No.145392

魏√風END璃々編アフター 16・5話 「及川の強さ」

魏√風END璃々編アフター 16・5話 「及川の強さ」を投稿します。

はっきし(方言かもしれないので(はっきり)という意味です)言って次誰の戦いを書くか悩んでいるうちに出来たオマケ話なのであまり期待しないでください。

2010-05-25 01:28:04 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:4257   閲覧ユーザー数:3529

及川と雫との勝負の決着が着き、次の試合に移ろうとしたが、北郷家の皆が得物を持ってきてない事に気付き仕方が無く兵に武器庫に案内させた。

待っている間に雫が及川に話しかけた。

 

「あの祐様、質問があるのですがいいですか?」

 

「ん?なんや?ひょっとしてさっきの試合の事でか?」

 

「はい。戦いの前に祐様は「自分は弱い」と仰いましたが十分にお強いと思うのですが?それほどまでに天界の人々はお強い方ばかりなのですか?」

 

「そんな事あらへんよ。此処と一緒で強い奴は強いし、弱い奴は弱いで。そしてワイの実力は精々副官並や。将の強さじゃない。せやけど戦いの前にいったはずやで「ようは戦い方しだい」やと」

 

及川の説明に雫は確かに言っていたと思い出したのだった。

 

「正直にゆうと、さっきの戦いでまともな攻防をしてたらワイが負けてたで。それやのになぜワイが圧勝といえるような勝ち方が出来たかやけど簡単にゆうと「雫ちゃんの本気を封じた」ちゅう事や」

 

「私の本気を封じたですか?」

 

雫は意味が分からないと首を捻っていた。

「ようは相手をおちょくったりして冷静さをなくさせたんや。よく思い出してみ?ワイがポケットに手を突っ込んでたまま涼しい顔で攻撃をかわされて自分頭に血のぼっとったやろ?」

 

及川の言葉に雫は、そういえばそうだったと納得していた。

 

「まあ、ポケットに手入れてたんは最後に使った技の為やから全部がそのためにやった訳やないけどな。まあ、これも一つの戦い方や。この国にはこんな戦い方するのんいいひんのか?」

 

及川の質問に雫はもちろん、近くで二人の会話を聞いていた一刀を含めた将達は一斉にある人物を見た。

 

「なっ。なぜ皆私の方を見るのだ?それでは私が卑怯者みたいではないか(怒)」

 

皆の視線に星が怒りをあらわにするが皆の心は一つだった。

 

「どの口でそんな事が言えるんだ、星(怒)」

 

「ああ、話もどすで。それが出来たんもただ単に動体視力の良さでや。ワシは体力がつかない体質みたいでな、鍛えてもすぐばてるんや。せやから正攻法では戦えないんや。それですごっく悩んでな、それで導き出したんが「動体視力に頼った必要最小限の動きでの回避を続けて相手に隙が出来た所への一撃必殺」や。その完成系がワイ独自の戦闘法「円雲陣」や」

 

「「円雲陣」ですか?それはどういった物なのですか?」

 

「それを説明する前に、さっきの戦いでのワイが立っていた地面をよう見てみい。なんか気付かへんか?」

 

雫は及川に言われた通りに及川が立っていた場所を見るとある事に気付いて驚いた。

「地面に丸が描かれていて、さらにその中に小さな丸を二つくっ付けたような模様(要するに⑧な感じの形)があります」

 

「それが「円雲陣」の動きや。外側の円がワイが肩幅に足を広げた時の物や。ようはそれ以上は動いてないちゅうことや。その円の中で体を捻ったり片方の足を軸にして回転したりする事で回避する際の動きを最小限に抑えてるんや。最後に使った技を教えてくれた知り合いの教師に「君の動きはまるで雲のようだね。風林火山になぞらえると「捕らえる事敵わぬ事、雲の如し」といったかんじかな」ちゅう言われてな。それがごっちゅう気に入ってそこから名づけたんが「円雲陣」なんや」

 

「・・・凄いんですね「円雲陣」って」

 

「せやけどまだ欠点だらけでな。まず当然の事やけど見えない攻撃はどうしようもない。それに見えても避けられへん攻撃もあるしな。「突き」や「斬る」攻撃やと避け安いんやけど、「振り払う」ような攻撃は避けにくいんよ。せやからさっきも雫ちゃんを挑発して攻撃を「突き」だけの単純な攻撃をさせたんや。「突き」ちゅう攻撃は見るべき所をちゃんと見たらいっちゃん避けやすいんや。ただ真っ直ぐ来るからな。まあ、そういうわけやからまだワイはワイ自身の強さを認めへんのや。まだワイは人に誇れるほどの「武」が完成してへんからな」

 

及川の言葉に雫はなぜか感激していて更に及川への視線は熱いものになるのだった。

 

「姜維は完全に堕ちたな、及川に」

 

「そのようですね」

 

「これは主もうかうかとはしていられなくなって来ましたな?」

 

星の言葉にまた「あの二人」が反応しそうになったが

 

「これ以上は増やす気は無いよ。後ろから刺されたくは無いしね」

 

と先に一刀が答えたのだった。

 

「すでにいつ刺されてもおかしくありませんぞ主」

 

と星は冷や汗を流しながら思うのだった。

あとがき

 

思いつきで書いたので特に言う事はないですね。

 

「円雲陣」は友人が考えていたオリジナルをそのまま貰ったのでおかしい所だらけかも知れませんが気にしないようにしてください。

 

ガチで戦った場合の及川がどのくらいの強さかですが「仲間になったばかりの沙和」ぐらいだと思ってください。

 

 

次のページはあるパソコンを持ってない友人に頼まれたので書いた小説の草案みたいなものです。

宜しければ本編の感想とは別にご意見ご感想をいただければありがたいです。

好評なようでしたら友人がパソコンを買ってから投稿するか、私が代わりに投稿するか致します。

 

真・バラバラ無双(仮)

 

北郷一刀が主人公の新勢力√

 

各勢力の仲良しコンビやトリオ(美羽と七乃や孫三姉妹など)からどちらかを切り離し一刀の仲間としてかつての友や姉妹、主従と戦う葛藤などを書きながらも一刀といちゃいちゃさせながら大陸制覇する物語

 

一刀の勢力は荊州になる予定

 

仮メンバー 一刀 鈴々 雛里 蒲公英 桔梗 猪々子 白蓮 春蘭 流琉 沙和 蓮華 冥琳       美羽 月 音々音 華雄

 

といった感じらしいです。

 

・・・面白そうだとは思うがメンバーがおもっぱ趣味に走ったるな(人の事はいえませんが)

 

どんな感想でも聞きたいと言ってるので何かしら思う事がありましたらコメしてやってください。

 


 
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