?「・・・蓮殿・・・蓮殿? 孫文台!!」
蓮「はいっ!?」
「また寝ていたのですね! いつもいつも言ってるじゃないですか! もう
あなたは孫呉の王なのですよっ! なのに・・・」
はぁ、また始まっちまった。 冥の説教が。
いつもは良い友なんだがなぁ~ 仕事のことになると責任感が強すぎるというかなんというか・・・
蓮「お~い祭~ 助けてくれ~」
と、俺は戦友でもあり我が孫呉の大切な将でもある祭(黄蓋)に助けを求めた。
祭「ふぅ~む仕方が無いのぅ・・・これ冥それぐらいにしておいてやったらどうじゃ?」
冥「いや、しかし・・・」
祭「いいじゃないか 久しぶりに休みでも取らしてやれば。 なんせこの頃は
冥に捕まって全く家族とも遊べていないだろう?」
冥「はぁ~あなたという人は。 分りましたいいでしょう今日は あいつも休みだろうしな。」
祭のやつあの口うるさい冥を丸めこむとは・・・どうやら敵に回さないほうがいいようだな
などと俺が考えていると
冥「と、言うわけだから今日は休みだ。久しぶりにあいつと遊んで来い」
冥がその言葉を言いきるより早く俺は部屋を全力疾走で出て行った
冥「蓮! 今日の仕事は明日にして・・・行ってしまいまいしたか」
祭「仕方がないじゃろう なんせ仕事のある日以外でまともにあいつと一緒に過ごすのは本当に久
しぶりなんじゃから」
冥と祭がそんな話をしている頃俺は愛する人がいる部屋に向かっていた
蓮「一鞘! 一鞘~。」
俺は大声で愛する人の名を呼んだ
一鞘「そんなに大声で呼ばなくても聞こえてるよ」
と、後ろで声があった
一鞘「お帰り蓮。 あれでも今日って休みだったけ? あっまたサボったのか!?」
蓮「馬鹿者 俺だっていつもいつもサボりはせん! 今日は冥から休暇をもらったんだよ たまに
は家族で遊んでこいってな」
一鞘「そうなのか? でもよく冥が許したな もしかして祭さんが協力してくれたのか?」
蓮「なぜわかった?」
一鞘「いや今日蓮と冥と祭さん以外は全員仕事でいないだろ? この中でそんな事言うのは祭さん
ぐらいだからさ」
祭「クシュンッ・・・あぁ~誰か噂でもしているのかの?」
蓮「まぁ 細かい事はなんでもいいだろ。 久しぶりの休みなんだ楽しまないとな」
一鞘「確かにそうだな さてんじゃ何処に行く?」
ふむあまりにも久しぶりすぎて休み方を忘れちまったかな?
トテテ・・・
??「お父様遊ぼ~」
一鞘「ん? 雪蓮か? いいよ遊ぼう」
雪蓮「あれ? なんでお母様がいるの? まさかサボったの!?」
はぁなんで俺がいるとサボった?って言われるんだ 俺そんなにサボってるか?
俺が苦笑いしていると一鞘が
一鞘「今日はお母様、お休みなんだよ」 と、説明してくれた
雪蓮「そうなの? それじゃあお母様も遊ぼ~」
一鞘「そうだなんじゃあ3人で遊びに行こう。蓮も良いよな?」
俺が頷くと一鞘が
一鞘「なら街へ行こうか この頃新しいお店ができたんだ」
雪蓮「へぇそうなの? 楽しそう行きたい!」
2人が楽しそうに話している姿を見て俺は改めてこの呉を必ず守ってみせると思った
一鞘「んじゃそこに行こうか。 蓮行こう!」
そう言って一鞘は俺の手を握ってきた
蓮「そうだな 行こう」
雪蓮「行こう行こう~」
これから何年か後に戦乱の世がやってくることや その時には自分の代わりに娘の雪蓮が孫呉を率
いて戦っていくこと、一鞘が実は天の御使いで彼の天の国での息子が戦乱の世を終わらせるために
この世界にやってくること それら全てはまた別のお話
でも今は確かに3人笑顔で歩みを進めていた
後書き
ここまで読んでくださった方々ありがとうございます
はじめまして雪蓮様です。
初投稿であってまた初めて書く小説?は難しくて大変でした
今までは他の方が投稿している作品を見させていただくだけだったのですが今回自分も書いてみた
い! と、いう衝動にかられて書いてみました
これからものんびりと投稿しようと思います
誤字修正などがありましたらお教えください
では改めてよろしくお願いします♪
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初投稿です
うまく書けませんが温かい目で見てもらえると助かります