No.150609 東方 白虎幻想入り・第15話西虎さん 2010-06-14 18:53:05 投稿 / 全5ページ 総閲覧数:1142 閲覧ユーザー数:1058 |
紫と幽々子と慧音が和解したのはいいが、
俺の持ち物の中で一番大事な物が無くなった。それは・・・・
白虎「薬が切れた・・・」
そう、今朝の紫の手当てで全部切らしてしまった
白虎「仕方ない。確かあそこなら・・・・」
確か前にも買いに行ったっけか、
とその前に・・・・・・
白虎「幽々子ー?ちょっといいかー?」
幽々子「なーに?」
白虎「薬が切れたから出かけてきてもいいか?」
幽々子「・・・・・うん、気をつけてね」
白虎「あぁ、行ってくる・・・・ん?」
ふと西行桜を見ると・・・・・
白虎「だ、大丈夫!薬買いに行くだけだから!」(汗)
幽々子「うん・・・ぐす・・・・わかってる」(泣)
焦るのも無理は無い。
だって西行桜が枯れそうな勢いで萎れていたら誰だって焦る
実は妖々夢事件(13話参照)の後真名が西行桜の妖の部分だけを吸い取った結果、
西行桜と幽々子が一つになった、て言い方はおかしいな。
簡単に言うと幽々子の感情にシンクロして西行桜の咲き具合が変わるようになった。
幽々子がご機嫌なときは満開もしくは八部咲き
普通のときは五部咲き、三部咲きだったり
そして機嫌が悪いときは怒り具合によって紅くなったりする。
そして気分が落ち込むと枯れそうになったりする。
そして今俺が出かけると知って幽々子は落ち込んでいる。
それに合わせて西行桜も萎れてきている。
ちなみに幽々子はこれを知らない
白虎「薬買ったらすぐに帰った来るから。な?」(汗)
幽々子「ホント・・・・?」(涙)
白虎「もちろん!」(汗)
幽々子「わかった・・・・」
白虎「じゃ、じゃあ行ってきます」(汗)
幽々子「行って・・・ひっく・・・・行ってらっしゃい」(泣)
さぁまさかタイムトライアルをここで味わうことになると思わなかった
力の限り速く、速く帰ってこよう・・・・・
~迷いの竹・入り口~
俺はここに来る前に慧音の家に行き、ここの地図を貰った
なるべく最短ルートの道を・・・・
白虎「よし!行くぞ!」
ガンッ!!
てゐ「ニシシ♪・・・・そろそろかな」
ドドドドドドド・・・
てゐ「来た来た♪かもが来た~♪」
今度の罠は落石が目の前に落ちてくる様にした。
これであいつも遠回りしなきゃならない。
最も、今の速度で止まれるはずが無い。
岩にぶつかるのがオチだね♪
てゐ「さぁそろそろ・・・」
カチッ!
てゐ「掛かった!」
ドシーーン!!
てゐ「これで・・・・!」
白虎「邪魔だぁあ!!こんなもん!!!!」
ドカン!!!
白虎「オラァアア!!!」
ドコーーーーーン!!
ドドドドドドド・・・・・・
てゐ「・・・・・・・あれ?」
おかしいな・・・・・
私の計画では白虎が岩にめり込むか遠回りするかの二択の筈だったんだけど・・・・あれ?
まさか拳一つで岩を砕くとは予想もしなかった・・・・・
てゐ「あれれ~~~???」(大汗)
~永遠亭~
鈴仙「あ!いらっしゃ・・・・」
ズザザザザザザザザザーーーー!!
鈴仙「うわぁあ!!」
白虎「ぜぇ・・・・ぜぇ・・・・・ぜぇ」
鈴仙「白虎さん!?一体どうして・・・・」
白虎「何時も使ってる・・・・ぜぇ・・・ぜぇ・・・・医療道具の傷薬とかが切れたから・・・・ぜぇ・・・・ぜぇ・・・・」
鈴仙「買いに来たと・・・・・」(汗)
白虎「あぁ・・・・・」
鈴仙「しかし何でそんなになるまで急いでたんです?」
白虎「うちの我侭で寂しがりやの亡霊お嬢様に行ってくれ・・・・」
鈴仙「はぁ・・・・じゃあ案内しますね」
~永遠亭・屋敷内~
鈴仙「師匠、白虎さんが来ましたよ」
永林「あら?白虎じゃない。今日はどういった用件で?」
白虎「何時も使ってる医療道具の薬が切れたから買いに来たんだ」
永林「へぇ~、貴方そういうの得意なの?」
白虎「その場の手当てぐらいならな。大した事じゃない」
永林「ただの天然の女たらしかと思ってたけど、少しだけ見直したわ」
誰が天然の女たらしだ、どうせ真名と話した結果だろうな・・・・・
輝夜「永林?少し話が・・・・」
白虎「ん?輝夜じゃないか久しぶりだな」
輝夜「え、えぇ久しぶりね///」
輝夜「ところで今日はどうしたの?」
白虎「医療道具の薬を買いに来たんだ。特に用は無いが?」
輝夜「そう・・・。そういえば貴方今何処に住んでるの?前に慧音の家に行ったけど居なかったのよねぇ~・・・」
俺は永林の近くに寄った、というか呼ばれた
白虎「オイ永林!輝夜に言ってなかったのか!?」(ボソボソ)
永林「てっきり貴方の方から来るかと思って言ってなかったのよ!」(ボソボソ)
はぁ・・・凄いのか抜けているのか・・・・・
永林は分からん・・・・幽々子ほどではないが・・・・
白虎「ん?幽々子?」
輝夜「幽々子?幽々子がどうかしたの?」
鈴仙「そういえば急いでるんでしたよね?大丈夫ですか?」
・・・・・・ここに来て三十分経っている。
ここに来るまでが大体二十分・・・・・
白虎「永林・・・・いつもの頼む」
永林「え?あぁこれね、じゃあ・・・・」
バンッ!!
永林「うわぁ!」
白虎「釣りはいらん。じゃあな」
輝夜「ちょ、ちょっと!どうしたのよ!」
白虎「急な用事を思い出してな・・・・またな」
輝夜「結局何処に住んでるのよ?」
白虎「・・・・永林に訊けば分かる。」
輝夜「永林に?」
永林「え!?ちょっとまっ・・・・!?」
白虎「「四神「ミチユク白虎」・・・・」
ブゥン!!
急がないと・・・・・
~迷いの竹~
てゐ「さっきは失敗したけど・・・・次こそは・・・・・・」
今度は落とし穴を仕掛けておいた
これなら白虎も引っかかるだろう
てゐ「さってと・・・・お!来た来た♪」
ドドドドドドドドド・・・・・!!!
さぁ、どうな・・・・!
白虎「ばれてんだよ!!力符「グレディッツィア」!!!」
てゐ「はい?」
ガガガガガガガガガガガガガガ!!!!
まるでガトリングが二門同時発射したぐらいの弾幕が私に飛んできた
ちょっとこれ洒落ならんでしょ・・・・・・
ドカーーーーーーン!!!
白虎「まったく、最初のアレから気づいてないとでも思ったか・・・・」
さぁ、先を急ごう。時間が無い・・・・・
ガンッ!!!
てゐ「ま・・・・まさかばれていたとは・・・・・」
てゐ「しかし!次は必ず・・・・・!」
永林「てゐ?」
てゐ「はっ!!」
永林「ま~たこんなとこで油売ってたのね?」
てゐ「・・・・・・・てへ☆」
永林「さぁ、お仕置きの時間よ♪」
てゐ「あ、あははははははは~~~~・・・」(滝汗)
永林「うふふふふふふふふふ♪」
~白玉楼~
がらららららら!バン!!
白虎「ただいま!」
妖夢「あ、白虎さん!丁度いいところに!」
白虎「どうした!?まさか・・・・・」
遅かったのか!?それとも・・・・
妖夢「西行桜が大変なことに!!」(汗)
~白玉楼・縁側~
幽々子「う~~~・・・・・」(涙)
今、現在進行形で西行桜が萎れていた。
慧音「い、一体何が起こってるんだ!?」
文「おぉ!これはスクープです!!明日の記事の一面に・・・・!」
チルノ「いっそ凍らしちゃえば・・・・!」
大妖精「チルノちゃん!それはダメ!」(汗)
にとり「また春でも集めたらいいんじゃない?」
レティ「あ!それいいわね!でどうやって集めるの?」
にとり「え~っと・・・・」(汗)
紫「こ、こういう時こそ冷静ならないといけませんわ!」(汗)
なんか色々大変なことになっとる・・・・・・
妖夢「白虎さんこっちです!」
白虎「今帰ったぞ!」
幽々子「白虎!」
とその時
ボフン!
一同「!?!?」
さっきまで枯れそうな勢いで萎れていた西行桜が一気に満開になった
白虎「はぁ・・・はぁ・・・・ただいま・・・・」
迷いの竹林を五分で抜けるのは疲れた・・・・・
ミチユク白虎(スペカ)ってスゴイな・・・・・
幽々子「おかえり~~~♪」(抱き♪)
ドボォオ!!
白虎「うごぅ!!」
幽々子が抱きついてきた。
本人は抱きついたつもりなのだが、俺からしてみればタックルだ・・・・・
しかも狙ったように腹のみぞおちにきた。
これは効いた、かなり効いた・・・・
ドサァ!
そしてそのまま倒れこむ
幽々子「白虎~♪白虎~♪」
白虎「ゲホッ・・・・・」
幽々子「白虎、大丈夫?」
白虎「次ぎ抱きついてくるときは、もうちょい抑え目に頼む・・・・」
幽々子「は~い♪」
ほんとにわかっているのか・・・・はっ!
一同「・・・・・・・(じ~)」
妖夢「み、皆さん落ち着いて!」(汗)
紫「妖夢、もう無駄よ・・・・」
俺は紫と妖夢にヘルプのアイコンタクトを出したが二人は首を90度まわしてコンタクトを回避した
あれ?前にもこんなやり取りが・・・・・
ってことはもちろん・・・・・
一同「幽々子(さん)ズルイ(です)・・・・・・」
誰 か 助 け てぇぇぇぇぇ!!
もうその後は大変だった・・・・
皆ケンカから弾幕バトルに発展。被害が出る前にわざと当たりに行った
で、そのまま寝て起きたら皆がおんおん泣いていた
あぁ、俺に静寂の二文字はあるのだろうか・・・・・
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西虎です
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こちらがURLです
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