」
「うちゅ~♪」
気まずい沈黙。
詠と一刀、互いの視線がぶつかる。
「お邪魔しました」
「だあー!!ちょっと待って!///」
「助かったわ…。ありがとう///」
「どーいたしまして」
一刀は月を抱きかかえ、詠を助け出す。
詠は顔を赤くしながら身だしなみを整える。
「いったいどうしたんだ?」
「月が眠そうにしてたから眠れるように撫でてたんだけど…」
「突然?」
「…うん///」
詠は再び顔を赤くした。
「で、あんたは何しに来てんのよ?」
「みんなの様子を見に行ってるんだ…ねねは来てないのか?」
一刀は抱き上げていた月をおろした。
「あの子だったら恋の動物の世話があるって言ってさっき出てったわよ。すぐに戻るって言ってたけど…。結局星は捕まってないらしいね」
「さっき翆に聞いた。どうにかしないと…厄介事にならないうちに」
「無理でしょ。星のことだから」
「…だよな~」
そう言って一刀は苦笑いを浮かべた。
一刀は視線を恋と月に動かす。
「恋は…眠ってるのか」
「私の部屋に来てからずっとよ」
「成程」
一刀は恋のそばに座ると優しく頭を撫でる。
「くふぅ…」
「ははッ、欠伸なんてしちゃって」
「…///」
「ん?詠、どうした?」
「何でもないわよ…///」
詠はすぐにそっぽを向いた。
その耳は少し赤い。
しかし、一刀はそんなことに気付くわけでもなく、
「詠」
「何よ」
「今日は休みでいいよ」
「えっ…?」
思わず詠は声をあげる。
「これじゃ仕事になんないでしょ?」
一刀はそう優しく声をかけて。
月と詠は一刀の秘書兼メイド長・副長をしている。
そのために普段最も一刀に接することが多く、一刀の仕事の手伝いも多い。
詠はいつのまにか自分の膝の上で眠っていた月を見る。
「ありがと、ッて言いたいけど…遠慮しとくわ」
「え、でも…」
「月は心配だけど…あんた一人で仕事させても効率よくないでしょ。私と月が休んだせいで周りに迷惑かけるわけにはいかないわよ。それに…」
「それに?」
詠は月の頬を優しく撫でる。
「月がこれで酷いことになっちゃうならともかく…酷いことにはならないんでしょ?だったら私は仕事を休むわけにはいかないわよ。きっと月もそう言うわ。私がそうなっても言うだろうし…月の分も、私がしなきゃ。仕事をやる時はねね辺りに二人を任せるわ」
詠は月を見て優しく微笑む。
そんな詠の横顔を見て一刀は、
「…優しいな、詠は」
ぽつりと呟いた。
その言葉を聞いた詠は顔を真っ赤にして、
「な、なに言ってんのよ!心配してるのは月だけなんだからね!勘違いしないでよ!///」
「何だ、俺が死にそうでも心配してくれないのか?」
その瞬間、詠の顔色が一瞬変わった、と思ったら。
「ッ!するかバカー!!!!!//」
顔を真っ赤にし、大声で怒鳴られた。
「あはは、わかったよ。じゃあもうしばらくして手が空いたら執務室に来てくれ。その頃には俺も戻るから」
と言うと一刀は寝床から立ちあがって入口に向かって歩く。
「それじゃ、無理するなよ」
バタンと戸が閉まる。
詠は肩で息をしながらじっと戸を見ていた。
その顔を犬になった月が詠の膝の上からじっと見ていた。
顔を赤くし、少し、泣きそうな顔の詠を。
「…心配、しないわけないじゃない…。バカ…///」
そんな表情を浮かべる詠の頬を月は優しく一舐めした。
一刀は次に桃香の部屋に向かった。
桃香の部屋には愛紗がいるはずだ。
「桃香~?入るよ~」
ノックも控えめに一刀は部屋に入った。
とそこには…
「良いじゃない…ねぇ愛紗♪ほ~ら…ここをこうすると気持ちいの?」
「わ、わう~…」
「…」
魏の覇王様がいた。
愛紗を桃香の寝床に連れ込んで。
「ってなにやってんだーーー!!!!!」
「あら?一刀じゃない。もう頭はいいの?」
「ああもう大丈夫…ってそうじゃない!この状況はなに!?」
そう聞くと華琳はつまらなそうに、
「なに?そんな野暮なこと聞くの?」
「まぁ確かに…って桃香は?」
「そこ」
「そこ?」
一刀は華琳に言われた方を見た。
すると、そこには、
「…盛ったのか」
「ええ♪」
桃香は寝床の天蓋に隠れた位置に丸まって寝ていた。
「だって桃香ったらなかなか愛紗を貸してくれないし…」
確かに以前から華琳は愛紗を閨に連れ込もうとしていた。
しかし、本人が拒否したり桃香が阻止していたり、と実現はしていなかった。
「だからって…」
「あなたも混ざる?」
華琳がニヤリと、とても良い笑顔を浮かべる。
一刀は顔を赤くし、
「…遠慮する///」
「あらもったいない…こ~んなに可愛いのに…」
「わうッ!?」
そう言って華琳は再び愛紗に手を伸ばす。
その手の動きに再び愛紗は悩ましげな声をあげる。
「はいはい。分かったからやめるやめる。こんな昼間に…」
「…あなたが言えることなの?」
「…」
何も言えない一刀だった。
「うう…愛紗ちゃん…?」
すると桃香が目を覚ました。
「あ、桃香?起きた?」
「ちッ…」
「ハイ華琳さん?今舌うちしたよね?」
「あら?何のこと?」
華琳は全力でとぼけにきた。
「はッ!愛紗ちゃんは!」
と言って桃香はガバっと起きてすぐに愛紗を探す。
すると、目の前に着崩れた愛紗と華琳が。
「って華琳さん!?愛紗ちゃんに何をしようとしてるんですかーーー!!ダメです!不健全ですーーーー!!!!!」
と言ってすぐさま華琳の手から愛紗を取り返す。
愛紗も若干半泣きで桃香に抱きつく。
「いいじゃない。どう?桃香も一緒に」
「い、いっ一緒って!///なにを言ってるんですかーーー!!!///」
「あら、私は本気よ?あなたが良ければ私はいつでも…」
「本気でもダメですーーーー!!!!!って!?」
といきなり愛紗が桃香を押し倒した。
「愛紗ちゃん!?ど、どうしたの?」
「わううぅう~」
「うわ~…、桃香大胆///」
「何よ、桃香も結局楽しんでるんじゃない」
「楽しんでいません~!!」
「わうう~~~」
が、よく見ると愛紗は半泣きの顔で桃香に抱きついているだけだった。
「華琳」
一刀が華琳に声をかける。
「…何よ」
「…よっぽど、怖かったみたいだね」
「なッ!私が怖いって言うの!?」
「だって…」
一刀は桃香に抱きつく愛紗を見る。
華琳も一刀と同じように二人を見た。
「わううう~~~」
「ほら、愛紗ちゃんよしよ~し」
涙目の愛紗は桃香に慰められていた。
その光景を見た華琳は、
「はぁ…私が悪かったわよ…」
ばつの悪い表情を浮かべた。
「ごめんね、華琳さん」
「いいわよ。私もちょっと暴走したみたいだし…」
「…」
いや、いつもどおりだろう、と一刀は心の中で思う。
「…何よ?」
しかし、華琳は何かに気付いたようにジロリと一刀の方を見る。
「一刀…?何か私に言いたいことでもあるの…?」
「ナンデモアリマセン?」
「嘘おっしゃい!」
「イヤ、ホントに…!」
「(ジーーー…)」
「(…プイッ)」
「今目逸らしたわね!何か考えたんでしょう!?さっさと吐きなさい!!」
華琳はこちらの目を見ない一刀にジリジリとにじり寄っていく。
一刀は目を合わせないように少しずつ後ずさりをしだす。
「何でもないってば!」
「ちょッ!一刀!?」
一刀は詰め寄る華琳から逃げるように部屋を飛び出した。
「桃香!また後で!」
「待ちなさい!一刀――――!!!!」
「って華琳!鎌を投げるなーーーー!」
そのまま二人の足音は遠ざかって行く。
「あはは…」
「ぐす…」
部屋に残されたのは苦笑いの桃香と涙目で抱きつく愛紗だった。
第3段完成です。
ざっくばらんに言いますと保護者?達のお話でしょうか、獣耳の面々は大人しくしてます。おとなしくさせられている場合もありますが…。今回の話を分けると昔話の桔梗と翠、ツンデレ詠、暴走?いつも通り?な覇王様とそれを阻止する蜀王さまの話です。
なお星は今回出番はありません。というか今回で終わらせようと思ったら思いの他多くなってしまいまして…次回に持ち越しになりました。星を見たかった方々、申し訳ありませんでした。次回をお待ちください。
ではここまで読んでいただきありがとうございます。誤字等の報告がありましたらどうぞ!
次回、三国巻き込んでドタバタです!
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お待たせしました第3段です。
それではどうぞ!