俺は今、昨日休んだ分の債務をかたずけていた(実際は休み方を思い出して「今日も一鞘と街に行こう♪」と思って部屋を抜け出したところを冥に見つかりこうして仕事をしているのだが・・・)
「でも昨日は楽しかったな~」
ずっと同じ体勢だったためすっかり固まってしまった体を伸ばし、昨日の事を思い出す。
昨日は久しぶりの休暇をもらい家族と街に行った。
久しぶりに行く街は前に来た時よりも賑わっていたように思えた。
自分たちが納めている国で街が賑わい民が笑顔になってくれている姿を見ると嬉しく思う。
「お~い蓮~ ここに入ろう」
一鞘が笑顔で俺を呼んだ。
「ここは 茶屋か?」
一鞘が入ろうと言った店は新しくできた店だった
「まぁ茶屋なんだけどな 他とは少し違うんだ それに此処は雪蓮のお気に入りなんだ」
「? 雪蓮を連れて来たことがあるのか?」
「うん。 初めて連れて来てあげたら気に入っちゃってさ」
一鞘が言うと雪蓮が
「そうなのお母様 ここはね、お菓子がとってもおいしいんだよ!」
っと説明してくれた
「それじゃあ入ろうか」
俺は一鞘と雪蓮に連れられて店に入った。
店に入ると店員が俺たちに声をかけてきた
「!孫堅様に天の御使い様! いらっしゃいませ 何にいたしますか?」
「それじゃあ俺と蓮はいつものを 雪蓮は・・・「こーひーぎゅうにゅうがいい!」雪蓮はコーヒー牛乳が好きだなぁ じゃぁコーヒー牛乳で」
「かしこまりました お菓子は しょーとけーき でいいですか?」
「はいそれでいいです」
「かしこまりました では、少しお待ちください」
一鞘が注文をしている間俺は改めて店内を見回していた。
すると注文を終えた一鞘が俺に気付いて声をかけてきた。
「他の店とは少し違うだろう」
「ああ、俺が冥に捕まっている少しの間にこんなにも変わっているとはな」
「でもこんなにも街が変われるのは、蓮たちが頑張っているおかげなんだよ」
「そう言ってもらえるとなんだか恥ずかしいな」
俺たちがそんな事を話していると女性の店員が見たことの無いものを運んできた。
「注文の品はこれで全てでしょうか?」
「うん。 ありがとう」
一鞘が笑顔で店員に礼を言うと店員は顔を赤くして戻って行った。
「? どうしたんだろう? 体の調子でも悪いのかな?」
全くこいつだけは・・・お前の笑顔は女性に対して殺人級のダメージがあるんだよ!気付いて無いのか?
俺は一鞘に聞いてみた
「なぁ本当にさっきの子がなんで赤くなったか分らないのか?」
「?だから体の調子が悪いんじゃないの?」
あぁ~気付いて無いのかこいつ ある意味で馬鹿だな と俺は思った。
「まぁそれはいいとして早く食べようよ 雪蓮が俺たちが食べるのを待ってくれているんだ」
一鞘の言葉を聞いて雪蓮をみると 明らかに雪蓮は膨れていた
「もう! お母様、お父様早く食べようよ~ もう私お腹すいた~」
「ごめんな雪蓮 早く食べようか なっ蓮」
「そうだな、雪蓮待たせて悪かった 食べようか」
「やった~♪ じゃあ頂きま~す♪」
雪蓮はおいしそうに しょーとけーきを食べていた
「さて俺も食べるか」
一鞘は俺が食べるのを待ってくれていた
パクッ モグモグ ゴックン・・・!!
「美味しい! これ美味しいな!」
初めて食べた しょーとけーき は、とても美味しかった。
一鞘は俺が食べた姿を見て満足そうに「だろっ」と、言っていた
その後俺はしょーとけーきを十二分に味わった ただ こーひーの苦さには正直驚かされた
一鞘は「ごめんな大丈夫か? 悪い蓮 苦いもの苦手だったんだ 今度来た時は甘いコーヒー牛乳にしような?」と、言ってきた。
こうして楽しかった休暇が終わった。
「ふぅ、またあの店に行きたいなぁ そのために早く仕事を終わらせるか 冥もうるさいしな」
こうして俺はまた山積みになった報告書に目を通していった
後書き
ここまで読んでくださった方々ありがとうございます
雪蓮様です。
無事2作品目を投稿することができました^^b
我ながらよく1日で投稿できたと驚きです(>_<)
さて今回は休暇中に何があったのかを書いてみました♪
本当はメイド喫茶にしよっかなぁ~と考えていたのですが書きにくかったので少し変えてみました。
さて次回は・・・残念ながらまだ何を書こうか決まっていません(;一_一)
ですができる限り早めに投稿しようと思うのでよろしくお願いします(^-^)
また、誤字報告などがあればお願いします^^
恐縮ですが、コメントをいただけると嬉しいです(>_<)
では、ありがとうございました♪
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2作目投稿しました♪
今回は休暇に何があったのかを書きました^^b
まだまだ初心者ですが温かい目で見てやってください(>_