No.144674 魏√風END璃々編アフター 15話 「北郷流」
真・恋姫無双
恋姫無双
璃々
北郷家
謎の美少女
及川「かずピー、そのハーレムから一人ぐらいわけて」
一刀「帰れ(怒)」
星「及川殿、ここにいないだけで主の女はこの約4倍ほどいますぞ」
及川「マジで!?」
一刀父「なんと!?それは楽しみだ」
2010-05-22 12:45:03 投稿 / 全6ページ 総閲覧数:5158 閲覧ユーザー数:4334 |
「爺ちゃんに親父にお袋。それに及川にウルドまで!?」
突然目の前に現れた家族と親友に一刀が驚愕していると、桃香達が物凄い形相で一刀に詰め寄り
「「「「「「ご主人様(主)(アニキ)、あの娘は一体一刀様のなんなのですか(怒)」」」」」」
突然の美少女の登場にまた一波乱起きようとしていた。
「ちょっ、皆落ち着いて。ウルドは俺の義理の弟でやましい関係じゃないよ」
「な~んだ、それならあんし・・・・・・えっ??」
一刀の説明に桃香達が安心しかけたがある単語に違和感を覚え
「ゴメンご主人様。もう一度説明してくれる?」
「ああ、言いたい事は分かるけど、ウルドは俺の義理の弟だよ」
一刀以外の蜀の全将・・・( ゚д゚)・・・(つд⊂)ゴシゴシ(;゚д゚)・・(つд⊂)ゴシゴシゴシ(;゚ Д゚)・・・!?
一刀以外の蜀の全将「えええええええーーーーーーー!?」
「ひゃう!?・・・あのそのえっと、すっすみません」
「あのー、ウルドさん。ご主人様の言った事って」
「本当です。こう見えても私は正真正銘男です」
そう言われて桃香達は再び目が点になっていた。
それもそうだろう。ウルドは誰が見ても超がつくほどの美少女(ネギまの宮崎のどかを想像してください)にしか見えないのだから。
「ああ、ウルド。皆が混乱しているようだから皆に説明してあげて」
「はい、分かりました。私の家は父が早くに他界していて私以外全員が女性でした。それで私もそのまま女性として育てられました・・・多少、母の趣味が入っていたかもしれませんが。そうやって育てられたせいか成人した今もこういった女性の服の方が落ち着きまして。そういった所を北郷家の方々も受け入れていただいたのでこの姿ですごしてます。一刀さんの事は「兄」として尊敬していますが「恋愛感情」はありませんので皆さん安心してください」
そういわれて桃香達は一斉に安心した表情を浮かべた。
「なるほど、それ聞いてあんしゴホンゴホン納得したが「義理の弟」とはどういう」
そういうとウルド一瞬暗い顔をするが
「私の家系は「裏の世界」の一族でして、一般的に平和だったここでいう天の世界でもいろいろ物騒な所で生きていました。そして私が15の時にある「闇の組織」との抗争中に私以外の家族全員が殺されました。私も瀕死の状態でしたが父の古い友人だった一刀さんのお父さんの刀馬様に助けられました。そして身寄りの無くなった私を引き取っていただいたのです」
「そっか、そういう事があったんだ」
「はい、もう私も気にしていませんので皆さんも気にしないでください。先の話でも話しましたがそういう世界で生きてましたので武の方は少しばかり自信があります。・・・一刀さんには少しも歯が立たないですが」
「気にする事はないぞ。一刀は今や歴代北郷流で最強の武を持っているじゃろう」
「え!?俺ってそこまで強くなってるの、爺ちゃん?」
「そりゃそうじゃ。なんせそれまで歴代最強を誇っていたワシを倒すほどなのじゃからな。のう一刀よ、どうじゃ?久しぶりにワシと手合わせをせんか?」
「それは魅力的な提案だけどまたの機会にさせてもらうよ。今は皆の事を紹介しないと」
「それもそうじゃな。ウルドの紹介はこれくらいでよいじゃろ。なら次はワシじゃな。ワシは北郷刀心じゃ。一刀の祖父で一刀に北郷流を教えた者じゃ。妻と違って知の方は点で駄目じゃから武官として雇ってくれんかの?とりあえずワシの若い頃はまだ戦争があったので軍にいたし教官として新人教育もしていたから役に立つと思うのじゃがどうじゃ?一刀に劉備殿?」
「う~んそうだな・・・桃香、新人教育とかはどうなっているのかな?」
「え~とね、今は大きい争いもないから蜀に残っている武官で交代でやってるよ。だから刀心さんが専任でやってくれるのなら嬉しいんだけど」
「そっか、分かった。そういうわけだから教官として働いてくれるかな爺ちゃん?」
「了解した。これからよろしくお願いいたす。一刀様、劉備様」
「爺ちゃんに様付けされるのなんかくすぐったいけど仕方ないか」
「こちらこそよろしくお願いします。刀心さん」
「次は俺かな?一刀の父の北郷刀馬だ。俺もいちを北郷流の使い手だ。まあ、親父や一刀に比べると弱いがな。私も武官として雇っていただきたい」
「その次が私か。一刀の母で北郷鞘。私は北郷流じゃあないけど武の心得はあるわよ。元々は裏の人間だったし。旦那との出会いも旦那の暗殺依頼を受けたからだし。まあ、失敗した上、惨敗したところに「一目ぼれしたから足洗って俺と結婚してくれ」って言われたから今に至るわけだけど」
「・・・なにそれ?初めて聞いたけど?ていうか親父って何者?」
「まあ、話していなかったな。ちなみに俺は普通の人間だぞ。もっとも活人拳の達人として色々と依頼を受けたりしていたがな」
「あの刀馬殿、その「活人拳」とはなんなのですか?」
「ああ、いっても分からないのは当然か。簡単に言うと「武に対しての考え方」というところかな。武は何のためにあるのかというね。「人を活かす為にある」という考え方が「活人拳」、逆に「人を殺すためにある」というのが「殺人拳」というわけだ。ウルドの事も妻の事もその「殺人拳」の組織を壊滅する為に行動したときの事だ」
「・・・まじかよ。ひょっとして梁山泊とも関係あるの?」
「ああ、逆鬼 至緒とは飲み友達だぞ。他にも馬 剣星の鍼灸院の常連だ。一度会っただろ?俺が治療を受けに行った時」
「そういえばそうだった」
「最後は私と盧植さんですね。まずは私が。一刀の祖母北郷梅香です。私は武の心得はありませんので文官として雇っていただけたらと。それと私と盧植さんが同じ姿をしている理由ですが、私が「こことは違う世界の盧植子幹だからですわ」
「えっ!?それはいったい」
「パラレルワールド、皆さんにも分かりやすく言うなら「並行世界」または「もしもの世界」とでも言いましょうか。簡単に説明しますと「此処とは少しだけ違う同じ様な世界」というのが無限にあります。例えば一刀を例に挙げましょう。この世界では劉備殿の下に天の御使いとして舞い降りましたが他の世界では魏・呉・劉備殿が来る前の蜀・董卓・袁紹・袁術・公孫賛・涼州果ては南蛮や五胡に降りた世界、または新たな勢力を築いた世界、ひょっとしたら一刀以外が天の御使いとなった世界があるかもしれません。そんな無数の世界の一つから一刀達が過ごしていた所ここでいう天の世界に飛ばされたのが私「盧植子幹、真名は梅香」なのです」
「そうだったんですか。同じ「盧植子幹」なのなら私が知っている盧植先生と同じ姿でもおかしくないですね」
「そういう事です。ですがまさか歳まで同じとはおもいませんでしたが」
「そういう訳ですから桃香、いえ劉備様。私と梅香さんを文官として雇っていただけますか?」
「分かりました。皆さんこれから宜しくお願いします」
こうやって蜀の皆と北郷家とウルド、盧植の顔合わせがすみ雑談をすました結果、皆の」実力を測るため
刀馬対羅乾 鞘対張郃 ウルド対関平 そして、一刀対刀心の試合が決まったのだった。
「あれ?ワイの事忘れられてる?」
・・・頑張れ、及川。読者にお前の味方はいないのだがな。
「ガーン!!そんなアホな(泣)」
悲しいけどこれ、現実なのよね
あとがき
・・・やってしまった。
恋姫では禁忌の「男の娘」(誰が決めたんだ?)を出してしまいました。
本人は「恋愛感情」を否定してますが一刀君といちゃいちゃさせてそのたびに璃々ちゃんを病化させるつもりなので楽しみにしていてください。
・・・次のみんなの手合わせ、何話でおわらせれるだろう?
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一刀の祖母と盧植の関係や謎の美少女の正体が判明します。
残念ながら及川は帰りませんよ。