一刀「さて、どこいこうか?」
愛紗「呉なんかはどうでしょうか?」
一刀「呉か・・・片道何日くらいだ?」
星「10日もあればつくと思いますが・・・・」
一刀「ここにいても仕方がないしな・・・よし、呉に行こうか」
皆『はい』
律「あの、北郷様?本当によろしいのですか?魏を離れてしまっても・・・」
一刀「べつにいいだろ・・・コレと言って火種があるわけじゃないし・・・」
律「そうだといいのですが・・・・」
一刀「心配か?」
律「いえ・・・そうゆうのではなく・・・」
一刀「まぁ、一ヵ月後俺の居場所なかったりしたりなぁ、あはははは」
愛紗(ご主人様・・)
恋「にぃ・・・呉にはおいしいものある?」
一刀「そうだなぁ・・・河が近いから魚が多いかもな・・・」
恋「楽しみ」
十日後
一刀「さて、目の前には建業があるが・・・どうするか」
愛紗「どうするともうしますと?」
一刀「俺のことはまぁいいとして・・・・名だたる武将を引き連れて・・・行ったら、侵攻してきたみたいにみえないか?」
愛紗「それは・・・・」
とてとてとて・・・星「主!」
一刀「おつかれ・・・・どうだった?」
星「はい・・・街は平和でしたが、やはり兵の数が増えておりました・・・・明らかに我らを警戒した様子・・」
一刀「引き返すことも・・・できないしな、しょうがない行くか」
皆「はい」
兵「止まれ!何用で王のいる建業に踏み入るか!?」
一刀「観光に」
兵「白々しい嘘をつくな!どうせ侵攻しに着たんだろう、おい!ひっとらえろ!」
一刀「おっおい!ちょっと話を・・・」
兵「ええい、うるさい!邪魔をするなら容赦せんぞ!」
愛紗「ご主人様」
星「主」
恋「にぃ・・・」
鈴々「お兄ちゃん」
律「北郷様」
朱里「ご主人様」
雛里「ごしゅじんさま」
月「北郷様」
詠「北郷様」
華雄「一刀様」
一刀「俺は大丈夫だ・・・・」
兵「さっさとこぬか!おい、孫策様に報告しておけ」
兵2「はっ!」
兵「それは預からせてもらう・・・」
一刀「俺だけが目的か?」
兵「ああそうだ、お前を捕まえておけば他のものは手出しできないからな・・・・なに、お前は誰の目にも触れることなく、この世を去る・・・・予定だ」
一刀「ただの警備兵がそんな権利あると思ってるのか?」
兵「通常はないな・・・だが、今は別なのだ・・・・悪く思うなよ」
一刀「・・・彼女たちはどうなる?」
兵「自分より相手の心配か?ならば教えてやろう・・・あいつらはお前の命として魏を攻めてもらう・・・」
一刀「彼女たちがそんなこと聞くものか!」
兵「それはどうだろうな・・・・はっはっは」
一刀(あー、だりぃ、黒幕探すのもめんどうだな・・・・さくっとやっちまうか・・・)
兵「ん?・・・恐怖で声がでなくなったか?あはは、所詮お前も『ザクッ!』がはっ!キサマ・・・」
カスミ「あ~ら、ごめんなさ~い。うっかり刺しちゃった、てへ♪」
一刀「遅かったな・・・他の皆は?」
カスミ「皆大丈夫ですよ~?ところで主?その手はなんですか?」
一刀「なんだろう・・・・(なでなで)」
カスミ「はにゃ~ん・・・ってそんなことしてる場合じゃなかった・・・・さぁ主行きますよ」
一刀「初の牢屋脱走!か」
カスミ「誰に向かって話してるんですか・・・・わぁ、団体さん」
??「きさま・・・よくも私の兵を・・!」
カスミ「薄汚い手で主を汚した罰です・・・本当は~苦しむようにやりたかったんですが~時間係りますからねぇ~残念です」
??「ふざけるな!」
カスミ「ふざけてないですよ?本音ですから」
一刀「カスミ・・・さっさといくぞ」
カスミ「あっはい、主」
??「私が通すと思っているのか?」
一刀「さぁ、君の実力で追いつけるならね・・・・カスミいくよ」
カスミ「はいは~い」
??「待て!・・・どこだ!?」
??「くそっ!これでは蓮華様に申し訳が立たないではないか・・・・探せ!なんとしてでも探し出すのだ!」
兵「はっ!」
??「天の御使い・・・・北郷・・・一刀!」
一刀「ところでサクラはどうした?」(走りながらしゃべっております)
カスミ「サクラちゃんは劉備の監視ですよ?あー、私よりサクラちゃんがよかったんですか~?いじけますよ」
一刀「いや・・・カスミが着てくれてうれしい・・・・けど、サクラ一人にして大丈夫なのか?」
カスミ「大丈夫じゃないでしょうか?主が近くにいないと暴走しませんし・・・・」
一刀「たしかに・・・・もしサクラが着てたら・・・・・街なくなってるかもな・・・・」
カスミ「それだけだといいんですがねぇ~・・・あ、あそこです」
一刀「皆!無事か!?」
愛紗「はい・・・ご主人様もご無事のようで・・・」
恋「にぃ・・・・何か・・・・くる!」
一刀「なに!?・・・・くっ!正規兵・・・」
??「もう逃がさないぞ!北郷一刀!」
一刀「ずいぶんつれてきたな・・・・そんなに俺を逃がすとまずいのか?」
??「もちろんだ・・・・皆のものいくぞ!」
兵『おおおおおおおおおおお』
一刀「くっ!逃げるぞ!」
皆『はい!』
??「逃がすかぁぁぁ!」
兵「??様・・・ぜっ前方に曹操軍が・・・!」
??「なんだと・・・・くっ!ここまで追い詰めたというのに・・・・」
愛紗「ご主人様!お味方です!助かりました」
一刀「いや、味方じゃない・・・・星、恋。旗判るか?」
星「旗の数は・・・・1!」
恋「・・・・牙門旗・・・・洵・・・桂花?」
一刀「くそ!・・・・はさみうちか・・・・」
愛紗「なぜです?お味方ではないのですか!?」
一刀「おそらく・・・俺は殺されるだろう・・・・」
愛紗「なぜです!?」
一刀たちが呉に捕まる少し前・・・・
桂花「華琳様!・・・悪い知らせです・・・・北郷が裏切りました」
華琳「なんですって!?それは本当なの?」
桂花「はい、ひそかにつけさせていた草から連絡が来ず、調べてみたところ、呉に向かったとだけわかりましたが・・・・」
華琳「まずいわ・・・一刀が呉と組んだら・・・・」
桂花「華琳様・・・至急、討伐隊を編成いたします」
華琳「そっそんな・・・・カズトが・・・・・」
桂花「(ニヤリ)ではそのように・・・・失礼します」
一刀「・・・・華琳は俺が裏切ると思ってない。だからソレを利用すれば・・・華琳を混乱させることができる・・・人は混乱すると正確なことをできなくなる・・・・そこで華琳が何も言ってなくても・・・言ったと臣下が言ったらどうなる?」
星「信頼を得てる臣下が言う・・・ということで兵は動くと・・・いうことですかな?」
一刀「おそらくな・・・・それゆえに兵と戦えない・・・本気で裏切ることになるからな・・・・」
愛紗「では、どこにお逃げするつもりですか!?」
一刀「やりたくはないが・・・・蜀に逃げる・・・・皆、ついてきてくれるか?」
愛紗「もちろんです!」
星「我が槍は主と共に」
恋「ついてく」
『もちろん(でしゅ)(なのだ)(です)』
一刀「カスミはサクラと接触してくれ・・・・ついてくるなら劉備も頼む・・・」
カスミ「はい・・・では・・・・」
一刀「足の遅いもの!体力がないものは馬にのれ・・・・一気に突っ切るぞ!」
『御意!』
??「にがすなぁ!追え!追え!」
??「追え!裏切り者を許すな!」
一刀「ここを超えれば・・・蜀の国境だ・・・お前たちは先にいけ!ここは俺が・・・」
愛紗「何を言っているのです!?ご主人様も共に・・・」
恋「恋も残る!にい一人にしない!」
華雄「私も残りますよ・・・一刀様」
一刀「いけ!愛紗!皆を頼んだぞ!」
愛紗「ごしゅじんさまぁぁぁぁぁぁっぁぁぁ!」
星「主・・・必ず・・・必ず迎えにきます・・・それまでどうかご無事で・・・・」
一刀「ああ・・・恋、橋を・・・」
恋「わかった・・・・」
??「自ら退路を断つとは・・・観念したか?」
一刀「まさか・・・それに目的は俺だろ?」
??「当初はな・・・・しかし、逃げたやつらも捕まえて見せる・・・・呉の秩序を乱した罪でな」
一刀「最初に仕掛けてきたのはお前だろ?思春」
思春「・・・お前でも容赦せんぞ・・・・一刀!」
一刀「お前とは戦いたくはない・・・俺の敵はむしろ後ろのおまえだ」
桂花「あら、ばれていたのかしら?」
一刀「男嫌いでも限度があるとは思わないか?」
桂花「そんなものあるわけないじゃない・・・・あんたが着てから華琳様がおかしくなったのよ・・・・だからあんたがいなくなれば・・・華琳さまも・・・・前のように・・・・」
一刀「いまだに引きずってるのか・・・・お前の求める華琳はもういない!いいかげん認めろ!」
桂花「認めるわけないでしょ!さっさとあいつをやってしまいなさい!」
兵「でっですが・・・北郷様ですよ・・・・」
桂花「だからなに!?まさかできないとでも?」
兵「はっはい!いくぞ!」
『おおおおおおおおおおおおおお』
恋「・・・にい?」
華雄「一刀様」
一刀「誰がまともにやるとおもってやがる!恋!戦華捕まれ!」
恋「わかった」
華雄「はい!」
一刀「じゃぁな。思春、ジュンイク!生きていたらまた会おう!」
一刀は二人をつれてがけに向け走り出し・・・・・・ありえない跳躍で反対側に着地した・・・
一刀「お前らにいい事を教えてやろう・・・・今回の報告のとき、呼ぶ名前の最初に闇つけていってみたらいい・・・キットおもしろいことがおきるから」
思春「一体何のことだ・・・・まぁいい、戻るぞ!」
兵「はっ!」
桂花「何をいって・・・・まぁいいわ、戻るわよ」
兵「・・・・・・は」
おまけ
??「オカエリ思春・・・牢を脱走したものは・・・・捕まえられなかったみたいね」
思春「はい・・・・闇蓮華様」
蓮華「ネェ、シシュン。イマ、ナントイッタノカシラ?」
思春「え?・・・蓮華様?」
蓮華「ネェ、シシュン。ワタシノコトヲヤミレンファとヨブノハカレシカイナイノシッテルデショ?」
思春「彼?彼とは・・・・?」
病華「エエ、アナタガコロソウトシタ。ホンゴウカズトノコトヨ・・・・マサカシシュンハカレヲワタシガアイニイケナイトコロニオクルツモリジャナイワヨネ?・・・・ネェ、シシュン?」
思春「はっはい!もっもちろんです!」
病華「ソウ・・・ヨカッタワ・・・カレハダレニモワタサナイワ・・・カレヲウバウモノハダレデアロウト・・・ユルサナイ」
思春(北郷・・・・コレがお前の言っていた・・・・面白いことか・・・・)
思春(今の蓮華様はまるで・・・・)
病華「マッテテネ、カズト」
おまけ2
華琳「カズト・・・カズト・・・・」
春蘭「華琳様!華琳様!お気をしっかりもってください!」
秋蘭「だめだ、姉者・・・華琳様の目に我らは映っておらぬ」
桂花「華琳様!」
華琳「・・・ケイ・・・・ファ?」
桂花「華琳様申し訳ありません・・・北郷を逃がしてしまいました・・・・」
華琳「カズト・・・・ネェ、ケイファ・・・カズトハドコ?」
桂花「華琳様?」
華琳「カズト・・・・カズト・・・・ドコニイルノ?カクレテナイデデテキテヨ・・・ネェ、カズト・・・」
春蘭「桂花、北郷はドコにいるのだ?」
秋蘭「ソウダ、北郷はドウシタノダ?」
季衣「あ、桂花様・・・ネェ、兄ちゃんは?」
流琉「オカエリなさい、桂花様、あの・・・兄様はドコニイルノデスカ?」
凪「オカエリなさいませ・・・あの、隊長は?」
真桜「ソウヤ・・・タイチョ・・・どこや?」
沙和「タイチョウにアイタイの・・・」
シア「なぁ・・・カズトドコイッタン?」
兵「しっしつれいします!・・・えっ袁招が・・・せめてきました・・・」
華琳「ソウ、ワカッタワ・・・・戦闘準備しなさい」
兵「はっ!」
華琳「ケイファ・・・・アトデハナシガアルワ、ヘヤニキナサイ・・・イイワネ?」
桂花「はっはい!」
地和「エ?カズトがイナイ?」
兵「はい・・・隊長は曹操様より国外追放を受けたと・・・・」
天和「ちょっと、ちーちゃんどこに行くつもりよ」
地和「モチロン、カズトのトコロよ・・・・トメナイデ、ネエサン」
人和「一刀さんは帰ってくるわ・・・私たちの約束を破る人ではないはずよ」
地和「レン・・・ホウ・・・・ソウ・・・ヨネ。ワカッタ、ワタシマッテル・・・・」
天人「「ちーちゃん(ちぃ姉さん)」」
桂花「華琳様お呼びでしょうか?」
華琳「エエ、ハイリナサイ・・・・ネェ、ケイファ。イママデアナタヲオヨガセテイタケド・・・リュウビヲソソノカシテカズトヲコロソウトシタラシイワネ」
桂花「何をいっているのですか?華琳・・・さ・・・・ま・・・・」
華琳「シラベハモウツイテイルノヨ・・・ケイファ、ネェ、ケイファ・・・ワタシハネ。カズトガアナタヨリオトッテルトハオモッテナイノ・・・ソレヲ、オトコガキライッテダケデコロソウトイウノナラ・・・ソレナリノ罰ヲウケテモラウワ・・・・」
桂花「かっかりんさま・・・なにを・・・・・ちょっと!話なさい・・・・凪!真桜!」
凪「タイチョウヲ・・・・ワタシタチノタイチョウヲカエシテクダサイ・・・・」
桂花「何をいって・・・・」
真桜「タイチョウニホメテホシイ・・・タイチョウトイッショニイタイ・・・・ウチラノタイチョウヲカエシテ・・・・」
桂花「あんな男のどこが!」
華琳「・・・・マダイウノネ・・・イイワ・・・・凪、真桜」
二人『ハイ』
桂花「かっかりんさま・・・・かりんさまぁ!」
華琳「うるさいくずは・・・・いらないわ・・・・」
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黒幕はさっさと暴露しますね♪